次の理由から、Enterprise Manager Cloud Controlにプロキシ・サーバー設定を設定します。この設定は、My Oracle Supportへのアクセスに使用されます。
Oracle Management Service(OMS)がインストールされているホストで実行中のプロキシ・サーバーがある。
OMSとそのOracle Management Agents(管理エージェント)間の通信に、同じプロキシ・サーバー設定または異なる設定を使用する。
プロキシ・サーバー設定を設定するには、次のようにします。
Cloud Controlで、「設定」メニューから「プロキシ設定」をクリックします。
「設定」ページの「My Oracle Supportとプロキシ接続」タブの「My Oracle Supportへの接続設定」セクションで、「手動プロキシ構成」を選択し、プロキシ・サーバー・ホスト、ポート、レルム、ユーザー名およびパスワードを指定します。
注意: HTTPおよひHTTPSプロトコルのみがサポートされています。また、NTLMプロキシは現在サポートされていないことに注意してください。
管理エージェントとの通信に同じプロキシ設定を使用する場合、手順(5)に進んでください。異なる設定を使用する場合、手順(4)に進んでください。
「エージェント接続設定」セクションで、次のようにします。
「My Oracle Supportへの接続設定」セクションで指定されたプロキシ設定を使用する場合、デフォルト・セクションを維持します。つまり、「My Oracle Support接続設定を使用」を選択します。
「My Oracle Supportへの接続設定」セクションで指定されたプロキシ設定と異なる設定を使用する場合、「手動プロキシ構成」を選択し、プロキシ・サーバー詳細を指定します。
注意: HTTPおよひHTTPSプロトコルのみがサポートされています。また、NTLMプロキシは現在サポートされていません。
「適用」をクリックします。
指定したプロキシ・サーバー設定は、管理リポジトリに登録されます。ただし、複数OMS環境の場合は、1つのOMSに対してプロキシ・サーバー設定を行った後、他のOMSを再起動すると、管理エージェントとの通信用に登録されたプロキシ・サーバー設定がすべてのOMSに伝播されます。