Windows Server 2008 R2 のインストール方法

始める前に

オペレーティングシステムのインストールを開始する前に、次の要件が満たされていることを必ず確認してください。

• RAID 1 (ミラー化) のためにブートディスクを設定する場合、Windows オペレーティングシステムをインストールする前に、LSI Logic 統合 RAID コントローラの設定ユーティリティーを使用する必要があります。このユーティリティーにアクセスするには、サーバー起動時にプロンプトが表示された際に Ctrl+C キーを押します。詳細は、『Sun LSI 106x RAID User's Guide (Sun LSI 106x RAID ユーザーズガイド)』を参照してください。

• 選択した Windows メディアの取得方法については、次に示す要件の表を参照してください。

1. サーバーの電源を切ってすぐに入れ直します。

   Windows リモートまたは Windows イメージの方法を使用している場合は、Oracle ILOM を使用してサーバーの電源を入れ直すことができます。

   BIOS POST プロセスが開始されます。

2. BIOS 設定ユーティリティーを起動します。

   「Initializing USB ... Done (USB 初期化完了)」メッセージが画面に表示されます。

   
   

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   注 - BIOS POST メッセージはすぐに消えてしまうため、見逃すことがあります。そのような場合は、サーバーの電源を入れ直し、起動中に BIOS 設定ユーティリティーが表示されるまで F2 キーを押します。

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   「Press F2 to run setup」プロンプトが表示されたら、F2 を押します。BIOS 設定ユーティリティーが開きます。

3. BIOS 設定ユーティリティーで x2APIC を無効にします。
   1. 「Advanced (詳細)」>「CPU Configuration (CPU の構成)」>「x2APIC」をクリックします。
   2. 値を「Enabled (有効)」から「Disabled (無効)」に変更します。
   3. Esc を押してメイン BIOS 画面に戻ります。
   4. 「Exit Options (終了オプション)」>「Save Changes and Exit (変更を保存して終了)」を選択します。
      
4. BIOS POST 画面に「Press F8 for BBS POPUP (BBS ポップアップを表示するには F8 を押します)」というプロンプトが表示されたら、F8 を押します。

   BBS POPUP メニューで起動デバイスを選択できます。

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   注 - BBS POPUP メニューなどの BIOS POST メッセージはすぐに消えてしまうため、見逃すことがあります。そのような場合は、サーバーの電源を入れ直し、起動中に BBS POPUP メニュー (手順 3 を参照) が表示されるまで F8 キーを押します。

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5. BIOS POST プロセスが完了した後、「Boot Device (デバイスの起動)」メニューが表示されるのを待ちます。

   インストール方法として Windows ローカルを選択した場合は、ここで、接続された DVD ドライブに Windows メディア DVD を挿入します。

   
   
6. 「Boot Device (デバイスの起動)」メニューから次のいずれかを行います。
   • Windows ローカル方法を使用している場合は、CD/DVD を選択して Enter を押します。
   • Windows リモートまたは Windows イメージ方法を使用している仮想 CD/DVD を選択して Enter キーを押します。

   「Press any key to boot from CD (CD からブートするにはいずれかのキーを押します) 」というプロンプトが表示されたら、いずれかのキーをすばやく押します。

   Windows インストールウィザードが起動します。

7. インストールウィザードの指示に従って進み、「Installation Type (インストールの種類)」ページが表示されたら、「Custom (advanced) (カスタム (詳細))」をクリックします。
   

   「Where to Install Windows (Windows のインストール場所の選択)」画面が表示されます。

8. 「Where to Install Windows (Windows のインストール場所の選択)」画面で、次のいずれかの操作を実行します。

   • Windows のデフォルトのパーティション設定を選択するには、「Next (次へ)」をクリックします。手順 10 に進みます。

   • Windows のデフォルトのパーティション設定を上書きするには、「Driver Options (advanced) (ドライブオプション (詳細))」をクリックして、手順 9 の「Advanced Driver Options (ドライバの詳細オプション)」画面に進みます。

   
   

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   注意 - 既存のパーティションをフォーマットしたりパーティションを作成し直したりすると、そのパーティションにあるすべてのデータが消去されます。

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   「Advanced Driver Options (詳細ドライバオプション)」画面が表示されます。

9. 「Advanced Driver Options (詳細ドライバオプション)」画面で、以下のようにしてパーティションを作成します。
   1. 「Delete (削除)」をクリックして既存のパーティションを削除します。
   2. 「New (新規)」をクリックして新しいパーティションを作成します。
   3. 必要に応じてパーティションサイズの設定を変更し、「Apply (適用)」をクリックします。
   4. 「Next」をクリックします。
      
10. Windows のインストールが開始されます。 インストールプロセスでサーバーが複数回再起動するのを待ちます。
11. Windows のインストールが完了すると、Windows が起動され、ユーザーパスワードの変更を要求するプロンプトが表示されます。「OK」をクリックして、初期ユーザーログインアカウントを設定します。

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    注 - Windows Server 2008 R2 では、ユーザーアカウントに対してパスワードが強制的に適用されます。パスワードの規格には、長さ、複雑さ、および履歴に関する制限が含まれています。詳細は、アカウント作成画面にあるアクセシビリティーのリンクをクリックしてください。

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    初期アカウントを作成すると、Windows Server 2008 のデスクトップが表示されます。Windows Server 2008 R2 のインタフェースは新しくなりました。変更内容については、Microsoft ドキュメントを確認してください。

参照

「必須ドライバの更新と追加ソフトウェアのインストール」.