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Oracle® Enterprise Managerフレームワーク、ホストおよびサービス・メトリック・リファレンス・マニュアル
12cリリース5 (12.1.0.5)
B69690-07
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目次

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2 ホスト

ホスト・メトリックは、各メトリックの説明、収集統計、データソース、複数のしきい値(該当する場合)、およびユーザーの処理に関する情報を提供します。

2.1 リソース使用率の統計(プロジェクト別)の集約

このメトリック・カテゴリは、プロジェクトごとに集約されたリソース使用状況に関するデータを提供します。このメトリック・カテゴリは、Solarisバージョン9以上でのみ使用できます。

2.1.1 累積CPU待機時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にCPUの待機に費やした累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.2 累積データ・ページ・フォルト・スリープ時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にデータ・ページ・フォルトでスリープに費やした累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.3 累積メジャー・ページ・フォルト

このメトリックは、プロセスが存続期間中に発生させたメジャー・ページ・フォルトの累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.4 累積マイナー・ページ・フォルト

このメトリックは、プロセスが存続期間中に発生させたマイナー・ページ・フォルトの累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.5 読取りおよび書込み累積文字数I/O(バイト)

このメトリックは、プロセスが存続期間中に読取りおよび書込みを行った文字I/Oバイトの累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.6 読取りブロックの累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に読み取ったブロックの累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.7 書込みブロックの累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に書き込んだブロックの累積数を表します。

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.8 非自発的コンテキスト・スイッチの累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に行った非自発的コンテキスト・スイッチの累計数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.9 受信メッセージの累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に受信したメッセージの累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.10 送信メッセージの累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に送信したメッセージの累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.11 受信信号の累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に受信した信号の累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.12 実行されたシステム・コールの累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に実行したシステム・コールの累計数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.13 自発的コンテキスト・スイッチの累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に行った自発的コンテキスト・スイッチの累計数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.14 累積プロジェクト・ロック-待機スリープ時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にユーザー・ロック待機でスリープに費やした累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.15 累積プロジェクトその他スリープ時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にその他のすべての方法でスリープに費やした累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.16 累積停止時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中、停止状態にあった累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.17 累積スワップ操作

このメトリックは、プロセスの存続期間中に発生したスワップ操作の累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.18 累積システム・モード時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にシステム・モードで消費した累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.19 累積システム・ページ・フォルト・スリープ時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にシステム・ページ・フォルトでスリープに費やした累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.20 累積システム・トラップ時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にシステム・トラップに費やした累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.21 累積テキスト・ページ・フォルト・スリープ時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にテキスト・ページ・フォルトでスリープに費やした累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.22 累積ユーザー・モード時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にユーザー・モードで消費した累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.23 プロジェクトが所有するプロセス数

このメトリックは、プロジェクトが所有するプロセスの数の総計を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.24 プロジェクトCPU時間(%)

このメトリックは、プロセスが消費したCPU時間の割合を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト
Solarisバージョン9以上 15分ごと 定義なし 定義なし ユーザーCPU時間は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)しきい値を超えています。

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.25 プロジェクト・プロセス・メモリー・サイズ(%)

このメトリックは、プロセス常駐設定サイズを、物理メモリーの割合として表します。

ターゲットのリリース 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト
Solarisバージョン9以上 15分ごと 定義なし 定義なし ユーザー・プロセス・メモリー・サイズは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)しきい値を超えています。

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.26 プロジェクトのプロセス・ヒープ・サイズ合計

このメトリックは、プロセス・ヒープがサンプリングされるときに消費されるメモリーの合計(KB)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.27 プロジェクトのプロセス常駐設定サイズ合計

このメトリックは、プロセスの常駐設定サイズ(KB)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.28 プロジェクトのプロセス仮想メモリー・サイズ合計

このメトリックは、プロセス仮想アドレス空間のサイズ(KB)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.1.29 プロジェクトのプロセスのスレッド合計数

このメトリックは、現在のプロセスのアクティブなスレッドの数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2 リソース使用率の統計(ユーザー別)の集約

このメトリック・カテゴリは、ユーザーごとに集約されたリソース使用状況に関するデータを提供します。

このメトリック・カテゴリは、Solarisバージョン9以上でのみ使用できます。

2.2.1 累積CPU待機時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にCPUの待機に費やした累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.2 累積データ・ページ・フォルト・スリープ時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にデータ・ページ・フォルトでスリープに費やした累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.3 累積メジャー・ページ・フォルト

このメトリックは、プロセスが存続期間中に発生させたメジャー・ページ・フォルトの累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.4 累積マイナー・ページ・フォルト

このメトリックは、プロセスが存続期間中に発生させたマイナー・ページ・フォルトの累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.5 読取りおよび書込み累積文字数I/O(バイト)

このメトリックは、プロセスが存続期間中に読取りおよび書込みを行った文字I/Oバイトの累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.6 読取りブロックの累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に読み取ったブロックの累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.7 書込みブロックの累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に書き込んだブロックの累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.8 非自発的コンテキスト・スイッチの累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に行った非自発的コンテキスト・スイッチの累計数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.9 受信メッセージの累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に受信したメッセージの累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.10 送信メッセージの累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に送信したメッセージの累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.11 受信信号の累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に受信した信号の累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.12 実行されたシステム・コールの累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に実行したシステム・コールの累計数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.13 自発的コンテキスト・スイッチの累計数

このメトリックは、プロセスが存続期間中に行った自発的コンテキスト・スイッチの累計数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.14 累積停止時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中、停止状態にあった累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.15 累積システム・モード時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にシステム・モードで消費した累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.16 累積システム・ページ・フォルト・スリープ時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にシステム・ページ・フォルトでスリープに費やした累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.17 累積システム・トラップ時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にシステム・トラップに費やした累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.18 累積スワップ操作

このメトリックは、プロセスの存続期間中に発生したスワップ操作の累積数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.19 累積テキスト・ページ・フォルト・スリープ時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にテキスト・ページ・フォルトでスリープに費やした累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.20 累積ユーザー・ロック-待機スリープ時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にユーザー・ロック待機でスリープに費やした累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.21 累積ユーザー・モード時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にユーザー・モードで消費した累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.22 累積ユーザーその他スリープ時間(秒)

このメトリックは、このプロセスが存続期間中にその他のすべての方法でスリープに費やした累積秒数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.23 ユーザーが所有するプロセス数

このメトリックは、ユーザーが所有するプロセスの数の総計を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.24 ユーザーのプロセスのスレッド合計数

このメトリックは、現在のプロセスのアクティブなスレッドの数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.25 ユーザーCPU時間(%)

このメトリックは、プロセスが消費したCPU時間の割合を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト
Solarisバージョン9以上 15分ごと 定義なし 定義なし ユーザーCPU時間は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)しきい値を超えています。

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.26 ユーザー・プロセス・メモリー・サイズ(%)

このメトリックは、プロセス常駐設定サイズを、物理メモリーの割合として表します。

ターゲットのリリース 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト
Solarisバージョン9以上 15分ごと 定義なし 定義なし ユーザー・プロセス・メモリー・サイズは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)しきい値を超えています。

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.27 ユーザーのプロセス・ヒープ・サイズ合計

このメトリックは、プロセス・ヒープがサンプリングされるときに消費されるメモリーの合計(KB)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.28 ユーザーのプロセス常駐設定サイズ合計

このメトリックは、プロセスの常駐設定サイズ(KB)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.2.29 ユーザーのプロセス仮想メモリー・サイズ合計

このメトリックは、プロセス仮想アドレス空間のサイズ(KB)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Solarisバージョン9以上 15分ごと

データ・ソース

Solaris CIM Object Manager

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.3 バッテリの詳細

このメトリック・カテゴリは、バッテリに関する情報を提供します。

このメトリック・カテゴリは、Dell PowerEdgeでのみ使用できます。

2.3.1 バッテリの読取り

このメトリックは、バッテリ読取りコードを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト
すべてのバージョン 15分ごと 定義なし 定義なし バッテリ読取りコード(オブジェクト識別子: 1.3.6.1.4.1.674.10892.1.600.50.1.6)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。ステータス・メッセージは%BatteryReading%です

2.4 バッファ・アクティビティ

「バッファ・アクティビティ」メトリック・カテゴリは、OSメモリー・バッファの使用状況に関する情報を提供します。このメトリックは、1秒当たりの転送、アクセスおよびキャッシュ(カーネル・ブロック・バッファ・キャッシュ)ヒット率に対するバッファ・アクティビティをレポートします。

2.4.1 バッファ・キャッシュ読取りヒット率(%)

このメトリックは、ブロック・デバイスからバッファ・キャッシュへの読取りの回数を、全バッファ読取りに占める割合で表します。

表2-1 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

バッファ・キャッシュ読取りヒット率%value%%%が警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
IBM AIX sarコマンド

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.4.2 バッファ・キャッシュ読取り/秒

このメトリックは、バッファ・キャッシュで実行される1秒当たりの読取りの回数を表します。

表2-2 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

定義なし

定義なし

バッファ・キャッシュ読取り/秒は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
IBM AIX sarコマンド

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.4.3 バッファ・キャッシュ書込みヒット率(%)

このメトリックは、ブロック・デバイスからバッファ・キャッシュへの書込みの回数をバッファ書込み全体の割合として表します。

表2-3 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

バッファ・キャッシュ書込みヒット率%value%%%が警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.4.4 バッファ・キャッシュ書込み/秒

このメトリックは、バッファ・キャッシュで実行される1秒当たりの書込みの回数を表します。

表2-4 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

定義なし

定義なし

バッファ・キャッシュ書込み/秒は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
IBM AIX sarコマンド

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.4.5 物理I/O読取り/秒

このメトリックは、物理I/Oメカニズムを使用して文字デバイスから実行される1秒当たりの読取りの回数を表します。

表2-5 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

定義なし

定義なし

物理I/O読取り/秒は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

ユーザーの処理

必要以上に高い値は異常な状況を示している場合があるため、一定期間に監視された平均値に基づいてしきい値を設定することが重要です。異常に高い値により、パフォーマンスの問題が発生する場合があります。ユーザー・アクションは状況によって異なるため、実行中のプロセスを監視して誤ったプロセスを追跡してください。異なるディスクに使用率が高いディレクトリを配置すると役立つ場合があります。

2.4.6 物理I/O書込み/秒

このメトリックは、物理I/Oメカニズムを使用して文字デバイスから実行される1秒当たりの書込みの回数を表します。

表2-6 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

定義なし

定義なし

物理I/O書込み/秒は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

ユーザーの処理

必要以上に高い値は異常な状況を示している場合があるため、一定期間に監視された平均値に基づいてしきい値を設定することが重要です。異常に高い値により、パフォーマンスの問題が発生する場合があります。ユーザー・アクションは状況によって異なるため、実行中のプロセスを監視して誤ったプロセスを追跡してください。異なるディスクに使用率が高いディレクトリを配置すると役立つ場合があります。

2.4.7 物理読取り/秒(Physical Reads (per second))

このメトリックは、ブロック・デバイスからシステム・バッファ・キャッシュへの1秒当たりの物理読取りを表します。

表2-7 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

定義なし

定義なし

物理読取り/秒は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

ユーザーの処理

必要以上に高い値は異常な状況を示している場合があるため、一定期間に監視された平均値に基づいてしきい値を設定することが重要です。異常に高い値により、パフォーマンスの問題が発生する場合があります。ユーザー・アクションは状況によって異なるため、実行中のプロセスを監視して誤ったプロセスを追跡してください。異なるディスクに使用率が高いディレクトリを配置すると役立つ場合があります。

2.4.8 物理書込み/秒(Physical Writes (per second))

このメトリックは、ブロック・デバイスからシステム・バッファ・キャッシュへの1秒当たりの物理書込みを表します。

表2-8 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのバージョン

5分ごと

定義なし

定義なし

物理書込み/秒は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

ユーザーの処理

必要以上に高い値は異常な状況を示している場合があるため、一定期間に監視された平均値に基づいてしきい値を設定することが重要です。異常に高い値により、パフォーマンスの問題が発生する場合があります。ユーザー・アクションは状況によって異なるため、実行中のプロセスを監視して誤ったプロセスを追跡してください。異なるディスクに使用率が高いディレクトリを配置すると役立つ場合があります。

2.5 CPU詳細

ホストのプロセッサに関する情報を提供するメトリックです。

2.5.1 ECACHE

これは、MBで測定したキャッシュ・メモリーのサイズです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/proc/cpuinfo

ユーザーの処理

なし。

2.5.2 周波数(MHZ)

プロセッサのクロック周波数です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/proc/cpuinfo

ユーザーの処理

なし。

2.5.3 ハイパー・スレッドが有効

このプロセッサでハイパー・スレッドが有効かどうかを示します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/proc/cpuinfo

ユーザーの処理

なし。

2.5.4 実装

プロセッサの実装タイプ。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/proc/cpuinfo

ユーザーの処理

なし。

2.5.5 CPU数

これは、vendor_nameやnum_coresなどの他の列と同じ情報を持つ番号行の数です。これを追加することにより、表内に少なくとも1つのキーを作成します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/proc/cpuinfo

ユーザーの処理

なし。

2.5.6 マスク

これは、CPUを製造するために使用されるダイです。SolarisのprtdiagにはCPUマスク・フィールドがあります。この列には、この情報が格納されます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/proc/cpuinfo

ユーザーの処理

なし。

2.5.7 物理CPUごとのコア数

物理CPU当たりのコア数です。たとえば、デュアル・コア・プロセッサの場合は2、クワッド・コア・プロセッサの場合は4となります。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/proc/cpuinfo

ユーザーの処理

なし。

2.5.8 リビジョン

リビジョンです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/proc/cpuinfo

ユーザーの処理

なし。

2.5.9 物理CPUごとのスレッド数

物理プロセッサ当たりの論理プロセッサ数を表します。たとえば、ハイパー・スレッドが有効なデュアル・コア・プロセッサが1つの場合、この値は4になります。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/proc/cpuinfo

ユーザーの処理

なし。

2.5.10 ベンダー名

プロセッサを製造したベンダーです。たとえば、Intel、AMDなど。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/proc/cpuinfo

ユーザーの処理

なし。

2.6 CPU使用率

「CPU使用率」メトリック・カテゴリは、CPUがアイドル状態、待機状態などの各状態で消費した時間の割合に関する情報を提供します。また、ユーザー・モードおよびシステム・モードで消費したCPU時間の割合に関する情報も提供します。すべてのデータは、複数CPUシステム内の各CPUについての情報です。

HP Tru64では、この情報は「負荷」メトリックで監視されている各CPUについてではなく、すべてのCPUに関する累計です。このため、このメトリックはHP Tru64では使用できません。

2.6.1 CPUアイドル時間(%)

このメトリックは、CPUがアイドル状態で、システムに未処理ディスクI/Oリクエストがなかった時間の割合を表します。このメトリックは、cpu_stat0、CPU0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、アイドル・モードのプロセッサ時間の割合を調べます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class cpu_stat)
HP pstat_getprocessor()システム・コール
Linux /proc/stat
HP Tru64 該当なし
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

値が異常に高い場合(履歴データを基準に判定する)は、CPUが活用されていないことを示しています。ユーザー処理は場合によって異なります。

2.6.2 CPU割込み時間(%)

このメトリックは、サンプル間隔中にCPUがハードウェア割込みを受信し要求に応える時間の割合を表します。このメトリックは、cpu_stat0、CPU0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、割込みモードのプロセッサ時間の割合を調べます。

このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

複数のしきい値

このメトリックでは、「CPU番号」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「CPU番号」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「CPU番号」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスについては、Enterprise Managerオンライン・ヘルプのしきい値の編集に関するトピックを参照してください。

データ・ソース

このメトリックのデータソースは、パフォーマンス・データ・カウンタです。

ユーザーの処理

これは、プロセッサが割込みの処理に費やした時間を示します。値が必要以上に高い場合は、ハードウェアに問題がある可能性があります。

2.6.3 CPUシステム時間(%)

このメトリックは、CPUがシステム・モード(カーネル)で実行している時間の割合を表します。このメトリックは、cpu_stat0、CPU0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、システム・モードのプロセッサ時間の割合を調べます。

表2-9 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux

15分ごと

定義なし

定義なし

CPUシステム時間(%%)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Linux /proc/stat

ユーザーの処理

値が異常に高い場合(履歴データを基準に判定する)は、システム(カーネル)レベルでマシンの処理量が高くなっていることを示します。ユーザー処理は場合によって異なります。

2.6.4 CPUユーザー時間(%)

このメトリックは、ユーザー・モードで実行しているプロセッサ時間の割合を表します。このメトリックは、cpu_stat0、CPU0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、ユーザー・モードのプロセッサ時間の割合を調べます。

表2-10 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux

15分ごと

定義なし

定義なし

CPUユーザー時間(%%)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Linux /proc/stat

ユーザーの処理

値が異常に高い場合(履歴データを基準に判定する)は、ユーザー(アプリケーション)レベルでCPUの処理量が高くなっていることを示します。システムで上位のプロセスを確認すると、問題のあるプロセスを特定できる場合があります。

2.6.5 CPUのCPU使用率(%)

この数値は、CPUの使用率を示します。

表2-11 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのバージョン

15分ごと

定義なし

定義なし

%keyvalue%に対するCPU使用率は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class cpu_stat)
HP pstat_getprocessor()システム・コール
Linux /proc/stat
HP Tru64 該当なし
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

値が異常に高い場合(履歴データを基準に判定する)は、システムの負荷が高くなっていることを示します。この値が常に高い場合には、システム負荷の軽減を検討してください。

2.6.6 CPU待機時間(%)

このメトリックは、CPUがアイドルで、システムに未処理のディスクI/Oリクエストがあった時間の割合を表します。このメトリックは、cpu_stat0、CPU0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、待機モードのプロセッサ時間の割合を調べます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris 該当なし
HP pstat_getprocessor()システム・コール
Linux 該当なし
HP Tru64 該当なし
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

値が高い場合は、CPUがディスクI/Oの完了を待機して長い時間を費やしていることを示しています。ディスク・エラーとディスク・アクティビティのメトリックを調べ、ディスク・パフォーマンスに問題がないかどうかを確認してください。アクセスの多いディレクトリを別のディスクで管理することを検討してください。

2.7 ディスク・アクティビティ

「ディスク・アクティビティ」メトリック・カテゴリは、管理対象のターゲット上のハード・ディスク・アクティビティを監視します。このメトリックは、システム上の各デバイスについて、そのデバイスへのアクセスに関する情報を提供します。提供される情報には、そのデバイスのデバイス名、ディスク使用状況、書込み統計および読取り統計が含まれます。

2.7.1 平均ディスクI/Oサービス時間(ミリ秒)

このメトリックは、平均待機時間と平均実行時間の合計を表します。

表2-12 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

ディスク%keyvalue%の平均サービス時間は%value%ミリ秒で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「ディスク・デバイス」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ディスク・デバイス」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

各「ディスク・デバイス」オブジェクトの警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class kstat_io)
HP pstat_getdiskシステム・コール
Linux iostatコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

この数値が低くなるようにします。この数値が高い場合は、過剰な負荷またはハードウェアの問題のためにディスクが遅くなっている可能性があります。「I/O待機中のCPU使用率(%)」メトリックも参照してください。

2.7.2 平均ディスクI/O待機時間(ミリ秒)

このメトリックは、コマンドがキュー上で実行を待機している平均時間を表します。

表2-13 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

ディスク%keyvalue%の平均待機時間は%value%ミリ秒で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「ディスク・デバイス」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ディスク・デバイス」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

各「ディスク・デバイス」オブジェクトの警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class kstat_io)
HP pstat_getdiskシステム・コール
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

この値が高い場合は、ディスクが遅くなっています。OSのiostat -xnコマンドを使用して、ローカル・ディスクおよびNFSマウントされたファイル・システムについて、待機時間とサービス時間を確認してください。「I/O待機中のCPU使用率(%)」メトリックも参照してください。

2.7.3 平均未処理ディスクI/Oリクエスト

このメトリックは、サービスを待機中の平均コマンド数(キューの長さ)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class kstat_io)
HP pstat_getdiskシステム・コール
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.7.4 平均実行時間(ミリ秒)

このメトリックは、コマンドがアクティブ・キュー上で実行の完了を待機する時間の平均を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class kstat_io)
HP pstat_getdiskシステム・コール
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.7.5 バルクIOティック

このメトリックは、入出力操作に費やした時間(ミリ秒)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

Linux: /proc/diskstatsまたは/proc/partitions

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.7.6 読取り回数の差

このメトリックは、最後の収集以降のディスク読取り数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

Linux: /proc/diskstatsまたは/proc/partitions

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.7.7 書込み回数の差

このメトリックは、最後の収集以降のディスク読取り数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

Linux: /proc/diskstatsまたは/proc/partitions

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.7.8 ディスク・ブロック書込み/秒

このメトリックは、1秒当たりの書込みブロック(512バイト)数を表します。

表2-14 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

ディスク%keyvalue%のディスク・ブロック書込み/秒は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class kstat_io)
HP 該当なし
Linux iostatコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.7.9 ディスク・ブロック読取り/秒

このメトリックは、1秒当たりの読取りブロック(512バイト)数を表します。

注意: HP UNIXの場合、このメトリックの名前は「転送されたディスク・ブロック/秒」になります。

表2-15 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

ディスク%keyvalue%のディスク・ブロック読取り/秒は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class kstat_io)
HP pstat_getdiskシステム・コール
Linux iostatコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.7.10 ディスク・デバイス・ビジー(%)

