Oracle® Enterprise Manager Cloud Control Oracle Exalogic Elastic Cloud Machineの管理とモニタリング リリース12.1.0.4 B70516-05 |
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Enterprise Manager Cloud Control 12cを介してOracle Exalogic Machineが検出した後で、次に示されている検出後の構成を完了する必要があります。
Exalogicラックをアップグレードする場合(1/4から1/2など)は常にシステムのリフレッシュを検討する必要があります。Exalogicシステムの検出後、Oracle VM ManagerまたはZFSターゲットを検出する際もリフレッシュを検討する必要があります。Exalogic Elastic Cloudをリフレッシュするには、次の手順に従います。
「ターゲット」メニューから、「Exalogic」を選択します。
Exalogicターゲットのリストから、表示するExalogic Elastic Cloudターゲットをクリックします。
「Exalogic Elastic Cloud」メニューから、「Exalogic Elastic Cloudのリフレッシュ」を選択します。
Cloud Controlには、「リフレッシュ」をクリックしてリフレッシュ・アクションを開始するか、「取消」をクリックして取り消す必要があるページが表示されます。リフレッシュ・アクションが完了すると、Enterprise Managerには、見つかったターゲットを表示する確認ページが表示され、任意のボタンを押して続行するよう求められます。
「閉じる」をクリックします。
確認ページを閉じると、Exalogic Elastic Cloudの検出: 検出されたターゲット・ページが表示され、システムに関連付けられたすべてのターゲットを表示できます。「ターゲットの追加」をクリックして、ターゲットを保存できます。
物理ノードまたは仮想ノードのいずれかでOracleアプリケーションを監視する場合は、「ソフトウェア」タブを有効化するためにEnterprise Manager管理エージェントをインストールする必要があります。この管理エージェントによって、Enterprise Manager Cloud Controlを通してサーバー、オペレーティング・システムおよびソフトウェア(たとえばWebLogic、Oracle Database)を管理できるようになります。
<OMS_HOME>/sysman/prov/agentpush/agentpush.properties
ディレクトリにあるagentpush.properties
ファイルを変更します。変更前:
oracle.sysman.prov.agentpush.pdpShellOutEnabled=true
変更後:
oracle.sysman.prov.agentpush.pdpShellOutEnabled=false
注意: この手順は、すべてのOMSインスタンスに対して実行する必要があります。 |
Exalogicネットワークを構成したら、次に示す手順に従って管理エージェントをデプロイします。
管理エージェントをインストールするホストのプラットフォームの管理エージェント・ソフトウェアがダウンロードされ、適用されたことを確認します。
Enterprise Manager Cloud Controlで、次のいずれかを実行します。
「設定」メニューから、「ターゲットの追加」、「自動検出の結果」の順にクリックします。「自動検出の結果」ページで「ホストおよびOracle VM Manager」タブをクリックし、表示されているリストから監視するホストを選択します。「昇格」をクリックします。
「設定」メニューから、「ターゲットの追加」、「ターゲットの手動追加」の順に選択します。「ターゲットの手動追加」ページで、「ホスト・ターゲットの追加」を選択し、「ホストの追加」をクリックします。
ホストとプラットフォーム・ページで、次を実行します。
このセッションに割り当てられたデフォルトの名前のままにするか、選択した一意の名前を入力します。入力するカスタム名は直観的な名前にすることができ、必ずしもデフォルトの名前と同じフォーマットにする必要はありません。たとえば、add_host_operation_1
のようになります。
一意のデプロイメント・アクティビティ名によって、このデプロイメント・セッションで指定されたインストール詳細を保存し、新規セッションですべての詳細を入力しなおすことなく、将来再利用できます。
「追加」をクリックし、管理エージェントをインストールするホストの完全修飾名およびプラットフォームを選択します。
「次へ」をクリックします。
「インストールの詳細」ページで、次のようにします。
「デプロイメント・タイプ」セクションで、新規エージェント・インストールを選択します。
表から、共通のプラットフォーム名でグループ化されたホストを示す最初の行を選択します。
「インストールの詳細」セクションで、手順bで選択したホストに共通するインストールの詳細を指定します。「インストールのベース・ディレクトリ」に、管理エージェントのソフトウェア・バイナリ、セキュリティ・ファイルおよびインベントリ・ファイルをコピーするエージェント・ベース・ディレクトリへの絶対パスを入力します。
「インスタンス・ディレクトリ」で、デフォルトのインスタンス・ディレクトリの場所のままにするか、すべての管理エージェント関連の構成ファイルを格納できるディレクトリを選択し、そこへの絶対パスを入力します。
「名前付き資格証明」リストから、資格証明がOMSとリモート・ホスト間のSSH接続を設定し、各リモート・ホストに管理エージェントをインストールするために使用できる適切なプロファイルを選択します。
「権限委任設定」で、ルート・スクリプトの実行に使用する権限委任設定を検証します。デフォルトでは、Enterprise Manager Cloud Controlで構成されている権限委任設定に設定されます。
「ポート」で、管理エージェントの通信用に割り当てられたデフォルトのポート(3872)のままにするか、選択したポートを入力します。
手順bの表にある他のすべての行に対して繰り返します。
「次へ」をクリックします。
管理エージェントを選択したホストへ、1つのデプロイメント・フェーズから次へと連続してデプロイメントを実行するローリング方式でデプロイするときは、次を$OMS_HOME/sysman/prov/agentpush/agentpush.properties
ファイルへ指定します。
oracle.sysman.prov.agentpush.continueIgnoringFailedHost=true
「確認」ページで詳細に問題がない場合、「エージェントのデプロイ」をクリックして管理エージェントをインストールします。デプロイメント・セッションの進捗を監視できる「ホスト・ステータスの追加」ページに自動的に移動します。
エージェントのインストールに関する詳細は、『Enterprise Manager Cloud Control基本インストレーション・ガイド』の「Oracle Management Agentのインストール」の章を参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/install.121/e22624/install_agent.htm
ヘルス・チェック・ターゲットはExalogicとは別に検出されます。このターゲットには、ヘルス・チェックのExalogicとの統合の一部として追加されたメニュー項目からアクセスできます。HealthCheckターゲットが検出されない場合、HealthCheckメニュー項目はExalogicシステムおよびラック・メニューで非表示になります。HealthCheckターゲットが検出されたら、Exalogic Cloudをリフレッシュし、メニュー項目を有効にする必要があります。HealthCheckページには、Exalogicシステムおよびラック・メニューから移動できます。
各ラックには独自のHealthCheckターゲットがあり、Exalogicシステムにプライマリ・ラックのHealthCheckターゲットが表示されている場合に、自身のHealthCheckターゲット(ラック・シナリオが複数の場合)に移動できます。
Oracle Exalogic Engineered System Healthchecksの構成の詳細は、『Oracle® Enterprise Manager System Monitoring Plug-Inインストレーション・ガイドfor Oracle Engineered System Healthchecks』を参照してください。
http://docs.oracle.com/cd/E24628_01/install.121/e27420/toc.htm