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Oracle® Coherence開発者ガイド
リリース3.7.1
B65026-01
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18 オブジェクトのシリアライズ

Coherenceキャッシュを使用して値オブジェクトをキャッシュします。これらのオブジェクトは、(セッション・データや一時データなどの)内部ソースのデータ、または(データベースやメインフレームなどの)外部ソースのデータのいずれでもかまいません。

キャッシュに配置されたオブジェクトはシリアライズ可能である必要があります。シリアライズは、多くの場合、クラスタ化されたデータ管理における最も費用を要する部分になるため、Coherenceではデータのシリアライズ/デシリアライズ用に次のオプションを用意しています。


注意:

オブジェクトをシリアライズする場合は、Javaのシリアライズ機能によって、すべての参照可能オブジェクトが自動的に(MapListなどのコレクションを含むオブジェクト参照を使用して)クロールされることを忘れないでください。したがって、キャッシュされたオブジェクトが親オブジェクトを直接参照する必要はありません(整数のような特定の値を保持することは構いません)。

独自のシリアライズ・ルーチンを実装するオブジェクトは影響を受けません。