このメトリックは、ディスク・デバイス・ビジーの割合を示します。

注意: HP UNIXの場合、このメトリックの名前はデバイス・ビジー(%)になります。

表2-16 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

80

95

ディスク・デバイス%keyValue%は%value%%%ビジーです。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class kstat_io)
HP pstat_getdiskシステム・コール
Linux iostatコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.7.11 ディスク読取り/秒

このメトリックは、指定されたディスク・デバイスの1秒当たりのディスク読取り数を表します。

表2-17 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux

15分ごと

定義なし

定義なし

ディスク%keyvalue%のディスク読取り/秒は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class kstat_io)
HP 該当なし
Linux iostatコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.7.12 ディスク書込み/秒

このメトリックは、指定されたディスク・デバイスの1秒当たりのディスク書込み数を表します。

表2-18 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux

15分ごと

定義なし

定義なし

ディスク%keyvalue%のディスク書込み/秒は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class kstat_io)
HP 該当なし
Linux iostatコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.8 ディスク・デバイス・エラー

「ディスク・デバイス・エラー」メトリック・カテゴリは、ディスク・デバイスのエラーの数を表します。

注意: これらのメトリックは、Solarisでのみ使用可能です。

2.8.1 ハード・エラー

このメトリックは、ディスク・アクセス中に発生したハード・エラーの件数を表します。ハード・エラーは深刻なエラーと考えられ、ディスク・デバイスの構成が正しくなかったり、適切でないことが原因である場合があります。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 72時間ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris iostat -eコマンド

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.8.2 ソフト・エラー

このメトリックは、ディスク・アクセス中に発生したソフト・エラーの件数を表します。ソフト・エラーとは、警告のことです。

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 72時間ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris iostat -eコマンド

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.8.3 合計

このメトリックは、特定のデバイスでのすべてのエラーの合計を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 72時間ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris iostat -eコマンド

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.8.4 トランスポート・エラー

このメトリックは、発生したネットワーク・エラーの件数を表します。一般に、これはネットワーク・レイヤーに関係する問題を示します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 72時間ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris iostat -eコマンド

ユーザーの処理

サイト固有です。

2.9 ファン

「ファン」メトリックは、システムに存在する様々なファンのステータスを監視します。

注意: このメトリック・カテゴリは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

2.9.1 ファンのステータス

このメトリックは、ファンのステータスを表します。

次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。

メトリック値 意味(SNMP MIBによる)
1 その他(次のいずれにも該当しない場合)
2 不明
3 正常
4 警告
5 クリティカル
6 リカバリ不能

表2-19 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

4

5

シャーシ%ChassisIndex%のデバイス%FanIndex%のファンのステータスは%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。ステータス・メッセージは%FanStatus%です


複数のしきい値

このメトリックでは、「シャーシ索引」オブジェクトおよび「ファン索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「シャーシ索引」オブジェクトおよび「ファン索引」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「シャーシ索引」オブジェクトと「ファン索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: coolingDeviceStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.700.12.1.5)

ユーザーの処理

なし。

2.9.2 場所

このメトリックは、ファンの場所に関する説明を表します。たとえば、CPUファン、PCIファン、メモリー・ファンなどの値になります。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: coolingDeviceLocationName(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.700.12.1.8)

ユーザーの処理

なし。

2.10 ファイル・アクセス・システム・コール

「ファイル・アクセス・システム・コール」メトリック・カテゴリは、ファイル・アクセス・システム・コールの使用状況に関する情報を提供します。

注意: このメトリックは、Solaris、HPおよびIBM AIXでのみ使用可能です。

2.10.1 ディレクトリ検索ルーチンにより読み取られるブロック/秒

このメトリックは、ダイレクト参照を実行する1秒当たりのファイルシステム・ブロック読取り数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
IBM AIX sarコマンド

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間に実行されたlookuppn()コール数を5で割った値です。

ユーザーの処理

なし。

2.10.2 iget()コール/秒

このメトリックは、実行されたシステムiget()コールの1秒当たりの数を表します。igetはファイル・アクセス・システム・ルーチンです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル・メモリー構造(class cpu_vminfo)
HP sarコマンド
IBM AIX カーネル・メモリー構造(class cpu_vminfo)

ユーザーの処理

このデータはOSのsarコマンドを使用して取得されます。このコマンドは、OSが管理する累積アクティビティ・カウンタをサンプリングするために使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は、原則として、この5秒間に行われたiget()コールの回数を5で割った数になります。

2.10.3 lookuppn()コール/秒

このメトリックは、実行されたファイルシステムlookuppn()(パス名変換)コールの1秒当たりの数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
IBM AIX sarコマンド

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間に実行されたlookuppn()コール数を5で割った値です。

ユーザーの処理

なし。

2.11 ファイルおよびディレクトリの監視

「ファイルおよびディレクトリの監視」メトリックは、特定のファイルおよびディレクトリの様々な属性を監視します。キー値に固有のしきい値を設定することで、その特定のキー値で参照されるファイルまたはディレクトリの監視が開始されます。任意のファイルまたはディレクトリを監視するには、キー値に固有のしきい値を指定する必要があります。

2.11.1 ファイルまたはディレクトリの属性が見つかりません

このメトリックは、ファイルまたはディレクトリの属性のフェッチ中に発生した問題をレポートします。また、キー値に基づくしきい値によって指定されたファイルおよびディレクトリの監視中に発生したエラーがレポートされます。

表2-20 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

%file_attribute_not_found%。


複数のしきい値

このメトリックでは、「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)
HP perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)
Linux perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)

ユーザーの処理

inode id、user id、group idなどファイルとディレクトリの属性を検索します。見つからない場合には、ユーザーが確認できるようにアラートが発生します。

2.11.2 ファイルまたはディレクトリの権限

このメトリックは、Linuxを含む様々なUNIXオペレーティング・システムでファイル権限の8進数の値をフェッチします。このメトリックに対してキー値に固有の警告またはクリティカルのしきい値を設定すると、重要なファイルまたはディレクトリの監視が開始されます。たとえば、ファイル名/etc/passwdのファイル権限を監視するには、/etc/passwdにしきい値を設定します。

表2-21 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

%file_name%に対する現在の権限は%file_permissions%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値と異なります。


複数のしきい値

このメトリックでは、「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)
HP perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)
Linux perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)
IBM AIX perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)

ユーザーの処理

ファイルまたはディレクトリに対するパーミッションが変更された場合には、アラートが発生します。変更を確認するとよい場合があります。

2.11.3 ファイルまたはディレクトリのサイズ(MB)

このメトリックは、このファイルまたはディレクトリの現在のサイズ(MB単位)をフェッチします。このメトリックに対してキー値に固有の警告またはクリティカルのしきい値を設定すると、重要なファイルまたはディレクトリの監視が開始されます。たとえば、ディレクトリ/absolute_directory_pathのファイル権限を監視するには、/absolute_directory_pathにしきい値を設定します。

表2-22 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

%file_name%のサイズは%file_size%MBで、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)
HP perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)
Linux perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)
IBM AIX perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)

ユーザーの処理

しきい値を超えた場合、ファイル・サイズまたはしきい値レベルを調整する処理が必要になることがあります。

2.11.4 ファイルまたはディレクトリ・サイズの変更率(KB/分)

このメトリックは、ファイルのサイズが変更される率の値を表します。このメトリックに対してキー値に固有の警告またはクリティカルのしきい値を設定すると、重要なファイルまたはディレクトリの監視が開始されます。たとえば、ファイル名/absolute_file_pathのファイル変更率を監視するには、/absolute_file_pathにしきい値を設定します。

表2-23 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

%file_name%は%file_sizechangerate%(KB/時)の速度で増加しており、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「ファイルまたはディレクトリ名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)
HP perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)
Linux perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)
IBM AIX perl statコマンド(ファイル)、df(ファイル・システムのマウント・ポイントのディレクトリ)、du(ファイル・システムのマウント・ポイント以外のディレクトリ)

ユーザーの処理

ファイルやディレクトリの変更率。値が異常に高い場合(履歴データを基準に判定する)は、サイズが急激に増加したことを示しています。アラートに基づいてなんらかの処理を実行するとよい場合があります。

2.12 ファイルシステム

ホストにマウントされているすべてのファイルシステムがリストされます。

2.12.1 ディスク領域(GB)

このメトリックは、ファイルシステムの容量をGB単位で表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/etc/mtab

ユーザーの処理

なし。

2.12.2 ローカル・ドライブ

NTにのみ適用されます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/etc/mtab

ユーザーの処理

なし。

2.12.3 マウント位置

このメトリックは、ファイルシステムのマウント位置を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/etc/mtab

ユーザーの処理

なし。

2.12.4 マウント・オプション

マウント・オプションに関する詳細を含むメトリックです。"rw,intr,largefiles,logging,xattr,onerror=panic"と類似の場合があります。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/etc/mtab

ユーザーの処理

なし。

2.12.5 リソース名

ホストのデバイス・パス。/dev/hd10opt、Local Disk (C:)などです。

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/etc/mtab

ユーザーの処理

なし。

2.12.6 タイプ

ファイルシステム・タイプ。nfs、ntfs、jfsなどです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/etc/mtab

ユーザーの処理

なし。

2.13 ファイルシステム

「ファイルシステム」メトリックは、コンピュータ上のローカル・ファイル・システムに関する情報を提供します。

2.13.1 ファイルシステム

このメトリックは、ディスク・デバイス・リソースの名前を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris /etc/mnttabファイル・エントリ
HP bdfコマンド
Linux dfコマンド
HP Tru64 dfコマンド
IBM AIX /etc/mnttabファイル・エントリ
Windows 該当なし

ユーザーの処理

なし。

2.13.2 ファイルシステム・サイズ(MB)

このメトリックは、ファイルシステムに割り当てられた総領域をMB単位で表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris vminfoシステム
HP bdfコマンド
Linux dfコマンド
HP Tru64 dfコマンド
IBM AIX stavfs()システム・コール
Windows Windows API

ユーザーの処理

なし。

2.13.3 使用可能なファイルシステム領域(%)

このメトリックは、ファイルシステム内の使用可能な空き領域の割合を表します。

表2-24 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

20

5

ファイルシステム%keyValue%の使用可能な領域は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を下回っています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「マウント・ポイント」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「マウント・ポイント」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「マウント・ポイント」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris stavfs()システム・コール
HP bdfコマンド
Linux dfコマンド
HP Tru64 dfコマンド
IBM AIX stavfs()システム・コール
Windows Windows API

ユーザーの処理

OSのdu -kコマンドを使用して、最も多くの領域を使用しているディレクトリを調べます(du -k|sort -rn)。

2.13.4 使用可能なファイルシステム領域(MB)

このメトリックは、ファイルシステム内の使用可能な領域の空き容量をMB単位で表します。

表2-25 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

20

5

ファイルシステム%keyValue%の空き領域は%value%MBで、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を下回っています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「マウント・ポイント」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「マウント・ポイント」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「マウント・ポイント」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris stavfs()システム・コール
HP bdfコマンド
Linux dfコマンド
HP Tru64 dfコマンド
IBM AIX stavfs()システム・コール
Windows Windows API

ユーザーの処理

OSのdu -kコマンドを使用して、最も多くの領域を使用しているディレクトリを調べます(du -k|sort -rn)。

2.13.5 ファイルシステム使用率(MB)

このメトリックは、ファイルシステムに割り当てられた総領域をMB単位で表します。

このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。

データ・ソース

このメトリックのデータソースは、GetDiskFreeSpaceExです。

ユーザーの処理

値が高い場合は、ファイルシステムに空き領域がほとんど残っていないことを示しています。空き領域を管理するとよい場合があります。

2.14 HCAポート構成モニター

この項では、HCAポート構成モニターのメトリックについて説明します。

2.14.1 チャネル・アダプタの表示名

チャネル・アダプタの表示名。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.14.2 チャネル・アダプタ名

チャネル・アダプタ名。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.14.3 チャネル・アダプタ・タイプ

チャネル・アダプタ・タイプ。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.14.4 ファームウェアのバージョン

HCAのファームウェアのバージョン。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.14.5 HCAノードのGUID

HCAノードのグローバル一意識別子。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.14.6 ハードウェアのバージョン

HCAのハードウェアのバージョン。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.14.7 IPアドレス

HCAのIPアドレス。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.14.8 ポート数

HCAのポート数。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.15 HCAのポート接続と構成

この項では、HCAのポート接続と構成のメトリックについて説明します。

2.15.1 チャネル・アダプタの表示名

チャネル・アダプタの表示名。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.15.2 ポート番号

HCAポート番号。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.15.3 リンクのもう一方の端のGUIDの切替え

このHCAポートが接続されているスイッチのグローバル一意識別子。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.15.4 リンクのもう一方の端のポート番号の切替え

このHCAポートが接続されているスイッチのポート番号。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.15.5 HCAノードのGUID

HCAノードのグローバル一意識別子。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.15.6 ポートGUID

HCAポートのグローバル一意識別子。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.15.7 有効なリンク速度(Gbps)

このリンクの有効な速度(Gbps)。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.15.8 有効なリンク幅

このリンクの有効な幅(1X、4Xなど)。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.15.9 サポートされているリンク速度(Gbps)

このリンクのサポートされている速度(Gbps)。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.15.10 サポートされているリンク幅

このリンクのサポートされている幅(1Xや4Xなど)。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.16 HCAポート・エラー

この項では、HCAポート・エラーのメトリックについて説明します。

2.16.1 HCAノードのGUID

このメトリックは、HCAノードのグローバル一意識別子を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.16.2 ポート番号

このメトリックは、HCAのポート番号を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.16.3 過剰バッファ・オーバーラン

このメトリックは、最後の収集間隔でのこのタイプのエラー数を表します。

表2-26 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

ポート%PortNumber%の過剰バッファ・オーバーラン数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.16.4 リンクの整合性エラー

このメトリックは、最後の収集間隔でのこのタイプのエラー数を表します。

表2-27 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

ポート%PortNumber%のリンクの整合性エラー数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.16.5 リンクのリカバリ

このメトリックは、最後の収集間隔でのこのタイプのエラー数を表します。

表2-28 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

ポート%PortNumber%のリンク・リカバリ数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.16.6 制約により破棄された受信パケット

このメトリックは、制約により破棄された受信パケットの数を表します。

表2-29 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

ポート%PortNumber%の制約により破棄された受信パケット数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.16.7 パケット受信エラー

このメトリックは、最後の収集間隔でのこのタイプのエラー数を表します。

表2-30 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

ポート%PortNumber%のエラーのある受信パケット数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.16.8 EBPデリミタのマーク付き受信パケット

このメトリックは、最後の収集間隔でのこのタイプのエラー数を表します。

表2-31 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

ポート%PortNumber%のEBPデリミタのマーク付き受信パケット数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.16.9 シンボル・エラー

このメトリックは、最後の収集間隔でのこのタイプのエラー数を表します。

表2-32 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

ポート%PortNumber%のシンボル・エラー数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.16.10 エラー合計

このメトリックは、最後の収集間隔でのこのタイプのエラー数を表します。

表2-33 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

10

定義なし

ポート%PortNumber%のエラー数合計は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.16.11 リソース制限により削除された受信VL15パケット

このメトリックは、最後の収集間隔でのこのタイプのエラー数を表します。

表2-34 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

ポート%PortNumber%の削除された受信VL15パケット数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.16.12 制約により送信されなかったパケット

このメトリックは、最後の収集間隔でのこのタイプのエラー数を表します。

表2-35 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

ポート%PortNumber%の制約により送信されなかったパケット数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.17 HCAポートの状態

この項では、HCAポートの状態のメトリックについて説明します。

2.17.1 HCAノードのGUID

このメトリックは、ホスト・チャネル・アダプタ・ノードのグローバル一意識別子を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

2.17.2 ポート番号

このメトリックは、ホスト・チャネル・アダプタのポート番号を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

2.17.3 アクティブ・リンク速度(Gbps)

このメトリックは、このリンクのアクティブ速度(Gbps)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

2.17.4 リンクは低下していますか。

このメトリックは、リンクの速度または幅がそれぞれ有効な速度または幅を下回るかどうかと、下回る場合は、リンクが低減モードで動作していることを表します。

表2-36 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと


1

ポート%PortNumber%(%ca_disp_name%)は降格モードで実行されています。


2.17.5 ケーブル接続性に基づいたポートのアクティブなリンク幅

このメトリックは、このリンクのアクティブ幅(たとえば、1Xまたは4X)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

2.17.6 物理リンクの状態

このメトリックは、物理リンクが稼働中であるか停止中であるかを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

2.17.7 リンクの状態

このメトリックは、リンクが稼働中であるか停止中であるかを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

2.18 HCAポートの状態(アラートの場合)

この項では、HCAポートの状態アラート・メトリックについて説明します。

2.18.1 ポートが無効化済

このメトリックは、HCAポートが無効かどうかを示します。

表2-37 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと


1

ポート%PortNumber%(%ca_disp_name%)は無効です


2.18.2 ポートが'polling'状態

このメトリックは、HCAポートがピア・ポートを確認またはポーリングしているかどうかを表します。

表2-38 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと


1

ポート%PortNumber%(%ca_disp_name%)はピア・ポートをポーリングしています。この状況は、ケーブルが一方の側から切断されている場合、または他方の側のポートが無効になっている場合に発生することがあります。


2.19 ホスト・ファイル

このメトリック・カテゴリは、/etc/hostsファイルの各行からIPアドレスと別名を収集します。


注意:

このメトリック・カテゴリは、Linux、SPARC上のOracle Solaris、x86上のOracle Solaris、POWERシステム上のIBM AIX、HP-UX PA-RISC (64ビット)、HP-UX Itaniumでサポートされています。

2.19.1 IPアドレス

このメトリックは、/etc/hostsファイルからのIPアドレスを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 24時間ごと

データ・ソース

/etc/hosts

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.19.2

このメトリックは、このIPアドレスの別名を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 24時間ごと

データ・ソース

/etc/hosts

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.20 IOカード詳細

このメトリック・カテゴリは、PCIカードやUSBなど、ホストのIOカードに関する情報を保持します。

2.20.1 バス・タイプ

これは、IOカードのバス・タイプです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

lspci

ユーザーの処理

なし。

2.20.2 周波数

IOカードのクロック周波数。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

lspci

ユーザーの処理

なし。

2.20.3 名前

これは、IOカードの名前を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

lspci

ユーザーの処理

なし。

2.20.4 リビジョン

これは、IOカードのリビジョンを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

lspci

ユーザーの処理

なし。

2.20.5 ベンダー名

これは、IOカードの製造業者名を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

lspci

ユーザーの処理

なし。

2.21 カーネル・メモリー

「カーネル・メモリー(Kernel Memory)」メトリックは、カーネル・メモリー割当て(KMA)アクティビティに関する情報を提供します。

このメトリックは、Solarisでのみ使用可能です。データソースは、sarコマンドです。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。

2.21.1 大規模カーネル・メモリーのリクエストに失敗

このメトリックは、失敗した大規模メモリー・リクエスト(満たされなかったリクエスト)の数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド

データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。


ユーザーの処理

なし。

2.21.2 オーバーサイズ・カーネル・メモリーのリクエストに失敗

このメトリックは、満たされなかったオーバーサイズ・リクエストの数を表します。オーバーサイズ・メモリー・リクエストは動的に割り当てられるため、リクエストのためのプールはありません。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド

データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。


ユーザーの処理

なし。

2.21.3 小規模カーネル・メモリーのリクエストに失敗

このメトリックは、失敗した小規模メモリー・リクエスト(満たされなかったリクエスト)の数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド

データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。


ユーザーの処理

なし。

2.21.4 大規模メモリー・リクエストに使用可能なKMA(バイト)

このメトリックは、カーネル・メモリー割当て(KMA)でラージ・プール用に確保されているメモリー量をバイト単位で表します。ラージ・プールとは、大規模メモリー・リクエストの割当てや予約のために使用されるプールです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド

データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。


ユーザーの処理

なし。

2.21.5 オーバーサイズ・メモリー・リクエストのためのKMA(バイト)

このメトリックは、オーバーサイズ・メモリー・リクエストに割り当てられたメモリー量を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド

データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。


ユーザーの処理

なし。

2.21.6 小規模メモリー・リクエストのためのKMA

このメトリックは、カーネル・メモリー割当てでスモール・プール用に確保されているメモリー量をバイト単位で表します。スモール・プールとは、小規模メモリー・リクエストの割当てや予約のために使用されるプールです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド

データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。


ユーザーの処理

なし。

2.21.7 大規模メモリー・リクエストへの割当てメモリー(バイト)

このメトリックは、大規模メモリー・リクエストを満たすためにカーネルによって割り当てられたメモリー量をバイト単位で表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド

データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。


ユーザーの処理

なし。

2.21.8 小規模メモリー・リクエストへの割当てメモリー(バイト)

このメトリックは、小規模メモリー・リクエストを満たすためにカーネルによって割り当てられたメモリー量をバイト単位で表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド

データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。


ユーザーの処理

なし。

2.22 負荷

「負荷」メトリックは、システム実行キュー上の実行可能なプロセス数に関する情報を提供します。この値がシステムのCPUの数より大きい場合は、負荷がかかりすぎています。

2.22.1 アクティブな論理メモリー

このメトリックは、アクティブな論理メモリーの値を表します。

表2-39 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

アクティブな論理メモリーは%value%KBで、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.22.2 I/O待機中のCPU使用率(%)

