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Oracle® Test Manager Test Managerユーザーズ・ガイド
バージョン9.20
B62628-01
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10 Windowsインタフェースの使用方法

この章では、Windowsインタフェース・バージョンのOracle Test Managerの使用方法について説明します。Windowsインタフェース・バージョンには、Webインタフェース・バージョンの機能のサブセットが含まれています。

10.1 データベースの設定

既存のデータベースをOracle Test Managerに追加することや、新規データベースを作成することができます。また、空のSQLデータベース内に表を作成することもできます。データベースを追加するとき、Oracle Test Managerはデフォルト・ユーザーおよび管理者用のユーザー・アカウントを作成します。Oracle Application Testing Suite Administratorを使用して、さらにユーザーを追加したり、プロジェクトをカスタマイズしたりすることができます。

「Oracle Application Testing Suite」「ツール」メニューから「Oracle Application Testing Suiteデータベース設定」を選択し、「データベースを設定」ダイアログ・ボックスを表示します。

データベースを追加、削除および更新する手順は、第8章「データベースの設定」を参照してください。

10.2 ログイン

WindowsバージョンのOracle Test Managerを起動するには、次の手順を実行します。

  1. 「Oracle Application Testing Suite」スタート・メニューの「ツール」メニューからOracle Test Manager - Win32クライアントを選択してOracle Test Managerを起動します。

  2. ユーザー名を入力します。

  3. パスワードを入力します。

  4. ログインするデータベースを選択します。

  5. ビュー・タイプを選択します。

  6. 「OK」をクリックします。

10.3 ウィンドウ

Oracle Test Managerのメイン・ウィンドウでは、Oracle Test Managerのアクティビティを実行します。メイン・ウィンドウは、メニュー・オプションとツールバーで構成され、プロジェクトを開いた後は、さらに左ペインと右ペインが表示されます。左ペインは、選択されているタブに応じてスクリプト、要件または不具合のリストが一覧表示されるツリー・ビューです。右ペインには、左ペインで選択されたアイテムに関連する詳細な情報が表示されます。

左ペインには次のタブがあります。

要件: このプロジェクトのテストが必要な要件が一覧表示されます。ここから、要件を追加、編集または削除できます。要件を追加したら、テストを関連付けて、どのテストが要件に対処するかわかるようにすることができます。

テスト: このプロジェクトに関連するテスト・ケースが一覧表示されます。ここから、テスト・ケースを挿入、編集または削除できます。テスト・ケースを追加したら、要件や不具合をテスト・ケースに関連付けて、テストがどの要件に対処するか、また、テストに関連する不具合があるかどうかがわかるようにすることができます。個別のテスト、ブランチ全体またはプロジェクト内のすべてのテストを実行できます。

不具合: このプロジェクトのテストを実行した結果、発生した不具合が一覧表示されます。ここから、不具合を挿入、編集または削除できます。不具合を追加したら、テストや他の不具合を関連付けて、不具合がどのテストに影響を与えるか、また、他に関連する不具合があるかわかるようにすることができます。右クリック・メニューを使用して、複数の方法で不具合をグループ化することができます。

10.3.1 カスタム・フィールド

右ペインに表示されているデフォルトの情報に加えて、オプションでカスタム・フィールドが表示される場合があります。カスタム・フィールドは、システム管理者が作成します。

10.3.2 「要件」タブ

「要件」タブでは、要件の作業を実行します。

次の作業を実行できます。

  • ツリー・ビューを開き、閉じるには、プラス記号とマイナス記号をクリックします。

  • 要件を移動するには、要件をドラッグして新しい場所にドロップします。

  • 要件を検索するには、「編集」メニューで「検索文字列」を選択します。

  • 要件をグループ化するには、「ビュー」メニューか、右クリック・メニューを使用します。

  • 要件リストにフィルタを適用するには、「ビュー」メニューか、右クリック・メニューを使用します。

要件の前に表示されるアイコンの色はプライオリティを示しています。色は、Oracle Application Testing Suite Administratorで設定された「プライオリティ」フィールドの表示順序によって決定されます。次のデフォルト色があります。

  • 赤、高プライオリティ

  • 黄、中プライオリティ

  • 緑、低プライオリティ

Oracle Application Testing Suite Administratorで追加のプライオリティを設定すると、色は青、シルバー、紫、濃いオレンジ、明るい青、グレーになります。

右側のペインには、選択された要件の詳細が表示されます。右上角には、添付ファイルの他に、関連するテストおよび不具合が一覧表示されます。次の作業を実行できます。

  • 要件の編集をクリックすると、「要件の編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  • 関連したテストまたは不具合をクリックすると、その詳細が表示されます。

  • アタッチメントを対応アプリケーションで開くには、そのアタッチメントをクリックします。

  • 「追加/編集」を選択すると、添付ファイルまたは関連付けられたアイテムを追加または編集できます。

10.3.3 「テスト」タブ

「テスト」タブでは、テストの作業を実行します。

次の作業を実行できます。

  • ツリー・ビューを開いたり閉じたりするには、プラスおよびマイナス記号をクリックします。

  • テストを移動するには、移動先にテストをドラッグ・アンド・ドロップします。

  • テストを検索するには、「編集」メニューで「検索文字列」を選択します。

  • テストをグループ化するには、「ビュー」メニューか、右クリック・メニューを使用します。

  • テスト・リストにフィルタを適用するには、「ビュー」メニューか、右クリック・メニューを使用します。

テストの前に表示されているアイコンは、次に示すように、テストのタイプを表します。

  • マニュアル・テスト: 青(鉛筆)。

  • テスト・フォルダ: 青(螺旋)。

  • テスト・グループ: 青(プラス記号)。

次のように、テストの前に表示されるアイコンの色は前回のテストの結果を示しています。

  • 緑、成功

  • 赤、失敗

  • 黄、警告

  • 青、未実行

  • シルバー、実行中

右側のペインには、選択されたテストの詳細が表示されます。テスト・ステップおよび実行履歴が表示されます。次の作業を実行できます。

  • テストの編集をクリックすると、「テストの編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  • このテストを実行をクリックすると、テストが実行されます。

  • 「結果の削除」をクリックすると、特定のテスト実行から結果を削除する「結果の削除」ダイアログ・ボックスが表示されます。

  • テスト・スクリプトのダウンロードをクリックすると、データベースに保存されたVisual Scriptがハード・ドライブに保存されます。

  • 「実行履歴」セクションの日付をクリックすると、特定の実行結果の詳細が表示されます。

右側のペインの右上には、関連付けられている要件、不具合およびアタッチメントが表示されます。次の操作を行うことができます。

  • 関連付けられている要件または不具合の詳細を表示するには、その要件または不具合をクリックします。

  • アタッチメントを対応アプリケーションで開くには、そのアタッチメントをクリックします。

  • 「追加/編集」を選択すると、添付ファイルまたは関連付けられたアイテムを追加または編集できます。

10.3.4 「不具合」タブ

「不具合」タブでは、不具合の作業を実行します。

次の作業を実行できます。

  • 不具合をグループ化するには、「ビュー」メニューか、右クリック・メニューを使用します。

  • 不具合リストにフィルタを適用するには、「ビュー」メニューか、右クリック・メニューを使用します。

  • 不具合を検索するには、「編集」メニューで「検索文字列」を選択します。

不具合の前に表示されるアイコンの色はプライオリティを示しています。次のデフォルト色があります。デフォルト色は、Oracle Application Testing Suite Administratorで不具合のプライオリティの順序を変更することによって変更できます。

  • 赤、高プライオリティ

  • 黄、中プライオリティ

  • 緑、低プライオリティ

アイコン内の数字はステータス番号に対応しています。

右側のペインには、選択された不具合の詳細、ソリューション、プライオリティ、およびステータスなどの情報が表示されます。次の作業を実行できます。

  • 「この不具合の編集」をクリックすると、「不具合の編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。

