Oracle Management Service (OMS)がインストールされているホストでプロキシ・サーバーを実行しているとき、Enterprise Manager Cloud Controlでプロキシ・サーバーを設定すると、その設定を使用して、My Oracle Supportに接続したり、Oracle Management Agents (管理エージェント)と通信できます。
この付録の内容は次のとおりです。
My Oracle Supportのプロキシ・サーバーの設定を設定するには、次の手順に従ってください。
「設定」メニューから、「プロキシ設定」を選択してから、「My Oracle Support」を選択します。
「My Oracle Supportのプロキシ設定」ページの「手動プロキシ構成」を選択します。
「パスワード/拡張設定」を選択し、プロキシ・サーバー・ホスト(HTTPS)、ポート、レルム、ユーザー名、パスワードを入力します。サポートされているのは、HTTPSプロトコルのみです。また、NTLMプロキシは現在サポートされていないことに注意してください。
「適用」をクリックします。
注意: 次の手順では、My Oracle Supportの資格証明を設定します。次の手順を実行します。
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注意: Enterprise Manager Cloud Control 12cリリース3 (12.1.0.3)以上では、My Oracle Supportは直接support.oracle.comにアクセスします。このため、My Oracle Supportにアクセスするすべてのクライアントに、このURLへのネットワーク・アクセスを提供するか、プロキシ・アクセスを付与する必要があります。 |
管理エージェントのプロキシ・サーバーの設定を設定するには、次の手順に従ってください。
「設定」メニューから、「プロキシ設定」を選択してから、「エージェント」を選択します。
「エージェントのプロキシ設定」ページの「手動プロキシ構成」を選択し、プロキシ・サーバー・ホスト(HTTPSおよびHTTP)、ポート、レルム、ユーザー名、パスワードを入力します。
注意: サポートされているプロトコルはHTTPおよびHTTPSです。NTLMプロキシは現在サポートされていません。 |
管理エージェントにアクセス可能かどうかを確認するには、「テストURL」セクションで、管理エージェントURLを入力し、「テスト」をクリックします。URLには、使用されるプロトコル(HTTPまたはHTTPS)を含めるようにしてください。
「適用」をクリックします。
指定したプロキシ・サーバー設定は、管理リポジトリに登録されます。ただし、複数OMS環境の場合は、1つのOMSに対してプロキシ・サーバー設定を行った後、他のOMSインスタンスを再起動すると、管理エージェントとの通信用に登録されたプロキシ・サーバー設定がすべてのOMSインスタンスに伝播されます。
OMSにファイアウォールが設定されている場合に、ファイアウォールから使用できるURLについては、『Oracle Enterprise Manager Cloud Controlアドバンスト・インストレーションおよび構成ガイド』を参照してください。