このメトリックは、直前の間隔で、I/Oを待機しているジョブ数の平均を表します。

表2-40 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

40

80

CPU I/O待機は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計
HP pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール
Linux uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat
HP Tru64 table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド
IBM AIX oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

I/O待機の割合が高い場合は、ハードウェアに問題がある、NFSサーバーが遅い、またはローカル・ファイル・システムとディスクの間のロード・バランシングが不適切である可能性があります。すべてのハードウェア・エラーについて、システム・メッセージ・ログを調べてください。iostat -xnコマンドまたはnfsstat -c(NFSクライアント側の統計情報)コマンドあるいはその両方を使用して、応答が遅いディスクまたはファイル・システムを特定します。スワップの不足または不適切なロード・バランシングによりこれらに過剰に負荷がかかることがあるため、問題が1つ以上のスワップ・パーティションと関係するかどうかを調べます。個別の問題に合せて、パフォーマンスを改善するためにNFSクライアントまたはサーバーのチューニング、ハードウェアの交換、その他のファイル・システムへのアプリケーションの移動、スワップ領域の追加、ファイル・システムの再構築などの修正を行います。

2.22.3 システム・モードのCPU(%)

UNIXベースのプラットフォームの場合、このメトリックはシステム・モードで使用されているCPU量を全CPU処理能力に対する割合として表します。

Windowsの場合、このメトリックはプロセス・スレッドが特権モードでのコードの実行に費やした時間の割合を表します。

表2-41 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

カーネル・モードのCPUは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計
HP pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール
Linux uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat
HP Tru64 table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド
IBM AIX oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

値が異常に高い場合(履歴データを基準に判定する)は、システム(カーネル)レベルでマシンの処理量が高くなっていることを示します。ユーザー処理は場合によって異なります。

2.22.4 ユーザー・モードのCPU(%)

UNIXベースのプラットフォームでは、このメトリックは、CPUの総処理性能の割合としてユーザー・モードで使用されているCPUを表します。Windowsでは、このメトリックは、プロセッサがユーザー・モードで使用する時間の割合を表します。このメトリックは、平均ビジー時間をサンプル時間の割合として表示します。

表2-42 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

ユーザー・モードのCPUは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計
HP pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール
Linux uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat
HP Tru64 table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド
IBM AIX oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

値が異常に高い場合(履歴データを基準に判定する)は、ユーザー(アプリケーション)レベルでCPUの処理量が高くなっていることを示します。システムで上位のプロセスを確認すると、問題のあるプロセスを特定できる場合があります。

2.22.5 CPU割込み時間(%)

このメトリックは、サンプル間隔中にプロセッサがハードウェア割込みを受信し要求に応える時間の割合を表します。この値は、システム・クロック、マウス、ディスク・ドライバ、データ通信回線、ネットワーク・インタフェース・カード、その他の周辺装置など、割込みを発生させるデバイスのアクティビティを間接的に示します。通常、これらのデバイスはタスクを完了したときおよび注意が必要なときにプロセッサに割込みをかけます。割込みが発生すると、通常のスレッド実行は一時停止されます。多くのシステム・クロックは10ミリ秒ごとにプロセッサに割込みをかけるので、割込みアクティビティが発生します。割込み中は、通常のスレッド実行は一時停止されます。

このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。

表2-43 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

CPU%%割込み時間は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースは、パフォーマンス・データ・カウンタです。

ユーザーの処理

なし。

2.22.6 CPUキューの長さ

プロセッサ・キューの長さは、プロセッサ・キュー内の待機中スレッドの数です。マルチ・プロセッサのコンピュータでも、プロセッサ時間のキューは1つです。ワークロードにもよりますが、通常、1プロセッサで受け入れられるプロセッサ・キューは10スレッド未満です。

このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。

表2-44 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

CPUキューの長さは%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースは、パフォーマンス・データ・カウンタです。

ユーザーの処理

常にこの値が高い場合は、CPUバウンドのタスクがいくつかあることを示します。この情報は、「ページ転送率」などのその他のメトリックと相互に関係します。メモリーを追加してシステムをチューニングすると効果的です。

2.22.7 CPU使用率(%)

UNIXベースのプラットフォームの場合、このメトリックはCPU使用量を使用可能な全CPU処理能力に対する割合として表します。

Windowsの場合、このメトリックはCPUがアイドルでないスレッドの実行に費やす時間の割合を表します。CPU使用率(%)」は、プロセッサ・アクティビティの最も重要なインジケータです。

表2-45 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

80

95

CPU使用率は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計
HP pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール
Linux uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat
HP Tru64 table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド
IBM AIX oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

値が異常に高い場合(履歴データを基準に判定する)は、システムの負荷が高くなっていることを示します。この値が常に高い場合には、システム負荷の軽減を検討してください。

2.22.8 空き論理メモリー(%)

このメトリックは、システム内で論理的に解放されているメモリーを表します(ファイルシステムのバッファに使用されているメモリーは除く)。このメモリーは解放可能な状態ですが、すぐには利用できない場合があります。

表2-46 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

論理的な空きメモリーは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を下回っています。


データ・ソース

Linux: /proc/meminfo

AIX: libperfstat

ユーザーの処理

値が異常に低い場合(履歴データを基準に判定する)、システムのRAMが不足していることを示し、理由としては、次の1つ以上が考えられます。1つ目は、計画されている数を超えるプロセスがシステムで実行されている場合です。2つ目は、プロセスで予想よりも多くのメモリーを使用している場合です。3つ目の理由は、特定のプロセスで何度もメモリー・リークが発生している場合です。

2.22.9 空きメモリー(%)

このメトリックは、合計メモリーから現在アクティブなメモリーが消費された後に残る使用可能なメモリーを表します。

表2-47 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

空きメモリーは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を下回っています。


データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計
HP pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール
Linux uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat
HP Tru64 table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド
IBM AIX oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール
Windows Windows API

ユーザーの処理

Linux OSの場合、この値は常に0%に近い可能性があります。ユーザーが利用できる実際の空きメモリーは、空き論理メモリー(%)を参照してください。このメトリックの値に基づいて、ユーザーはなんらかの処理を実行する必要があります。

2.22.10 空きメモリー

このメトリックは、メモリーの空き容量をKB単位で表します。

表2-48 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

未定義

未定義

空きメモリー・サイズは%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を下回りました。


2.22.11 最長サービス時間(ミリ秒)

このメトリックは、すべてのディスクの平均サービス時間の最大値を表します。単位はミリ秒です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計
HP pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール
Linux uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat
HP Tru64 table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド
IBM AIX oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール
Windows 使用不可

2.22.12 メモリー・ページ・スキャン率/秒

UNIXベースのシステムの場合、このメトリックはページ・スティーリング・デーモンがスキャンした1秒当たりのページ数を表します。

Windowsの場合、このメトリックはハード・ページ・フォルトを解決するためにページをディスクから読み取ったまたはディスクに書き込んだ率です。このメトリックは、システム全体のパフォーマンスを低下させるようなフォルトの最も重要なインジケータです。

表2-49 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

ページ・スキャン率は%value%/秒で、警告(%warning_threshold%/秒)またはクリティカル(%critical_threshold%/秒)のしきい値を超えています。


データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計
HP pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール
Linux uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat
HP Tru64 table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド
IBM AIX oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

この数値が0(ゼロ)または0に近い場合は、システムに十分なメモリーがあります。スキャン率が常に高い場合は、メモリーを追加すると非常に効果的です。

2.22.13 メモリー使用率(%)

このメトリックは、使用済メモリーの量を、全メモリーの割合として表します。

表2-50 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

80

95

メモリー使用率は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計
HP pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール
Linux uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat
HP Tru64 table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド
IBM AIX oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール
Windows Windows API

ユーザーの処理

Linux OSの場合、この値は常に100%に近い可能性があります。ユーザーが利用できる実際の空きメモリーは、空き論理メモリー(%)を参照してください。このメトリックの値に基づいて、ユーザーはなんらかの処理を実行する必要があります。

2.22.14 ページ転送率

このメトリックは、ハード・ページ・フォルトを解決するために、ディスクに対してページの読取りや書込みが行われる率を表します。このメトリックは、システム全体の遅延を招くフォルトを示す主要なインジケータです。ページ数でカウントされます。このカウントには、(通常アプリケーションが要求する)ファイル・システム・キャッシュにおけるフォルトや、キャッシュされないメモリー・マップ・ファイルに対するフォルトを解決するために取得されたページが含まれます。

このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。

データ・ソース

このメトリックのデータソースは、Windowsのパフォーマンス・カウンタです。

ユーザーの処理

転送率が高い場合は、メモリーが競合しています。メモリーを追加すると効果があります。

2.22.15 実行キューの長さ(1分平均)

このメトリックは、直前の間隔で実行され、メモリーに存在した平均プロセス数を表します。このメトリックにより、実行キューを調べます。

このメトリックは、Windowsでは使用できません。

表2-51 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

CPU負荷(長さが平均で1分を超えている実行キュー)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計
HP pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール
Linux uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat
HP Tru64 table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド
IBM AIX oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール

ユーザーの処理

UNIXのuptimeコマンドまたはtopコマンドを使用して、システム上の負荷を調べます。また、topコマンドおよびps -efコマンドにより、使用するCPU時間が多すぎるプロセスを調べます。少数のプロセスのそれぞれに多くのCPU時間がかかるのではなく、1つ以上のプロセスのインスタンス数の多さに問題がある可能性があることに注意してください。過度のCPU時間を使用するプロセスを削除します。

2.22.16 実行キューの長さ(5分平均)

このメトリックは、直前の間隔で実行され、メモリーに存在した平均プロセス数を表します。このメトリックにより、実行キューを調べます。

このメトリックは、Windowsでは使用できません。

表2-52 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

CPU負荷(長さが平均で5分を超えている実行キュー)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計
HP pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール
Linux uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat
HP Tru64 table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド
IBM AIX oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール

ユーザーの処理

UNIXのuptimeコマンドまたはtopコマンドを使用して、システム上の負荷を調べます。また、topコマンドおよびps -efコマンドにより、使用するCPU時間が多すぎるプロセスを調べます。少数のプロセスのそれぞれに多くのCPU時間がかかるのではなく、1つ以上のプロセスのインスタンス数の多さに問題がある可能性があることに注意してください。過度のCPU時間を使用するプロセスを削除します。

2.22.17 実行キューの長さ(15分平均)

このメトリックは、直前の間隔で実行され、メモリーに存在した平均プロセス数を表します。このメトリックにより、実行キューを調べます。

このメトリックは、Windowsでは使用できません。

表2-53 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

CPU負荷(長さが平均で15分を超えている実行キュー)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計
HP pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール
Linux uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat
HP Tru64 table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド
IBM AIX oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール

ユーザーの処理

UNIXのuptimeコマンドまたはtopコマンドを使用して、システム上の負荷を調べます。また、topコマンドおよびps -efコマンドにより、使用するCPU時間が多すぎるプロセスを調べます。少数のプロセスのそれぞれに多くのCPU時間がかかるのではなく、1つ以上のプロセスのインスタンス数の多さに問題がある可能性があることに注意してください。過度のCPU時間を使用するプロセスを削除します。

2.22.18 スワップ空き(KB)

このメトリックは、使用可能なスワップ領域の空き容量をKB単位で表します。

表2-54 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

空きスワップは%value%KBで、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を下回りました。


2.22.19 スワップ使用率(%)

UNIXベースのプラットフォームの場合、このメトリックは直前の間隔で使用したスワップ・メモリーの割合を表します。

Windowsの場合、このメトリックは使用されたページ・ファイル・インスタンスの割合を表します。

表2-55 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

80

95

スワップ使用率は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計
HP pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール
Linux uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat
HP Tru64 table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド
IBM AIX oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール
Windows Windows APIおよびパフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

UNIXベースのプラットフォームの場合は、UNIXのtopコマンドまたはSolarisのswap -lコマンドを使用してスワップの使用状況を調べます。スワップ・ファイルを作成し、そのファイルをシステム・スワップ・プールに追加すると、既存のファイル・システムに追加のスワップを追加できます。(UNIX OSに関するドキュメントを参照してください。)スワップが/tmpにマウントされている場合は、/tmp内の不要なファイルを削除することで領域を開放できます。ファイル・システム・スワップを追加できない場合、または十分な領域を開放できない場合は、スワップ・プールにRAWディスク・パーティションを追加して、スワップを追加する必要があります。手順は、UNIXのドキュメントを参照してください。

Windowsの場合は、ページ・ファイルの使用状況をチェックして、現在の制限では不十分な場合はページ・ファイルを追加します。

2.22.20 スワップ使用量

UNIXベースのプラットフォームの場合、このメトリックは直前の間隔でのスワップ・メモリーの使用量を表します。

Windowsの場合、このメトリックはページ・ファイル・インスタンスの使用量を表します。

表2-56 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

80

95

スワップ使用量は%value%KBで、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.22.21 処理合計

このメトリックは、システムで現在実行しているプロセスの合計数を表します。このメトリックは、システムで実行している処理数をチェックします。

表2-57 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

プロセス数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計
HP pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール
Linux uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat
HP Tru64 table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド
IBM AIX oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

値が異常に高い場合(履歴データを基準に判定する)は、システムの負荷が高くなっていることを示します。この値が常に高い場合には、いくつかのプロセスを停止してシステム負荷を軽減することを検討してください。

2.22.22 合計スワップ

プロセスによって割り当てることができるページ・ファイル領域の合計容量。ページング・ファイルはすべてのプロセスで共有されるため、ページング・ファイルの領域が不足すると、プロセスがメモリーを割り当てられなくなります。

このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。

データ・ソース

パフォーマンス・データ・カウンタとWindows APIのGlobalMemoryStatusEx

ユーザーの処理

値が異常に高い場合(履歴データを基準に判定する)は、システムがディスクとの間でデータを移動するスワップが多発していることを示します。ディスクへのアクセスは比較的低速なので、通常はシステムの速度が低下します。理由としては、次の1つ以上が考えられます。

  • システムで多くのプロセスが実行され、限られたRAMに対して競合が発生しているために、さらにスワップの原因になっている。ユーザーは、いくつかのプロセスを停止して負荷の軽減を試みることができます。

  • 1つのプロセスが予測以上のメモリーを占有し、使用可能メモリーが不足している。

通常、このような問題はRAMを追加することで解決される。

2.22.23 ユーザー合計

このメトリックは、現在、システムにログインしているユーザーの合計数を表します。このメトリックは、システム上の実行ユーザー数を調べます。

表2-58 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

未定義

未定義

ユーザー数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計
HP pstat_getdynamic()、pstat_getprocessor()、pstat_getproc()、pstat_getstatic()、getutent()、pstat_getvminfo()の各システム・コール
Linux uptime、free、getconf、ps、iostat、sar、wの各OSコマンド、/proc/stat
HP Tru64 table()システム・コール、uptime、vmstat、psrinfo、ps、who、swaponの各OSコマンド
IBM AIX oracle_kstat()、getutent()、getproc()、sysconf()の各システム・コール
Windows 該当なし

ユーザーの処理

値が異常に高い場合(履歴データを基準に判定する)は、システムの負荷が高くなっていることを示します。この値が常に高い場合には、システムからアクティブ・ユーザーを制限または削除してシステム負荷を軽減することを検討してください。

2.22.24 使用済スワップ(KB)

このメトリックは、使用されたページ・ファイル・インスタンスのサイズ(KB)を表します。

このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。

データ・ソース

パフォーマンス・データ・カウンタとWindows APIのGlobalMemoryStatusEx。

ユーザーの処理

値が異常に高い場合(履歴データを基準に判定する)は、システムがディスクとの間でデータを移動するスワップが多発していることを示します。ディスクへのアクセスは比較的低速なので、通常はシステムの速度が低下します。理由としては、次の1つ以上が考えられます。

  • システムで多くのプロセスが実行され、限られたRAMに対して競合が発生しているために、さらにスワップの原因になっている。ユーザーは、いくつかのプロセスを停止して負荷の軽減を試みることができます。

  • 1つのプロセスが予測以上のメモリーを占有し、使用可能メモリーが不足している。

通常、このような問題はRAMを追加することで解決される。

2.23 ログ・ファイル・モニター

「ログ・ファイル・モニター」メトリック・カテゴリでは、ファイル内容に1つ以上のperlパターンが出現していないかどうかについて、1つ以上のログ・ファイルを監視できます。また、ログ・ファイルで無視するperlパターンも指定できます。最後のスキャン後に追加された新しい内容に対しては定期的なスキャンが実行されます。無視パターンと一致する行が最初に無視され、指定した一致パターンに行が一致すると、パターンごとに1つのレコードが管理リポジトリにアップロードされます。このパターンに一致する行の数に対して、しきい値を設定できます。所定のファイル内でファイル・ローテーションが行われます。

2.23.1 ログ・ファイル・パターン一致内容

このメトリックは、このファイルがコンテンツ・アップロード用に明確に登録されている場合は、実際のコンテンツを返します。そうでない場合は、指定されたパターンと一致した行数を返します。

監視しないファイルまたはディレクトリの名前は、EMDROOT/sysman/config/lfm_efilesファイルにリストできます。内容をManagement Repositoryにアップロードするファイルまたはディレクトリの名前は、EMDROOT/sysman/config/lfm_ifilesファイルにリストできます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

ユーザー指定のperlパターンが出現しているかどうかについてファイルをスキャンするOracle提供のperlプログラム。

ユーザーの処理

なし。

2.23.2 ログ・ファイル・パターン一致行数

このメトリックは、このファイル内で指定されたパターンに一致する行の数を戻します。特定のログ・ファイル名、perlでのパターンの一致、およびperlでのパターンの無視について、この列に警告またはクリティカルのしきい値を設定すると、このログ・ファイルに指定された基準の監視が開始されます。

表2-59 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

%log_file_message%は、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「ログ・ファイル名」オブジェクト、「Perlでのパターンの一致」オブジェクト、「Perlでのパターンの無視」オブジェクトおよび「タイム・スタンプ」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ログ・ファイル名」オブジェクト、「Perlでのパターンの一致」オブジェクト、「Perlでのパターンの無視」オブジェクトおよび「タイム・スタンプ」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「ログ・ファイル名」オブジェクト、「Perlでのパターンの一致」オブジェクト、「Perlでのパターンの無視」オブジェクトおよび「タイム・スタンプ」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

ユーザー指定の基準についてログ・ファイルを監視するOracle提供のperlプログラム。

ユーザーの処理

なし。

2.24 AIXのLPARパフォーマンス

このメトリック・カテゴリは、IBM AIXシステムの論理区画(LPAR)のパフォーマンスに関する情報を提供します。

2.24.1 ユーザー%

このメトリックは、ユーザー・レベル(アプリケーション)の実行で使用された処理能力を、使用可能な処理能力の割合として表します。

表2-60 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

AIX 5.3.0.0、6.1.0.0、7.1.0.0

15分ごと

定義なし

定義なし

LPARパフォーマンス・メトリックに対するユーザー・モードのCPUは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.24.2 SYS%

このメトリックは、システム・レベル(カーネル)の実行で使用された処理能力を、使用可能な処理能力の割合として表します。

表2-61 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

LPARパフォーマンス・メトリックに対するSYSモードのCPUは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.24.3 待機%

このメトリックは、パーティションがアイドル状態で、かつ未処理ディスクI/Oリクエストがあったときに使用されなかった処理能力を、使用可能な処理能力の割合として表します。

表2-62 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

LPARパフォーマンス・メトリックに対する待機モードのCPUは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.24.4 アイドル%

このメトリックは、パーティションがアイドル状態で、かつ未処理ディスクI/Oリクエストがなかったときに使用されなかった処理能力を、使用可能な処理能力の割合として表します。

表2-63 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

LPARパフォーマンス・メトリックに対するアイドル・モードのCPUは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.24.5 消費された物理プロセッサ

このメトリックは、消費された物理プロセッサの数を表します。

表2-64 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

消費された物理プロセッサは%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.24.6 消費された権限(%)

このメトリックは、消費されたLPARのCPU権限の割合を表します。

表2-65 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

消費された権限は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.25 メモリー・デバイス

「メモリー・デバイス」メトリック・カテゴリは、システムに構成されたメモリー・デバイスのステータスを監視します。

2.25.1 バンク・ロケーション

このメトリックは、メモリー・デバイスがあるバンクの場所の名前(該当する場合)を表します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: memoryDeviceStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.50.1.5)

ユーザーの処理

なし。

2.25.2 場所

このメトリックは、メモリー・デバイスがある場所の名前(たとえば、DIMM A)を表します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

メトリック値 意味(SNMP MIBによる)
1 その他(次のいずれにも該当しない場合)
2 不明
3 正常
4 警告
5 クリティカル
6 リカバリ不能

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: memoryDeviceStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.50.1.5)

ユーザーの処理

なし。

2.25.3 メモリー・ステータス

このメトリックは、メモリー・デバイスのステータスを表します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

次の表は、メトリックの有効な値とその意味を示しています。

メトリック値 意味(SNMP MIBによる)
1 その他(次のいずれにも該当しない場合)
2 不明
3 正常
4 警告
5 クリティカル
6 リカバリ不能

表2-66 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

4

5

バンク・ロケーション%MemoryBankLocation%およびロケーション%MemoryLocation%のメモリーのステータス(オブジェクト識別子: 1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.50.1.5)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。ステータス・メッセージは%MemoryStatus%です


複数のしきい値

このメトリックでは、「シャーシ」オブジェクトおよび「索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「シャーシ」オブジェクトおよび「索引」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「シャーシ」オブジェクトと「索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: memoryDeviceStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.50.1.5)

