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Oracle® Load Testing Load Testingユーザーズ・ガイド
バージョン9.20
B62626-01
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8 データベースとファイル管理

この章では、サーバーに対してファイルをアップロードまたはダウンロードする方法、Oracle Load Testingデータベースの管理方法および使用するデータベースの選択方法について説明します。

8.1 データベース管理

Oracle Load Testingデータベースは、負荷テスト・セッションの結果の保存に使用します。Oracle Application Testing Suiteデータベース設定を使用して、Oracle Load Testingで使用するデータベースを設定します。Oracle Load Testingの「管理」メニューの「データベース」オプションを使用して、使用する現行のデータベースを設定します。「データベース マネージャ」ダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

名称: データベースのODBCシステム・データソース名を入力します。

詳細: メトリックの詳細が表示されます。

「タイプ」: データベースのタイプを表示します。

接続文字列: 接続文字列が表示されます。

8.1.1 Oracleデータベースの追加

Oracleデータベースを追加するには、次のようにします。

  1. 「スタート」メニューから「プログラム」を選択し、「Oracle Application Testing Suite」 - 「ツール」メニューから「Oracle Application Testing Suite - データベース設定」を選択します。

  2. 「Oracle Load Testing」を選択します。

  3. 「新規」をクリックします。

  4. 「既存のスキーマの使用」または「新規スキーマとテーブルを作成」を選択します。

    このダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    システム ユーザー認証情報: 新規スキーマおよび表を作成する場合、次のログイン認証情報を指定します。

    • ユーザー名: データベース・システムのログイン・ユーザー名を入力します。

    • パスワード: データベース・システムのログイン・パスワードを入力します。

    接続詳細: Oracleデータベース接続情報を入力します。

    • 名前: データベースの名前を入力します。この名前は、Oracle Test Managerの「データベース」選択リストおよびODBCデータソース名に表示されます。

    • 詳細: データベースを識別するための説明を入力します。

    • ホスト: データベース・サーバーが実行されているマシンのホスト名を入力します。

    • ポート: 通信するポート番号を入力します。同じホスト上でデータベースの複数のインスタンスを実行している場合、通信するポート番号を指定します。

    • SID: Oracleデータベースのシステム識別子を入力します。

    • ユーザー名: データベース・システムのログイン・ユーザー名を入力します。

    • パスワード: データベース用のログイン・パスワードです。

  5. データベース情報を入力します。

  6. 「保存」をクリックします。

  7. 新規スキーマを作成する場合、管理者アカウントとデフォルト・アカウントの両方のパスワードを入力して「OK」をクリックします。

  8. 「閉じる」をクリックします。

  9. コンピュータを再起動するか、「コントロール パネル」の「管理ツール」を選択して「サービス」を開き、Oracle Application Testing Suite Applicationサービスを再起動します。

8.1.1.1 新規スキーマを作成する場合の追加ステップ

新しいデータベース・スキーマを作成し、かつそのスキーマを現在のデータベースとして設定する場合には、次の手順を追加で実行する必要があります。

  1. Oracle Load Testingアプリケーションにログインします。

  2. 「管理」メニューから「システム」「VU エージェント システム」の順に選択します。

  3. VUエージェント・システムのパスワードをリセットします。

  4. 「管理」メニューから「システム」「ServerStats データコレクタ」の順に選択します。

  5. マスター・パスワードを入力して「保存」をクリックします。

  6. マシンに保存されているServerStats設定で使用する管理対象システムをすべて再追加します。

  7. VUエージェント・システムをすべて再追加します。

  8. Oracle Application Testing Suiteのスタート・メニューから「ツール」を選択します。

  9. 「ツール」メニューからOracle Load Testingエージェント認証マネージャを選択します。

  10. エージェント認証マネージャでパスワードをリセットします。

8.1.2 使用するデータベースの選択

  1. 「スタート」メニューから「プログラム」を選択し、「Oracle Application Testing Suite」 - 「ツール」メニューから「Oracle Application Testing Suite - データベース設定」を選択します。

  2. 製品タイプにOracle Load Testingを選択します。

  3. Oracle Load Testingデータの格納に使用するデータベースを選択します。

  4. 「現在に設定」をクリックします。

  5. 「閉じる」をクリックします。

  6. Oracle Load Testingを再起動します。

8.1.3 データベースの削除

Oracle Test Managerからデータベースを削除できます。これを実行してもデータベース・ファイルは削除されません。データベース選択リストから削除されるため、このデータベースはOracle Test Managerで使用できません。データベースはOracle Test Managerで開かれていると削除できません。

