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Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM) 3.0 補足マニュアル Sun Fire X4800 M2 サーバー
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ドキュメントの情報

このマニュアルの使用法

サーバー管理方針の決定

Oracle ILOM のドキュメント

サーバー固有の Oracle ILOM 機能

障害の特定と解決

障害の特定

障害のクリア

障害診断機能がないコンポーネント

失われた Oracle ILOM パスワードの復元

ハードウェアおよび環境センサーの監視

索引

障害のクリア

障害を解決する手順は、コンポーネントのタイプによって異なります。

表 3 コンポーネントの種類と障害の解決方法

コンポーネントの種類
障害の状態
ホットスワップ可能であり SP によって監視される、顧客交換可能ユニット (CRU)
障害が発生したコンポーネントが交換され、更新された状態が非アサートとして報告されると、障害は自動的に解決されます。
FRUID コンテナに ID 情報を含む CRU および現場交換可能ユニット (FRU)
障害が発生したコンポーネントが交換されると、障害は自動的に解決されます。
ホットスワップ可能ではないか、または FRUID コンテナに ID 情報が含まれていない CRU および FRU
障害は自動的には解決されません。

Oracle ILOM Web インタフェースまたはコマンド行インタフェース (CLI) を使用して障害を手動でクリアできます。Oracle ILOM Web インタフェースまたは CLI を使用してサーバー障害を解決する方法については、次の Web サイトの Oracle ILOM 3.0 ドキュメントコレクションを参照してください。

SP では次の種類の障害が診断されます。

表 4 コンポーネントの障害の種類

障害の種類
コンポーネントまたはコンポーネントの状態
環境に関するイベント
ファンモジュール、電源、周囲温度、AC 電源の電力損失
メモリー参照コード (MRC) エラーおよび警告
メモリー初期化および生成
I/O ハブ (I/O Hub、IOH) の修正不可能なエラーイベント
マザーボード
メモリー ECC の修正不可能および修正可能なイベント
メモリー DIMM
CPU の修正不可能エラーイベント
プロセッサ
ブート進捗状況イベント
電源投入、電源切断、IPMI、MRC、QPI、BIOS、設定、および起動再試行
サービスプロセッサエラーイベント
Oracle ILOM

次の表に、システムのコールドブート後に持続するサーバーコンポーネントの障害と、障害を解決するための操作方法を示します。

表 5 コンポーネントの障害の解決

コンポーネント
障害を解決するための操作
DDR3 メモリー DIMM
交換すると自動的に解決される
CPU モジュール
コンポーネント交換後に手動で障害を解決する
PCIe カード
コンポーネント交換後に手動で障害を解決する
ファンモジュール
センサーの状態が OK になると自動的に解決される
電源装置
センサーの状態が OK になると自動的に解決される
ディスクドライブ
センサーの状態が OK になると自動的に解決される

関連項目