ユーザーの処理

なし。

2.25.4 サイズ

このメトリックは、メモリー・デバイスのサイズ(KB)を表します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: memoryDeviceSize (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.50.1.14)

ユーザーの処理

なし。

2.25.5 タイプ

このメトリックは、メモリー・デバイスのタイプを表します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: memoryDeviceSize (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.50.1.14)

ユーザーの処理

なし。

2.26 メッセージとセマフォ・アクティビティ

「メッセージとセマフォ・アクティビティ」メトリック・カテゴリは、監視対象のホスト・システムのメッセージとセマフォ・アクティビティに関する情報を提供します。

2.26.1 msgrcv()システム・コール/秒

このメトリックは、1秒当たりに実行されたmsgrcvシステム・コールの回数を表します。msgrcvシステム・コールは、あるキューからユーザー定義の別のキューにメッセージを読み込みます。

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
HP Tru64 ipcsコマンド
IBM AIX sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.26.2 semop()システム・コール/秒

このメトリックは、1秒当たりに実行されたsemopシステム・コールの回数を表します。semopシステム・コールは、セマフォ・セットでセマフォ操作を実行するために使用します。

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
HP Tru64 ipcsコマンド
IBM AIX sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.27 ネットワーク・インタフェース

このメトリック・カテゴリは、ネットワーク・インタフェースに関連したメトリックを記述しています。

2.27.1 ネットワーク・インタフェース衝突(%)

このメトリックは、1秒当たりの衝突回数を表します。このメトリックは、le0、*(すべてのネットワーク・インタフェース)などのネットワーク・デバイス名パラメータで指定したネットワーク・インタフェースでの衝突率を調べます。

ターゲットのリリース 収集頻度
Sun Solaris、AIX、HP-UX 15分ごと

表2-67 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux

15分ごと

定義なし

定義なし

%keyvalue%のネットワーク・インタフェース衝突(%%)は%value%で、警告(%warning_threshold% (%%))またはクリティカル(%critical_threshold% (%%))のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル・メモリー構造体(kstat)
HP netstat、lanscanおよびlanadminコマンド
Linux netstatコマンドおよび/proc/net/dev
HP Tru64 netstatコマンド
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール

ユーザーの処理

OSのnetstat -iコマンドを使用して、インタフェースのパフォーマンスを調べます。また、OSのgrep -iコマンドを使用してduplexという語を検索し、多重設定に関係するメッセージがないかシステム・メッセージを調べます。

2.27.2 ネットワーク・インタフェース結合使用率(%)

このメトリックは、全二重ネットワーク接続のネットワークとの間での読取りおよび書込みに使用するネットワーク帯域幅の割合を表します。

表2-68 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

%keyvalue%のネットワーク使用率は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル・メモリー構造体(kstat)
HP netstat、lanscanおよびlanadminコマンド
Linux netstatコマンドおよび/proc/net/dev
HP Tru64 netstatコマンド
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows 該当なし

ユーザーの処理

OSのnetstat -iコマンドを使用して、インタフェースのパフォーマンスを調べます。また、OSのgrep -iコマンドを使用してduplexという語を検索し、多重設定に関係するメッセージがないかシステム・メッセージを調べます。

2.27.3 ネットワーク・インタフェース入力エラー(%)

このメトリックは、ハードウェアまたはネットワークのエラーが原因で失敗した受信に対して、デバイス上で発生した1秒当たりの入力エラー数を表します。このメトリックは、le0、*(すべてのネットワーク・インタフェース)などのネットワーク・デバイス名パラメータで指定したネットワーク・インタフェースでの入力エラー率を調べます。

ターゲットのリリース 収集頻度
Sun Solaris、AIX、HP-UX 15分ごと

表2-69 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux

15分ごと

定義なし

定義なし

%keyvalue%のネットワーク・インタフェース入力エラー(%%)は%value%で、警告(%warning_threshold% (%%))またはクリティカル(%critical_threshold% (%%))のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル・メモリー構造体(kstat)
HP netstat、lanscanおよびlanadminコマンド
Linux netstatコマンドおよび/proc/net/dev
HP Tru64 netstatコマンド
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール

ユーザーの処理

OSのnetstat -iコマンドを使用して、インタフェースのパフォーマンスを調べます。また、OSのgrep -iコマンドを使用してduplexという語を検索し、多重設定に関係するメッセージがないかシステム・メッセージを調べます。

2.27.4 ネットワーク・インタフェース出力エラー(%)

1秒当たりの出力エラー数を表します。このメトリックは、le0、*(すべてのネットワーク・インタフェース)などのネットワーク・デバイス名パラメータで指定したネットワーク・インタフェースでの出力エラー率を調べます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのバージョン 15分ごと

表2-70 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux

15分ごと

定義なし

定義なし

%keyvalue%のネットワーク・インタフェース出力エラー(%%)は%value%で、警告(%warning_threshold% (%%))またはクリティカル(%critical_threshold% (%%))のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル・メモリー構造体(kstat)
HP netstat、lanscanおよびlanadminコマンド
Linux netstatコマンドおよび/proc/net/dev
HP Tru64 netstatコマンド
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール

ユーザーの処理

OSのnetstat -iコマンドを使用して、インタフェースのパフォーマンスを調べます。また、OSのgrep -iコマンドを使用してduplexという語を検索し、多重設定に関係するメッセージがないかシステム・メッセージを調べます。

2.27.5 ネットワーク・インタフェース読取り(MB/秒)

このメトリックは、特定のインタフェースから読み取られる1秒当たりのMB量を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Sun Solaris、AIX、HP-UX 15分ごと

表2-71 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux

15分ごと

定義なし

定義なし

%keyvalue%のネットワーク・インタフェース読取り(MB/秒)は%value%で、警告(%warning_threshold%MB/秒)またはクリティカル(%critical_threshold%MB/秒)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル・メモリー構造体(kstat)
HP netstat、lanscanおよびlanadminコマンド
Linux netstatコマンドおよび/proc/net/dev
IBM AIX perfstatシステム・コール

ユーザーの処理

OSのnetstat -iコマンドを使用して、インタフェースのパフォーマンスを調べます。また、OSのgrep -iコマンドを使用してduplexという語を検索し、多重設定に関係するメッセージがないかシステム・メッセージを調べます。

2.27.6 ネットワーク・インタフェース読取り使用率(%)

このメトリックは、ネットワークからの読取りに使用されるネットワーク帯域幅の使用量を、合計読取り容量の割合として表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Sun Solaris、AIX、HP-UX 15分ごと

表2-72 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux

15分ごと

定義なし

定義なし

%keyvalue%のネットワーク・インタフェース読取り使用率(%%)は%value%で、警告(%warning_threshold% (%%))またはクリティカル(%critical_threshold% (%%))のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル・メモリー構造体(kstat)
HP netstat、lanscanおよびlanadminコマンド
Linux netstatコマンドおよび/proc/net/dev
IBM AIX perfstatシステム・コール

ユーザーの処理

OSのnetstat -iコマンドを使用して、インタフェースのパフォーマンスを調べます。また、OSのgrep -iコマンドを使用してduplexという語を検索し、多重設定に関係するメッセージがないかシステム・メッセージを調べます。

2.27.7 ネットワーク・インタフェース合計エラー率(%)

このメトリックは、ネットワーク・インタフェースで発生した、1秒当たりの合計エラー数を表します。ネットワーク・インタフェースで発生した読取りおよび書込みエラー率です。

表2-73 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

%keyvalue%のネットワーク・エラー率は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

ネットワーク・インタフェース入力エラー(%)とネットワーク・インタフェース出力エラー(%)の合計として計算されます。

ユーザーの処理

OSのnetstat -iコマンドを使用して、インタフェースのパフォーマンスを調べます。また、OSのgrep -iコマンドを使用してduplexという語を検索し、多重設定に関係するメッセージがないかシステム・メッセージを調べます。

2.27.8 ネットワーク・インタフェース合計I/Oレート(MB/秒)

このメトリックは、ネットワーク・インタフェースの合計I/Oレートを表します。ネットワーク・インタフェース読取り(MB/秒)とネットワーク・インタフェース書込み(MB/秒)の合計として計算されます。

表2-74 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

%keyvalue%のネットワークI/O速度は%value%MB/秒で、警告(%warning_threshold%MB/秒)またはクリティカル(%critical_threshold%MB/秒)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトごとに異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「ネットワーク・インタフェース名」オブジェクトごとに警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

ネットワーク・インタフェース読取り(MB/秒)とネットワーク・インタフェース書込み(MB/秒)の合計として計算されます。

ユーザーの処理

OSのnetstat -iコマンドを使用して、インタフェースのパフォーマンスを調べます。また、OSのgrep -iコマンドを使用してduplexという語を検索し、多重設定に関係するメッセージがないかシステム・メッセージを調べます。

2.27.9 ネットワーク・インタフェース書込み(MB/秒)

このメトリックは、特定のインタフェースに書き込まれる1秒当たりのMB量を表します。

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
Sun Solaris、AIX、HP-UX、Windows 15分ごと

表2-75 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux

15分ごと

定義なし

定義なし

%keyvalue%のネットワーク・インタフェース書込み(MB/秒)は%value%で、警告(%warning_threshold%MB/秒)またはクリティカル(%critical_threshold%MB/秒)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル・メモリー構造体(kstat)
HP netstat、lanscanおよびlanadminコマンド
Linux netstatコマンドおよび/proc/net/dev
HP Tru64 netstatコマンド
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows 該当なし

ユーザーの処理

OSのnetstat -iコマンドを使用して、インタフェースのパフォーマンスを調べます。また、OSのgrep -iコマンドを使用してduplexという語を検索し、多重設定に関係するメッセージがないかシステム・メッセージを調べます。

2.27.10 ネットワーク・インタフェース書込み使用率(%)

このメトリックは、ネットワークへの書込みに使用されるネットワーク帯域幅の使用量を、合計読取り容量の割合として表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
Sun Solaris、AIX、HP-UX、Windows 15分ごと

表2-76 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux

15分ごと

定義なし

定義なし

%keyvalue%のネットワーク・インタフェース書込み使用率(%%)は%value%で、警告(%warning_threshold% (%%))またはクリティカル(%critical_threshold% (%%))のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル・メモリー構造体(kstat)
HP netstat、lanscanおよびlanadminコマンド
Linux netstatコマンドおよび/proc/net/dev
HP Tru64 該当なし
IBM AIX perfstatシステム・コール
Windows 該当なし

ユーザーの処理

OSのnetstat -iコマンドを使用して、インタフェースのパフォーマンスを調べます。また、OSのgrep -iコマンドを使用してduplexという語を検索し、多重設定に関係するメッセージがないかシステム・メッセージを調べます。

2.28 ネットワーク・インタフェース結合

このメトリック・カテゴリは、結合されているネットワーク・インタフェース・カードに関連します。スレーブ・インタフェース・カードには、結合カードと同じ情報があります。

2.28.1 結合名

結合の名前。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.28.2 結合モード

結合のモード。Balance-albにできます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.28.3 結合オプション

結合のオプション/プロパティ。"miimon=100 max_bonds=4"などの形です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.28.4 プライマリ・スレーブ

結合のプライマリ・スレーブ。結合のプライマリ・スレーブであるネットワーク・インタフェース・カード。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.28.5 セカンダリ・スレーブ

セカンダリ・スレーブのカンマ区切りリスト。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.29 ネットワーク・インタフェース数

このメトリック・カテゴリは、非結合と結合の両方のインタフェース・カードを含む、ネットワーク・インタフェース・カードに関連します。スレーブ・インタフェース・カードには、結合カードと同じ情報があります。

2.29.1 ブロードキャスト・アドレス

ローカル・エリア・ネットワークのブロードキャスト・アドレス。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

ifconfig

ユーザーの処理

なし。

2.29.2 デフォルトのゲートウェイ

このホストに構成されているデフォルト・ゲートウェイ。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

ifconfig

ユーザーの処理

なし。

2.29.3 説明

ネットワーク・インタフェース・カードの説明。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

ifconfig

ユーザーの処理

なし。

2.29.4 DHCPが有効

このメトリックは、このネットワーク・インタフェース・カード(NIC)に設定されているIPアドレスが動的か静的かを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

ifconfig

ユーザーの処理

なし。

2.29.5 フラグ

ネットワーク・インタフェース・カードのフラグ。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

ifconfig

ユーザーの処理

なし。

2.29.6 ホスト名別名

これは、このネットワーク・インタフェース・カードに対応するホストの別名を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

arp

ユーザーの処理

なし。

2.29.7 IPアドレス

このネットワーク・インタフェース・カードに関連付けられたIPアドレス。IPV4アドレスと想定されます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

ifconfig

ユーザーの処理

なし

2.29.8 IPV6アドレス

IPV6アドレスのカンマ区切りのリストです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

ifconfig

ユーザーの処理

なし。

2.29.9 MACアドレス

ネットワーク・インタフェース・カードのハードウェア・アドレス。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

ifconfig

ユーザーの処理

なし。

2.29.10 ネットマスク

サブネット・マスクのinetアドレスです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

ifconfig

ユーザーの処理

なし。

2.29.11 最大送信ユニット

このネットワーク・インタフェース・カードから送信される最大パケット・サイズ。単位はバイトです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

ifconfig

ユーザーの処理

なし。

2.29.12 名前

ネットワーク・インタフェース・カード名。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

ifconfig

ユーザーの処理

なし。

2.30 ネットワーク・インタフェース・サマリー

「ネットワーク・インタフェース・サマリー」メトリック・カテゴリは、すべてのネットワーク・インタフェースに関する情報を提供します。

2.30.1 すべてのネットワーク・インタフェース読取り速度(MB/秒)

このメトリックは、すべてのネットワーク・インタフェースから読み取られる1秒当たりのMB量を表します。

表2-77 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

合計ネットワーク・インタフェース読取り(MB/秒)は%value%で、警告(%warning_threshold%MB/秒)またはクリティカル(%critical_threshold%MB/秒)のしきい値を超えています。


2.30.2 すべてのネットワーク・インタフェース合計I/Oレート(MB/秒)

このメトリックは、すべてのネットワーク・インタフェースの合計I/Oレートを表します。すべてのネットワーク・インタフェース書込み速度(MB/秒)とすべてのネットワーク・インタフェース読取り速度(MB/秒)の合計として計算されます。

表2-78 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

合計ネットワーク・インタフェース読取り/書込み(MB/秒)は%value%で、警告(%warning_threshold%MB/秒)またはクリティカル(%critical_threshold%MB/秒)のしきい値を超えています。


2.30.3 すべてのネットワーク・インタフェース書込み速度(MB/秒)

このメトリックは、すべてのインタフェースに書き込まれる1秒当たりのMB量を表します。

表2-79 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

%keyvalue%のネットワーク・インタフェース書込み(MB/秒)は%value%で、警告(%warning_threshold%MB/秒)またはクリティカル(%critical_threshold%MB/秒)のしきい値を超えています。


2.31 オペレーティング・システム

このメトリック・カテゴリには、オペレーティング・システムのサマリー情報が含まれます。1つのホストにつき1行です。

2.31.1 アドレス長(ビット)

OSのアドレス長。32ビットまたは64ビットです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

uname -a

ユーザーの処理

なし。

2.31.2 ベース・バージョン

OSのベース・バージョン。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

ユーザーの処理

なし。

2.31.3 DBマシン・メンバー

ホストがデータベース・マシン・メンバーである場合、この列の値は1です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

uname -a

ユーザーの処理

なし。

2.31.4 デフォルトのOS実行レベル

ホストで実行しているOSのデフォルト実行レベル。OSを起動すると、この実行レベルで起動されます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

uname -a

ユーザーの処理

なし。

2.31.5 ディストリビューション・バージョン

Linuxのみに適用されます。OSのディストリビューション・バージョンを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

uname -a

ユーザーの処理

なし。

2.31.6 最大スワップ領域(MB)

OSで利用可能な最大スワップ領域を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

uname -a

ユーザーの処理

なし

2.31.7 名前

OSの名前。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/etc/enterprise-release (OELの場合)

/etc/redhat-release (redhatの場合)

/etc/UnitedLinux-release

/etc/SuSE-release

ユーザーの処理

なし。

2.31.8 プラットフォームID

プラットフォームのID番号です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

uname -a

ユーザーの処理

なし。

2.31.9 更新レベル

このOSの最新更新レベル。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

uname -a

ユーザーの処理

なし。

2.31.10 ベンダー名

これは、OSベンダー名を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/etc/enterprise-release (OELの場合)

/etc/redhat-release (redhatの場合)

/etc/UnitedLinux-release

ユーザーの処理

なし。

2.32 オペレーティング・システム・コンポーネント

このメトリックには、パッチ、バンドル、パッケージなどのOSコンポーネントに関する情報が格納されます。

2.32.1 説明

コンポーネントの説明

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

なし。

2.32.2 インストール日

コンポーネントのインストール日。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

なし。

2.32.3 名前

OSコンポーネントの名前。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

なし。

2.32.4 タイプ

OSコンポーネントのタイプ。パッチ、バンドル、パッケージのいずれかです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

なし。

2.32.5 バージョン

コンポーネントのバージョン。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

なし。

2.33 オペレーティング・システム・プロパティ

このメトリックでは、OPEN_MAX、セマフォ値、kernel.pid_maxなどOSのプロパティがリストされます。

2.33.1 名前

OPEN_MAXなどのOSの構成変数の名前。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/getconf、ulimit

2.33.2 ソース

プロパティ情報のソースです。/sbin/sysctlまたは/usr/bin/getconfのようになります。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/getconf、ulimit

2.33.3

プロパティの値です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/getconf、ulimit

2.34 オペレーティング・システム登録ソフトウェア

このメトリックには、OSに登録されているすべてのソフトウェアの詳細が含まれます。

2.34.1 説明

ベンダーによるソフトウェアの説明。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.34.2 ID

ホストにインストールされているソフトウェアのID。NT/Windowsにのみ適用されます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.34.3 インストール日

ソフトウェアのインストール日。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.34.4 インストール場所

ソフトウェアのインストール・ディレクトリ。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.34.5 メディア・タイプ

インストールした製品のインストールまたはディストリビューション・ソース。たとえば、パッケージ名、バンドリング・アプリケーション、ディストリビューションなどです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.34.6 名前

インストールされているソフトウェアの名前。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.34.7 ベンダー名

ソフトウェアを供給したベンダー名。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.34.8 ベンダー固有の情報

ソフトウェアに関するすべて

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.34.9 バージョン

ベンダーによるソフトウェアの説明。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.34.10 仮想マシン

製品がインストールされるSolarisゾーン名を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.34.11 親製品識別子

インストールされた製品の親ID。Sun Service Tag製品の分類に適用されます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.34.12 製品の親名

インストールされた製品の説明的な親名。Sun Service Tag製品の分類に適用されます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.34.13 ソフトウェア・アーキテクチャ

アプリケーションがSolaris SPARC(64ビット)などで実行するように設計されているCPU/OSアーキテクチャ。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

/bin/rpm

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.35 オペレーティング・システムULIMIT

このメトリック・カテゴリには、オペレーティング・システムのulimit関連の詳細が含まれます。

2.35.1 コアダンプ(ブロック)

プロセスでセグメント化エラーなど予期しないエラーが発生したとき残されるコア・ファイルのサイズを制限します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.35.2 時間(秒)

プロセスが停止するまでに使用できる最大CPU時間。CPU時間は、CPUが実際にプロセッサ命令の実行に費やした合計時間で、プログラムの実行時間の合計よりはるかに少なくなる場合がほとんどです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.35.3 データ

malloc、calloc、C++の"new"、および高級言語における大部分のオブジェクト作成など、ヒープにプロセスが割り当てることのできるメモリー量を制限します。KB単位で指定します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.35.4 ファイル(ブロック)

プロセスが作成できるファイルの最大サイズ。値は512KB(1ブロック)単位です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.35.5 ファイルなし(記述子)

一度に開くことのできるファイルの最大数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.35.6 スタック

C、C++、その他多くの言語におけるローカル変数などのように、プロセスがスタックで割り当てることのできるメモリー量を制限します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.35.7 仮想メモリー

プロセスに割り当てることができる最大メモリー。これには、スタック、ヒープおよびメモリー・マップ・ファイルを含むすべてのタイプのメモリーが含まれます。この制限を超えるメモリーの割当ては、メモリー不足エラーで失敗します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.36 Oracle Engineered Systems

このメトリック・カテゴリは、Solaris Engineered Systemsに関する情報を提供します。これらの構成メトリックは、Cloud Controlコンソールの「すべてのメトリック」ページで利用できません。

Oracle Engineered Systemsの構成メトリックを表示するには、次の手順を実行します。

  1. Cloud Control UIから、ホスト・ターゲット・タイプを選択します。

  2. ターゲット・タイプ名を右クリックして、「構成」「最新収集」の順に選択します。

    メトリックが、「最新の構成」の下に表示されます。


    注意:

    これらのメトリックは、Solarisホストでのみサポートされます。

    これらのすべてのメトリックについて構成履歴が無効になりますが、構成比較は行うことができます。


2.36.1 エンジニアド・システム識別子

このメトリックは、Oracle Engineered Systemの識別子を表します。これは、製造時に指定されたエンジニアド・システムのシリアル番号です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

oes/id Oracle Solaris Service Management Facility (SMF)サービスからのrack/serial_numberプロパティです。

