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Oracle® Functional Testing OpenScriptユーザーズ・ガイド
バージョン9.20
B62630-01
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9 Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールの使用

この章では、OpenScript Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールの設定および使用手順について説明します。このテスト・モジュールは、Oracle Application Development Framework(ADF)ベースのアプリケーションの機能テストをサポートします。

9.1 Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールについて

Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールでは、Oracle Application Development Framework(ADF)アプリケーションの機能テストがサポートされています。Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールは、Web機能モジュールの拡張機能です。Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールは、結果ビュー、詳細ビュー、プロパティ・ビュー、コンソール/問題の各ビュー、詳細設定、ステップ・グループ、スクリプト・マネージャおよびワークスペース・マネージャなどのOpenScriptプラットフォームと完全に統合されています。

Oracle Fusion/ADF機能テスト・レコーダによって、ツリー・ビューにわかりやすい形でコマンドが表示されます。デフォルトでは、スクリプト・コマンドが、実行されたWebページごとにステップ・グループに分類されます。各ステップ・グループには、ページで実行されて記録されたアクションに対応する1つ以上のスクリプト・コマンドが含まれています。ステップ・グループのデフォルト名は、ADFコンポーネント名です。

OpenScriptによって、Oracle Fusion/ADF機能テスト・スクリプトの再生結果が結果ビューに表示されます。結果ビューには各スクリプト・コマンドの結果が表示されます(経過時間や失敗のサマリーを含む)。結果レポートは同じ情報をHTMLフォーマットの結果レポートにコンパイルします。結果をOpenScript GUIから標準フォーマット(CSV / HTML)でエクスポートすることもできます。また、コマンドラインを通じた自動再生によっても結果は生成されます。

Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールAPIには、追加のプログラミング機能を提供するadfクラスが含まれています。

9.1.1 前提条件

Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュール・レコーダには、次の前提条件があります。

  • Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールでスクリプトを記録する前に、ADFアプリケーションでは非圧縮クラス名を使用するため、ADFサーバーを構成する必要があります。

9.1.2 Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールの主な機能

  • Oracle Fusion/ADF機能テスト・スクリプト・モジュール。新規プロジェクト・ウィザード(「ファイル」メニューから「新規」を選択)の「機能テスト」グループには、「Oracle Fusion/ADF」オプションがあります。OpenScriptでOracle Fusion/ADF機能テスト・プロジェクトを作成する際に使用します。Oracle Fusion/ADF機能テスト・スクリプト・モジュールでは、ADF Facesアプリケーション(Oracle Application Development Framework 11gリリース1(11.1.1))に対する機能スクリプトを記録します。

  • ADF機能固有のAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)。Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールには、ADF機能テスト固有のスクリプトをカスタマイズする際に使用するADF機能テスト・モジュールのAPI仕様が含まれています。

9.2 ADFサーバーの構成

Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールのレコーダでは、ADFアプリケーションで非圧縮クラス名が使用されている必要があります。アプリケーション・サーバーを構成して、非圧縮クラス名がテスト目的で使用されることを指定する必要があります。

ADFサーバーの次の2つのファイルに、3つの設定を行う必要があります。

9.2.1 WEB-INF/web.xmlファイルの設定

この項では、ADFサーバーのweb.xmlファイルに指定する必要がある設定について説明します。

ADFサーバーのWEB-INF/web.xmlファイルで、oracle.adf.view.rich. automation.ENABLEDパラメータをtrueに設定します。これは、Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールがスコープID(テストIDまたはサブIDとも呼ばれる)を使用してオブジェクトを検出するために必要です。

次のXMLは、Oracle Fusion/ADF機能テスト・スクリプトを記録する前に、web.xmlファイルのoracle.adf.view.rich. automation.ENABLEDパラメータがどのように指定されている必要があるかを示しています。

<context-param>

<param-name>oracle.adf.view.rich.automation.ENABLED</param-name>

<param-value>true</param-value>

</context-param>

ADFサーバーのWEB-INF/web.xmlファイルで、org.apache.myfaces. trinidad.DISABLE_CONTENT_COMPRESSIONパラメータをtrueに設定します。これは、Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールがADFコンポーネント・クラス名を識別するために必要です。

次のXMLは、Oracle Fusion/ADF機能テスト・スクリプトを記録する前に、web.xmlファイルのorg.apache.myfaces.trinidad.DISABLE_CONTENT_COMPRESSIONパラメータがどのように指定されている必要があるかを示しています。