右ペインの右上角に、関連付けられた要件、テスト、不具合および添付ファイルが一覧表示されます。次の作業を実行できます。

  • 関連したテスト、要件または不具合をクリックすると、その詳細が表示されます。

  • アタッチメントを対応アプリケーションで開くには、そのアタッチメントをクリックします。

  • 「追加/編集」を選択すると、添付ファイルまたは関連付けられたアイテムを追加または編集できます。

10.4 ツールバー

ツールバーには次のボタンがあります。

開く: 「プロジェクトの選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。

切り取り: 選択されたコンポーネントをクリップボードにコピーし、貼付け後に削除します。

コピー: 選択した項目をクリップボードにコピーします。

貼り付け: クリップボードの内容を、左ペインの現在の場所に貼り付けます。

検索文字列: 「検索文字列」ダイアログ・ボックスが開き、要件、テスト、および不具合を検索することができます。

履歴: 「履歴」ダイアログ・ボックスが開き、選択されたアイテムの履歴を表示できます。

要件の追加: 「要件の追加」ダイアログ・ボックスが表示されます。

テストの追加: 「テストの追加」ダイアログ・ボックスを表示します。

不具合の追加: 「不具合の追加」ダイアログ・ボックスが表示されます。

削除: 選択されたアイテムを削除します。

編集: 選択されているアイテムに応じて、「要件の編集」、「テストの編集」または「不具合の編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。

上へ: 選択されたアイテムを現在のレベルで1つ上に移動します。

下へ: 選択されたアイテムを現在のレベルで1つ下に移動します。

アウトデント: 選択されたアイテムを親と同じレベルに移動します。

インデント: 選択されたアイテムを前のアイテムの子レベルに移動します。

実行: 選択されたテストを実行します。

テストの停止: テストを停止します。

スケジュールの表示: 「スケジュール」ダイアログ・ボックスが表示されます。

スケジュールのアクティブ化: スケジュールを開始します。

スケジュールの非アクティブ化: スケジュールを停止します。

ヘルプ: ヘルプ・システムの内容が表示されます。

ツールバーを表示または非表示にするには、「ビュー」メニューから「ツールバー」を選択します。

10.5 メニュー・オプションの概要

メニューでは、Oracle Test Managerの様々な機能にアクセスするためのオプションが提供されます。メニュー・オプションの多くは、右側の詳細ペインに対応するリンクがあります。

10.5.1 「プロジェクト」メニュー

「プロジェクト」メニュー・オプションでは、Oracle Test Managerプロジェクトの作業を実行します。

開く: 既存のプロジェクトの「プロジェクトの選択」ダイアログ・ボックスが表示されます。一度に複数のプロジェクトを開くことができます。

閉じる: プロジェクトを閉じます。

プロパティ: プロジェクト名とプロジェクトが存在するデータベースが表示されます。

終了: Oracle Test Managerを閉じます。

10.5.2 「編集」メニュー

「編集」メニュー・オプションでは、コンポーネントの追加、編集および削除とコンポーネント間の関連付けを行います。このメニューのオプションは、左ペインで選択されているタブに応じて変化します。

切り取り: 選択されたコンポーネントを削除して、クリップボードにコピーします。

コピー: 選択した項目をクリップボードにコピーします。

貼り付け: クリップボードの内容を左ペインに貼り付けます。

検索文字列: 「検索文字列」ダイアログ・ボックスが開き、要件、テスト、および不具合を検索することができます。

10.5.3 「ビュー」メニュー

「ビュー」メニューでは、ツールバーおよびステータス・バーの表示と非表示、表示のリフレッシュ、不具合のグループ化、テスト履歴とレポートの表示を行います。

ツールバー: これを選択すると、ツールバーが表示されます。

ステータス・バー: これを選択すると、ステータス・バーが表示されます。

更新: 表示がリフレッシュされて、データベースからツリーが再ロードされます。

フィルター: フィールドの値に基づいて左ペインに表示するアイテムを選択できます。

  • フィルタなし: すべてのアイテムが表示されます。

  • フィルタのカスタマイズ: 要求されたアイテムのみが表示されます。

グループ条件: 左ペインのアイテムを並べ替える方法を選択できます。次のオプションがあります。

  • グループ化なし: アイテムが順次一覧表示されます。

  • グループ条件<フィールド>: 指示されたフィールドでアイテムを各フォルダに分類します。要件、テストおよび不具合で使用できるオプションは異なります。

  • グループのカスタマイズ: グループのカスタマイズ・ダイアログ・ボックスが表示され、複数レベルの並替えができます。たとえば、割当て先順に並べ替えた後に、割当て先内でプライオリティ順に並べ替えることができます。

要件/テスト/不具合の履歴: 「履歴」ダイアログ・ボックスが表示され、選択されたアイテムに加えられた変更を日付別に表示できます。

スケジュール: 「スケジュール」ダイアログ・ボックスが表示され、スケジュールの作成と編集ができます。

スケジュールのアクティブ化: スケジュールを開始します。

スケジュールの非アクティブ化: スケジュールを停止します。

一意のIDを表示: 要件とテストの一意のIDが表示されます。

10.5.4 「アクション」メニュー

「アクション」メニューでは、要件、テストおよび不具合の追加、編集および移動を行います。また、ファイルの添付、アイテムの関連付けおよびテストの実行もできます。

追加: 選択されているタブに応じて、要件、テストまたは不具合を追加するオプションが表示されます。

  • 要件/テスト/不具合の追加: 「要件の追加」、「テストの追加」または「不具合の追加」ダイアログ・ボックスが表示され、新しいコンポーネントを追加できます。コンポーネントは、選択されたコンポーネントと同じレベルの次の位置に追加されます。

  • 要件/テストの挿入: 要件の挿入またはテストの挿入ダイアログ・ボックスが表示され、選択されたコンポーネントの直前にコンポーネントを挿入できます。このオプションは、不具合には使用できません。

  • サブ要件/サブ・テストの追加: 子要件の追加または子テストの追加ダイアログ・ボックスが表示され、選択されたコンポーネントの子レベルにコンポーネントを追加できます。このオプションは、不具合には使用できません。

要件/テスト/不具合の編集: 「要件の編集」、「テストの編集」または「不具合の編集」ダイアログ・ボックスが表示され、選択されたコンポーネントを編集できます。

要件/テスト/不具合の削除: 選択されたコンポーネントとそのサブ・コンポーネントが削除されます。

移動: 次のオプションが表示され、ツリー・ビューで選択されたアイテムを移動できます。

  • 上へ: 選択されたアイテムを現在のレベルで1つ上に移動します。

  • 下へ: 選択されたアイテムを現在のレベルで1つ下に移動します。

  • アウトデント: 選択されたアイテムを親と同じレベルに移動します。

  • インデント: 選択されたアイテムを前のアイテムの子レベルに移動します。

関連付け: 選択されているタブに応じて、要件、テストおよび不具合を関連付けるオプションが表示されます。

ファイルの添付: 「ファイルの添付」ダイアログ・ボックスが表示されます。

テストの実行: 次のテスト実行オプションが表示されます。このオプションは、「テスト」タブが選択されている場合にのみ選択できます。

  • テストの実行: 選択されたテストを実行します。

  • テスト・ブランチの実行: 選択されたブランチ内のすべてのテストを実行します。

  • すべてのテストを実行: プロジェクト内のすべてのテストを実行します。

  • テストの停止: テストを停止します。

テスト・ステップの編集: 「テスト ステップ」ダイアログ・ボックスが表示され、テスト・ステップを編集できます。このオプションは、「テスト」タブが選択されている場合にのみ選択できます。