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.36.2 エンジニアド・システム名

このメトリックは、Oracle Engineered Systemsの名前と、オプションでビルドIDを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

oes/id SMFサービスからのoes/typeプロパティおよびconfiguration/buildプロパティです。

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.36.3 エンジニアド・システム・バージョン

このメトリックは、このエンジニアド・システムに関連付けられているハードウェアまたはソフトウェアのバージョン、リビジョンまたは他の詳細を表すことができます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

oes/id SMFサービスからのoes/node、configuration/nameおよびconfiguration/domain_typeのプロパティです。

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.37 ページング・アクティビティ

「ページング・アクティビティ」メトリック・カテゴリは、システムのページング・アクティビティの量を提供します。

2.37.1 アクティブ・ページ

このメトリックは、アクティブ・ページの数を表します。

表2-80 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux

15分ごと

定義なし

定義なし

アクティブなページは%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.37.2 アドレス変換ページ・フォルト/秒

このメトリックは、1秒当たりのhat_fault()によるマイナー・ページ・フォルトを表します。このメトリックは、cpu_stat0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、フォルト数を調べます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class misc cpu_stat)
HP pstat_getvminfo()システム・コール
HP Tru64 table()システム・コールおよびvmstatコマンド
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.37.3 キャッシュ・フォルト/秒

キャッシュ・フォルト/秒は、要求されたページがファイル・システム・キャッシュに見つからず、メモリー内の別の場所から(ソフト・フォルト)、あるいはディスクから(ハード・フォルト)取得する必要があってフォルトが発生する率です。ファイル・システム・キャッシュは、最近使用されたデータ・ページをアプリケーションのために格納する物理メモリー領域です。キャッシュ・アクティビティは、多くのアプリケーションI/O操作の信頼できるインジケータです。このメトリックは、各操作で発生したページ・フォルト数にかかわりなく、フォルト数を表示します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.37.4 copy-on-writeフォルト/秒

copy-on-writeフォルト/秒は、物理メモリーの別の場所からコピーすることで解決したページを書込みしようとして発生するページ・フォルトの率です。ページが書き込まれるときのみコピーされ、それ以外ではページは共有されるので、このデータ共有方法は合理的です。このメトリックは、各操作でコピーされたページ数にかかわりなく、コピー数を表示します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

情報のみ

2.37.5 ゼロ要求フォルト/秒

ゼロ要求フォルト/秒は、フォルトを解決するためにゼロ埋込みページが必要とされる率です。ゼロでクリアされたページとは、以前のデータが格納されずにゼロが埋め込まれたページで、同じメモリー領域を使用した前のプロセスによって格納されたデータをプロセスが参照しないようにするWindowsのセキュリティ機能です。Windowsは、ゼロでクリアされたページのリストを保持してこのプロセスを高速化します。このメトリックは、フォルトを処理するために取得されたページ数にかかわりなく、フォルト数を表示します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.37.6 ページ・フラッシュを伴うigetsの割合(%)

このメトリックは、igetによって、対応する再利用可能なページを持つ空きリストから削除されたUFS inodeの割合を表します。これらのページはフラッシュされるので、プロセスから再要求できません。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class misc cpu_stat)
HP pstat_getvminfoシステム・コール
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.37.7 ページ・フォルト/秒

ページ・フォルト/秒は、1秒当たりにフォルトが発生するページ数の平均です。1回のフォルト操作でフォルトの対象となるページは1つのみで、これはページ・フォルト操作の数とも同じであるため、1秒当たりにフォルトが発生するページ数で測定されます。このメトリックには、ハード・フォルト(ディスク・アクセスを必要とする場合)と、ソフト・フォルト(フォルト対象のページが物理メモリー内の別の場所で見つかった場合)の両方が含まれます。多くのプロセッサでは、大量のソフト・フォルトを処理しても、それほど影響はありません。ただし、ディスクへのアクセスが必要なハード・フォルトでは、深刻な遅延が発生する可能性があります。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.37.8 ソフトウェア・ロック・リクエストからのページ・フォルト

このメトリックは、1秒当たりの保護違反の数を表します。保護違反は、アクセスしてはいけないメモリーにプログラムがアクセスしようとした場合に発生し、セグメント違反信号を受け取り、コア・ファイルがダンプされます。このメトリックは、cpu_stat0、*(システム上のすべてのCPU)などのホストCPUパラメータで指定されたCPUについて、フォルト数を調べます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class misc cpu_stat)
HP pstat_getvminfoシステム・コール
HP Tru64 table()システム・コールおよびvmstatコマンド
IBM AIX perfstatシステム・コール

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.37.9 ページイン・リクエスト/秒

UNIXベースのシステムの場合、仮想メモリー・マネージャが1秒間にページインした(フォルト・メモリー参照を解決するためにディスクから読み込んだ)ページ数を表します。ページアウトと同様に、この統計情報は、仮想メモリー・マネージャによって発生した実I/Oの量です。このメトリックは、cpu_stat0または* (システム内のすべてのCPU)など、ホストCPUのパラメータで指定されたCPUについて読取りページインの数をチェックします。Windowsの場合、このメトリックは、ハード・ページ・フォルトを解決するためにディスクが読み取られた率です。このメトリックは、各操作で取得されるページ数には関係なく、読取り操作の回数を示します。ハード・ページ・フォルトは、ワークセットにも物理メモリーにもなく、ディスクから取得する必要がある仮想メモリー内のページをプロセスが参照した場合に発生します。このメトリックは、システム全体の遅延を引き起こす様々な障害の主要なインジケータです。これには、ファイル・システム・キャッシュ(通常アプリケーションによってリクエストされる)やキャッシュされないマップ・メモリー・ファイルの障害を満たすための読取り操作も含まれます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class misc cpu_stat)
HP pstat_getvminfoシステム・コール
HP Tru64 table()システム・コールおよびvmstatコマンド
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.37.10 ページアウト・リクエスト/秒

UNIXベースのシステムの場合、1秒当たりのディスクへの書出しページ数です。このメトリックは、cpu_stat0または* (システム内のすべてのCPU)など、ホストCPUのパラメータで指定されたCPUについて書込みページアウトの数をチェックします。Windowsの場合、このメトリックは、物理メモリーの領域を解放するためにディスクにページが書き込まれた率です。物理メモリーで変更された場合のみページがディスクに書き出されるので、通常はコードではなくデータを保持します。このメトリックは、各操作で書き出されたページ数にかかわりなく、書出し操作を示します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class misc cpu_stat)
HP pstat_getvminfoシステム・コール
HP Tru64 vmstatコマンド
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.37.11 ページインされたページ/秒

UNIXベースのシステムでは、1秒当たりにページインされたページ数(フォルト・メモリー参照を解決するためのディスクからの読取り)を表します。このメトリックは、cpu_stat0または* (システム内のすべてのCPU)など、ホストCPUのパラメータで指定されたCPUについてページインされたページの数をチェックします。Windowsの場合、このメトリックは、ハード・ページ・フォルトを解決するためにディスクからページが読み取られる率です。ハード・ページ・フォルトは、プロセスが作業セットまたは物理メモリー内の他の場所にない仮想メモリー内のページを参照し、ディスクから取得する必要がある場合に発生します。ページがない場合、読込み操作を最大限に活用するため、システムは隣接した複数のページをメモリーに読み込もうとします。

ターゲットのリリース 収集頻度
Sun Solaris、AIX、HP-UX、Windows 15分ごと

表2-81 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux

15分ごと

定義なし

定義なし

ページ・インされたページ/秒は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class misc cpu_stat)
HP pstat_getvminfoシステム・コール
Linux sarコマンド
HP Tru64 table()システム・コールおよびvmstatコマンド
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.37.12 ページアウトしたページ/秒

UNIXベースのシステムの場合、仮想メモリー・マネージャが1秒間に書き出したページ数を表します。ページアウトと同様に、この統計情報は、仮想メモリー・マネージャによって発生した実I/Oの量です。このメトリックは、cpu_stat0または* (システム内のすべてのCPU)など、ホストCPUのパラメータで指定されたCPUについてページアウトされたページの数をチェックします。Windowsの場合、このメトリックは、物理メモリーの領域を解放するためにディスクにページが書き込まれた率です。物理メモリーで変更された場合のみページはディスクに書き戻されるので、通常はコードではなくデータを保持します。ページ出力の割合が高い場合は、メモリーが不足している可能性があります。Windowsでは、物理メモリーが不足すると、領域を開放するためにディスクに書き出されるページ数が増加します。

表2-82 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

ページアウトされたページ数/秒が%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class misc cpu_stat)
HP pstat_getvminfo()システム・コール
Linux sarコマンド
HP Tru64 vmstatコマンド
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.37.13 ページ・スティーリング・デーモンによって空きリストに置かれるページ数/秒

このメトリックは、ページアウト・デーモン(ページ・スティーリング・デーモンとも呼ばれる)によって未使用と判別され、空きページ・リストに置かれたページ数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class misc cpu_stat)
HP pstat_getvminfoシステム・コール
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コールおよびvmstatコマンド
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows 該当なし

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.37.14 ページ・スティーリング・デーモンによってスキャンされたページ数/秒

このメトリックは、ページ・スティーリング・デーモンがスキャンした1秒当たりのページ数を表します。

表2-83 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

ページインされたページ数/秒が%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル統計(class misc cpu_stat)
HP pstat_getvminfo()システム・コール
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コールおよびvmstatコマンド
IBM AIX oracle_kstat()システム・コール
Windows 該当なし

ユーザーの処理

この数値が0(ゼロ)または0に近い場合は、システムに十分なメモリーがあります。この数値が常に高い場合は、メモリーを追加すると非常に効果的です。

2.37.15 遷移フォルト/秒

遷移フォルト/秒は、同じページを共有する別のシステムに使用されていたページ、変更済ページ・リストやスタンバイ・リストにあったページ、またはページ・フォルトの発生時にディスクに書き込まれていたページの検出により、ページ・フォルトが解決される率です。ページは、追加のディスク・アクティビティを発生させずに復元されます。各操作では1ページのみフォルトされ、遷移フォルト数はフォルトされたページ数と等しいため、フォルト数で数えられます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

これは情報メッセージです。

2.38 PCIデバイス

「PCIデバイス」メトリックは、PCIデバイスのステータスを監視します(PCI: Peripheral Component Interconnect)。

2.38.1 説明

Dell PCIデバイスの説明的な名前

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: pCIDeviceDescriptionName (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.80.1.9)

ユーザーの処理

なし。

2.38.2 製造業者

Dell Peripheral Component Interconnect (PCI)デバイスの製造会社の名前。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: pCIDeviceManufacturerName (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.80.1.8)

ユーザーの処理

なし。

2.38.3 PCIデバイスのステータス

Dell PCIデバイスのステータスを表します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。

メトリック値 意味(SNMP MIBによる)
1 その他(次のいずれにも該当しない場合)
2 不明
3 正常
4 警告
5 クリティカル
6 リカバリ不能

表2-84 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

4

5

シャーシ%ChassisIndex%の%PCIDeviceIndex%のPCIDevice(オブジェクト識別子: 1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.80.1.5)のステータスは%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。ステータス・メッセージは%PCIDeviceStatus%です


複数のしきい値

このメトリックでは、「シャーシ索引」オブジェクト、「PCIデバイス索引」オブジェクトおよび「システム・スロット索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「シャーシ索引」オブジェクト、「PCIデバイス索引」オブジェクトおよび「システム・スロット索引」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「シャーシ索引」オブジェクト、「PCIデバイス索引」オブジェクトおよび「システム・スロット索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: PCIDeviceStatus (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.80.1.5)

ユーザーの処理

なし。

2.39 物理配列ディスクの詳細

このメトリック・カテゴリは、配列ディスクの状態に関する情報を提供します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

2.39.1 配列ディスクの複合重大度ステータス

このメトリックは、配列ディスクの状態の重大度を表します。これは、配列ディスクとそのコンポーネントの複合ステータスです。

次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。

メトリック値 意味(SNMP MIBによる)
1 その他(次のいずれにも該当しない場合)
2 不明
3 正常
4 警告
5 クリティカル
6 リカバリ不能

表2-85 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux Dell PowerEdge

15分ごと

定義なし

定義なし

物理デバイスの配列ディスク・ロールアップ・ステータス・コード(オブジェクト識別子: 1.3.6.1.4.1.674.10893.1.20.130.4.1.23)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。ステータス・メッセージは%ArrayDiskRollUpStatus%です


2.40 物理デバイス・コントローラ

このメトリック・カテゴリは、コントローラの状態に関する情報を提供します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

2.40.1 コントローラの重大度ステータス

このメトリックは、コントローラの状態の重大度を表します。これは、コントローラとそのコンポーネントの複合ステータスです。

次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。

メトリック値 意味(SNMP MIBによる)
1 その他(次のいずれにも該当しない場合)
2 不明
3 正常
4 警告
5 クリティカル
6 リカバリ不能

表2-86 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

Linux Dell PowerEdge

15分ごと

定義なし

定義なし

物理デバイス・コントローラのステータス(オブジェクト識別子: 1.3.6.1.4.1.674.10893.1.20.130.1.1.37)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。ステータス・メッセージは%ControllerRollUpStatus%です


2.41 電源

「電源」メトリックは、ホスト・システムに存在する様々な電源のステータスを監視します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

2.41.1 場所

このメトリックは、電源がある場所の名前を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: powerSupplyLocationName (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.600.12.1.8)

ユーザーの処理

なし。

2.41.2 出力(10分の数ワット)

このメトリックは、電源の最大継続出力ワット量を10分の1ワット単位で表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: powerSupplyOutputWatts (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.600.12.1.6)

ユーザーの処理

なし。

2.41.3 電源のステータス

このメトリックは、電源のステータスを表します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。

メトリック値 意味(SNMP MIBによる)
1 その他(次のいずれにも該当しない場合)
2 不明
3 正常
4 警告
5 クリティカル
6 リカバリ不能

表2-87 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

4

5

シャーシ%ChassisIndex%の電源%PSIndex%のステータスは%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「シャーシ索引」オブジェクトおよび「電源索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「シャーシ索引」オブジェクトおよび「電源索引」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「シャーシ索引」オブジェクトと「電源索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: powerSupplyStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.600.12.1.5)

ユーザーの処理

なし。

2.42 プロセス - 上位

「上位プロセス(Top Processes)」メトリック・カテゴリは、メモリーを多く消費する10プロセスとCPU時間を多く消費する10プロセスを含む最高20プロセスのリストです。プロセスは、メモリーの消費順にリストされます。

2.42.1 コマンドと引数

このメトリックは、コマンドとそのすべての引数を表します。

データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド、たとえばps -efo args
HP psコマンド、たとえばps -efo args
Linux psコマンド、たとえばps -efo args
HP Tru64 psコマンド、たとえばps -efo args
IBM AIX psコマンド、たとえばps -efo args
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

なし。

2.42.2 上位プロセスのCPU時間

このメトリックは、CPU使用時間(秒)を表します。

データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド、たとえばps -efo time
HP psコマンド、たとえばps -efo time
Linux psコマンド、たとえばps -efo time
HP Tru64 psコマンド、たとえばps -efo time
IBM AIX psコマンド、たとえばps -efo time
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

なし。

2.42.3 上位プロセスのCPU使用率(%)

このメトリックは、プロセスによって使用されたCPU時間の割合を表します。

データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド、たとえばps -efo pcpu
HP psコマンド、たとえばps -efo pmem
Linux psコマンド、たとえばps -efo pcpu
HP Tru64 psコマンド、たとえばps -efo pcpu
IBM AIX psコマンド、たとえばps -efo pcpu
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

なし。

2.42.4 上位プロセスのメモリー使用率(%)

このメトリックは、プロセスのメモリー使用率を表します。

データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド、たとえばps -efo pmem
HP psコマンド、たとえばps -efo pmem
Linux psコマンド、たとえばps -efo pmem
HP Tru64 psコマンド、たとえばps -efo pmem
IBM AIX psコマンド、たとえばps -efo pmem
Windows パフォーマンス・データ・カウンタ

ユーザーの処理

なし。

2.42.5 物理メモリー使用量(KB)

このメトリックは、使用されている物理メモリーの容量(KB)を表します。

データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris カーネル・メモリー構造体(class vminfo)
HP psコマンド
Linux psコマンド
HP Tru64 psコマンド
IBM AIX カーネル・メモリー構造体(class vminfo)
Windows Windows API

ユーザーの処理

なし。

2.42.6 プロセス・ユーザーID

このメトリックは、プロセスを所有するユーザー名、つまり報告されるプロセスのユーザーIDを表します。

データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド、たとえばps -efo user
HP psコマンド
Linux psコマンド、たとえばps -efo user
HP Tru64 psコマンド、たとえばps -efo user
IBM AIX psコマンド、たとえばps -efo user
Windows Windows API

ユーザーの処理

なし。

2.42.7 仮想メモリー使用量(KB)

このメトリックは、仮想メモリー内のプロセスの合計サイズをKB単位で表します。

データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド、たとえばps -efo vsz
HP psコマンド、たとえばps -efo vsz
Linux psコマンド、たとえばps -efo vsz
HP Tru64 psコマンド、たとえばps -efo vsz
IBM AIX psコマンド、たとえばps -efo vsz
Windows Windows API

ユーザーの処理

なし。

2.43 プロセス、inode、ファイル表の統計

「プロセス、inode、ファイル表の統計」メトリック・カテゴリは、プロセス、inodeおよびファイル表のステータスに関する情報を提供します。

2.43.1 ファイル表のオーバーフローの発生

このメトリックは、システム・ファイル表がオーバーフローした回数、すなわち、データ収集のために選択されたサンプリング期間に、OSによって表内に使用可能なエントリが見つからなかった回数を表します。

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.2 inode表のオーバーフローの発生

このメトリックは、inode表がオーバーフローした回数を表します。これは、inode表の使用可能なエントリをOSが見つけれらなかった回数です。

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.3 Inode表の最大サイズ

このメトリックは、inode表の最大サイズを表します。

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.4 プロセス表の最大サイズ

このメトリックは、プロセス表の最大サイズを表します。

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.5 システム・ファイル表の最大サイズ

このメトリックは、システム・ファイル表の最大サイズを表します。

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.6 割り当てられたディスクの割当てエントリの数

このメトリックは、割り当てられたディスクの割当てエントリの数を表します。

表2-88 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

割り当てられたディスクの割当てエントリの数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Linux sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.7 キューされたRTシグナルの数

このメトリックは、キュー済RTシグナル数を表します。

表2-89 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

キューされたRTシグナルの数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Linux sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.8 割当されたスーパー・ブロック・ハンドラの数

このメトリックは、割当て済スーパー・ブロック・ハンドラ数を表します。

表2-90 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

割当て済スーパー・ブロック・ハンドラは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Linux sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.9 使用されたファイル・ハンドラの数

このメトリックは、システム・ファイル表の現在のサイズを表します。

表2-91 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

使用されたファイル・ハンドラ数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Linux sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.10 割り当てられたディスクの割当てエントリの割合

このメトリックは、割り当てられたディスクの割当てエントリを、キャッシュされた割当て可能なディスクの割当てエントリの最大数の割合として表します。

表2-92 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

未定義

未定義

割当て済ディスク割当て制限エントリは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Linux sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.11 割当されたスーパー・ブロック・ハンドラの割合

このメトリックは、Linuxカーネルが割当てできるスーパー・ブロック・ハンドラの最大数に対する割当て済スーパー・ブロック・ハンドラの割合を表します。

表2-93 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

未定義

未定義

割当て済ディスク割当て制限エントリは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Linux sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.12 キューされたRTシグナルの割合

このメトリックは、キュー済RTシグナルの割合を表します。

表2-94 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

キューされたRTシグナルは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Linux sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.13 使用されたファイル・ハンドラの割合

このメトリックは、Linuxカーネルが割当てできるファイル・ハンドルの最大数に対する、使用済ファイル・ハンドルの割合を表します。

表2-95 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

使用されたファイル・ハンドラは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Linux sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.14 プロセス表のオーバーフローの発生

このメトリックは、プロセス表がオーバーフローした回数、すなわち、OSによって5秒間でプロセス表エントリが見つからなかった回数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.15 Inode表のサイズ

このメトリックは、inode表の現在のサイズを表します。

表2-96 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

Inode表のサイズは%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux sarコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.43.16 プロセス表のサイズ

このメトリックは、プロセス表の現在のサイズを表します。

メトリック・サマリー

次の表は、メトリックの値が収集される頻度を示しています。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux sarコマンド
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド

2.44 プロセッサ

「プロセッサ」メトリック・カテゴリは、ホスト内の各CPUの状態を監視します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

2.44.1 ファミリ

このメトリックは、Dellプロセッサ・デバイスのファミリを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: processorDeviceFamily (81.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.30.1.10)

ユーザーの処理

なし。

2.44.2 メーカー

このメトリックは、Dellプロセッサの製造業者名を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: processorDeviceManufacturerName (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.30.1.8)

ユーザーの処理

なし。

2.44.3 プロセッサのステータス

このメトリックは、Dellプロセッサ・デバイスのステータスを表します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。

メトリック値 意味(SNMP MIBによる)
1 その他(次のいずれにも該当しない場合)
2 不明
3 正常
4 警告
5 クリティカル
6 リカバリ不能

表2-97 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

4

5

シャーシ%ChassisIndex%のプロセッサ%ProcessorIndex%のステータスは%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「シャーシ索引」オブジェクトおよび「プロセッサ索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「シャーシ索引」オブジェクトおよび「プロセッサ索引」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「シャーシ索引」オブジェクトと「プロセッサ索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: processorDeviceStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.30.1.5)

