この章では、Business Transaction Managementのインストール手順全体の概要を示します。
セントラル・サーバーのインストールおよび初期構成は、次の手順に従います。
省略可能 – セントラル・サーバーのセキュリティを構成します。必要な場合は、この段階でモニターおよびオブザーバのセキュリティ構成も実行できます。
第4章「セキュリティの構成」を参照してください。
サポートされているWebブラウザがインストールされていることを確認します。
第5.1項「Webブラウザの要件」を参照してください。
オブザーバがWSDLおよびスキーマ・リソースにアクセスできることを確認します。
第5.2項「WSDLおよびスキーマ・リソースへのアクセス」を参照してください。
セントラル・サーバーをホストするアプリケーション・サーバーを構成します。
第5.3項「WebLogic環境の設定」を参照してください。
Business Transaction Managementデータベースを設定します。
省略可能 – 永続記憶域ディレクトリを構成します。
第7.2項「永続記憶域ディレクトリの構成」を参照してください。
セントラル・サーバーをデプロイします。
第7.3項「セントラル・サーバーのデプロイ」を参照してください。
必要に応じて、アプリケーション・サーバーでBusiness Transaction Managementユーザー・ロールを再マッピングします。
第7.4項「ユーザーのロールへのマッピング」を参照してください。
Business Transaction Managementの初期構成を実行します。
セントラル・サーバーのデプロイ後、ブラウザ・ベースの構成ウィザードを使用してセントラル・サーバーを構成します(第7.5項「Business Transaction Managementの初期構成」を参照)。
または、コマンドライン・スクリプトを使用することも可能です(第15章「Oracle Business Transaction Managementのスクリプトによる構成」を参照)。ただし、初回の構成にはブラウザ・ベースのウィザードの使用を推奨します。ウィザードは、コマンドライン・スクリプトによる以降の構成に使用できるXMLの出力ファイルを生成します。
Oracle Enterprise Managerサーバーの場所を構成します。
第7.6項「Enterprise Managerへの接続の構成」を参照してください。
モニターのインストールおよびオブザーバ通信ポリシーの構成(第8章「モニターのインストール」を参照)は、次の手順に従います。
省略可能 – まだ行っていない場合は、モニターのセキュリティを構成します。
第4章「セキュリティの構成」を参照してください。
モニターをホストするアプリケーション・サーバーを構成します。
第5.3項「WebLogic環境の設定」を参照してください。
モニターをデプロイします。
オブザーバ通信ポリシーを使用して、モニターとオブザーバ間の通信を構成します。
オブザーバのインストール(第9章「オブザーバのインストールの概要」を参照)は、次の手順に従います。
省略可能 – まだ行っていない場合は、オブザーバのセキュリティを構成します。
第4章「セキュリティの構成」を参照してください。
オブザーバ・ライブラリをインストールします。
オブザーバで、モニターを見つけるための構成を行います。