java.io
パッケージには、プログラムでデータの読取りと書込みに使用できる多くのクラスが含まれています。 ほとんどのクラスは、順次アクセス・ストリームを実装しています。 順次アクセス・ストリームは2つのグループに分類できます。 1つはバイトの読取りや書込みを行うストリーム、もう1つはUnicode文字の読取りや書込みを行うストリームです。 それぞれの順次アクセス・ストリームには特徴的な機能があります。たとえば、ファイルからの読取りやファイルへの書込み、読取りまたは書込み対象のデータのフィルタリング、オブジェクトの直列化などです。
java.nio.file
パッケージは、ファイルI/Oやファイル・システムI/Oを広範にサポートしています。これは非常に包括的なAPIですが、主要なエントリ・ポイントは次のとおりです。
Path
クラスには、パス操作のためのメソッドがあります。
Files
クラスには、移動、コピー、削除などのファイル操作のためのメソッドと、ファイル属性の取得と設定のためのメソッドがあります。
FileSystem
クラスには、ファイル・システムに関する情報を取得するためのさまざまなメソッドがあります。
NIO.2に関する詳細は、java.netのOpenJDK:NIOプロジェクトのWebサイトで説明されています。 このサイトには、当チュートリアルの範囲外であるNIO.2の機能(マルチキャスト、非同期I/O、独自のファイル・システム実装の作成など)に関するリソースが含まれています。