<context-param>

<param-name>org.apache.myfaces.trinidad.DISABLE_CONTENT_COMPRESSION</param-name>

<param-value>true</param-value>

</context-param>

9.2.2 trinidad-config.xmlファイルの設定

この項では、ADFサーバーのtrinidad-config.xmlファイルに指定する必要がある設定について説明します。

ADFサーバーのtrinidad-config.xmlで、animation-enabled要素をfalseに設定します。

次のXMLは、Oracle Fusion/ADF機能テスト・スクリプトを記録する前に、trinidad-config.xmlファイルのanimation-enabled要素がどのように指定されている必要があるかを示しています。

<animation-enabled>false</animation-enabled>

9.3 Oracle Fusion/ADF機能テストの記録

Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールでは、Oracle Application Development Framework 11gリリース1(11.1.1)の標準ADFコンポーネントを記録します。レコーダでは、Oracle Fusion/ADFアプリケーションの自動テストの機能テスト・スクリプトを作成します。

ADFコンポーネントはアプレットベースのコントロールであり、Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールは、コントロール間の通信を記録するためのOpenScriptのオブジェクトまたは属性の情報を提供します。アクションは、OpenScriptのadfコマンドとして、テスト・スクリプト内に取得されます。その他のコンポーネントは、標準のOpenScriptのwebおよびftナビゲーション・コマンドとして取得される標準のWebコントロールです。相関ルールは、新規スクリプトの詳細設定の設定を使用して変更できます。

OpenScriptでは、記録されたADFのアクション/コマンドを再生します。これは属性で識別されたイベントとオブジェクトで構成されます(例: adf.inputText(11,"/web:window[@index='0' or @title='inputText Demo']/web:document[@index='0']/web:ADFInputText[@id='dmoTpl:idInputText' and @label='String value']").setValue("String"))。再生に使用されるアクションは、記録されたアクションまたはJavaコード・ビューで手動で指定されたアクションのいずれかです。Oracle Fusion/ADFの機能テスト・モジュールではFirefoxをサポートしていないため、再生の構成ができるのはIEのみです。自動再生は、OpenScriptのコマンドライン・インタフェースを使用し、Oracle Test Managerまたはサード・パーティ・ツールを介してサポートされます。Oracle Fusion/ADF機能テスト・スクリプトは、Oracle Load Testingでは再生されません。

Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールには記録ツールバー・ボタンがあり、この機能を使用してADFレコーダの起動およびスクリプト・ビューへのWeb/ADFページ・アクションの取得を実行できます。記録ツール・バーには、記録の開始および停止ツールバー・ボタンがあります。また、OpenScriptレコーダを使用して記録する際に、ブラウザとOpenScript間の切替え操作を不要にするフローティング・ツールバーを開くこともできます。

9.3.1 Oracle ADF機能テストの記録詳細設定の設定

Oracle ADF機能テストの記録詳細設定を設定するには、次のようにします。

  1. OpenScriptを起動します。

  2. 「ビュー」メニューから「OpenScript 詳細設定」を選択します。

  3. 「OpenScript」ノード配下の「記録」カテゴリを開きます。

  4. 「ADF 機能テスト」を選択します。

  5. 「オブジェクト識別」タブをクリックし、「プロファイルの追加」「オブジェクトの追加」、または「編集」を使用して、オブジェクト識別子の要素や属性をカスタマイズします。

  6. 「OK」をクリックします。

9.3.2 オブジェクト識別子の追加/編集

Oracle ADF機能テスト・モジュールでは、オブジェクト識別を使用して、Oracle ADFオブジェクトの識別に使用する属性を指定します。Oracle ADF機能テスト・モジュールでは、Web機能テスト・モジュールと同じ事前定義済パス属性を、共通Webオブジェクトに対して使用します。ただし、Oracle ADFのテスト自動化では、ADFの制御を識別するための次の追加属性が提供されます。オブジェクトパスはXPathの書式で指定されます。たとえばオブジェクト識別パスはJavaコードでは以下のように現れます。

//web:ADFCommandButton[(@name='DIST_LIST_NAME_0')]

デフォルトのWebオブジェクト属性は、Oracle ADF機能テスト・モジュールの記録詳細設定で設定できます。記録されたスクリプトのオブジェクト属性を、ツリー・ビューまたはコード・ビューで編集することもできます。

