Oracle® Enterprise Managerフレームワーク、ホストおよびサービス・メトリック・リファレンス・マニュアル 12cリリース5 (12.1.0.5) B69690-07 |
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この章では、Oracle VM Serverのメトリックについて説明します。今回のリリースのEnterprise Managerは、パフォーマンス・メトリックを収集する新しい方法を採用しています。負荷を減らしてスケーラビリティを高めるために、Oracle VM ServerプールのOracle VM ServerターゲットとOracle VMゲスト・ターゲットのメトリックは、Oracle VM Serverプール・ターゲットの一部として収集されます。ただし、すべてのデータは正しいターゲットに提供されます。
Oracle VM Serverを管理する方法の詳細は、『Oracle Enterprise Manager Cloud管理ガイド』を参照してください。
このメトリックは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VM Serverターゲットのすべてのディスク・アクティビティ関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。このメトリックはアップロードされず、アラート専用に使用されます。ターゲットIDを使用することにより、Oracle VM Serverごとに異なるしきい値を設定できます。ターゲットIDに基づいて、異なるしきい値を異なるOracle VM Serverに設定できます。収集スケジュールのみが、すべてのサーバーで同じです。
しきい値はこのメトリックに対して定義する必要があり、サーバー・プール内のすべてのOracle VM Serverターゲットにしきい値が適用されます。
収集スケジュールは、スケジュールされたOracle VMサーバーのディスク・アクティビティメトリックのスケジュールによって制御されます。生成されるアラートは、関連するOracle VM Serverターゲットに対して生成されます。
このメトリックは、ディスクの読取りスループットをKB/秒単位で表します。異常に高い値が観測された場合は、クラッシュしているアプリケーションがないかどうかを調べます。高い値を必要とする場合は、パフォーマンス向上のために高速記憶域を使用することを検討してください。
このメトリックは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VM Serverターゲットのすべてのディスク・アクティビティ関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。収集スケジュールの変更はこのメトリックに対して行う必要があり、このような変更は、プール内のすべてのOracle VM Serverターゲットに対するこのメトリックの収集に影響します。このメトリックはアップロードされず、対応するアラート専用およびアップロード専用のメトリックのためにデータを収集します。
このメトリックは、ディスクの読取りスループットをKB/秒単位で表します。異常に高い値が観測された場合は、クラッシュしているアプリケーションがないかどうかを調べます。高い値を必要とする場合は、パフォーマンス向上のために高速記憶域を使用することを検討してください。
このメトリックは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VM Serverターゲットのすべてのディスク・アクティビティ関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。これは、プール内のすべてのゲストの値を計算してアップロードするサマリー・メトリックです。収集スケジュールは、スケジュールされたOracle VMサーバーのディスク・アクティビティメトリックのスケジュールによって制御されます。
このメトリックは、Oracle VMゲスト・ターゲットのディスクで観測される最大読取りスループットを表します。このメトリックは、Oracle VMサーバーのディスク・アクティビティメトリックのしきい値を決定するために使用できます。
このメトリックは、Oracle VMゲスト・ターゲットのディスクで観測される最大合計スループットを表します。このメトリックは、Oracle VMサーバーのディスク・アクティビティメトリックのしきい値を決定するために使用できます。
このメトリック・カテゴリは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VM Serverターゲットのすべてのファイルシステム関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。このメトリックはアップロードされず、アラート専用に使用されます。しきい値はこのメトリックに対して定義する必要があり、サーバー・プール内のすべてのOracle VM Serverターゲットにしきい値が適用されます。
収集スケジュールは、スケジュールされたOracle VMサーバーのファイルシステムメトリックのスケジュールによって制御されます。生成されるアラートは、関連するOracle VM Serverターゲットに対して生成されます。
このメトリック・カテゴリは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VM Serverターゲットのすべてのファイルシステム関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。収集スケジュールの変更はこのメトリックに対して行う必要があり、このような変更は、プール内のすべてのOracle VM Serverターゲットに対するこのメトリックの収集に影響します。このメトリックはアップロードされず、対応するアラート専用およびアップロード専用のメトリックのためにデータを収集します。
このメトリックは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VM Serverターゲットのすべてのファイルシステム関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。これは、プール内のすべてのサーバーの値を計算してアップロードするサマリー・メトリックです。収集スケジュールは、スケジュールされたOracle VMサーバーのファイルシステムメトリックのスケジュールによって制御されます。
このメトリック・カテゴリは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VM Serverターゲットのすべての負荷関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。収集スケジュールの変更はこのメトリックに対して行う必要があり、このような変更は、プール内のすべてのOracle VM Serverターゲットに対するこのメトリックの収集に影響します。
注意: Oracle VMサーバーの負荷メトリックの収集スケジュールは、Oracle VM Manager統計の収集間隔よりも長くする必要があります。オラクル社は、Oracle VMサーバーの負荷メトリックの収集スケジュールを、Oracle VM Manager統計の収集間隔の5倍以上にすることをお薦めします。 たとえば、Oracle VM Manager統計の収集間隔を100秒に定義している場合、Oracle VMサーバーの負荷メトリックの収集スケジュールを、500秒以上に設定します。 Oracle VM Managerの統計収集間隔の詳細は、Oracle VMユーザーズガイド リリース3.2.1を参照してください。 |
このメトリック・カテゴリは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VM Serverターゲットのすべてのネットワーク・アクティビティ関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。このメトリックはアップロードされず、アラート専用に使用されます。しきい値はこのメトリックに対して定義する必要があり、サーバー・プール内のすべてのOracle VM Serverターゲットにしきい値が適用されます。
収集スケジュールは、スケジュールされたOracle VMサーバーのネットワーク・アクティビティメトリックのスケジュールによって制御されます。生成されるアラートは、関連するOracle VM Serverターゲットに対して生成されます。
このメトリックは、インタフェースの読取りスループットをKB/秒単位で表します。高い値を必要とする場合は、パフォーマンス向上のために高速ネットワークの使用またはボンディングによるネットワーク・インタフェースの追加を検討してください。
このメトリック・カテゴリは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VM Serverターゲットのすべてのネットワーク・アクティビティ関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。収集スケジュールの変更はこのメトリックに対して行う必要があり、このような変更は、プール内のすべてのOracle VM Serverターゲットに対するこのメトリックの収集に影響します。このメトリックはアップロードされず、対応するアラート専用およびアップロード専用のメトリックのためにデータを収集します
このメトリック・カテゴリは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VM Serverターゲットのすべてのネットワーク・アクティビティ関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。これは、プール内のすべてのゲストの値を計算してアップロードするサマリー・メトリックです。収集スケジュールは、スケジュールされたOracle VMサーバーのネットワーク・アクティビティメトリックのスケジュールによって制御されます。
このメトリックは、Oracle VM Serverターゲットのインタフェースで観測される最大読取りスループットを表します。このメトリックは、Oracle VMサーバーのネットワーク・アクティビティメトリックのしきい値を決定するために使用できます。
このメトリックは、Oracle VM Serverターゲットのインタフェースで観測される最大合計スループットを表します。このメトリックは、Oracle VMサーバーのネットワーク・アクティビティメトリックのしきい値を決定するために使用できます。
このメトリック・カテゴリは、Oracle VM Serverプール内のすべてのOracle VM Serverターゲットのすべての仮想LAN (VLAN)アクティビティ関連メトリックをまとめて収集するために使用されます。このメトリックはアップロードされず、アラート専用に使用されます。しきい値はこのメトリックに対して定義する必要があり、サーバー・プール内のすべてのOracle VM Serverターゲットにしきい値が適用されます。