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Oracle Application Management Pack for Oracle E-Business Suiteガイド
リリース12.1.0.2.0
部品番号E52969-01
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製品の既知の制限事項

製品の既知の制限事項

  1. Oracle E-Business Suite管理対象ターゲットに対してコア・テクノロジ・パッチ(Developer Forms、アプリケーション・サーバー、データベースなどのスタンドアロン・テクノロジ)を適用するネイティブのOracle Enterprise Managerパッチ・メカニズムを使用することは、どのような場合でも避けてください。

    Enterprise Managerを使用してDeveloper Forms、アプリケーション・サーバーおよびRDBMS製品のスタンドアロン・インストールにこのようなパッチを適用できる場合に、これらのコンポーネントが(Rapid Installウィザードを通じて同時にインストールされた) Oracle E-Business Suite環境の一部であると、Oracle Enterprise Managerを使用してこれらにパッチを適用することはできません。

    この注意事項を理解しないと、システムがリカバリ不可能な状態になる可能性があります。

  2. Enterprise Managerコンソールの一部のページに存在する「起動」および「停止」機能は、個々のOracle E-Business Suiteサブターゲットに対して使用しないでください。一例として、Oracle E-Business Suiteデータベースの起動および停止があげられます。Oracle Enterprise Managerでは個々のスタンドアロン製品サービスを問題なく起動および停止できますが、Oracle E-Business Suiteコンポーネントに対して同じことを実行すると、予期できない一貫性のない結果が発生します。ただし、このルールの例外として、Oracle Application Management Pack for Oracle E-Business Suiteの管理機能を使用してEnterprise Managerコンソールからアプリケーション層サービスを起動および停止することは可能です。

  3. Oracle Enterprise Manager Cloud Controlコンソール内からOracle E-Business Suiteシステムをクローニングする唯一のメカニズムは、このガイドのクローニングに関する章に記載されている方法です。別の方法によるクローニングの詳細は、My Oracle SupportのOracle E-Business Suiteドキュメントであるナレッジ・ドキュメント230672.1「高速クローンによるOracle Applicationsリリース11iのクローニング」およびナレッジ・ドキュメント406982.1「高速クローンによるOracle Applicationsリリース12のクローニング」を参照してください。

  4. 即時利用可能なクローニング・プロシージャのコピーの作成はサポートされません。「類似作成」機能は、特定のビジネス・ニーズに基づいてクローニング機能を拡張するユーザーのために提供されています。

  5. 検出および監視について、Oracle Application Management Pack for Oracle E-Business Suiteでは、特定のOracle Management Server上の異なるホスト間で同じ名前の複数のOracle E-Business Suiteインスタンスを処理することはサポートされません(つまり、インスタンスはOracleシステム識別子(SID)によってのみ区別され、CONTEXT_NAME値では区別されません)。

  6. Applications JVM使用率の監視に必要な設定が検出後に実行されない場合、メトリック収集エラーがターゲット・タイプoracle_apps_jvmに対して報告されます。この問題を修正するために、メトリック収集を設定または無効にできます。詳細は、「JVM使用率の監視」を参照してください。

  7. APPSパスワードを変更している場合、名前資格証明およびターゲット監視プロパティ(監視構成にパスワードがある場合)の2つの場所のプラグインに対してそのパスワードを変更する必要があります。パスワードの変更後、新しいパスワードがターゲットに伝播されるまで15分以上待ってください。