プラグインの概要

この項では、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Plug-In for Oracle Hardware Cloud Controlの概要とその機能について説明します。このドキュメントは、Oracle Enterprise Manager Cloud Control Plug-In for Oracle Hardware Cloud Controlバージョン12.1.0.5.0に関するものです。

• プラグインの機能

プラグインの機能

Oracle Enterprise Manager Cloud Control Plug-In for Oracle Hardware Cloud Controlは、Oracle Enterprise Manager Cloud Control 12cを拡張し、Oracle Sunサーバーの基本的ハードウェア構成とステータスを監視できるようにしたものです。

Oracle Enterprise Manager Cloud Control Plug-In for Oracle Hardware Cloud Controlには、次の機能があります。

• サーバーのモデル、タイプおよびシリアル番号、システム・ファームウェア・バージョン、Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM)サービス・プロセッサのホスト・プライマリMACアドレス、IPアドレスおよびMACアドレスなどのハードウェア・システムに関する一般的な情報

• Oracle ILOMサービス・プロセッサがネットワークに接続されている場合、Oracle ILOM Webインタフェースへのリンクが提供されます。

• 取り付けられているファン、プロセッサ、DIMM、電源装置、ディスク、フラッシュ・ストレージ・モジュールおよびディスク・コントローラの最大数と実際の数、搭載されているメモリーとディスクの合計サイズ、論理ボリュームの数などの基本的なハードウェア・インベントリ

• システム全体および機能別サブシステム(冷却、プロセッサ、メモリー、電力、ストレージなど)のハードウェア・システム状態のユーザーセントリックなビュー

• システムまたはその構成要素に問題がある場合の有意義なエラー・メッセージ

• システムまたはサブシステムの状態に問題がある場合に発せられるアラート

• 吸排気温の現在の値とその履歴。グラフ表示もできます。

• システムの電力消費量の現在の値とその履歴。グラフ表示もできます。

• オープンな問題の詳細の一覧(Oracle ILOM 3.1以上)