ユーザーの処理

なし。

2.44.4 速度(MHz)

このメトリックは、Dellプロセッサ・デバイスの現行の速度をメガヘルツ(MHz)で表します。0(ゼロ)の値は、速度が不明であることを示します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: processorDeviceCurrentSpeed (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.30.1.12)

ユーザーの処理

なし。

2.44.5 バージョン

このメトリックは、Dellプロセッサ・デバイスのバージョンを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: processorDeviceVersionName (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1100.30.1.16)

ユーザーの処理

なし。

2.45 プログラム・リソース使用率

「プログラム・リソース使用率」メトリック・カテゴリは、柔軟なリソース監視機能を提供します。キー値に固有のしきい値を設定して、監視するプログラムの基準を指定する必要があります。キー値の列のプログラム名および所有者の値により、システム内のリソース使用率を監視するための一意の基準を定義します。

デフォルトでは、このメトリックで追跡されるプログラムはありません。キー値に固有のしきい値設定の一環としてキー値を入力し、監視および追跡の基準を定義します。

2.45.1 PIDのリスト

このメトリックは、Solarisでのみ使用可能です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5分ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド
HP psコマンド
Linux psコマンド
HP Tru64 psコマンド
IBM AIX psコマンド
Windows psコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.45.2 プログラムの最大CPU時間累積(分)

このメトリックは、プログラム名と所有者のキー値基準に一致する最もアクティブなプロセスにより蓄積された最大CPU時間を表します。

表2-98 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

プログラム名が%prog_name%、所有者が%owner%のプロセス%prog_max_cpu_time_pid%で、CPU時間の累積が%prog_max_cpu_time%分になりました。この継続時間は、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「プログラム名」オブジェクトと「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド
HP psコマンド
Linux psコマンド
HP Tru64 psコマンド
IBM AIX psコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.45.3 プログラムの最大CPU使用率(%)

このメトリックは、最後のスキャン以降に、プログラム名と所有者のキー値基準に一致する単一プロセスにより消費された最大CPU使用率を表します。

表2-99 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

プログラム%prog_name%を実行するプロセス%prog_max_cpu_util_pid%は、%prog_max_cpu_util%%% CPUを使用しています。このパーセントは、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「プログラム名」オブジェクトと「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド
HP psコマンド
Linux psコマンド
HP Tru64 psコマンド
IBM AIX psコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.45.4 プログラムの最大プロセス数

このメトリックは、キー値の基準(プログラム名および所有者)と一致する現在のプロセス数をフェッチします。プロセスの最大数が、指定されたプログラム名および所有者のキー値の基準を超えないように監視する、警告またはクリティカルのしきい値として利用できます。

表2-100 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

%prog_max_process_count%個のプロセスが、プログラム名''%prog_name%''、所有者''%owner%''で一致しました。これは、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「プログラム名」オブジェクトと「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド
HP psコマンド
Linux psコマンド
HP Tru64 psコマンド
IBM AIX psコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.45.5 プログラムの最大常駐メモリー(MB)

このメトリックは、プログラム名および所有者のキー値の基準と一致する1つのプロセスによって占有された最大常駐メモリーを表します。指定されたキー値の基準(プログラム名および所有者)を超える最大値を監視する、警告またはクリティカルのしきい値として利用できます。

表2-101 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

プロセス%prog_max_rss_pid% (プログラム名''%prog_name''、所有者''%owner%'')が%prog_max_rss% MBの常駐メモリーを使用しています。この値は、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「プログラム名」オブジェクトと「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド
HP psコマンド
Linux psコマンド
HP Tru64 psコマンド
IBM AIX psコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.45.6 プログラムの最小プロセス数

キー値の基準(プログラム名および所有者)と一致する現在のプロセス数をフェッチします。プロセスの最小数が、指定されたプログラム名および所有者のキー値の基準を下回らないように監視する、警告またはクリティカルのしきい値として利用できます。

次の表は、メトリックの値が収集され、デフォルトのしきい値と比較される頻度を示しています。「通知前の発生の連続回数」列は、しきい値との比較の結果が連続して何回TRUEとなればアラートが生成されるかを示しています。

表2-102 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

%prog_min_process_count%個のプロセスが、プログラム名''%prog_name%''、所有者''%owner%''で一致しました。これは、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を下回っています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「プログラム名」オブジェクトと「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド
HP psコマンド
Linux psコマンド
HP Tru64 psコマンド
IBM AIX psコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.45.7 プログラムの累積CPU時間合計(分)

このメトリックは、プログラム名と所有者のキー値基準に一致するすべてのアクティブなプロセスにより蓄積された合計CPU時間を表します。

表2-103 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

%prog_max_process_count%個のプロセス(プログラム名''%prog_name%''、所有者''%owner%'')が見つかり、CPU時間の累積が%prog_total_cpu_time%分になりました。この継続時間は、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「プログラム名」オブジェクトと「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド
HP psコマンド
Linux psコマンド
HP Tru64 psコマンド
IBM AIX psコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.45.8 プログラムのCPU使用率の合計(%)

このメトリックは、最後の収集以降に、プログラム名と所有者のキー値基準に一致するすべてのアクティブなプロセスにより使用されたCPU時間の割合を表します。

表2-104 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

プロセス%prog_max_process_count% (プログラム名''%prog_name%''、所有者''%owner%'')が%prog_total_cpu_util%%%時間CPUを使用しています。この値は、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


複数のしきい値

このメトリックでは、「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「プログラム名」オブジェクトおよび「所有者」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「プログラム名」オブジェクトと「所有者」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド
HP psコマンド
Linux psコマンド
HP Tru64 psコマンド
IBM AIX psコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.46 リモート・アクセス・カード

「リモート・アクセス・カード」メトリック・カテゴリは、リモート・アクセス・カードのステータスを監視します。

このメトリック・カテゴリは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

2.46.1 DHCP設定

このメトリックは、ネットワーク・インタフェース・カード(NIC)の情報を取得するために動的ホスト構成プロトコル(DHCP)を使用したかどうかを判別します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: remoteAccessNICCurrentInfoFromDHCP (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.33)

ユーザーの処理

なし。

2.46.2 ゲートウェイ・アドレス

このメトリックは、リモート・アクセス(RAC)・ハードウェアが提供するオンボードのネットワーク・インタフェース・カード(NIC)で現在使用されているゲートウェイのIPアドレスを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: remoteAccessNICCurrentGatewayAddress (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.32)

ユーザーの処理

なし。

2.46.3 IPアドレス

このメトリックは、リモート・アクセス(RAC)ハードウェアで提供されるオンボード・ネットワーク・インタフェース・カード(NIC)で現在使用されているインターネット・プロトコル(IP)アドレスを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: remoteAccessNICCurrentIPAddress (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.30)

ユーザーの処理

なし。

2.46.4 LAN設定

このメトリックは、リモート・アクセス・ハードウェアのLocal Area Network(LAN)設定を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: remoteAccessLANSettings (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.15)

ユーザーの処理

なし。

2.46.5 ネットワーク・マスク・アドレス

このメトリックは、リモート・アクセス(RAC)・ハードウェアが提供するオンボードのネットワーク・インタフェース・カード(NIC)で現在使用されているサブネット・マスクを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: remoteAccessLANSettings (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.15)

ユーザーの処理

なし。

2.46.6 製品名

このメトリックは、リモート・アクセス(RAC)機能を提供する製品の名前を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: remoteAccessProductInfoName (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.7)

ユーザーの処理

なし。

2.46.7 リモート・アクセス・カードのステータス

このメトリックは、リモート・アクセス(RAC)・ハードウェアの状態を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: remoteAccessStateSettings (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.5)

ユーザーの処理

なし。

2.46.8 リモート・アクセス・カードのステータス

このメトリックは、リモート・アクセス(RAC)・ハードウェアのステータスを表します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。

メトリック値 意味(SNMP MIBによる)
1 その他(次のいずれにも該当しない場合)
2 不明
3 正常
4 警告
5 クリティカル
6 リカバリ不能

表2-105 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

4

5

リモート・アクセス・カードのステータス(オブジェクト識別子: 1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.6)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。ステータス・メッセージは%RACStatus%です。


データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: remoteAccessStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.6)

ユーザーの処理

なし。

2.46.9 バージョン

このメトリックは、リモート・アクセス(RAC)機能を提供する製品のバージョンを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: remoteAccessVersionInfoName (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.1700.10.1.9)

ユーザーの処理

なし。

2.47 レスポンス

このメトリックは、ホストのステータス(稼働中または停止中)を表します。

2.47.1 ステータス

このメトリックは、ホストが使用可能かどうかを示します。様々な理由により、ホストが使用できない場合があります。たとえば、ネットワークが停止していたり、ホストが停止しているためにホスト上の管理エージェントが停止していることがあります。

2.48 Reliable Datagram Socketsプロトコル層のレスポンス

このメトリック・カテゴリは、Reliable Datagram Sockets (RDS)プロトコル層のステータスを提供します。

2.48.1 ステータス

このメトリックは、RDS pingユーティリティを使用してホストに接続できるかどうかを表します。

表2-106 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

0

ホスト%target%でのRDS (Reliable Datagram Sockets) pingに失敗しました。


2.49 サービス

この項では、Windowsサービスのメトリックについて詳しく説明します。

2.49.1 サービスの名前

このメトリックは、管理されている機能を示すサービスの一意識別子を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.49.2 サービスを実装するサービス・バイナリ・ファイルへの完全修飾パス

このメトリックは、サービスを実装するサービス・バイナリ・ファイルへの完全修飾パスを表します。たとえば、C:\Windows\Oracle\monitor.sysなどです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.49.3 サービスの説明

このメトリックは、オブジェクトの説明を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.49.4 サービスの表示名

このメトリックは、サービスの表示名を表します。この文字列の長さは、最大で256文字です。サービス・コントロール・マネージャでは名前の大/小文字の区別が保持されます

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.49.5 サービスのプロセス識別子

このメトリックは、サービスのプロセス識別子を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.49.6 開始モード

このメトリックは、Windowsベースのサービスの開始モードを表します。有効な値は、「ブート」、「システム」、「自動」、「手動」、「無効」です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.49.7 サービスを実行するアカウント名

このメトリックは、サービスを実行するアカウントの名前を表します。サービス・タイプによっては、アカウント名がDomainName\Usernameの形式になることがあります

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.49.8 サービス開始済

このメトリックは、サービスが開始したかどうかを表します。使用可能な値は、trueおよびfalseです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

2.49.9 ベース・サービスの現在の状態

このメトリックは、ベース・サービスの現在の状態を表します。有効な値は次のとおりです。

  • 停止中

  • 開始保留中

  • 停止保留中

  • 実行中

  • 再開保留中

  • 一時休止保留中

  • 一時休止

  • 不明

表2-107 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

サービスの状態: (%name%)は(%state%)で、警告のしきい値(%warning_threshold%)またはクリティカルのしきい値(%critical_threshold%)に一致しています


2.49.10 サービスの現在のステータス(使用可と使用不可)

オブジェクトの現在のステータス。これには、サービスによって示された使用可と使用不可の両方のステータスが含まれます。有効な値は次のとおりです。

  • OK

  • エラー

  • 低下

  • 不明

  • 障害予知

  • 開始中

  • 停止中

  • サービス

表2-108 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

サービスのステータス: (%name%)は(%status%)で、警告のしきい値(%warning_threshold%)またはクリティカルのしきい値(%critical_threshold%)に一致しています


2.50 Solaris仮想化技術

この項では、Solaris仮想化技術に関連するメトリック・カテゴリおよびメトリックに関する情報を説明します。

これらのはメトリックでは、次のSolaris仮想化技術をサポートします。

  • ゾーン

    • 非グローバル・ゾーン

    • グローバル・ゾーン

  • 仮想ボックス

    ゲストOSとして実行しているSolaris

  • Oracle VM for x86

    domU

  • Oracle VM for SPARC (Logical Domains (LDOMs))

    • ゲスト

    • 制御

    • I/O

    • サービス

    • ルート

2.50.1 Solaris仮想化技術メトリックの有効化

Solaris仮想化メトリックは、オラクル社認定の監視テンプレートを使用して、スケジュールされた収集を有効化または無効化します。デフォルトでは、これらのメトリックは無効で、収集されません。

監視テンプレートの詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』を参照してください。

Solaris仮想化の構成メトリックを有効にするには、次の手順を実行します。

  1. Cloud Controlコンソールから、「設定」「セキュリティ」「権限委任」の順に選択します。このページでは、各ホストの権限委任を手動で設定することも、権限委任設定テンプレートを作成することもできます。

    各ホストに権限委任を設定するには、適切なSUDOコマンド(/usr/local/bin/sudoなど)を入力してSUDO設定を有効にする必要があります。


    注意:

    SUDO設定では、LD_LIBRARY_PATH環境変数をrootに設定する必要があります。

  2. 「設定」「セキュリティ」「監視資格証明」の順に選択します。このページから、「ホスト」ターゲット・タイプを選択し、「監視資格証明の管理」をクリックします。

  3. 特権ホスト監視資格証明の資格証明が設定されている各エントリについて、エントリを選択して「資格証明の設定」をクリックします。使用する資格証明を指定するように要求されます。実行権限エントリのためにはsudoを、別名実行エントリのためにはrootを追加します。

  4. 「テストと保存」をクリックします。

  5. 次に、「エンタープライズ」メニューから、「監視」「監視テンプレート」の順に選択します。

  6. 「オラクル社認定のテンプレートを表示」を選択し、「ターゲット・タイプ」リストから、「ホスト」を選択します。

  7. 結果から、「オラクル社認定 - Solarisホスト仮想化メトリックの有効化」を選択して、「適用」をクリックします。

  8. 「コピー先ターゲット」の下の「追加」をクリックして必要なホスト・ターゲットを選択し、次に、「選択」「OK」の順にクリックします。

2.50.2 Solaris OVM for SPARCの構成

このメトリック・カテゴリでは、Solaris OVM for SPARCの構成メトリックに関する情報を提供します。

これらの構成メトリックは、Cloud Controlコンソールの「すべてのメトリック」ページで利用できません。

Solaris OVM for SPARCの構成メトリックを表示するには、次の手順を実行します。

  1. Cloud Control UIから、ホスト・ターゲット・タイプを選択します。

  2. ターゲット・タイプ名を右クリックして、「構成」「最新収集」の順に選択します。

    メトリックが、「最新の構成」の下に表示されます。

2.50.2.1 CPU数

このメトリックは、このドメインで使用できるCPU数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

Logical Domains Managerユーティリティ(ldm(1M))のコマンドライン・インタフェースを使用して取得されるncpuフィールド。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.2.2 ドメイン・タイプ

このメトリックは、論理ドメインが実行できる役割のリストを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

virtinfo(1M)ユーティリティを使用して取得されるDOMAINROLEフィールド。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.2.3 ドメインの一意識別子

このメトリックは、ldm (1M)ユーティリティからのドメイン名またはvirtinfo (1M)ユーティリティを使用して取得されるDOMANUUIDフィールドを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

ldm (1M)ユーティリティからのドメイン名またはvirtinfo (1M)ユーティリティを使用して取得されるDOMAINUUIDフィールド。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.2.4 IOタイプ

このメトリックは、ドメインによって使用されるすべてのIOタイプのカンマ区切りリストを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

ldm(1M)ユーティリティを使用して取得される一意なIOタイプのカンマ区切りリスト。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.2.5 使用された超特大フレーム

このメトリックは、1または0を示します。1は、仮想スイッチ(VSW)または仮想ネットワーク(VNET)のネットワーク・デバイスのいずれかが、1500より大きな最大転送単位(MTU)を持つことを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

ldm(1M)ユーティリティによって取得されるMTU値に基づくチェック。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.2.6 最大CPUコア

このメトリックは、ドメインに割り当てることが可能なコアの最大数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

ldm(1M)ユーティリティを使用して取得されるmax-coresプロパティ。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.2.7 移行モード

このメトリックは、移行モードのタイプを表します。genericまたはnativeのいずれかです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

ldm(1M)ユーティリティを使用して取得されるcpu-archプロパティのgenericまたはnativeの値。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.2.8 シリアル番号

このメトリックは、virtinfo(1M)ユーティリティによって取得されるシャーシのシリアル番号を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

virtinfo(1M)ユーティリティを使用して取得されるDOMAINCHASSISフィールド。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.2.9 割当て当たりの総CPU

このメトリックは、CPUコアが仮想CPUではなくドメインに割り当てられることを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

ldm(1M)ユーティリティを使用して取得されるwhole-coreプロパティ。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3 Solarisゾーンの構成

このメトリック・カテゴリは、Solarisゾーンの構成メトリックに関する情報を提供します。

これらの構成メトリックは、Cloud Controlコンソールの「すべてのメトリック」ページで利用できません。

Solarisゾーンの構成メトリックを表示するには、次の手順を実行します。

  1. Cloud Control UIから、ホスト・ターゲット・タイプを選択します。

  2. ターゲット・タイプ名を右クリックして、「構成」「最新収集」の順に選択します。

    メトリックが、「最新の構成」の下に表示されます。

2.50.3.1 割当済CPU (cpu.sys_id)

このメトリックは、ゾーンによって使用されるプロセッサ・セットの、システムによって割り当てられたプロセッサ・セットIDを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

pooladm(1M)コマンドによって取得される、使用されるpsetのcpu.sys_idプロパティ。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.2 CPU容量制限

このメトリックは、ゾーンで使用できるCPUリソースの容量に関する絶対的な制限を制御するための値を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

zonecfg(1M)ユーティリティによって取得されるcapped-cpu/ncpusプロパティ。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.3 現在のCPU数(pset.size)

このメトリックは、ゾーンによって使用されるプロセッサ・セットの現在のCPU数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

pooladm(1M)コマンドによって取得される、使用されるpsetのpset.sizeプロパティ。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.4 ホスト名

このメトリックは、ゾーンのホスト名を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

hostOSD::getHostName()

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.5 IPタイプ

このメトリックは、ゾーンによって使用されるIPタイプを表します。非グローバル・ゾーンに対しては、2つのIPタイプが利用できます。

  • shared-IP

  • exclusive-IP

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

zoneadm(1M)。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.6 ロックされたメモリー制限(MB)

このメトリックは、非グローバル・ゾーンのプロセスによって使用されるロックされたメモリーを制御するための値を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

zonecfg(1M)ユーティリティによって取得されるcapped-memory/lockedプロパティ。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.7 最大許容CPU数(pset.max)

このメトリックは、ゾーンによって使用されるプロセッサ・セットに割り当てることができるプロセッサ数の制限を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

pooladm(1M)コマンドによって取得される、使用されるpsetのpset.maxプロパティ。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.8 最大許容プロセス数

このメトリックは、非グローバル・ゾーンのプロセスの最大数を制御するための値を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

zonecfg(1M)ユーティリティによって取得されるmax-processesプロパティ。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.9 専用CPU数

このメトリックは、非グローバル・ゾーンの稼働時に、その専用となるシステム・プロセッサの数を指定する値を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

zonecfg(1M)ユーティリティによって取得されるdedicated-cpu/ncpusプロパティ。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.10 物理メモリー制限(MB)

このメトリックは、非グローバル・ゾーンのプロセスによって使用される物理メモリーの消費を規制するための値を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

zonecfg(1M)ユーティリティによって取得されるcapped-memory/physicalプロパティ。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.11 プロセッサ・セット名

このメトリックは、ゾーンによって現在使用されているリソース・プール内のプロセッサ・セットの名前を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

pooladm(1M)コマンドによって取得される、使用されるプール名のpset名。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.12 リソース・プール名

このメトリックは、ゾーンによって使用されるリソース・プールの名前を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

zonecfg(1M)ユーティリティによって取得されるpoolプロパティ。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.13 スワップ・メモリー制限(MB)

このメトリックは、非グローバル・ゾーンによって使用されるスワップ領域を制御するための値を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

zonecfg(1M)ユーティリティによって取得されるcapped-memory/swapプロパティ。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.14 ゾーン・ブランド

このメトリックは、ゾーンのブランドを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

zoneadm(1M)。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.15 ゾーン名

このメトリックは、ゾーンの名前を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 24時間ごと

データ・ソース

zoneadm(1M)

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.16 ゾーン特権の制限

このメトリックは、この非グローバル・ゾーンの特権のリストを表します。非グローバル・ゾーンでは、プロセスは特権のサブセットに制限されます。特権を制限することにより、他のゾーンに影響を及ぼす可能性のある操作をゾーンが実行するのを防ぐことができます。特権セットは、ゾーン内の特権付きユーザーの能力を制限します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

zonecfg(1M)ユーティリティによって取得されるlimitprivプロパティ。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.17 ゾーンの状態

このメトリックは、ゾーンのステータス(実行中、構成済、準備済およびインストール済など)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

zoneadm(1M)。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.3.18 ゾーンの一意識別子

このメトリックは、smbios(1M)ユーティリティからのゾーン全体で一意な識別子(UUID)、ゾーン名、または一意識別子を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「Solaris仮想化技術メトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

smbiosユーティリティからのゾーンUUID、ゾーン名またはUUID。

zoneadm(1M)またはsmbios(1M)のUUID

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.4 SolarisゾーンSMFサービスの構成

このメトリック・カテゴリは、SolarisゾーンSMFサービスの構成メトリックに関する情報を提供します。

これらの構成メトリックは、Cloud Controlコンソールの「すべてのメトリック」ページで利用できません。

SolarisゾーンSMFサービスの構成メトリックを表示するには、次の手順を実行します。

  1. Cloud Control UIから、ホスト・ターゲット・タイプを選択します。

  2. ターゲット・タイプ名を右クリックして、「構成」「最新収集」の順に選択します。

    メトリックが、「最新の構成」の下に表示されます。

2.50.4.1 ゾーンSMFサービスFMRI

このメトリックは、すべての実行中のゾーンの、無効状態のサービスを除く、各Oracle Solarisサービス管理機能(SMF)サービスの障害管理リソース識別子(FMRI)列を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 24時間ごと