テスト結果の削除: 「結果の削除」ダイアログ・ボックスが表示され、削除する結果を選択できます。このオプションは、「テスト」タブが選択されている場合にのみ選択できます。

テストのスケジュール: 「テストのスケジュール」ダイアログ・ボックスが表示され、選択されたテストをスケジュールに追加できます。

10.5.5 「ツール」メニュー

「ツール」メニューを使用して、オプション、ユーザー・プロパティ、構成の設定、およびアイテムのインポートおよびエクスポートを実行できます。

オプション: 「オプション」ダイアログ・ボックスが表示され、Oracle Test Managerのオプションを設定できます。

ユーザー・プロパティ: 「ユーザー・プロパティ」ダイアログ・ボックスが表示され、パスワード、名前または電子メール・アドレスを変更できます。

データベースを設定: 「データベースを設定」ダイアログ・ボックスが表示され、データベースを追加、削除または更新できます。

インポート: 外部XMLまたはCSVファイルからデータをインポートできます。

エクスポート: データをXMLファイルにエクスポートできます。次のオプションがあります。

  • 要件/テスト/不具合のエクスポート: 選択されたアイテムをエクスポートします。

  • 要件/テスト/不具合ブランチのエクスポート: 選択されたブランチをエクスポートします。

  • すべての要件/テスト/不具合をエクスポート: すべてのアイテムをエクスポートします。

  • プロジェクトのエクスポート: プロジェクトをXMLファイルにエクスポートします。

10.5.6 「ヘルプ」メニュー

ヘルプ: ヘルプ・システムのコンテンツが表示されます。

Oracle Test Managerのバージョン情報: バージョン番号および著作権情報が表示されます。

10.6 オプションの設定

オプションを設定して、次の項目を決定できます。

オプションを設定するには、次の手順を実行します。

  1. 「ツール」メニューから「オプション」を選択します。

    このダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    失敗したテストについて自動的に不具合を作成: 失敗したテストについて、Oracle Test Managerで自動的に不具合を作成します。

    テストと結果をコピー: テストとその結果の両方をコピーします。

    表示されるテスト結果の数を制限: これを選択すると、表示するテスト結果の最大数を入力できます。選択を解除すると、すべてのテスト結果が表示されます。

  2. 有効にするオプションを選択します。

  3. 「OK」をクリックします。

10.7 ユーザー・プロパティの変更

アクセス権のあるデータベースごとに、ユーザー名、電子メール・アドレス、パスワードおよび電子メール通知の有効化/無効化を変更できます。ユーザー情報を変更するには、次の手順を実行します。

  1. 「ツール」メニューから「ユーザー・プロパティ」を選択します。

    このダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    データベース: ユーザー情報を変更するデータベースを選択します。

    名: 名前が表示されます。

    姓: 姓が表示されます。

    E メール: 「E メール通知を有効にする」オプションが選択されている場合、電子メール通知の送信先となる電子メール・アドレスが表示されます。

    E メール通知を有効にする: 電子メール通知を有効または無効にします。通知は、新規の要件、テストまたは不具合が作成されたとき、および不具合の所有者または割当て先フィールドが変更されたときに送信されます。

    パスワード: パスワードを変更できます。

    • 旧: 現在のパスワードを入力します。

    • 新規: 新しいパスワードを入力します。

    • 確認: 新しいパスワードを再度入力します。

  2. 情報を変更するデータベースを選択します。

  3. 変更を行います。

  4. 「OK」をクリックします。

10.8 アイテムのグループ化

要件、テストおよび不具合の表示順序をグループ化によって変更することができます。デフォルトのビューはグループ化されていません。アイテムは、順序どおりに一覧表示されます。Oracle Test Managerでは、複数の標準グループ化設定を選択できます。または、必要な情報に従ってグループ化をカスタマイズできます。

10.8.1 標準のグループ化設定の使用

アイテムをグループ化するには、次の手順を実行します。

  1. グループ化するカテゴリに対応するタブを、要件、テストまたは不具合のいずれかから選択します。

  2. 「ビュー」メニューから「グループ条件」を選択します。

  3. アイテムの並替え方法を選択します。アイテムは、フォルダまたはサブフォルダにグループ化されて再表示されます。

フォルダ・レベルをクリックして、フォルダ内のアイテムを一覧表示します。詳細を参照するアイテムをクリックします。

10.8.2 カスタマイズしたグループ化の使用

グループをカスタマイズするには、次の手順を実行します。

  1. グループ化するカテゴリに対応するタブを、要件、テストまたは不具合のいずれかから選択します。

  2. 「ビュー」メニューから「グループ条件」を選択し、続いてグループのカスタマイズを選択します。アイテムは、第4レベルまでグループ化できます。

  3. 不具合をグループ化する方法を選択します。グループ化は、デフォルト・フィールドとカスタム・フィールドの両方を基準に設定できます。

  4. 「OK」をクリックします。アイテムは、フォルダまたはサブフォルダにグループ化されて再表示されます。

フォルダ・レベルをクリックして、フォルダ内のアイテムを一覧表示します。詳細を参照するアイテムをクリックします。

10.9 アイテムへのフィルタ適用

要件、テストおよび不具合にフィルタを適用して、表示するアイテムを絞り込むことができます。フィルタは、デフォルト・フィールドとカスタム・フィールドの両方を基準に適用できます。要件およびテストは、フィルタを適用する前にグループ化する必要があります。不具合は、グループ化されているかどうかにかかわらず、フィルタを適用することができます。

アイテムにフィルタを適用するには、次の手順を実行します。

  1. フィルタを適用するアイテムに対応するタブを、「要件」「テスト」「不具合」のいずれかから選択します。

  2. 要件またはテストにフィルタを適用する場合、前述のようにまずグループ化を設定します。

  3. 「ビュー」メニューから「フィルター」を選択し、続いてフィルタのカスタマイズを選択して「フィルター」ダイアログ・ボックスを表示します。

    このダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    フィールド: 表示するアイテムの選択に使用するフィールドを選択します。

    値: 表示するアイテムの選択に使用するフィールドの値を入力または選択します。

    が次と一致: 表示対象として選択したフィールドの値にアイテムが一致することを表します。

    一致しない: 選択されたフィールドの値と一致しないアイテムのみが表示されます。

  4. フィルタに使用するフィールドを選択します。

  5. フィルタに使用する値を選択または入力します。

  6. 値が一致するアイテムを表示する場合は、「イコール」を選択します。値が一致しないアイテムを表示する場合は、「一致しない」を選択します。

  7. 必要に応じて、3つのレベルのフィルタを同じ手順を繰り返して設定します。

  8. 「OK」をクリックします。選択内容に従って左ペインが再表示されます。


注意:

表示されていないアイテムもデータベースに保管されています。デフォルトを表示するには、「ビュー」メニューから「フィルター」を選択し、続いてフィルタなしを選択します。

10.10 プロジェクトの作業

次の各項では、プロジェクト・オプションについて説明します。

10.10.1 プロジェクトを開く

プロジェクトを開くには、次の手順を実行します。

  1. 「プロジェクト」メニューから「開く」を選択します。

  2. 目的のプロジェクトが含まれるデータベースを選択します。表示されるプロジェクトは、選択されたデータベースに含まれるプロジェクトのみです。

  3. 目的のプロジェクトを選択します。

  4. 「OK」をクリックします。

10.10.2 プロジェクト間のコピー

プロジェクト間で要件およびテストをコピーできます。

  1. 「プロジェクト」メニューから「開く」を選択して、両方のプロジェクトを開きます。

  2. 両方のプロジェクトを表示できるように、「ウィンドウ」メニューから並べて表示を選択します。

  3. 両方のプロジェクトで同じタブが選択されていることを確認します。たとえば、要件をコピーする場合は、両方のウィンドウで「要件」タブを選択します。両方で同様に選択されていないと、コピーが行われません。

