ヘッダーをスキップ
Oracle® Enterprise Manager Cloud Control基本インストレーション・ガイド
12cリリース3 (12.1.0.3)
B65084-09
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

C Oracle Management Serviceのプロキシ構成の設定

Oracle Management Service (OMS)がインストールされているホストでプロキシ・サーバーを実行しているとき、Enterprise Manager Cloud Controlでプロキシ・サーバーを設定すると、その設定を使用して、My Oracle Supportに接続したり、Oracle Management Agents (管理エージェント)と通信できます。

この付録の内容は次のとおりです。

C.1 My Oracle Supportのプロキシ設定の設定

My Oracle Supportのプロキシ・サーバーの設定を設定するには、次の手順に従ってください。

  1. 「設定」メニューから、「プロキシ設定」を選択してから、「My Oracle Support」を選択します。

  2. 「My Oracle Supportのプロキシ設定」ページの「手動プロキシ構成」を選択します。

  3. 「パスワード/拡張設定」を選択し、プロキシ・サーバー・ホスト(HTTPS)、ポート、レルム、ユーザー名、パスワードを入力します。サポートされているのは、HTTPSプロトコルのみです。また、NTLMプロキシは現在サポートされていないことに注意してください。

  4. 「適用」をクリックします。


注意:

次の手順では、My Oracle Supportの資格証明を設定します。次の手順を実行します。
  1. 「設定」メニューで「My Oracle Support」を選択し、「資格証明の設定」を選択します。

  2. ユーザー名とパスワードを入力し、「適用」をクリックします。



注意:

Enterprise Manager Cloud Control 12cリリース3 (12.1.0.3)以上では、My Oracle Supportは直接support.oracle.comにアクセスします。このため、My Oracle Supportにアクセスするすべてのクライアントに、このURLへのネットワーク・アクセスを提供するか、プロキシ・アクセスを付与する必要があります。

C.2 Oracle Management Agentのプロキシ設定の設定

管理エージェントのプロキシ・サーバーの設定を設定するには、次の手順に従ってください。

  1. 「設定」メニューから、「プロキシ設定」を選択してから、「エージェント」を選択します。

  2. 「エージェントのプロキシ設定」ページの「手動プロキシ構成」を選択し、プロキシ・サーバー・ホスト(HTTPSおよびHTTP)、ポート、レルム、ユーザー名、パスワードを入力します。


    注意:

    サポートされているプロトコルはHTTPおよびHTTPSです。NTLMプロキシは現在サポートされていません。

  3. 管理エージェントにアクセス可能かどうかを確認するには、「テストURL」セクションで、管理エージェントURLを入力し、「テスト」をクリックします。URLには、使用されるプロトコル(HTTPまたはHTTPS)を含めるようにしてください。

  4. 「適用」をクリックします。

指定したプロキシ・サーバー設定は、管理リポジトリに登録されます。ただし、複数OMS環境の場合は、1つのOMSに対してプロキシ・サーバー設定を行った後、他のOMSインスタンスを再起動すると、管理エージェントとの通信用に登録されたプロキシ・サーバー設定がすべてのOMSインスタンスに伝播されます。

C.3 ファイアウォールが設定されている場合のOracle Management ServiceのMy Oracle Supportへのアクセスの有効化

OMSにファイアウォールが設定されている場合に、ファイアウォールから使用できるURLについては、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド』を参照してください。