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リンカーとライブラリ Oracle Solaris 10 8/11 Information Library (日本語) |
注 - この付録は、オリジナルの System V Release 4 mapfile 言語 (バージョン 1) について説明しています。この mapfile 構文は継続してサポートされていますが、新しいアプリケーションについては、第 9 章mapfileで説明されているバージョン 2 の mapfile 言語をお勧めします。
リンカーは、再配置可能オブジェクトの入力セクションを、作成中の出力ファイル内のセグメントに、自動的にかつ効率的に対応付けします。-M オプションで関連するマップファイル (mapfile) を指定すると、リンカーがデフォルトで行う対応付けを変更することができます。また、mapfile を使用して、新規セグメントの作成、属性の変更、およびシンボルのバージョン情報管理情報の指定を実行できます。
注 - mapfile オプションを使用すると、実行されない出力ファイルを簡単に作成できます。リンカーは、mapfile オプションなしでも、正しい出力ファイルを作成できます。
mapfiles のサンプルは、/usr/lib/ld ディレクトリにあります。