データ・ソース

zlogin(1)コマンドとともに使用されるsvcs(1)コマンド。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.4.2 ゾーンSMFサービスの状態

このメトリックは、すべての実行中のゾーンの、無効状態のサービスを除く、各SMFサービスの「状態」列を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 24時間ごと

データ・ソース

zlogin(1)コマンドとともに使用されるsvcs(1)コマンド。

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.4.3 ゾーンの一意識別子

このメトリックは、smbios(1M)ユーティリティからのゾーンUUID、ゾーン名、または一意識別子を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 24時間ごと

データ・ソース

smbiosからのゾーンUUID、ゾーン名またはUUID。

zoneadm(1M)またはsmbios(1M)のUUID

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.5 仮想化技術

このメトリック・カテゴリは、仮想化技術メトリックに関する情報を提供します。システムで検出される仮想化技術に関する一般的な情報を収集します。

これらの構成メトリックは、Cloud Controlコンソールの「すべてのメトリック」ページで利用できません。

仮想化技術の構成メトリックを表示するには、次の手順を実行します。

  1. Cloud Control UIから、ホスト・ターゲット・タイプを選択します。

  2. ターゲット・タイプ名を右クリックして、「構成」「最新収集」の順に選択します。

    メトリックが、「最新の構成」の下に表示されます。

2.50.5.1 仮想化技術の詳細

このメトリックは、選択された仮想化技術に関連付けられているハードウェアまたはソフトウェアのバージョン、リビジョンまたは他の情報を表すことができます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 24時間ごと

データ・ソース

ldm(1M)、smbios(1M)、zoneadm(1M)

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.5.2 仮想化技術識別子

このメトリックは、仮想化技術の接頭辞が先頭にあるUUIDまたは他の一意識別子を表すことができます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 24時間ごと

データ・ソース

smbios(1M)ユーティリティ、ゾーン名またはUUID、Oracle VM for SPARCドメインUUIDまたはドメイン名からの、仮想化技術名が接頭辞としてあるUUID。

smbios(1M)、zoneadm(1M)、virtinfo(1M)、ldm(1M)

ユーザーの処理

情報のみ

2.50.5.3 仮想化技術名

このメトリックは、仮想化技術名を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 24時間ごと

データ・ソース

スクリプト統計データ、zoneadm(1M)、ldm(1M)

ユーザーの処理

情報のみ

2.51 ストレージ管理SNMPエージェントのステータス情報

このメトリック・カテゴリは、ストレージ管理SNMPエージェント関する情報を提供します。

2.51.1 サブシステムのグローバルな状態(DellStatusコード)

このメトリックは、ストレージ管理ソフトウェアによって管理されるサブシステムのグローバルな状態の情報を表します。

表2-109 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

グローバル・ストレージ管理データ・グループのステータス(オブジェクト識別子: 1.3.6.1.4.1.674.10893.1.20.110.13)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。ステータス・メッセージは%AgentGlobalSystemStatus%です


2.52 ストレージ・エリア・ネットワーク

このメトリック・カテゴリは、ストレージ・エリア・ネットワークの構成メトリックに関する情報を提供します。構成メトリックは、Cloud Controlコンソールの「すべてのメトリック」ページで利用できません。

ストレージ・エリア・ネットワークの構成メトリックを表示するには、次の手順を実行します。

  1. Cloud Control UIから、ホスト・ターゲット・タイプを選択します。

  2. ターゲット・タイプ名を右クリックして、「構成」「最新収集」の順に選択します。

    メトリックが、「最新の構成」の下に表示されます。


    注意:

    これらのメトリックは、LinuxホストおよびSolarisホストでのみサポートされます。

    デフォルトでは、これらのメトリックは無効で、収集されません。


2.52.1 ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化

ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックは、オラクル社認定の監視テンプレートを使用して、スケジュールされた収集を有効化または無効化します。デフォルトでは、これらのメトリックは無効です。

監視テンプレートの詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud Control管理者ガイド』を参照してください。

これらの構成メトリックを有効にするには、次の手順を実行します。

  1. Cloud Controlコンソールから、「設定」「セキュリティ」「権限委任」の順に選択します。このページでは、各ホストの権限委任を手動で設定することも、権限委任設定テンプレートを作成することもできます。

    各ホストに権限委任を設定するには、適切なSUDOコマンド(/usr/local/bin/sudoなど)を入力してSUDO設定を有効にする必要があります。

  2. 「設定」「セキュリティ」「監視資格証明」の順に選択します。このページから、「ホスト」ターゲット・タイプを選択し、「監視資格証明の管理」をクリックします。

  3. 特権ホスト監視資格証明の資格証明が設定されている各エントリについて、エントリを選択して「資格証明の設定」をクリックします。使用する資格証明を指定するように要求されます。実行権限エントリのためにはsudoを、別名実行エントリのためにはrootを追加します。

  4. 「テストと保存」をクリックします。

  5. 次に、「エンタープライズ」メニューから、「監視」「監視テンプレート」の順に選択します。

  6. 「オラクル社認定のテンプレートを表示」を選択し、「ターゲット・タイプ」リストから、「ホスト」を選択します。

  7. 結果から、「SANメトリック用のオラクル社認定のテンプレート - 有効」を選択して、「適用」をクリックします。

  8. 「コピー先ターゲット」の下の「追加」をクリックして必要なホスト・ターゲットを選択し、次に、「選択」「OK」の順にクリックします。

2.52.2 サポートされているファイバ・チャネル

このメトリックは、ファイバ・チャネル・プロトコルがサポートされているかどうかを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfo hba-portコマンド
Linux sysfs、/sys/classディレクトリから

2.52.3 サポートされているiSCSI

このメトリックは、Internet Small Computer System Interface (iSCSI)プロトコルがサポートされているかどうかを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris iscsiadm list initiator-nodeコマンド
Linux /etc/initiatorname.iscsiファイル

2.52.4 マルチパス・ソフトウェア

このメトリックは、マルチパス・ソフトウェアの名前を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris powermtコマンドまたはmpathadmコマンド
Linux powermtコマンドまたはmultipathコマンド

2.52.5 HBAポート

このメトリック・サブカテゴリは、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)のデバイスに関する情報を提供します。

2.52.5.1 ポート名(WWPN)

このメトリックは、ファイバ・チャネル・ファブリックのポートに割り当てられているワールド・ワイド・ポート名(WWPN)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfo hba-portコマンド
Linux sysfs、/sys/class/fc_host/host*/から

2.52.5.2 ファブリック名

このメトリックは、SANファブリックの名前を表します。SANファブリックを使用すると、ファイバ・チャネル・スイッチング技術を使用して、任意のサーバーを任意のストレージ・デバイスに接続することができます。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfo hba-portコマンド
Linux sysfs、/sys/class/fc_host/host*/から

2.52.5.3 最大フレーム・サイズ

このメトリックは、ファイバ・チャネル・フレームの最大フレーム・サイズを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfo hba-portコマンド
Linux sysfs、/sys/class/fc_host/host*/から

2.52.5.4 モデルの説明

このメトリックは、HBAのモデルの説明を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfo hba-portコマンド
Linux sysfs、/sys/class/fc_host/host*/から

2.52.5.5 ノード名(WWNN)

このメトリックは、ファイバ・チャネル・ファブリックのノードに割り当てられているワールド・ワイド・ノード名(WWNN)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfo hba-portコマンド
Linux sysfs、/sys/class/fc_host/host*/から

2.52.5.6 ポートID

このメトリックは、HBAのポートIDを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfo hba-portコマンド
Linux sysfs、/sys/class/fc_host/host*/から

2.52.5.7 ポートの状態

このメトリックは、HBAのステータスを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfo hba-portコマンド
Linux sysfs、/sys/class/fc_host/host*/から

2.52.5.8 ポート・タイプ

このメトリックは、ファイバ・チャネル・ポートのタイプを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfo hba-portコマンド
Linux sysfs、/sys/class/fc_host/host*/から

2.52.5.9 速度

このメトリックは、HBAの速度を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfo hba-portコマンド
Linux sysfs、/sys/class/fc_host/host*/から

2.52.5.10 サポートされているクラス

このメトリックは、HBAによってサポートされるクラスを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfo hba-portコマンド
Linux sysfs、/sys/class/fc_host/host*/から

2.52.5.11 サポートされている速度

このメトリックは、HBAによってサポートされる速度を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfo hba-portコマンド
Linux sysfs、/sys/class/fc_host/host*/から

2.52.5.12 ターゲットIDバインド・タイプ

このメトリックは、ターゲットIDのバインド・タイプと各ポートのバインド方法を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfo hba-portコマンド
Linux sysfs、/sys/class/fc_host/host*/から

2.52.5.13 ベンダー

このメトリックは、HBAの製造業者またはベンダーを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfo hba-portコマンド
Linux lspci -vmm コマンド

2.52.6 iSCSIイニシエータ

このメトリック・サブカテゴリは、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)のデバイスに関する情報を提供します。

2.52.6.1 プロパティ名

このメトリックは、IQN (iSCSI修飾名)などのプロパティ名のタイプを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris iscsiadm list initiator-nodeコマンド
Linux /etc/initiatorname.iscsiファイル

2.52.6.2 プロパティ値

このメトリックは、プロパティ名の値を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris iscsiadm list initiator-nodeコマンド
Linux /etc/initiatorname.iscsiファイル

2.52.7 SANデバイス

このメトリック・カテゴリは、ストレージ・エリア・ネットワーク(SAN)のデバイスに関する情報を提供します。これらは構成メトリックで、Cloud Control UIの「すべてのメトリック」ページで表示できません。


注意:

これらのメトリックは、LinuxホストおよびSolarisホストでのみサポートされます。

2.52.7.1 ディスク・パス

このメトリックは、SANデバイスへのディスク・パスを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris iscsiadm / fcinfo コマンド
Linux /sys/class/ ディレクトリ

2.52.7.2 LUN

このメトリックは、論理ユニット番号(LUN)を表します。LUNは、ストレージ・アレイによってコンピュータ・システムに提供されるディスクです。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris iscsiadm / fcinfo コマンド
Linux /sys/class/ ディレクトリ

2.52.7.3 LUN UUID

このメトリックは、LUNに割り当てられている一意なIDを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris mpathadmまたはpowermtおよびinquiry.ppコマンド
Linux multipathまたはpowermtおよびscsi_idコマンド

2.52.7.4 SANプロトコル

このメトリックは、SANプロトコルを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris iscsiadm / fcinfo コマンド
Linux /sys/class/ ディレクトリ

2.52.7.5 擬似ディスク・パス

このメトリックは、使用可能なすべてのI/Oパスの間でI/O操作を共有し、それらの操作のバランスを取ることを容易にするために、マルチパス化によって使用される疑似デバイスへのパスを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris mpathadmまたはpowermtコマンド
Linux multipathまたはpowermtコマンド

2.52.7.6 ストレージ・サーバーIQN

このメトリックは、ストレージ・サーバーのiSCSI修飾名(IQN)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris iscsiadmコマンド
Linux /sys/class/ ディレクトリ

2.52.7.7 ストレージ・サーバーWWNN

このメトリックは、ストレージ・サーバーに割り当てられているワールド・ワイド・ノード名(WWNN)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfoコマンド
Linux /sys/class/ ディレクトリ

2.52.7.8 ストレージ・サーバーWWPN

このメトリックは、ストレージ・サーバーのワールド・ワイド・ポート名(WWPN)を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris fcinfoコマンド
Linux /sys/class/ ディレクトリ

2.52.7.9 ベンダー

このメトリックは、SANデバイスのベンダーまたは製造業者を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 有効な場合、24時間ごと。詳細は、「ストレージ・エリア・ネットワークのメトリックの有効化」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris iscsiadm / fcinfo コマンド
Linux /sys/class/ ディレクトリ

2.53 記憶域サマリー

「記憶域サマリー」メトリックは、ホスト・ターゲットの記憶域データの概要をまとめて表したものです。これらのメトリックは、管理エージェントによってOracle Management Repositoryに収集およびアップロードされた様々なメトリックから導出されます。これらのメトリックは、管理エージェントが管理リポジトリに記憶域データを移入するたびに算出されます。ユーザーが「記憶域詳細」ページを使用して手動でホストの記憶域データをリフレッシュすると、常にこの収集操作が自動的に起動されます。

2.53.1 割当て済のASMストレージ(GB)

このメトリックは、ホストの自動ストレージ管理(ASM)インスタンスからOracleデータベースに割り当てられた記憶域の合計を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.2 ASMストレージ・メトリック収集エラー

このメトリックは、ホストの自動ストレージ管理(ASM)ターゲットのメトリックに関する記憶域のメトリック収集エラー数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.3 ASMストレージのオーバーヘッド(GB)

このメトリックは、ホストの自動ストレージ管理(ASM)ターゲットの記憶域のオーバーヘッドを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.4 未割当てのASMストレージ(GB)

このメトリックは、ホストの自動ストレージ管理(ASM)ターゲットで、データベースに割当て可能な記憶域を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.5 データベースの空き記憶域(GB)

このメトリックは、ホストのデータベースで使用可能な空き記憶域の合計を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.6 データベース記憶域メトリック収集エラー

このメトリックは、ホストのデータベースの記憶域に関するメトリックのメトリック収集エラーを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.7 データベースの使用済記憶域(GB)

このメトリックは、ホストのデータベースで使用可能な空き記憶域の合計を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.8 割当て済のディスク・ストレージ(GB)

このメトリックは、ホストの使用可能な全ディスク記憶域から割り当てられた記憶域を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.9 未割当てのディスク・ストレージ(GB)

このメトリックは、ホストのディスクで割当て可能な記憶域を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.10 ホスト記憶域メトリック収集エラー

このメトリックは、ホスト・ターゲットの記憶域に関するメトリック収集エラーの合計数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.11 サマリーが作成されたホスト

このメトリックに使用される値:

  • 1: このホスト記憶域の算出に成功した場合(部分的エラーを伴うことあり)

  • 0: なんらかの理由(重要な記憶域メトリック・データの収集に失敗したなど)により記憶域の算出に失敗した場合

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.12 ローカル・ファイルシステムの空き記憶域(GB)

このメトリックは、ホストの個別のすべてのローカル・ファイルシステムにおける、空き記憶域の合計を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.13 ローカル・ファイルシステムの使用済記憶域(GB)

このメトリックは、ホストの個別のすべてのローカル・ファイルシステムにおける、使用済領域の合計を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.14 サマリーが作成されたASMインスタンスの数

このメトリックは、ホストの自動ストレージ管理(ASM)インスタンスの合計数を表し、記憶域データがこのホストの記憶域サマリーを計算するときに使用されます。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.15 サマリーが作成されたデータベースの数

このメトリックは、データベースの合計数を表し、記憶域データがこのホストの記憶域サマリーを計算するときに使用されます。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.16 その他のマッピング・エラー

このメトリックは、未監視のサーバーのマッピング・エラーを除く、ホストの記憶域メトリックのマッピングの問題を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.17 ASMインスタンスの合計数

このメトリックは、ホストの自動ストレージ管理(ASM)インスタンスの合計数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.18 データベースの合計数

このメトリックは、ホストのデータベースの合計数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.19 割当て済の合計記憶域(GB)

このメトリックは、ホストで使用可能なホスト参照可能ディスク記憶域から割り当てられた記憶域の合計を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.20 合計空き記憶域(GB)

このメトリックは、ホストの割当て済の合計記憶域から使用可能な空き記憶域を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.21 合計記憶域のオーバーヘッド(GB)

このメトリックは、ホストの記憶域に関連するオーバーヘッドを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.22 未割当ての合計記憶域(GB)

このメトリックは、ホストの割り当てられていない記憶域の合計を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.23 合計使用済記憶域(GB)

このメトリックは、ホストのファイルシステムおよびデータベースで使用済の記憶域の合計を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.24 未監視のNFSサーバーのマッピング・エラー

このメトリックは、未監視のNetwork File Systems (NFS)サーバーによる記憶域のマッピングの問題の合計数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.25 割当て済のボリューム記憶域(GB)

このメトリックは、ホストの使用可能なボリュームから割り当てられた記憶域の合計を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.26 ボリューム記憶域のオーバーヘッド(GB)

このメトリックは、ホストのボリュームの記憶域オーバーヘッドを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.27 未割当てのボリューム記憶域(GB)

このメトリックは、ホストのボリュームで割当て可能な記憶域を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.28 書込み可能NFSの空き記憶域(GB)

このメトリックは、ホストにマウントされた個別のすべての書込み可能なNFSで使用可能な空き領域の合計を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.53.29 書込み可能NFSの使用済記憶域(GB)

このメトリックは、ホストにマウントされたすべての書込み可能なNFSで使用済の記憶域を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 24時間ごと、またはユーザーが記憶域詳細ページから記憶域データを手動でリフレッシュした時点

データ・ソース

これらのメトリックは、LinuxおよびSolarisホストでのみ使用可能です。

ユーザーの処理

これらのメトリックの算出方法の詳細は、Enterprise Managerオンライン・ヘルプの記憶域の計算式に関するトピックを参照してください。オンライン・ヘルプには、ASM、データベース、ディスク、ファイル・システム、ボリュームおよび記憶域詳細に関する情報も含まれます。

2.54 記憶域サポート

このメトリック・カテゴリを使用すると、監視中のOSがサポートされているかどうか判別できます。監視中の記憶域エンティティ(ディスク/ファイルシステム/ボリューム)が許容範囲内で、管理エージェントのパフォーマンスに影響を及ぼさない場合、ユーザーに通知することもできます。

2.54.1 サポート

このメトリックを使用すると、サポートされるOSまたは監視する記憶域エンティティの数によって収集を有効または無効にできます。

サポートされるOSはLinux、Solaris、AIXおよびHPUXです。

EMAgent/sysman/emd/emagent_storage.configにある構成ファイルで、監視する記憶域エンティティの最大数が100に設定されています。この構成ファイルで、監視対象のディスク/ファイル/ボリュームの数を増やすことができます。記憶域エンティティの数が100を超えると、管理エージェントのレスポンス時間が長くなります。

データ・ソース

使用不可

ユーザーの処理

構成ファイル(emagent/sysman/emd/emagent_storage.config)を編集し、監視するディスク、ファイルシステムおよびボリュームを追加します。

2.55 スワップ領域ステータス

「スワップ領域ステータス」メトリック・カテゴリは、システム上のスワップ・メモリーのステータスを提供します。

2.55.1 空きスワップ領域

このメトリックは、スワップ領域内の割当済でない1Kブロックの数を表します。

表2-110 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

24時間ごと

定義なし

定義なし

スワップ空きサイズは%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を下回っています。


複数のしきい値

このメトリックでは、各「スワップ・ファイル」オブジェクトに異なる警告のしきい値およびクリティカルのしきい値を設定できます。警告またはクリティカルのしきい値が「スワップ・ファイル」オブジェクトに対して現在設定されている場合、それらのしきい値をこのメトリックのメトリック詳細ページに表示できます。各「スワップ・ファイル」オブジェクトの警告のしきい値またはクリティカルのしきい値を指定または変更するには、しきい値の編集ページを使用します。「しきい値の編集」ページへのアクセスの詳細は、「しきい値の編集」を参照してください。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris スワップ
HP swapinfo
Linux /proc/swaps
HP Tru64 swapon
IBM AIX lsps

ユーザーの処理

UNIXのtopコマンドまたはSolarisのswap -lコマンドを使用してスワップの使用状況を調べます。スワップ・ファイルを作成し、そのファイルをシステム・スワップ・プールに追加すると、既存のファイル・システムに追加のスワップを追加できます。(UNIX OSに関するドキュメントを参照してください。)スワップが/tmpにマウントされている場合は、/tmp内の不要なファイルを削除することで領域を開放できます。ファイル・システム・スワップを追加できない場合、または十分な領域を開放できない場合は、スワップ・プールにRAWディスク・パーティションを追加して、スワップを追加する必要があります。手順は、UNIXのドキュメントを参照してください。

2.55.2 スワップ・サイズ

このメトリックは、スワップ・ファイルのサイズを表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 24時間ごと

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris スワップ
HP swapinfo
Linux /proc/swaps
HP Tru64 swapon
IBM AIX lsps

ユーザーの処理

なし。

2.56 切替え/スワップ・アクティビティ

「切替え/スワップ・アクティビティ」メトリック・カテゴリは、システムの切替えおよびスワップ・アクティビティに関するメトリック・レポートを表示します。

2.56.1 プロセス・コンテキストの切替え/秒

このメトリックは、1秒当たりのプロセス・コンテキストの切替え数を表します。

表2-111 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

プロセス・コンテキストの切替え/秒が%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
IBM AIX sarコマンド

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。また、データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間にスワップされたプロセス数を5で割った値です。

ユーザーの処理

なし。

2.56.2 スワップイン転送/秒

このメトリックは、1秒当たりにスワップインで転送された容量(512バイト単位)を表します。

表2-112 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

スワップイン転送/秒が%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux sarコマンド
IBM AIX sarコマンド

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。また、データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間にスワップされたプロセス数を5で割った値です。