  4. コピーするアイテムを選択し、「編集」メニューから「コピー」を選択します。

  5. 対象のプロジェクトを選択し、「編集」メニューから「貼り付け」を選択します。関連付けはコピーされません。

10.10.3 プロジェクト・プロパティの表示

プロジェクト名とその場所を表示できます。プロジェクト・プロパティを表示するには、「プロジェクト」メニューから「プロパティ」を選択します。

このダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

名称: プロジェクト名が表示されます。

データベース: プロジェクトが存在するデータベースの名前が表示されます。

バージョン: データベースのバージョンが表示されます。

10.11 添付ファイルの使用

要件、テストまたは不具合に、追加情報または関連情報が含まれるファイルを添付できます。添付ファイルは、別ウィンドウの適切なプログラムで開きます。

10.11.1 要件、テスト、または不具合のファイルへの添付

ファイルを添付するには、次の手順を実行します。

  1. 添付ファイルを追加する要件、テスト、または不具合を選択します。

  2. 「アクション」メニューから「ファイルの添付」を選択します。

    このダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    ファイル: 添付ファイルのフルパスおよび名前が表示されます。

    ロケーション: 添付ファイルがデータベースに保存されている場合はデータベースが表示され、その他の場合はパスが表示されます。

    閉じる: ダイアログ・ボックスを閉じます。

    追加: 「開く」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    削除: 添付ファイルへの参照を削除するか、添付ファイルをデータベースから削除します。ローカル・マシン上の添付ファイルは削除されません。

    DB にコピー/DB の更新: データベースに保存されている添付ファイルの場合は選択された添付ファイルを更新し、その他の場合は添付ファイルをデータベースに保存します。

    ローカルに保存: データベースの保存されている添付ファイルの場合、「名前を付けて保存」ダイアログ・ボックスが表示され、ファイルをローカル・マシンに保存することができます。

  3. 「追加」をクリックして、「開く」ダイアログ・ボックスを開きます。

  4. 添付するファイルまで移動し、選択します。

  5. 添付ファイルをデータベースに保存するには、データベースに保存を選択します。これにより、他のマシンで添付ファイルを開けるようになります。

  6. 「開く」をクリックします。

  7. 「閉じる」をクリックします。

10.11.2 添付ファイルを開く

添付ファイルは、別ウィンドウ内で関連するアプリケーションで開きます。データベースに保存されている添付ファイル、または使用しているマシン上に保存されている添付ファイルを開くことができます。また、データベースに保存されている添付ファイルを編集することもできます。その場合、ウィンドウを閉じる際に、データベースに行った変更を保存するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

添付ファイルを開くには、次の手順を実行します。

  1. 添付ファイルを含む要件、テスト、または不具合を選択します。

  2. 右ペインの「アタッチメント」セクションで、開く添付ファイルをクリックします。

10.12 履歴の表示

各要件、テストまたは不具合の変更の履歴を日付ごとに表示できます。

履歴を表示するには、次の手順を実行します。

  1. 表示する要件、テスト、または不具合を選択します。

  2. 「ビュー」メニューから「要件」「テスト」または「不具合」の履歴を選択します。

    このダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    日付: 選択されたアイテムに変更が加えられた日付が一覧表示されます。

    <詳細>: 選択されたアイテムに、選択した日付に加えられた変更の内容が表示されます。

  3. 表示する日付を選択します。

  4. 終了したら「OK」をクリックします。

10.13 プロジェクトの検索

要件、テストおよび不具合を各フィールドの値に基づいて検索できます。検索を実行するには、次の手順を実行します。

  1. 「編集」メニューから「検索文字列」を選択します。

    このダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    プロジェクト: 現在のプロジェクトのみを検索するか、または現在のデータベース内のすべてのプロジェクトを検索するかを選択できます。

    • 現行のプロジェクト: 現在のプロジェクトのみを検索します。

    • 現在のデータベース: 現在のデータベース内のすべてのプロジェクトを検索します。

    コンポーネント: 検索するコンポーネントを次の中から指定します。

    • 要件: 要件を検索します。

    • テスト: テストを検索します。

    • 不具合: 不具合を検索します。

    基準: 検索条件を指定します。

    • フィールド: 検索するフィールドを選択します。一覧表示されるフィールドは、選択されているコンポーネントによって決まります。

    • 値: 検索する値を選択または入力します。一覧表示される値は、選択されているフィールドによって決まります。値を入力できないフィールドもあります。

    • イコール: 完全一致した結果のみを返します。

    • が次を含む: 値が含まれているフィールドを一致した結果として返します。

    結果: 一致した結果が一覧表示されます。アイテムをダブルクリックすると、Oracle Test Managerでそのアイテムが表示されます。

  2. 現在のプロジェクトのみを検索するか、または現在のデータベース内のすべてのプロジェクトを検索するかを選択します。

  3. 検索するコンポーネントを選択します。

  4. 検索条件を選択します。


    注意:

    検索にSQL文字を使用することも可能です。たとえば、「詳細」フィールドにJoe SmithとMary Jonesという文字が含まれるすべての不具合を検索する場合は、「値」フィールドに%Joe Smith%Mary Jones%と入力します。

  5. 「検索」をクリックします。「結果」リストでアイテムをダブルクリックすると、Oracle Test Managerでそのアイテムが表示されます。

10.14 データのインポートとエクスポート

Oracle Test Managerとの間でデータをインポートおよびエクスポートできます。データは、.xmlファイルとしてエクスポートされます。データを.xmlファイルまたはカンマ区切り値(.csv)ファイルからインポートできます。これは、サード・パーティ・ツールを使用してテスト・ケースを作成した場合などに便利です。

10.14.1 XMLファイルのインポート

以前にOracle Test Managerからエクスポートした.xmlファイルをインポートする場合、エクスポート時に.binファイルも作成されていれば、その.binファイルも必要になります。インポートされるデータは、現在のプロジェクトに置かれます。1つの.xmlファイルからインポートできるのは、1つのプロジェクトのみです。xmlファイルに複数のプロジェクトが含まれている場合、Oracle Application Testing Suite Administratorを使用してインポートします。

.xmlファイルをインポートするには、次の手順を実行します。

  1. 「ツール」メニューから「インポート」を選択して、「開く」ダイアログ・ボックスを表示します。

  2. ファイル・タイプ.xmlを選択します。

  3. インポートするファイルを選択します。

  4. 「開く」をクリックして「インポート」ダイアログ・ボックスを表示します。

    このダイアログ・ボックスには、インポートされる要件、テストおよび不具合が一覧表示されます。インポートする前にデータを確認できます。

  5. 「OK」をクリックしてデータをインポートします。

10.14.2 CSVファイルのインポート

.csvファイルからデータをインポートするには、Oracle Test Managerで.csvファイルの列とデータベースのフィールドを一致させる必要があります。csvファイルの最初の行には、列内のデータ・タイプを示すラベルが含まれていると想定しています。Oracle Test Managerでは、列をデータベースのフィールドに手動でマップすることも、自動的にマップすることもできます。

.csvファイルをインポートするには、次の手順を実行します。

  1. 「ツール」メニューから「インポート」を選択して、「開く」ダイアログ・ボックスを表示します。

  2. ファイル・タイプ.csvを選択します。

  3. インポートするファイルを選択します。

  4. 「開く」をクリックしてCSVファイルのインポートダイアログ・ボックスを表示します。

    このダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    タイプ: インポートするデータのタイプを指定します。「不具合」、「要件」または「テスト」を選択します。フィールドのリストは、選択されたタイプによって異なります。

