スクリーン・キャプチャ・プログラムを使用して、スクリーン全体、ウィンドウ、およびウィンドウの一部をキャプチャし、JPGまたはBMP形式で保存することができます。
スクリーン・キャプチャ・プログラムはシステム・トレイ内で実行されます。オプションにアクセスするには、システム・トレイ内のアイコンをクリックしてメイン・ウィンドウを表示するか、右クリック・メニューを使用します。
メイン・ウィンドウは、メニュー・バー、およびキャプチャされたスクリーンを表示する領域で構成されています。「キャプチャ」メニューを使用して、キャプチャするスクリーンのタイプを選択します。撮影したスクリーン・キャプチャは、保存したり、コピーして他のアプリケーションに貼り付けることができます。
スクリーン・キャプチャ・ユーティリティには次のメニュー・オプションがあります。
別名保存: 「別名保存」ダイアログ・ボックスが表示され、スクリーン・キャプチャをJPGまたはBMP形式で保存することができます。
プリファレンス: 「プリファレンス」ダイアログ・ボックスが表示され、スクリーン・キャプチャ・ユーティリティのオプションを設定することができます。Oracle Test Managerとの統合、キャプチャの前のインストラクション表示、およびスクリーン・キャプチャ実行前の待機秒数を設定することができます。
閉じる: アプリケーションを閉じますが、システム・トレイからは削除しません。アプリケーションを終了するには、システム・トレイ内のアイコンを右クリックし、「終了」を選択します。
コピー: 撮影したスクリーン・キャプチャをクリップボードにコピーし、他のアプリケーションに貼り付けることができます。
クリア: 現在のスクリーン・キャプチャをスクリーン・キャプチャ・ユーティリティから削除します。
スクリーン・キャプチャ・ユーティリティの設定を変更するには、次の手順を実行します。
「ファイル」メニューから「プリファレンス」を選択して、「プリファレンス」ダイアログ・ボックスを表示します。
Oracle Test Managerと統合する: これを選択すると、スクリーン・キャプチャ・ユーティリティがOracle Test Manager内で使用可能になります。ブラウザに問題がある場合は、デバッグのためこの設定の選択を解除することをお薦めします。
キャプチャする前にインストラクションを表示する: これを選択すると、設定された秒数の経過後にアクティブ・ウィンドウがスクリーン・キャプチャされることを説明するダイアログ・ボックスが表示されます。
アクティブ・ウィンドウをキャプチャする前に待機する秒数: アクティブ・ウィンドウのキャプチャ実行前に待機する秒数を指定します。この待機時間があることで、正しいウィンドウがアクティブであることを確認し、スクリーン・キャプチャにメニューを含める場合にはメニューをクリックする時間を確保できます。
変更を行います。
「OK」をクリックします。
次の項では、スクリーン・キャプチャの方法を説明します。
スクリーン全体をキャプチャするには、次の手順を実行します。
「取得」メニューから「スクリーン全体」を選択します。
スクリーン・キャプチャ・ユーティリティが最小化表示され、スクリーン全体をキャプチャして再表示します。
「ファイル」メニューから「別名保存」を選択して「別名保存」ダイアログ・ボックスを表示します。ファイルの保存場所を選択し、ファイル名を入力して「保存」をクリックします。
または
「編集」メニューから「コピー」を選択して、スクリーン・キャプチャをクリップボードにコピーします。コピーしたスクリーン・キャプチャを他のアプリケーションに貼り付けることができます。
「編集」メニューから「クリア」を選択して、スクリーン・キャプチャをユーティリティから削除します。
アクティブ・ウィンドウをキャプチャすることができます。このオプションを設定してからスクリーン・キャプチャが実行されるまでの秒数をユーザー設定により指定できます。この待機時間を利用して、キャプチャするアクティブ・ウィンドウを選択します。
注意: ユーティリティは最初にクリックされたウィンドウをキャプチャするので、キャプチャするウィンドウの一部が画面に表示されている必要があります。 |
アクティブ・ウィンドウをキャプチャするには、次の手順を実行します。
「取得」メニューから「アクティブ・ウィンドウ」を選択します。
スクリーン・キャプチャ・ユーティリティが最小化表示されます。
プリファレンスで「キャプチャする前にインストラクションを表示する」が選択されている場合は、ユーティリティの機能を説明するダイアログ・ボックスが表示されます。「OK」をクリックします。
この時点でのアクティブ・ウィンドウが目的のウィンドウではない場合は、キャプチャするウィンドウをクリックします。メニューをキャプチャする場合は、メニューを展開します。
待機秒数が経過した後に、ユーティリティはウィンドウをキャプチャして再表示します。
「ファイル」メニューから「別名保存」を選択して「別名保存」ダイアログ・ボックスを表示します。ファイルの保存場所を選択し、ファイル名を入力して「保存」をクリックします。
または
「編集」メニューから「コピー」を選択して、スクリーン・キャプチャをクリップボードにコピーします。コピーしたスクリーン・キャプチャを他のアプリケーションに貼り付けることができます。
「編集」メニューから「クリア」をクリックして、スクリーン・キャプチャをユーティリティから削除します。
右や左ペイン、またはツールバーなど、ウィンドウの一部をキャプチャすることができます。ウィンドウの一部をキャプチャするには、次の手順を実行します。
キャプチャする領域が含まれるウィンドウを選択します。
「取得」メニューから「特定のウィンドウ」を選択します。
スクリーン・キャプチャ・ユーティリティが最小化表示されます。
ウィンドウ上でマウスを移動して、キャプチャする部分を表示します。キャプチャするウィンドウの部分を選択します。
ユーティリティはウィンドウをキャプチャして再表示します。
「ファイル」メニューから「別名保存」を選択して「別名保存」ダイアログ・ボックスを表示します。ファイルの保存場所を選択し、ファイル名を入力して「保存」をクリックします。
または
「編集」メニューから「コピー」を選択して、スクリーン・キャプチャをクリップボードにコピーします。コピーしたスクリーン・キャプチャを他のアプリケーションに貼り付けることができます。
「編集」メニューから「クリア」をクリックして、スクリーン・キャプチャをユーティリティから削除します。
スクリーンの特定の領域を選択してキャプチャすることができます。領域をキャプチャするには、次の手順を実行します。
キャプチャする領域が含まれるウィンドウを選択します。
「取得」メニューから「リージョン」を選択します。
スクリーン・キャプチャ・ユーティリティが最小化表示され、カーソルが十字カーソルに変わります。
クリックとドラッグ操作で、キャプチャするスクリーンの領域を選択します。
マウスのボタンを放すと、ユーティリティはウィンドウをキャプチャして再表示します。
「ファイル」メニューから「別名保存」を選択して「別名保存」ダイアログ・ボックスを表示します。ファイルの保存場所を選択し、ファイル名を入力して「保存」をクリックします。
または
「編集」メニューから「コピー」を選択して、スクリーン・キャプチャをクリップボードにコピーします。コピーしたスクリーン・キャプチャを他のアプリケーションに貼り付けることができます。
「編集」メニューから「クリア」をクリックして、スクリーン・キャプチャをユーティリティから削除します。