シリアルポートまたはビデオポートを使用したコンソールへのアクセスによるローカルインストール

OS をインストールするには、システムコンソール出力を表示する必要があります。出力は、シリアルポートとビデオポートの両方に表示することができます。

端末またはノートパソコンを使用している場合は、マルチポートケーブル (別名「ドングル」) を使用してサーバーのシリアルポートまたはビデオポートに接続し、コンソールにアクセスできます。『Sun Fire X4800 M2 サーバー設置マニュアル』の「管理 (SP) ケーブルの接続」を参照してください。

• シリアルポート - マルチポートケーブルのシリアルコネクタと、端末またはノートパソコンをシリアルケーブルで接続します。SP を起動した瞬間から OS がディスプレイの制御を引き継ぐまで、すべての出力はシリアルポートに表示されます。 「シリアルポートを設定する方法」を参照してください。

• ビデオポート - KVM の VGA モニターケーブルをサーバーのマルチポートケーブルのビデオポートに接続します。SP の起動が完了すると、システムは POST/BIOS を開始し、すべての出力をビデオポートに表示します。 この動作は、OS がディスプレイの制御を引き継ぐまで続きます。ほとんどの OS の設定では、情報はビデオポートに表示され続けます。ハードウェアのセットアップの詳細は、『Sun Fire X4800 M2 サーバー設置マニュアル』の「Oracle ILOM およびシステムコンソールとの通信」を参照してください。