Javaプログラミング言語は高水準言語です。次のすべてのワードは、Javaプログラミング言語の特徴を表しています。
これらの各ワードについては、 『The Java Language Environment』(ホワイトペーパー:James Gosling、Henry McGilton共著)で説明しています。
Javaプログラミング言語では、すべてのソース・コードはまず.java
拡張子が付いたプレーン・テキスト・ファイルに記述されます。 次に、これらのソース・ファイルはjavac
コンパイラによって.class
ファイルにコンパイルされます。 .class
ファイルに含まれるのはプロセッサ・ネイティブのコードではなく、バイトコードです。バイトコードは、Java仮想マシン1(Java VM)のマシン語です。
次に、java
ランチャ・ツールで、Java仮想マシンのインスタンスを使用してアプリケーションを実行します。
ソフトウェア開発プロセスの概要
Java VMはさまざまなオペレーティング・システムで利用できるため、同じ.class
ファイルをMicrosoft Windows、Solaris? Operating System(Solaris OS)、Linux、またはMac OSでも実行できます。 仮想マシン
(Java HotSpot仮想マシンなど)には、実行時に処理手順を追加して、アプリケーションのパフォーマンスを大幅に改善できるものもあります。 この処理手順には、パフォーマンス・ボトルネックの検索、よく利用されるセクションのコードの(ネイティブ・コードへの)再コンパイルなどのさまざまなタスクが含まれます。
Java VMを使用すれば、同じアプリケーションを複数のプラットフォームで実行可能
Javaプラットフォームには、次の2つのコンポーネントが含まれます。
APIは、数々の便利な機能を備える既製のソフトウェア・コンポーネントを多数集めたものです。 APIは、関連するクラスやインタフェースのライブラリにグループ化されています。これらのライブラリはパッケージと言います。 次のセクションの Javaテクノロジーで実現できること では、APIで用意されている機能の一部について取り上げます。
基盤となるハードウェアからプログラムを分離するAPIとJava仮想マシン