ユーザーの処理

なし。

2.56.3 スワップアウト転送/秒

このメトリックは、1秒当たりにスワップアウトで転送された容量(512バイト単位)を表します。

表2-113 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

スワップイン転送/秒が%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux sarコマンド
IBM AIX sarコマンド

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。また、データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間にスワップされたプロセス数を5で割った値です。

ユーザーの処理

なし。

2.56.4 システム・スワップイン/秒

このメトリックは、1秒当たりのプロセス・スワップイン数を表します。

表2-114 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

システム・スワップイン/秒が%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux sarコマンド
IBM AIX sarコマンド

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。また、データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間にスワップされたプロセス数を5で割った値です。

ユーザーの処理

なし。

2.56.5 システム・スワップアウト/秒

このメトリックは、1秒当たりのプロセス・スワップアウト数を表します。

表2-115 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

5分ごと

定義なし

定義なし

システム・スワップアウト/秒が%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux sarコマンド
IBM AIX sarコマンド

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。また、データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間にスワップされたプロセス数を5で割った値です。

ユーザーの処理

なし。

2.57 システムBIOS

「システムBIOS」メトリック・カテゴリは、Dell PoweredgeのLinuxシステムのBIOSステータスを監視します(BIOS: Basic Input/Output System)。

2.57.1 製造業者

このメトリックは、システムBIOS (Basic Input/Output System)の製造業者名を表します。このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: systemBIOSManufacturerName (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.300.50.1.11)

ユーザーの処理

なし。

2.57.2 サイズ

このメトリックは、システムBIOS (基本入出力システム)のイメージ・サイズ(KB)を表します。0(ゼロ)の値は、サイズが不明であることを示します。このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: systemBIOSSize (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.300.50.1.6)

ユーザーの処理

なし。

2.57.3 システムBIOSのステータス

このメトリックは、このシャーシにおけるシステムBIOSのステータスを表します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。

メトリック値 意味(SNMP MIBによる)
1 その他(次のいずれにも該当しない場合)
2 不明
3 正常
4 警告
5 クリティカル
6 リカバリ不能

表2-116 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

4

5

シャーシ%ChassisIndex%の%BiosIndex%のBIOSのステータス(オブジェクト識別子: 1.3.6.1.4.1.674.10892.1.300.50.1.5)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。ステータス・メッセージは%BiosStatus%です


複数のしきい値

このメトリックでは、「シャーシ索引」オブジェクトおよび「システムBIOS索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「シャーシ索引」オブジェクトおよび「システムBIOS索引」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「シャーシ索引」オブジェクトと「システムBIOS索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: systemBIOSStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.300.50.1.5)

ユーザーの処理

なし。

2.57.4 バージョン

このメトリックは、システムBIOS (Basic Input/Output System)のバージョン名を表します。このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: systemBIOSVersionName (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.300.50.1.8)

ユーザーの処理

なし。

2.58 システム・コール

「システム・コール」メトリック・カテゴリは、5秒間の間に実行されたシステム・コールに関する統計情報を提供します。

2.58.1 読取りシステム・コールによって転送される文字数/秒

このメトリックは、読取りシステム・コール(ブロック・デバイスのみ)によって1秒当たりに転送された文字数を表します。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。また、データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間にスワップされたプロセス数を5で割った値です。

ユーザーの処理

なし。

2.58.2 書込みシステム・コールによって転送される文字数/秒

このメトリックは、書込みシステム・コール(ブロック・デバイスのみ)によって1秒当たりに転送された文字数を表します。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。また、データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間にスワップされたプロセス数を5で割った値です。

ユーザーの処理

なし。

2.58.3 exec()システム・コール/秒

このメトリックは、1秒当たりに実行されたexec()システム・コール数を表します。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。また、データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間にスワップされたプロセス数を5で割った値です。

ユーザーの処理

なし。

2.58.4 fork()システム・コール/秒

このメトリックは、1秒当たりに実行されたfork()システム・コール数を表します。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。また、データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間にスワップされたプロセス数を5で割った値です。

ユーザーの処理

なし。

2.58.5 read()システム・コール/秒

このメトリックは、1秒当たりに実行されたread()システム・コール数を表します。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。また、データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間にスワップされたプロセス数を5で割った値です。

ユーザーの処理

なし。

2.58.6 システム・コール/秒

このメトリックは、1秒当たりに実行されたシステム・コールの回数を表します。この値にはすべてのタイプのシステム・コールが含まれます。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。また、データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間にスワップされたプロセス数を5で割った値です。

ユーザーの処理

なし。

2.58.7 write()システム・コール/秒

このメトリックは、1秒当たりに実行されたwrite()システム・コール数を表します。

データ・ソース

このメトリック・カテゴリのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。また、データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。結果は基本的に、この5秒間にスワップされたプロセス数を5で割った値です。

ユーザーの処理

なし。

2.59 システム・ステータス

このメトリック・カテゴリは、グローバル・システム・ステータスに関する情報を提供します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

2.59.1 グローバル・システム・ステータス(DellStatusコード)

このメトリックは、システムの管理ソフトウェアによって監視されているすべてのシャーシのグローバル・システム・ステータスを表します。

表2-117 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

4

5

システム状態のステータス(オブジェクト識別子: 1.3.6.1.4.1.674.10892.1.200.10.1.2)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。ステータス・メッセージは%GlobalSystemStatus%です


2.60 温度

「温度」メトリック・カテゴリは、温度プローブの冷熱状態を監視します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

2.60.1 現在の温度

このメトリックは、温度プローブの現行の計測値を表します。値は、温度を摂氏0.1度単位で表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: temperatureProbeReading (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.700.20.1.6)

ユーザーの処理

値が異常に高い場合は、システムの作業負荷が高く、過熱状態であることを示しています。システムが過熱するときは、ファンの冷却が不十分な可能性があります。

2.60.2 場所

このメトリックは、温度プローブがある場所の名前の説明を表します。たとえば、CPU温度やシステム温度などの値になります。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: temperatureProbeLocationName (1.3.6.1.4.1.674.10892.1.700.20.1.8)

ユーザーの処理

なし。

2.60.3 温度プローブのステータス

このメトリックは、温度プローブのステータスを表します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。

メトリック値 意味(SNMP MIBによる)
1 その他(次のいずれにも該当しない場合)
2 不明
3 正常
4 警告
5 クリティカル
6 リカバリ不能

表2-118 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

4

5

シャーシ%ChassisIndex%のプローブ%ProbeIndex%の温度(オブジェクト識別子: 1.3.6.1.4.1.674.10892.1.700.20.1.5)は %TemperatureReading%(C)です。ステータスは%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。ステータス・メッセージは%TemperatureStatus%です


複数のしきい値

このメトリックでは、「シャーシ索引」オブジェクトおよび「温度プローブ索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「シャーシ索引」オブジェクトおよび「温度プローブ索引」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「シャーシ索引」オブジェクトと「温度プローブ索引」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

SNMP MIBオブジェクト: temperatureProbeStatus(1.3.6.1.4.1.674.10892.1.700.20.1.5)

ユーザーの処理

温度プローブのステータスを示します。プローブが失敗するときは、物理的に確認するか、取り替える必要があります。

2.61 合計ディスク使用量

このメトリック・カテゴリは、ディスク領域の使用量に関する情報を提供します。

2.61.1 使用可能な合計ディスク領域 (すべてのローカル・ファイルシステム)

このメトリックは、すべてのローカル・ファイルシステムの空きディスク領域の合計量(MB)を表します。

表2-119 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

TotalDiskUsage %keyValue%の使用可能な領域は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を下回っています。


2.61.2 使用可能な合計ディスク容量(%) (すべてのローカル・ファイルシステム)

このメトリックは、すべてのローカル・ファイルシステムの空きディスク領域の合計の割合を表します。

表2-120 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

TotalDiskUsage %keyValue%の使用可能な領域は%value%%%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を下回っています。


2.62 TTYアクティビティ

このメトリックは、TTYデバイス・アクティビティを表します。

2.62.1 受信文字割込み数/秒

このメトリックは、1秒当たりの受信文字割込み数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。

ユーザーの処理

なし。

2.62.2 canon()で処理される入力文字

このメトリックは、1秒当たりにcanon()によって処理された入力文字数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。

ユーザーの処理

なし。

2.62.3 モデム割込み率/秒

このメトリックは、モデム割込み率を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。

ユーザーの処理

なし。

2.62.4 送信文字割込み数/秒

このメトリックは、1秒当たりの送信文字割込み数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。

ユーザーの処理

なし。

2.62.5 TTY出力文字数/秒

このメトリックは、1秒当たりの出力文字数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。

ユーザーの処理

なし。

2.62.6 TTY RAW入力(文字/秒)

このメトリックは、1秒当たりのRAW入力文字数を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 5秒ごと

データ・ソース

次のホストの場合:

ホスト データ・ソース
Solaris sarコマンド
HP sarコマンド
Linux 該当なし
HP Tru64 table()システム・コール
IBM AIX sarコマンド
Windows 該当なし

OSによってメンテナンスされる累積アクティビティ・カウンタのサンプリングには、OSのsarコマンドが使用されます。データは、5秒間に1回の割合でシステム・カウンタをサンプリングすることにより取得されます。

ユーザーの処理

なし。

2.63 ユーザー

「ユーザー」メトリック・カテゴリは、監視対象のシステム上に現在あるユーザーに関する情報を提供します。

2.63.1 ログイン数

このメトリックは、特定のユーザー名のユーザーがホスト・ターゲットにログインした回数を表します。

表2-121 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

ログオン数は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

Solaris、HP、Linux、HP Tru64およびIBM AIXの場合、ユーザーがログインしている回数はOSのwコマンドから取得されます。

Windowsの場合、この情報はWindows APIから取得されます。

ユーザーの処理

なし。

2.64 ユーザー定義メトリック

「ユーザー定義メトリック(User Defined Metrics)」(UDM)により、独自のスクリプトを実行できます。独自のスクリプトによって戻されたデータをしきい値と比較して、事前定義メトリックのアラートと同様の重大度アラートを生成できます。UDMは、Oracle9i 管理エージェントのUDE機能に似ています。

2.64.1 ユーザー定義数値メトリック

値のデータ型がNUMBERの場合、このメトリックに値が入ります。値がSTRING型の場合、この値は""です。

データ・ソース

ユーザー定義のスクリプト

ユーザーの処理

なし。

2.64.2 ユーザー定義文字列メトリック

値のデータ型がSTRINGの場合、このメトリックに値が入ります。値がNUMBER型の場合、この値は""です。

データ・ソース

ユーザー定義のスクリプト

ユーザーの処理

なし。

2.65 仮想ディスクの詳細

このメトリック・カテゴリは、仮想ディスクの重大度ステータスに関する情報を提供します。

このメトリック・カテゴリは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

2.65.1 仮想ディスクの複合重大度ステータス(DellStatusコード)

このメトリックは、仮想ディスクの状態の重大度を表します。これは、仮想ディスクとそのコンポーネントの複合ステータスです。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。

メトリック値 意味(SNMP MIBによる)
1 その他(次のいずれにも該当しない場合)
2 不明
3 正常
4 警告
5 クリティカル
6 リカバリ不能

表2-122 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

論理デバイスの仮想ディスク・ロールアップ・ステータス・コード(オブジェクト識別子: 1.3.6.1.4.1.674.10893.1.20.140.1.1.19)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。ステータス・メッセージは%VirtualDiskRollUpStatus%です


2.66 仮想化

このメトリック・カテゴリは、仮想化の構成メトリックに関する情報を提供します。収集されるメトリックの値は、プラットフォームによって異なります。

2.66.1 Sparc上のOracle Solarisおよびx86上のOracle Solaris

次のプロパティは、Solarisプラットフォームで収集されます。収集は、実装されている仮想化技術のタイプにより異なります。

プロパティ名 プロパティ値 説明
仮想 はい

いいえ

不明

このホストが物理ハードウェアまたは仮想ハードウェアのいずれで実行しているかを表します
仮想プロセッサ サイト固有 割り当てられた仮想プロセッサの数を表します
ゾーン名 グローバル・ゾーンのすべてのゾーン名のリスト

非グローバル名

グローバル・ゾーンのすべーてのゾーン名のリストまたは非グローバル名を表します。
Logical Domains Manager サイト固有 Logical Domain Managerのバージョン番号を表します
ドメイン名 サイト固有 カンマ区切りのドメイン名のリストを表します
dedicated-cpu True

False

dedicated-cpuリソースを使用します(システム・プロセッサのサブセットが、非グローバル・ゾーンの稼働時に、その専用となるかどうかを表します)
capped-cpu True

False

capped-cpuリソースを使用します(プロジェクトまたはゾーンで使用できるCPUリソースの容量に関する絶対的な制限を表します)
ncpus サイト固有 CPUの数または範囲を表します
プール名 サイト固有 プール名
pset.min サイト固有 このプロセッサ・セットの最小CPU数を表します
pset.max サイト固有 このプロセッサ・セットの最大CPU数を表します
cpu.sys_id サイト固有 CPUのsys_idを表します
プール名リスト サイト固有 プール名のリストを表します
pset名リスト サイト固有 プロセッサ・セットのリストを表します

2.66.2 IBM AIX

次のプロパティは、IBM AIXで収集されます。

バージョン プロパティ名 プロパティ値
5.3 - 6.0 仮想 はい

いいえ

不明

5.3 - 6.0 ノード名 サイト固有
5.3 - 6.0 パーティション名 サイト固有
5.3 - 6.0 パーティション番号 サイト固有
5.3 - 6.0 タイプ サイト固有
5.3 - 6.0 モード サイト固有
5.3 - 6.0 使用可能容量 サイト固有
5.3 - 6.0 パーティション・グループID サイト固有
5.3 - 6.0 共有プールID サイト固有
5.3 - 6.0 オンライン仮想CPU サイト固有
5.3 - 6.0 システムのアクティブな物理CPU サイト固有
5.3 - 6.0 プール内のアクティブなCPU サイト固有
5-3 - 6.1以上 WPARキー サイト固有
5-3 - 6.1以上 WPAR構成済ID サイト固有
5-3 - 6.1以上 WPAR最大論理CPU数 サイト固有
5-3 - 6.1以上 WPAR最大仮想CPU数 サイト固有
5-3 - 6.1以上 WPAR CPU割合制限 サイト固有

2.66.3 Microsoft Windows

次のプロパティは、Microsoft Windowsで収集されます。

プロパティ名 プロパティ値 説明
仮想 はい

いいえ

不明

このホストが物理ハードウェアまたは仮想ハードウェアのいずれで実行しているかを表します
モデル サイト固有 モデル(HVM domUなど)の詳細を表します
仮想マシン サイト固有 仮想マシンのタイプ(Xenなど)を表します

2.66.4 Linux

次のプロパティは、Linuxで収集されます。

プロパティ名 プロパティ値 説明
仮想 はい

いいえ

不明

このホストが物理ハードウェアまたは仮想ハードウェアのいずれで実行しているかを表します

2.67 電圧プローブ

このメトリック・カテゴリは、電圧プローブに関する情報を提供します。

このメトリック・カテゴリは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

2.67.1 電圧プローブのステータス(DellStatusProbeコード)

このメトリックは、電圧プローブのステータスを表します。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。

メトリック値 意味(SNMP MIBによる)
1 その他(次のいずれにも該当しない場合)
2 不明
3 正常
4 警告
5 クリティカル
6 リカバリ不能

表2-123 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

電圧プローブのステータス・コード(オブジェクト識別子: 1.3.6.1.4.1.674.10892.1.600.20.1.5)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。ステータス・メッセージは%VoltageProbeStatus%です


2.67.2 電圧プローブの読取りの値(ミリボルト)

このメトリックは、電圧プローブの読取りの値を表します。この値は、プローブが読み取る電圧をミリボルト単位で表す整数です。

このメトリックは、Dell PoweredgeのLinuxシステムでのみ使用可能です。

次の表は、このメトリックの有効な値とその意味を示しています。

メトリック値 意味(SNMP MIBによる)
1 その他(次のいずれにも該当しない場合)
2 不明
3 正常
4 警告
5 クリティカル
6 リカバリ不能

表2-124 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

電圧プローブの読取りのステータス・コード(オブジェクト識別子: 1.3.6.1.4.1.674.10892.1.600.20.1.6)は%value%で、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


2.68 Windowsのイベント・ログ

このメトリックの目的は、使用可能なすべてのWindows NTイベント・ログ・ファイルから、種類がエラーまたは警告であるエントリを収集することです。クリティカル・アラートまたは警告アラートは、システムおよびセキュリティ・イベントのログ・ファイル・エントリに対してのみ生成されます。

注意: ログ・ファイルは継続的に増加するため、このメトリックでは、最後の収集時刻以降にログ・ファイルに書き込まれたログ・イベントのみが出力されます。つまり、timeGenerated(イベントが生成された時刻)が最後の収集時刻より後のレコードから、ログ・ファイルの最後のレコードまでが出力されます。初めてこのメトリックが収集された場合は、現在の日付で生成されたイベントのみが出力されます。

このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。

2.68.1 カテゴリ

このメトリックは、監視対象のオブジェクトに定義されたログ名、ソースおよびイベントIDに一致するイベントのすべてのカテゴリのリストを表します。イベントの実際のタイプは、Windowsイベント・ログ・メッセージに記述されています。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 15分ごと

データ・ソース

Windows Management Instrumentation (WMI)

ユーザーの処理

なし。

2.68.2 日付-時間

メトリックでイベント・ログをスキャンする時刻です。このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 15分ごと

データ・ソース

Windows Management Instrumentation (WMI)

ユーザーの処理

なし。

2.68.3 Windowsのイベント・ログ・メッセージ

このメトリックは、監視対象オブジェクトに指定されたログ名、ソースおよびイベントIDに一致するイベントのダイジェストです。前述のフィルタ処理を実行すると、これらのイベントがログ名、ソース、イベントID、カテゴリ、ユーザーでグループ化され、エラー・イベントおよび警告イベントの数が表示されます。イベントの詳細は次の形式で表示されます。

[ログ名:ソース:イベントID:カテゴリ:ユーザー: :]

例: [Application:Symantec AntiVirus:2: : :error=2:] [Application:Symantec AntiVirus:3: : ::warning =1 ]

監視対象オブジェクトに設定した基準を満たすイベントの正確なメッセージを確認するには、Microsoft Windowsのイベント・ビューアを使用してください。

このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。

表2-125 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

3.0以上

15分ごと

定義なし

定義なし

メッセージは次の形式です。Logfile:Sourcename:EventCode:CategoryString:User:ErrorCount:WarningCount [%message%]


データ・ソース

Windows Management Instrumentation (WMI)

ユーザーの処理

なし。

2.68.4 イベントID

これは、監視対象オブジェクトのイベントIDに定義した文字列に一致するPerlのパターンです。イベントの実際のイベントIDは、Windowsイベント・ログ・メッセージに記録されます。このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。

ターゲットのリリース 収集頻度
3.0以上 15分ごと

データ・ソース

Windows Management Instrumentation (WMI)

ユーザーの処理

なし。

2.68.5 Windowsのイベント重大度

このメトリックは、イベントの重大度を表します。有効な値は、警告およびエラーです。

このメトリックは、Windowsでのみ使用可能です。

表2-126 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース キー 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

ログ・ファイル: system

15分ごと

警告

エラー

X1User[%user%]:カテゴリ[%categorystring%]:説明[%message%]


複数のしきい値

このメトリックでは、「ログ名」オブジェクト、「ソース」オブジェクトおよび「イベントID」オブジェクトの一意の組合せごとに、異なる警告およびクリティカルのしきい値を設定できます。

警告またはクリティカルのしきい値が現在すべての「ログ名」オブジェクト、「ソース」オブジェクトおよび「イベントID」オブジェクトの一意の組合せに対して設定されている場合、それらのしきい値は、このメトリックの「メトリック詳細」ページで確認できます。

「ログ名」オブジェクト、「ソース」オブジェクトおよび「イベントID」オブジェクトの一意の組合せごとに、警告またはクリティカルのしきい値を指定するには、「しきい値の編集」ページを使用します。

データ・ソース

WMIのオペレーティング・システム・クラス。

ユーザーの処理

なし。

2.69 ゾンビ・プロセス

「ゾンビ・プロセス」メトリック・カテゴリは、様々なUNIXシステムで孤立したプロセスを監視します。

2.69.1 ゾンビ状態のプロセスの割合

このメトリックは、システムで現在ゾンビ状態にある実行中のすべてのプロセスの割合を表します。

ターゲットのリリース 収集頻度
すべてのリリース 15分ごと

データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド
HP psコマンド
Linux psコマンド
HP Tru64 psコマンド
IBM AIX psコマンド
Windows psコマンド

ユーザーの処理

なし。

2.69.2 ゾンビ状態のプロセス(%)

このメトリックは、システムで現在ゾンビ状態にある実行中のすべてのプロセスの割合を表します。

表2-127 メトリック・サマリー表

ターゲットのリリース 評価および収集頻度 デフォルトの警告のしきい値 デフォルトのクリティカルのしきい値 アラート・テキスト

すべてのリリース

15分ごと

定義なし

定義なし

全プロセスの%value%%%はゾンビ状態にあり、警告(%warning_threshold%)またはクリティカル(%critical_threshold%)のしきい値を超えています。


データ・ソース

このメトリックのデータソースには、次のものが含まれます。

ホスト データ・ソース
Solaris psコマンド
HP psコマンド
Linux psコマンド

ユーザーの処理

なし。