事前定義済のオブジェクト識別の他にも、オブジェクト・ライブラリをスクリプトに追加して、ライブラリ・ファイルにパスを記録できます。オブジェクト・ライブラリ・ファイルは、その他のスクリプトによって共有および再利用されます。オブジェクト・ライブラリ・ファイルによって、より便利なオブジェクトの「省略名」が提供されるため、プログラミングが容易になります。

Oracle ADF機能テスト・モジュールには、レコーダがブラウザ・オブジェクトを識別する方法を指定するオブジェクト識別子が含まれています。記録詳細設定で、オブジェクト識別子を追加したり、既存のオブジェクト識別子を編集したりすることができます。

オブジェクト識別子を追加または編集するには、次のようにします。

  1. 「ビュー」メニューから「OpenScript 詳細設定」を選択します。

  2. 「記録」ノードを開いて、ADF機能テストを選択します。

  3. 「オブジェクト識別」タブをクリックします。このタブでは、次のようにOracle ADFのオブジェクト識別属性を指定できます。

    アクティブ プロファイル: スクリプトを記録する際にアクティブ・プロファイルとして使用するオブジェクト識別プロファイルを指定します。プロファイルで、ADF機能テストを記録するときに使用する一連のオブジェクト識別子が定義されます。新しいカスタム・プロファイルの作成には、「プロファイルの追加」オプションを使用します。プロファイルを作成したら、「名称」カラムでプロファイル名を選択し、「オブジェクトの追加」を使用してカスタム・プロファイルにカスタム・オブジェクトと属性を定義します。

    名称: 定義済のOracle ADFのオブジェクト識別子の名前が表示されます。

    属性: 定義済のOracle EBS/Formsのオブジェクト識別子に対して指定されたパターンが表示されます。

    プロファイルの追加: 新しいOracle ADFオブジェクト識別子プロファイルを指定するダイアログ・ボックスが開きます。

    オブジェクトの追加: 新しいOracle ADFオブジェクト識別子を指定するダイアログ・ボックスが開きます。

    編集: 選択したOracle ADFのオブジェクト識別子を編集するためのダイアログ・ボックスが開きます。

    削除: 選択したOracle ADFオブジェクト識別子またはカスタム・プロファイルを削除します。デフォルトのプロファイルは削除できません。

    エクスポート: 現在選択されているADFオブジェクト識別子プロファイルをXMLファイルにエクスポートするダイアログ・ボックスが開きます。

    インポート: 保存されているオブジェクト識別子プロファイルのXMLファイルをインポートするダイアログ・ボックスが開きます。

    元に戻す: デフォルトのADFオブジェクト識別プロファイルをデフォルト・プロファイルに戻します。デフォルト・プロファイルに対する変更はすべて削除されます。「名称」カラムでデフォルト・プロファイル名を選択すると、元に戻すオプションが有効になります。

    各オブジェクト・エレメントについて、名前(通常はOracle ADFオブジェクト属性)、オペレータ、値および値タイプを指定します。オブジェクト・エレメントを追加すると、OpenScriptにより各オブジェクト識別子エレメント間で論理ORを使用してオブジェクト識別子が構築されます。「編集」をクリックして論理ORおよびANDを変更します。

  4. 「追加」をクリックするか、既存のオブジェクト識別子を選択して「編集」をクリックします。

  5. 新規オブジェクト識別子を追加する場合は、オブジェクト識別子の名前を入力します。

  6. オブジェクト識別子のオブジェクト・エレメントを追加または編集します。

    オブジェクト識別子の追加と編集の詳細は、「Web機能テスト・モジュール」を参照してください。

  7. 「OK」をクリックします。記録詳細設定にオブジェクト識別子が追加されます。

9.3.3 Oracle Fusion/ADF機能テスト・スクリプトの記録

ADF機能テスト・スクリプトを記録するには、次のようにします。

  1. OpenScriptを起動します。

  2. Oracle Fusion/ADF機能テストの相関詳細設定を設定します。

  3. 「ファイル」メニューから「新規」を選択します。

  4. 機能テスト・グループを開きます。

  5. 「ADF」を選択します(Oracle Fusion/ADFスクリプトにより、WebおよびADFのテクノロジが同じスクリプトの一部として統合されます)。

  6. 「次へ」をクリックします。

  7. リポジトリとワークスペースを選択します。

  8. スクリプト名を入力します。

  9. 「終了」をクリックします。新規スクリプト・ツリーがスクリプト・ビューに作成されます。

  10. 「スクリプト」メニューから「記録」を選択します。記録を開始すると、ブラウザが自動的に開きます。

  11. 記録を開始するWebページをブラウザにロードします。

  12. ページ・オブジェクト、アクションおよびナビゲーションを記録するWebサイトにアクセスします。ページ・オブジェクト、アクションおよびナビゲーションは、スクリプト・ツリーうち、「記録セクション指定」設定で指定したノード(デフォルトは「Run」ノード)に追加されます。