    #: .csvファイルの列番号が一覧表示されます。

    CSV カラム: ヘッダー行にある.csvファイルの列ラベルが表示されます。

    フィールド: インポートするデータ・タイプ(要件、テストまたは不具合)に対するOracle Test Managerのデータベース・フィールドが一覧表示されます。

    CSV カラム: Oracle Test Managerのデータベース・フィールドと一致する.csvファイルの列ラベルが表示されます。この列は、「自動マッチ」をクリックするか、手動でラベルを関連付けるまで空白のままです。

    行: 列が選択されると、列のデータが表示されます。これは、.csvファイルのデータを確認するときに便利です。

    <上矢印>: .csvファイルの行を上にスクロールして選択された列のデータを表示します。

    <下矢印>: .csvファイルの行を下にスクロールして選択された列のデータを表示します。

    <左矢印>: フィールドが選択されている場合に、.csvファイルのラベルとOracle Test Managerのデータベース・フィールド間の関連付けを削除します。

    <右矢印>: フィールドと列ラベルの両方が選択されている場合、選択された列レベルを左側にある列フィールドに移動し、この列のデータが予想されるデータベース・フィールドのデータと対応することを示します。

    自動マッチ: Oracle Test Managerによって、.csvファイルの列ラベルとデータベース・フィールドの一致が試行されます。一致する結果が検出されると、「フィールド」列の右に一覧表示されます。

  5. インポートするデータのタイプを選択します。1つの.csvファイルからインポートできるデータ・タイプは1つのみです。これは、要件、テストおよび不具合によって、列ラベルとデータが異なるためです。

  6. 列ラベルとデータベース・フィールド名を一致されます。次の2つの方法で行うことができます。

    • 「自動マッチ」をクリックして自動的に行う。

    • フィールドと列ラベルを選択し、左矢印をクリックして手動で行う。csvファイルのデータを表示するには、列ラベルを選択し、上矢印または下矢印キーを使用します。

  7. 列の照合が終了したら、「OK」をクリックします。

    このダイアログ・ボックスには、インポートされる要件、テストおよび不具合が一覧表示されます。インポートする前にデータを確認できます。

  8. 「OK」をクリックします。

10.14.3 データのエクスポート

プロジェクト全体、個別のデータ(要件、テストまたは不具合)、ブランチ(要件、テストまたは不具合)または各タイプ(要件、テストまたは不具合)のすべてデータを.xmlファイルにエクスポートできます。xmlファイルに加えて、添付ファイルなどの関連付けられたデータが含まれる複数の.binファイルが作成されます。エクスポートしたデータを後でインポートするために別の場所にコピーするか電子メールで送信する場合、.xmlファイルとすべての関連付けられた.binファイルが必要になります。データをエクスポートするには、次の手順を実行します。

  1. エクスポートするデータを次のように選択します。

    • プロジェクト全体をエクスポートするには、「ツール」メニューから「プロジェクトのエクスポート」を選択します。

    • エクスポートするデータ・タイプのタブを選択し、個々のアイテムを選択するか、アイテムのサブセットをエクスポートする場合はブランチを選択します。続いて「ツール」メニューから「エクスポート」を選択し、エクスポート対象を選択されたアイテム、選択されたブランチ、このカテゴリ内のすべてのアイテムから選択します。

  2. プロジェクト全体をエクスポートする場合、添付ファイルをエクスポートするかどうかを確認するメッセージが表示されます。

  3. 他のアイテムが関連付けられているアイテムを選択すると、関連付けられたアイテムもエクスポートするかどうかを確認するメッセージが表示されます。関連付けられたアイテムをエクスポートするには、「はい」をクリックします。

  4. 「名前を付けて保存」ダイアログ・ボックスが表示されます。ファイル名を入力し、ファイルを保存する場所を選択します。

  5. 「保存」をクリックします。

10.15 要件の作業

要件は、プロジェクトのテスト・プランを表します。類似した要件をブランチにグループ化すると、管理しやすくなります。入力された要件は、その要件に対応するテストと関連付けることができます。各要件には、追加するときに自動的に番号が割り当てられます。「移動」ボタンを使用すると、要件の順序を変えることができます。

10.15.1 要件の追加


注意:

システム管理者によってシステムがカスタマイズされている場合は、表示されるフィールドおよびオプションが次の例と異なる場合があります。

各要件には、追加するときに自動的に番号が割り当てられます。別の場所にドラッグして、要件の順序を変えることができます。要件を追加するには、次の手順を実行します。

  1. 「要件」タブを選択します。

  2. 「アクション」メニューから「追加」を選択し、次のいずれかのオプションを選択します。

    • 要件の追加: 選択された要件と同じレベルの次の位置に要件を追加します。

    • 要件の挿入: 選択された要件と同じレベルの上の位置に要件を追加します。

    • サブ要件の追加: 選択された要件の1レベル下に要件を追加します。

    「要件の追加」ダイアログ・ボックスが表示されます。このダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    名前: リポジトリの名前を入力します。

    タイプ: 要件のタイプを入力します。このオプションは、システム管理者が変更できます。

    オーナー: 要件を所有するユーザーを選択します。このオプションは、システム管理者が変更できます。

    ステータス: 要件のステータスを選択します。このオプションは、システム管理者が変更できます。

    プライオリティ: 要件のプライオリティを選択します。このオプションは、システム管理者が変更できます。

    詳細: 要件に関するその他の詳細情報を入力します。

    アタッチメント: この要件に添付ファイルを追加できます。「参照」をクリックすると「開く」ダイアログ・ボックスが表示され、添付するファイルを選択できます。

  3. 要件の詳細を入力します。

  4. 「OK」をクリックします。

10.15.2 要件の削除

要件を削除するには、次の手順を実行します。

  1. 削除する要件またはブランチを選択します。

  2. 「アクション」メニューから「要件の削除」を選択します。

  3. 削除を確認するメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。要件およびそのサブ要件がデータベースから削除されます。

10.15.3 要件の編集

要件を編集するには、次の手順を実行します。

  1. 編集する要件を選択します。

  2. 「アクション」メニューから「要件の編集」を選択します。

  3. 変更を行います。

  4. 「OK」をクリックします。

10.16 テストと要件との関連付け

テストを要件に関連付けるには、次の手順を実行します。

  1. テストを関連付ける要件を選択します。

  2. 「アクション」メニューから「関連付け」を選択し、続いて「テストの関連付け」を選択します。

    このダイアログ・ボックスの展開されたツリー・ビューにプロジェクト内のすべてのテストが一覧表示されます。関連付けられているテストは、前のチェック・ボックスにxが付いています。これらのテストには、次のオプションがあります。

    <テスト・リスト>: テストをクリックして、関連付けられたテストのリストに追加したり、リストから削除したりします。

    OK: ダイアログ・ボックスを閉じ、変更内容を保存します。

    キャンセル: ダイアログ・ボックスを閉じますが、変更内容は保存されません。

    すべて選択: すべてのテストを選択します。

    すべてクリア: すべてのテストの選択を解除します。

    次: 次の関連付けられたテストに移動します。

    前: 前の関連付けられたテストに移動します。

  3. この要件に関連付けるテストを選択します。ウィンドウ下部に選択されたアイテムの数が表示されます。

  4. 「OK」をクリックします。テストが、右ペインの関連したテストの下に表示されます。

10.17 テストの作業

マニュアル・テストの場合は、各テスト・ステップを入力します。マニュアル・テストを実行すると、ウィザードが起動され、ステップごとの入力内容が指示されるため、結果を入力できます。

