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Oracle® Load Testing Load Testingユーザーズ・ガイド
バージョン9.20
B62626-01
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7 仮想ユーザー・ディスプレイの使用方法

仮想ユーザー・ディスプレイを使用すると、実行中の仮想ユーザーの進行状況を監視したり、発生したエラーを参照することができます。

仮想ユーザー・ディスプレイには次の機能があります。

7.1 VUディスプレイの開始

仮想ユーザー・ディスプレイを開始するには、次の手順を行います。

  1. シナリオを指定します。

  2. シナリオをオートパイロットにサブミットします。

  3. オートパイロットを開始します。

  4. 「ツール」メニューから「VU ディスプレイ」を選択します。

7.2 メイン・ウィンドウの概要

仮想ユーザー・ディスプレイのメイン・ウィンドウでは、参照する仮想ユーザー・アクションを選択します。メイン・ウィンドウには次の機能があります。

7.2.1 ツールバー・オプションの概要

仮想ユーザー・ディスプレイ・ウィンドウには、次のツールバー・オプションがあります。

VU ディスプレイ ログを開く: 既存の仮想ユーザー・エラー・ログを開きます。

サーバーからログ・ファイルをダウンロード: 既存の仮想ユーザー・ログを、サーバーからローカル・ドライブにダウンロードします。

クリア: 仮想ユーザー・ディスプレイをクリアします。

HTML を表示: 仮想ユーザーがアクセスする実際のページを表示します。

ソースの参照: 仮想ユーザーがアクセスするページのソースHTMLを表示します。

自動モード: ビューアで取得したページが表示されます。

手動モード: 仮想ユーザー・ディスプレイは選択されたページを維持し、次のページには移動しません。ただし、ページの収集は継続します。

更新をオンにする: ビューアで、仮想ユーザーがアクセスした新規ページを収集します。

更新をオフにする: ビューアで、仮想ユーザーがアクセスした新規ページの収集を停止します。

最初のページ: 履歴リスト内の最初のページを表示します。

前のページ: 履歴リスト内での前のページを表示します。

次のページ: 履歴リスト内での次のページを表示します。

最後のページ: 履歴リスト内の最後のページを表示します。

7.2.2 ブラウザ・ペインの概要

ブラウザ・ペインでは、仮想ユーザーがアクセスするページを参照することができます。ページとHTMLソースの表示を切り替えることができます。

ダウンロード・マネージャの設定と、「シナリオ詳細の編集」ダイアログ・ボックスの「ダウンロード マネージャを使用」オプションの設定に基づいて、イメージが個別に履歴リストの表示対象になるかどうかが決まります。

7.2.3 履歴リストの概要

仮想ユーザー ディスプレイ・ウィンドウの履歴リストには、仮想ユーザーがアクセスしたページが表示されます。

手動モードでページを表示するときは、履歴リストで任意のページを選択してブラウザでページを表示することができます。

実行時の履歴リストには、次の列があります。

ID: 履歴エントリの連続するID番号が表示されます。このID番号を使用して、リストから特定のエントリを探し出すことができます。

現在のページ: プロファイル名と、仮想ユーザーがアクセスしているスクリプトのページが表示されます。

URL: 仮想ユーザーがアクセスしているページのUniform Resource Locatorが表示されます。

コンテンツ タイプ: 仮想ユーザーがアクセスしているページのコンテンツ・タイプ指定が表示されます。

VU-ID: どの仮想ユーザーがページにアクセスしているかが表示されます。

反復: 反復の回数が表示されます。

データバンク: ページからアクセスされているデータが表示されます。

エラー: ページで仮想ユーザーが遭遇したエラーが表示されます。

時間: 仮想ユーザーがページにアクセスした日時が表示されます。

サイズ: 仮想ユーザーがアクセスしているページのファイル・サイズが表示されます。

7.3 仮想ユーザー・ディスプレイの制限を設定

レポート・オプション・ダイアログ・ボックスの「最大保存サイズ」設定を使用して、仮想ユーザー・ディスプレイがメモリーおよびディスク上に格納する合計バイト数を、負荷テスト中に随時制限できます。

  1. 「ツール」メニューから「オプション」を選択します。

  2. 「レポート」を選択します。

  3. 「最大保存サイズ」フィールドに新しい値を入力します。

  4. 「適用」をクリックします。

  5. 「OK」をクリックして「オプション」ダイアログ・ボックスを閉じます。

7.4 仮想ユーザー・ディスプレイ・ログを開く

既存の仮想ユーザー・ディスプレイ・ログを開いて、仮想ユーザー・ディスプレイに表示することができます。仮想ユーザー・ディスプレイ・ログを開くには、次の手順を行います。

  1. 「VU ディスプレイ ログを開く」をクリックします。

    サーバーより選択: サーバー上に保存されているログ・ファイルを開くときに選択します。リストからセッションを選択します。

    ローカル マシンより選択: ローカル・マシン上に保存されているログ・ファイルを開くときに選択します。「参照」ボタンをクリックして、ファイルまでナビゲートします。

  2. ログ・ファイルをサーバーから選択するか、ローカル・マシンから選択するかを指定します。

  3. 仮想ユーザー・ディスプレイで実行するログを選択します。ローカル・マシンからログ・ファイルを開く場合は、パスを入力するか、「参照」をクリックしてファイルまでナビゲートします。

  4. 「OK」をクリックします。

7.5 ログ・ファイルをサーバーからダウンロード

VUログ・ファイルを、Oracle Load Testingサーバーからローカル・ハード・ドライブにダウンロードできます。ログ・ファイルをダウンロードするには、次のようにします。

  1. 「ローカルに保存」をクリックします。「ファイルのダウンロード」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  2. 「保存」をクリックします。「名前を付けて保存」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  3. ファイルを保存する場所を選択します。

  4. 「保存」をクリックします。

  5. ダウンロードが完了したら、「閉じる」をクリックします。