  13. ページのナビゲーションが終了したら、ブラウザを閉じてください。

  14. 「スクリプト」メニューから「停止」を選択するか、OpenScriptツールバーの「停止」ボタンをクリックします。

  15. スクリプトの「Run」ノードを開いて、スクリプト・ツリーのページ・オブジェクト、アクションおよびナビゲーションのノードを表示します。

    特定のテスト要件実現のために、メニュー・オプションまたはコード・ビューを使用してスクリプトをカスタマイズすることができます。


    注意:

    記録中またはスクリプトの再生中に、スクリプト・エディタ・ビューまたはスクリプト・プロジェクトを閉じないでください。閉じると、OpenScriptアプリケーションで予期しない動作が発生する場合があります。

9.4 スクリプトの再生

OpenScriptでは、記録されたADFのアクション/コマンドを再生します。これは属性で識別されたオブジェクトで構成されます。再生に使用されるアクションは、記録されたアクションまたはJavaコード・ビューで手動で指定されたアクションのいずれかです。自動再生は、OpenScriptのコマンドライン・インタフェースを使用し、Oracle Test Managerまたはサード・パーティ・ツールを介してサポートされます。

Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールには再生ツールバー・ボタンと反復ツールバー・ボタンがあり、ユーザーはこれらを使用してスクリプトの再生を開始することができます。再生は、スクリプトを通じて一度のみ行うか、データバンク・ファイルのデータを使用して何度も反復することが可能です。Oracle Fusion/ADF機能スクリプトの再生結果は、結果ビューとコンソール・ビューで確認できます。

9.4.1 Oracle Fusion/ADF機能スクリプトの再生

Oracle Fusion/ADF機能スクリプトを再生するには、次のようにします。

  1. OpenScriptを起動します。

  2. 再生するOracle Fusion/ADF機能スクリプトを開きます。

  3. 「スクリプト」メニューから「再生」を選択するか、ツールバー・ボタンをクリックします。

    コンソール・ビューでスクリプト再生の進捗状況を確認できます。結果ビューでスクリプト再生の結果を確認できます。

9.4.2 Oracle Fusion/ADF機能スクリプトを反復して再生

Oracle Fusion/ADF機能スクリプトを反復して再生するには、次のようにします。

  1. OpenScriptを起動します。

  2. 再生するOracle Fusion/ADF機能スクリプトを開きます。

  3. 「スクリプト」メニューから「反復」を選択するか、ツールバー・ボタンをクリックします。

  4. 「データバンクを使用」を選択します。

  5. スクリプトに複数のデータベースが設定されている場合には、設定を指定するデータバンク・ファイルを選択します。

  6. データバンク・ファイルの設定を指定します。

  7. 再生を停止する反復数オプションを選択し、任意の再生の反復回数を指定します。反復設定の詳細は、4.5項「スクリプトを反復して再生」を参照してください。

  8. 「OK」をクリックします。

    コンソール・ビューでスクリプト再生の進捗状況を確認できます。結果ビューでスクリプト再生の結果を確認できます。

9.5 スクリプトの変更

スクリプトを作成あるい記録したら、テスト上の必要に応じてスクリプトに変更を加え、カスタマイズすることができます。

9.5.1 Fusion/ADFアクションの追加

Oracle Fusion/ADFモジュールには、スクリプトに追加できるOracle Fusion/ADFオブジェクトのアクションが含まれています。

Fusion/ADFアクションをスクリプトに追加するには、次のようにします。

  1. Fusion/ADF機能テスト・スクリプトを記録します。

  2. アクションを追加するスクリプト・ノードを選択します。

  3. 「スクリプト」メニューを選択してから、「追加」サブメニューで「その他」を選択します。

  4. 「ADF アクション」ノードを開きます。

  5. アクション・ノードを開いてアクションを選択します。

  6. 「OK」をクリックします。

  7. オブジェクトに対するオブジェクト識別パスを入力します。「キャプチャ」または「選択」のメニュー・オプションを使用して、オブジェクト・パスを取得または選択できます。