テストは管理しやすいようにブランチとしてグループ化できます。テストを入力すると、テストで対処する要件や、テストを実行した結果、発生した不具合とテストを関連付けできます。

スクリプトがデータベースに保存され、テストを他のマシンから実行できるようになります。

10.17.1 テストの追加


注意:

システム管理者によってシステムがカスタマイズされている場合は、表示されるフィールドおよびオプションが次の例と異なる場合があります。

各テストには、追加するときに自動的に番号が割り当てられます。別の場所にドラッグして、要件の順序を変えることができます。テストを追加するには、次の手順を実行ます。

  1. 「テスト」タブを選択します。

  2. 「アクション」メニューから「追加」を選択し、次のいずれかのオプションを選択します。

    • テストの追加: 選択されたテストと同じレベルの次の位置にテストを追加します。

    • テストの挿入: 選択されたテストと同じレベルの上の位置にテストを追加します。

    • サブ・テストの追加: 選択されたテストの1レベル下にテストを追加します。

    このダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    名称: テストの名前が表示されます。

    タイプ: テストのタイプが表示されます。最後に選択されたタイプがリストの最初に表示されます。

    • マニュアル テスト: マニュアル・テストの入力、実行および手動による追跡を実行します。

    • テスト フォルダ: テストをグループ化するために上位レベルで表現したもの。

    • テスト グループ: 順番に実行されるテストのリスト(スケジュールを設定することも可能)。結果全体が追跡され表示されます。

    オーナー: テストを所有するユーザーが表示されます。

    機能: テストによって検証する機能の詳細が表示されます。

    プライオリティ: テストのプライオリティを表示します。このオプションは、システム管理者が変更することが可能です。

    詳細: テストの詳細が表示されます。

    アタッチメント: このテストに添付ファイルを追加できます。「参照」をクリックすると「開く」ダイアログ・ボックスが表示され、添付するファイルを選択できます。

  3. テストの名前を入力します。同時に複数のテスト・スクリプトを追加する場合、名前を入力する必要はありません。

  4. テストの所有者を選択します。

  5. テストのプライオリティを選択します。

  6. ファイル名を入力するか、「参照」をクリックしてファイルを探します。

  7. 追加するファイルを選択し、「開く」をクリックします。

  8. 「OK」をクリックします。


注意:

マニュアル・テストを追加する場合、「アクション」メニューからテスト・ステップの編集を選択して、テストに関する詳細を追加します。テスト・グループを追加する場合、テスト・リスト領域の右ペインで「追加/編集」をクリックし、テストをグループに追加します。

10.17.2 テスト・グループへのテストの追加

テスト・グループを作成したら、テストを追加できます。グループ内のテストは順次実行されます。また、グループはスケジュールすることも可能です。テストを追加するには、次の手順を実行します。

  1. 「テスト」タブをクリックします。

  2. テストを追加するテスト・グループを選択します。

  3. 右ペインのテスト・リスト領域で「追加/編集」をクリックし、「テスト」ダイアログ・ボックスを開きます。

    このダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    すべてのテスト: プロジェクトのツリー・ビューが表示され、グループに追加するテストを選択できます。

    <右矢印と左矢印>: グループに対してテストを追加または削除できます。

    グループ内のテスト: グループに含まれているテストが表示されます。テストを削除するには、そのテストを選択して左矢印をクリックします。

  4. 追加するテストを選択します。

  5. テストをグループに移動するには、右矢印をクリックします。

  6. 「OK」をクリックします。

10.17.3 テスト・ステップの編集

マニュアル・テストの場合は、各テスト・ステップを追加、削除または編集できます。

テスト・ステップを編集するには、次の手順を実行します。

  1. 編集するマニュアル・テストを選択します。

  2. 「アクション」メニューからテスト・ステップの編集を選択します。

    このダイアログ・ボックスでは、マニュアル・テストのテスト・ステップを編集および追跡します。

    ステップ: ステップ番号が表示されます。

    ページ: ステップでテストされているページが表示されます。

    コメント: ステップに関する追加情報が表示されます。

    このダイアログ・ボックスには、マニュアル・テスト用に次のオプションがあります。

    ステップ: ステップ番号が表示されます。

    アクション: 実行するアクションが表示されます。

    予期した結果: このステップを実行したときに発生すると予想される結果の詳細が表示されます。

    コメント: ステップに関する追加情報が表示されます。

    削除: 選択されたステップを削除します。

    上へ: 選択されたステップをリスト内で1つ上の位置に移動します。

    下へ: 選択されたステップをリスト内で1つ下の位置に移動します。

    このダイアログ・ボックスには、すべてのテスト用に次のオプションがあります。

    OK: ダイアログ・ボックスを終了して、変更を承認します。

    キャンセル: 変更を承認せずにダイアログ・ボックスを終了します。

  3. 編集するステップを選択するか、「新規」をクリックしてステップを追加します。

  4. 編集または追加するすべてのステップに対して、同じ手順を繰り返します。

  5. 「OK」をクリックします。

10.17.4 テストの削除

プロジェクトからテストを削除するには、次の手順を実行します。

  1. 削除するテストを選択します。テストにサブ・テストがある場合はそれらも削除されます。

  2. 「アクション」メニューから「テストの削除」を選択します。

  3. 削除を確認するメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。

10.17.5 テストの編集


注意:

システム管理者によってシステムがカスタマイズされている場合は、表示されるフィールドおよびオプションが次の例と異なる場合があります。

テストを編集するには、次の手順を実行します。

  1. 変更するテストを選択します。

  2. 「アクション」メニューから「テストの編集」を選択します。

    このダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    名称: テストの名前が表示されます。

    タイプ: テストのタイプが表示されます。このフィールドは変更できません。

    オーナー: テストの所有者が表示されます。

    機能: テストによって検証する機能の詳細が表示されます。

    プライオリティ: テストのプライオリティが表示されます。このオプションは、システム管理者が変更できます。

    詳細: テストの詳細が表示されます。

    アタッチメント: このテストに添付ファイルを追加できます。「参照」をクリックすると「開く」ダイアログ・ボックスが表示され、添付するファイルを選択できます。

  3. 必要な変更を行います。

  4. 「OK」をクリックします。

10.18 テストの実行

プロジェクト内のすべてのテスト、プロジェクトの1つのブランチに含まれるすべてのテスト、または個別のテストを実行できます。すべてのテストまたはテスト・ブランチを実行する場合、マニュアル・テストは実行されません。マニュアル・テストは、個別か、テスト・グループの一部としてのみ実行できます。マニュアル・テストを実行する場合、マニュアル テスト・ウィザードに従って各ステップを順次進め、結果を入力できます。

テストが失敗したときに自動的に不具合を作成し、テストに関連付けるようにOracle Test Managerを設定できます。第2章のOracle Test Managerオプションの設定に関する説明を参照してください。


注意:

Win 32クライアント・ユーザー・インタフェースを使用してOpenScriptテストを実行することはできません。

10.18.1 マニュアル・テストの実行

マニュアル・テストを実行するには、次のようにします。

  1. 実行するテストを選択します。

  2. 「アクション」メニューから「テストの実行」を選択し、続いて「テストの実行」を選択してマニュアル テスト・ウィザードを起動します。

    「テストの実行」ダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。管理者がカスタム・フィールドを追加した場合は、追加のフィールドがある場合もあります。

    ビルド・バージョン: テストするソフトウェアのバージョンを入力します。

  3. テスト対象のソフトウェアのバージョン番号とカスタム・フィールド(ある場合)を入力し、「次へ」をクリックします。

    テストのステップごとに、ステップのダイアログ・ボックスが表示されます。これらのテストには、次のオプションがあります。

    アクション: 実行するアクションが表示されます。

    期待した結果: 予測される結果が表示されます。

    コメント: ステップに関する追加情報が表示されます。

    結果: ステップ実行の結果を選択します。

    サマリー: ステップに関する追加情報を入力します。

    不具合の作成: 不具合が自動的に追加され、テストのステータスが失敗または警告であったことを示します。このオプションは、「失敗」または「警告」が選択された場合にのみ選択できます。

