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コース: 重要なクラス
レッスン: 基本的なI/O
セクション: ファイルI/O(NIO.2を含む)
Pathクラス
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Pathクラス

Java SE 7リリースで導入されたPathクラスは、java.nio.fileパッケージの主要なエントリ・ポイントの1つです。 アプリケーションでファイルI/Oを使用する場合は、このクラスの強力な機能についてぜひ学習してください。

バージョンに関する注意事項:JDK 7よりも前のバージョンで作成されたコードでjava.io.Fileを使用している場合でも、File.toPathメソッドを使用するとPathクラスの機能を活用できます。 詳細は、旧来のファイルI/Oコードを参照してください。

Pathクラスはその名前が示すとおり、ファイル・システムでのパスをプログラムで表現するものです。 Pathオブジェクトは、そのパスを構成するために使用されるファイル名とディレクトリ・リストを含んでおり、ファイルの調査、場所の特定、操作に使用されます。

Pathインスタンスは、基盤となるプラットフォームの影響を受けます。 Solaris OSではPathにSolarisの構文(/home/joe/foo)が使用され、Microsoft WindowsではPathにWindowsの構文(C:\home\joe\foo)が使用されます。 つまり、Pathはシステムに依存します。 そのため、仮にSolarisファイル・システムとWindowsファイル・システムのディレクトリ構造が同じで、Solarisファイル・システムのPathインスタンスとWindowsファイル・システムのPathインスタンスが同じ相対ファイル・パスを特定している場合でも、これら2つを比較したときに一致すると推測することはできません。

Pathに対応するファイルまたはディレクトリは存在しない場合があります。 Pathインスタンスを作成して、このインスタンスに対して新規要素の追加、要素の抽出、他のパスとの比較などのさまざまな操作を実行できます。 また、必要に応じてFilesクラスのメソッドを使用して、Pathに対応するファイルが存在するかどうかのチェックや、そのファイルの作成、オープン、削除、権限の変更などを実行できます。

次のページでは、Pathクラスの詳細を説明します。


サンプル・プログラムで問題が発生した場合は、 Compiling and Running the Examples: FAQsを参照してください。
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