Oracle Test Managerからデータベースを削除するには、次のようにします。

  1. 「スタート」メニューから「プログラム」を選択し、「Oracle Application Testing Suite」 - 「ツール」メニューから「Oracle Application Testing Suite - データベース設定」を選択します。

  2. 削除するデータベースを選択します。

  3. 「削除」をクリックします。

  4. 「はい」をクリックして、削除を確認します。

8.1.4 データベースの更新

Oracle Test Managerで使用しているデータベースの名前、ロケーションおよびログイン情報を変更できます。

  1. 「スタート」メニューから「プログラム」を選択し、「Oracle Application Testing Suite」 - 「ツール」メニューから「Oracle Application Testing Suite - データベース設定」を選択します。

  2. 更新するデータベースを選択します。

  3. 「更新」をクリックします。

  4. 変更を行います。

  5. 「OK」をクリックします。

8.2 ファイルのアップロード

ローカル・マシンからOracle Load Testingサーバーにファイルをアップロードできます。これは、リモート・マシンからWeb UI経由でOracle Load Testingにアクセスしている際に、ローカルのOracle OpenScriptからスクリプトをアップロードする場合に便利です。

  1. 「ツール」メニューから「アップロード」を選択します。

    ファイル タイプ: ファイルのタイプを選択します。

    • タイプ: アップロード可能なファイルのタイプが一覧表示されます。

    アップロードするファイル: ここに表示されるオプションは、アップロードするファイルのタイプによって異なります。

    • <拡張子>: アップロードするファイルを入力します。

    • 参照: 「ファイルの選択」ダイアログ・ボックスが開き、ファイルを選択することができます。

    アップロード先: ここに表示されるオプションは、アップロードするファイルのタイプによって異なり、特定のファイル・タイプにのみ適用されます。

    • リポジトリ: ファイルをアップロードするリポジトリを選択します。

    • ワークスペース: ファイルをアップロードするワークスペースを選択します。

  2. アップロードするファイルのタイプを選択します。


    注意:

    ServerStatsメトリック・プロファイルをアップロードする場合は、プロファイルに関連付けられているメトリックを別にアップロードする必要があります。

  3. ファイル名を入力するか、「参照」をクリックしてファイルを指定します。

  4. ファイルのコピー先を選択します。

  5. 「OK」をクリックします。

  6. 「OK」をクリックします。

8.3 ファイルのダウンロード

サーバーからローカル・マシンにファイルをダウンロードできます。Oracle Load Testingサーバーからのスクリプトにアクセスして、ローカル・マシンで編集する場合などに便利です。

  1. 「ツール」メニューから「ファイルのダウンロード」を選択します。

    ファイル タイプ: Oracle Load Testingサーバーからローカル・マシンにダウンロードするファイルのタイプを選択します。

    リポジトリ: ファイルのダウンロードが可能なリポジトリが一覧表示されます。

    ワークスペース: 選択されたリポジトリ内の使用可能なワークスペースが一覧表示されます。

    <ファイル・リスト>: 選択されたワークスペース内にある、選択されたタイプのダウンロード可能なファイルが一覧表示されます。

  2. ダウンロードするファイルのタイプを選択します。

  3. ダウンロードするファイルのタイプに応じて、必要な場合はファイルが保存されているリポジトリおよびワークスペースを選択します。

  4. ダウンロードするファイルを選択します。スクリプトをダウンロードする場合は、「複数ファイルのダウンロード」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    このダイアログ・ボックスには、選択されたスクリプトのダウンロード可能なスクリプト・パートが一覧表示されます。ダウンロードするパートを選択し、「閉じる」をクリックします。

  5. ダウンロードするスクリプト・パートを選択します。スクリプト・パートは個別にダウンロードする必要があります。

  6. ファイルのダウンロード・ダイアログ・ボックスが表示されます。

  7. 「保存」をクリックして、「名前を付けて保存」ダイアログ・ボックスを開きます。

  8. ファイルの保存場所を選択し、「保存」をクリックします。

  9. 「閉じる」をクリックして、ダウンロードの完了ダイアログ・ボックスを閉じます。

  10. スクリプトをダウンロードする場合は、ダウンロードする他のスクリプト・パートを選択するか、「閉じる」をクリックして「複数ファイルのダウンロード」ダイアログ・ボックスを終了します。

  11. ダウンロードする別のファイルを選択するか、「閉じる」をクリックして「ファイルのダウンロード」ダイアログ・ボックスを終了します。