  4. テストのステップごとに「マニュアル テストの実行 - ステップ」ダイアログ・ボックスが表示されます。ステップを完了したら、結果を選択してコメントを入力します。

  5. 「次へ」をクリックして、次のステップに進みます。

    テストのすべてのステップが完了すると、サマリーのダイアログ・ボックスが表示されます。これらのテストには、次のオプションがあります。

    結果: テストの全体的な結果を入力します。

    サマリー: テストに関する追加情報を入力します。

  6. 最後のステップの後、「マニュアル テストの実行 - サマリー」ダイアログ・ボックスが表示されます。テストの全体的な結果、およびサマリー・コメントを入力し、「終了」をクリックします。

10.18.2 テスト・グループの実行

テスト・グループを実行するとき、Oracle Test Managerはグループ内のテストを順次実行します。グループにマニュアル・テストがある場合、人的介入が必要になる可能性があるというメッセージが表示され、続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。続行を選択すると、マニュアル テストの実行ウィザードの指示に従って、グループ内のすべてのマニュアル・テストを実行できます。

テスト・グループを実行するには、次のようにします。

  1. テスト・グループを選択し、「アクション」メニューから「テストの実行」を選択し、続いて「テストの実行」を選択します。

  2. テスト対象のソフトウェアのバージョン番号とカスタム・フィールド情報(ある場合)を入力し、「OK」をクリックします。

  3. グループ内にマニュアル・テストがある場合、続行するかどうかを確認するメッセージが表示されます。「はい」をクリックします。

  4. Oracle Test Managerによって、テストが順次実行されます。マニュアル・テストは、マニュアル テストの実行ウィザードに従って実行します。すべてのテストの実行が終了すると、結果が表示されます。

10.18.3 テスト結果の削除

テストが実行された日付および時間に基づいて、テスト結果を削除できます。

テスト結果を削除するには、次の手順を実行します。

  1. 「アクション」メニューからテスト結果の削除を選択します。

  2. 削除する結果を選択します。複数のテスト結果を削除する場合は、削除する各テスト結果をクリックします。

  3. 「OK」をクリックします。

10.19 要件とテストとの関連付け

テストに要件を関連付けるには、次の手順を実行します。

  1. 要件を関連付けるテストを選択します。

  2. 「アクション」メニューから「関連付け」を選択し、続いて「要件の関連付け」を選択します。

    「要件の関連付け」ダイアログ・ボックスの展開されたツリー・ビューにプロジェクト内のすべての要件が一覧表示されます。関連付けられている要件は、前のチェック・ボックスにxが付いています。これらのテストには、次のオプションがあります。

    <要件リスト>: 要件をクリックして、関連付けられた要件のリストに追加したり、リストから削除したりします。

    OK: ダイアログ・ボックスを閉じ、変更内容を保存します。

    キャンセル: ダイアログ・ボックスを閉じますが、変更内容は保存されません。

    すべて選択: すべての要件を選択します。

    すべてクリア: すべての要件の選択を解除します。

    次: 次の関連付けられた要件に移動します。

    前: 前の関連付けられた要件に移動します。

  3. このテストに関連付ける要件を選択します。ウィンドウ下部に選択された要件の数が表示されます。

  4. 「OK」をクリックします。要件が、右ペインの関連した要件のセクションに追加されます。

10.20 不具合とテストとの関連付け

テストに不具合を関連付けるには、次の手順を実行します。

  1. 不具合を関連付けるテストを選択します。

  2. 「アクション」メニューから「関連付け」を選択し、続いて「不具合の関連付け」を選択します。

    「不具合の関連付け」ダイアログ・ボックスの展開されたツリー・ビューにプロジェクト内のすべての不具合が、「不具合」タブと同様にグループ化されて一覧表示されます。関連付けられている不具合は、前のチェック・ボックスにxが付いています。これらのテストには、次のオプションがあります。

    <不具合リスト>: 不具合をクリックして、関連付けられた不具合のリストに追加したり、リストから削除したりします。

    OK: ダイアログ・ボックスを閉じ、変更内容を保存します。

    キャンセル: ダイアログ・ボックスを閉じますが、変更内容は保存されません。

    すべて選択: すべての不具合を選択します。

    すべてクリア: すべての不具合の選択を解除します。

    次: 次の関連付けられた不具合に移動します。

    前: 前の関連付けられた不具合に移動します。

  3. このテストに関連付ける不具合を選択します。ウィンドウ下部に選択された不具合の数が表示されます。

  4. 「OK」をクリックします。不具合が、右ペインの関連付けられた不具合の下に一覧表示されます。

10.21 テスト詳細の表示

各テスト実行の結果詳細を表示することができます。テスト詳細を表示するには、次の手順を実行します。

  1. 詳細を表示するテストを選択します。

  2. 右ペインの「実行履歴」セクションで、詳細を表示するテスト実行日をクリックします。

10.22 結果レポートの参照

結果レポートがブラウザ・ウィンドウに表示され、テスト実行に関する詳細情報が表示されます。結果レポートを参照するには、次の手順を実行します。

  1. レポートを表示するテストを選択します。

  2. 右ペインの「実行履歴」セクションで、レポートを表示するテスト実行日をクリックします。

  3. 右ペインの結果詳細サマリー・セクションで「レポートの参照」をクリックします。

10.23 スケジュールの作業

指定時刻にテストを自動的に実行するスケジュールを作成できます。スケジュールを作成したら、有効にできます。スケジュールを有効にするには、Oracle Test Managerが実行されている必要がありますが、データベースにログインしている必要はありません。Oracle Test Managerを終了すると、スケジュールは自動的に無効になります。

10.23.1 テストのスケジュール

テストをスケジュールするには、次の手順を実行します。

  1. スケジュールするテストを選択します。

  2. 「アクション」メニューから「テストのスケジュール」を選択して、「テストのスケジュール」ダイアログ・ボックスを表示します。

    「テストのスケジュール」ダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    データベース: テストが存在するデータベースを示します。

    プロジェクト: このテストが属するプロジェクトを示します。

    テスト: テストの名前を示します。

    タイプ: テストを実行する頻度を選択します。次のオプションがあります。

    • 一度のみ: テストを1回実行します。

    • 毎日: テストを毎日、選択された時刻に実行します。

    • 毎週: テストを毎週、選択された曜日の選択された時刻に実行します。

    • 毎月: テストを毎月1回、選択された日にちの選択された時刻に実行します。

    日付: 日、月または年をクリックして日付を編集するか、下矢印をクリックしてカレンダを表示し、日付を選択します。

    時間: テストを実行する時刻を入力するか、または矢印をクリックして時刻を変更します。

    バージョン: バージョンを入力するか、選択します。

    有効: テストを有効にして、スケジュールが有効になったら実行されるようにします。無効なテストは実行されません。

  3. テストを実行する頻度を選択します。

  4. テストを実行する日時を選択します。

  5. 「OK」をクリックします。

10.23.2 スケジュールの編集

スケジュールを編集するには、次の手順を実行します。

  1. 「ビュー」メニューから「スケジュール」を選択し、「スケジュール」ダイアログ・ボックスを表示します。

    「スケジュール」ダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    テスト・リスト: スケジュール内のテストが一覧表示されます。列タイトルをクリックすると、次の列でスケジュールを並べ替えることができます。