  8. オブジェクト・アクションに使用する必要な値を入力します。

  9. 「OK」をクリックします。アクション・ノードがスクリプト・ツリーに追加されます。

    Javaコード・ビューでは、adf.object(objectId).action()メソッドがスクリプト・コードに追加されます。

    adf.inputText("/web:window[@index='0' or @title='inputText Demo']
        /web:document[@index='0' or @name='w0']
        /web:ADFInputText[@id='dmoTpl:idInputText' 
            and @label='']").setValue("My Text Input");
    

    「ADF アクション」ノードには、「カレンダー」、「コマンド ボタン」、「コマンド イメージ リンク」、「コマンド メニュー アイテム」、コマンド・ツールバー、「ダイアログ」、「メニュー アイテムへ移動」、「カラー入力」、「コンボボックス リスト値入力」、複数選択形式のデータ選択入力、「リスト値入力」、「値スライダー入力」、「値スピンボックス入力」、「範囲スライダー入力」、「テキスト入力」、「メニュー」、ナビゲーション・ページ、「ページ」、「パネル アコーディオン」、「パネル ボックス」、「パネル」、「パネル タブ」、「パネル ウィンドウ」、「クエリ」、「クイック クエリ」、「リセット ボタン」、「リッチ テキスト エディタ」、「論理値チェックボックス選択」、「論理値ラジオ選択」、「複数チェックボックス選択」、「複数選択」、「複数リストボックス選択」、「複数シャトル選択」、「単一選択」、「単一リストボックス選択」、「単一ラジオ選択」、「オーダー シャトル選択」、「詳細表示」、「詳細ヘッダー表示」、「テーブル」、「ツールバー」、「トレイン」、「トレイン ボタン バー」、「ツリー」、「ツリー テーブル」が含まれています。その他のオブジェクト・アクションには対応するJavaコード・メソッドがあります。

9.5.2 Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールAPI

Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールには、ADF機能テストに固有のスクリプトのAPI(アプリケーション・プログラミング・インタフェース)が含まれています。Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュールのレコーダでは、ツリー・ビューに対応するJavaコードを作成し、Oracle Fusion/ADF機能テスト・コマンドをわかりやすい機能名でJavaコード・ビューに表示します。Javaコード・ビューのコマンドはツリー・ビューに対応しており、どちらのビューでもスクリプトを編集できます。

Oracle Fusion/ADF機能テストAPIを使用し、記録されたスクリプトを強化してテスト機能を追加できます。Oracle Fusion/ADF機能テスト・モジュール固有のコマンドは、adfクラスの一部です。追加の機能テスト・メソッドは、webクラスまたはftクラスにあります。その他の使用可能なクラス(サービス)のコマンドを利用したり、スクリプトでJavaコマンドを生成したりすることもできます。

Oracle Fusion/ADFのテスト・モジュールAPIには、次のものなどが含まれています。

  • カレンダー

  • コマンド ボタン

  • コマンド イメージ リンク

  • コマンド リンク

  • コマンド メニュー アイテム

  • コマンド・ツールバー

  • ダイアログ

  • メニュー アイテムへ移動

  • カラー入力

  • コンボボックス リスト値入力

  • 複数選択形式のデータ選択入力

  • リスト値入力

  • 値スライダー入力

  • 値スピンボックス入力

  • 範囲スライダー入力

  • 入力テキスト

  • メニュー

  • ナビゲーション・ページ

  • ページ

  • パネル・アコーディオン

  • パネル・ボックス

  • パネル・スプリッタ

  • パネル・タブ

  • パネル ウィンドウ

  • 問合せ

  • クイック クエリ

  • 「リセット」ボタン

  • リッチ・テキスト・エディタ

  • 論理値チェックボックス選択

  • 論理値ラジオ選択

  • 複数チェックボックス選択

  • 複数選択

  • 複数リストボックス選択

  • 複数シャトル選択

  • 単一選択

  • 単一リストボックス選択

  • 単一ラジオ選択

  • オーダー シャトル選択

  • 詳細表示

  • 詳細ヘッダー表示

  • テーブル

  • ツールバー

  • トレイン

  • トレイン ボタン バー

  • ツリー

  • ツリー テーブル

Oracle Fusion/ADFテスト・モジュールのツリー・ビューを使用して、多数のAPIメソッドを追加できます。Javaコード・ビューを使用してさらにメソッドを追加することができます。使用できるプロシージャ一覧のインテリジェンス・ウィンドウを開くには、[Ctrl]キーを押しながら[Space]キーを押します。その他のプログラミング情報の詳細は、OpenScriptヘルプのAPIリファレンスを参照してください。