F EMCLIを使用した優先資格証明の設定

エージェント資格証明を指定する場合、Enterprise Managerシステムに登録された優先資格証明の入力を選択できます。ただし、資格証明がEMCLIを使用して登録されたことを確認します。

• 一度の1つのホストの優先資格証明を登録するには、管理エージェントを実行しているホストで次のコマンドを実行します。

  emcli set_credential -target_type=host -target_name="<host_name>" -credential_set=OHCreds -column="OHUsername:<em_job_user>;OHPassword:<em_job_pwd>" -oracle_homes="<agent_home>"

  次に例を示します。

  emcli set_credential -target_type=host -target_name="example.com" -credential_set=OHCreds -column="OHUsername:myuser;OHPassword:2bornot2b" -oracle_homes="/home/john/programs/EM/agent10g"

• 一度にすべてのホストのデフォルトの優先資格証明を登録するには、管理エージェントを実行しているホストのいずれかで次のコマンドを実行します。ユーザーがすべてのホストの共有ユーザーであることを確認します。

  emcli set_credential -target_type=host -credential_set=OHCreds -column="OHUsername:<em_job_user>;OHPassword:<em_job_pwd>" -oracle_homes="<agent_home>"

  次に例を示します。

  emcli set_credential -target_type=host -credential_set=OHCreds -column="OHUsername:myuser;OHPassword:2bornot2b"

注意: これらのコマンドを実行するには、ホストにEMCLIクライアントをインストールする必要があります。EMCLIを使用していない場合は、『Oracle Enterprise Managerコマンドライン・インタフェース・ガイド』の説明に従ってインストールしてください。