    • テスト: テストの名前が表示されます。

    • タイプ: テストのタイプが表示されます。

    • 日付: スケジュールされているテストの実行日が表示されます。

    • 時間: スケジュールされているテストの実行時刻が表示されます。

    • 状態: テストが有効または無効であることを示します。

    閉じる: ダイアログ・ボックスを終了します。

    編集: 選択されたテストの「スケジュールの編集」ダイアログ・ボックスが表示されます。

    削除: 選択されたテストをスケジュールから削除します。

  2. 編集するテストを選択します。

  3. 「編集」をクリックして、「スケジュールの編集」ダイアログ・ボックスを表示します。

  4. 必要な変更を行い、「OK」をクリックします。

  5. すべてのテストを有効にするには「すべて有効」を、すべてのテストを無効にするには「すべて無効」をクリックします。

  6. 「閉じる」をクリックします。

10.23.3 スケジュールの有効化と無効化

スケジュールを実行するには、Oracle Test Managerが実行されている必要があります。スケジュールを有効または無効にするには、データベースにログインしている必要はありません。

スケジュールを有効にするには、「ビュー」メニューからスケジュールのアクティブ化を選択します。このオプションの前にチェックマークが付いている場合、スケジュールが有効であることを示します。

スケジュールを無効にするには、「ビュー」メニューからスケジュールの非アクティブ化を選択します。このオプションの前が空欄の場合、スケジュールが無効であることを示します。

10.24 不具合の追加


注意:

システム管理者によってシステムがカスタマイズされている場合は、表示されるフィールドおよびオプションが次の例と異なる場合があります。

不具合を追加すると、データベース内の次の番号が自動的に割り当てられ、リストの一番下に追加されます。この番号は変更できません。不具合をグループ化するには、右クリック・メニューを使用するか、「ビュー」メニューの「グループ条件」を選択します。不具合を追加するには、次の手順を実行します。

  1. 「アクション」メニューから「追加」を選択し、続いて「不具合の追加」を選択します。

    「不具合の追加」ダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    サマリー: 不具合の名前を入力します。

    コンポーネント: 不具合に関連付けられているコンポーネントを選択します。コンポーネントは、システム管理者がOracle Application Testing Suite Administratorを使用して入力します。

    担当者: 不具合の担当者を選択します。このオプションは、システム管理者が変更できます。

    ステータス: 不具合のステータスを選択します。このオプションは、システム管理者が変更できます。

    プライオリティ: 不具合のプライオリティを選択します。このオプションは、システム管理者が変更できます。

    重大度: 不具合の重大度を選択します。このオプションは、システム管理者が変更できます。

    バージョン: テストに使用されたソフトウェアのバージョンを選択または入力します。

    プラットフォーム: 不具合が発生したプラットフォームを選択または入力します。このオプションは、システム管理者が変更できます。

    詳細: 不具合に関する詳細情報を入力します。

    ソリューション: 不具合の解決方法に関する詳細を入力します。

    アタッチメント: この不具合に添付ファイルを追加できます。「参照」をクリックすると「開く」ダイアログ・ボックスが表示され、添付するファイルを選択できます。

  2. 不具合の詳細を入力します。

  3. 「OK」をクリックします。

10.25 不具合の削除

不具合を削除するには、次の手順を実行します。

  1. 削除する不具合を選択します。

  2. 「アクション」メニューから「不具合の削除」を選択します。

  3. 削除を確認するメッセージが表示されたら、「はい」をクリックします。

10.26 不具合の編集


注意:

システム管理者によってシステムがカスタマイズされている場合は、表示されるフィールドおよびオプションが次の例と異なる場合があります。

不具合を編集するには、次の手順を実行します。

  1. 編集する不具合を選択します。

  2. 「アクション」メニューから「不具合の編集」を選択します。

    「不具合の編集」ダイアログ・ボックスには次のオプションがあります。

    サマリー: 不具合の名前を入力します。

    コンポーネント: 不具合に関連付けられているコンポーネントを選択します。コンポーネントは、システム管理者がOracle Application Testing Suite Administratorを使用して入力します。

    担当者: 不具合の担当者を選択します。このオプションは、システム管理者が変更できます。

    ステータス: 不具合のステータスを選択します。このオプションは、システム管理者が変更できます。

    プライオリティ: 不具合のプライオリティを選択します。このオプションは、システム管理者が変更できます。

    重大度: 不具合の重大度を選択します。このオプションは、システム管理者が変更できます。

    バージョン: テストに使用されたソフトウェアのバージョンを選択または入力します。

    プラットフォーム: 不具合が発生したプラットフォームを選択または入力します。

    詳細の追加: 新しい詳細を入力します。このテキストは、以前の詳細テキストの後に追加されます。

    テキストの編集: 以前に入力された詳細テキストを表示して編集するにはこのオプションを選択します。このチェック・ボックスが選択されていると、テキストが表示されます。

    ソリューションの追加: 新しい解決方法を入力します。このテキストは、以前のソリューション・テキストの後に追加されます。

    テキストの編集: 以前に入力されたソリューション・テキストを表示して編集するにはこのオプションを選択します。このチェック・ボックスが選択されていると、テキストが表示されます。

    アタッチメント: この不具合に添付ファイルを追加できます。「参照」をクリックすると「開く」ダイアログ・ボックスが表示され、添付するファイルを選択できます。

  3. 変更を行います。

  4. 「OK」をクリックします。

10.27 不具合同士の関連付け

不具合に不具合を関連付けるには、次の手順を実行します。

  1. 別の不具合を関連付ける不具合を選択します。

  2. 「アクション」メニューから「関連付け」を選択し、続いて「不具合の関連付け」を選択します。

    このダイアログ・ボックスの展開されたツリー・ビューにプロジェクト内のすべての不具合が、「不具合」タブと同様にグループ化されて一覧表示されます。関連付けられている不具合は、前のチェック・ボックスにxが付いています。これらのテストには、次のオプションがあります。

    <不具合リスト>: 不具合をクリックして、関連付けられた不具合のリストに追加したり、リストから削除したりします。

    OK: ダイアログ・ボックスを閉じ、変更内容を保存します。

    キャンセル: ダイアログ・ボックスを閉じますが、変更内容は保存されません。

    すべて選択: すべての不具合を選択します。

    すべてクリア: すべての不具合の選択を解除します。

    次: 次の関連付けられた不具合に移動します。

    前: 前の関連付けられた不具合に移動します。

  3. この不具合に関連付ける不具合を選択します。ウィンドウ下部に選択された不具合の数が表示されます。

  4. 「OK」をクリックします。不具合が、右ペインの関連付けられた不具合の下に一覧表示されます。

10.28 テストと不具合との関連付け

不具合にテストを関連付けるには、次の手順を実行します。

  1. テストを関連付ける不具合を選択します。

  2. 「アクション」メニューから「関連付け」を選択し、続いて「テストの関連付け」を選択します。

    このダイアログ・ボックスの展開されたツリー・ビューにプロジェクト内のすべてのテストが一覧表示されます。関連付けられているテストは、前のチェック・ボックスにxが付いています。これらのテストには、次のオプションがあります。

    <テスト・リスト>: テストをクリックして、関連付けられたテストのリストに追加したり、リストから削除したりします。

    OK: ダイアログ・ボックスを閉じ、変更内容を保存します。

    キャンセル: ダイアログ・ボックスを閉じますが、変更内容は保存されません。

    すべて選択: すべてのテストを選択します。

    すべてクリア: すべてのテストの選択を解除します。

    次: 次の関連付けられたテストに移動します。

    前: 前の関連付けられたテストに移動します。

  3. この不具合に関連付けるテストを選択します。ウィンドウ下部に選択されたテストの数が表示されます。

  4. 「OK」をクリックします。テストが、右ペインの関連したテストの下に表示されます。