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Oracle Solaris 11 パッケージリポジトリのコピーおよび作成     Oracle Solaris 11 Information Library (日本語)
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ドキュメントの情報

はじめに

1.  Image Packaging System パッケージリポジトリ

2.  IPS パッケージリポジトリのコピー

3.  リポジトリへのアクセスの提供

4.  ローカル IPS パッケージリポジトリの保守

ローカルリポジトリの更新

リポジトリプロパティーの確認および設定

ローカルリポジトリのカスタマイズ

複数の集積サーバーインスタンスを使用した複数のリポジトリの提供

集積サーバーの Apache 構成

集積サーバー用のキャッシュの構成

カタログ属性ファイルに対するキャッシュの考慮事項

検索に対するキャッシュの考慮事項

Web プロキシの背後での集積サーバーの実行

一般的に推奨される Apache 構成設定

Apache 構成の例

プレフィックスを使用した単純なプロキシ構成

1 つのドメインでの複数リポジトリ

負荷分散の考慮事項

完全な負荷分散の例

複数の集積サーバーインスタンスを使用した複数のリポジトリの提供

このセクションでは、「HTTP インタフェースを使用したパッケージの取得」で提供されている情報を拡張して、同じリポジトリサーバー上の異なるポートで実行されている複数の pkg.depotd デーモンを使用して複数のリポジトリを提供できるようにする方法について説明します。

この例では、repoSolaris11 リポジトリのほかに dev_repo リポジトリが存在しています。repoSolaris11 リポジトリには、ポート 80 を使用して http://localhost/ からアクセスできます。

パブリッシャーのプレフィックスが dev_repo リポジトリに設定されているようにします。

# pkgrepo set -s /export/dev_repo publisher/prefix=dev

pkg/server サービスの新しいインスタンスを追加します。

# svccfg -s pkg/server add dev
# svccfg -s pkg/server:dev addpg pkg application
# svccfg -s pkg/server:dev setprop pkg/port=81
# svccfg -s pkg/server:dev setprop pkg/inst_root=/export/dev_repo

新しいインスタンスが追加されているかどうか確認します。

# svccfg -s pkg/server list
:properties
default
dev

新しい pkg/server インスタンスの構成を完了します。

# svccfg -s pkg/server:dev addpg general framework
# svccfg -s pkg/server:dev addpropvalue general/complete astring: dev
# svccfg -s pkg/server:dev addpropvalue general/enabled boolean: true

新しいサービスを起動します。

# svcadm refresh application/pkg/server:dev
# svcadm enable application/pkg/server:dev

http://localhost:81/ でリポジトリを参照します。

異なるプレフィックスを使用して 1 つのドメイン名で複数のリポジトリを実行する方法については、「1 つのドメインでの複数リポジトリ」を参照してください。