Oracle Solaris のマニュアルページについて

Oracle Solaris には、マニュアルページと呼ばれる大量の参照資料が含まれています。各ページは、1 つ以上の UNIX 構文について説明する自己完結型ドキュメントです。マニュアルページで説明する内容には、コマンド、ライブラリ関数、ファイル形式、デバイスドライバなどがあります。ほぼすべての Oracle Solaris コマンドにマニュアルページが用意されています。マニュアルページの集合体がアルファベット順またはセクション別に編成され、1 つのリファレンスマニュアルを構成します。

マニュアルページは、特定のコマンドまたは構文の動作に関する疑問に簡潔に答えることを意図しています。マニュアルページはチュートリアルではなく、Oracle Solaris の内部の技術的解析でもありません。また、マニュアルページでは詳細な手順を記述しません。ただし、マニュアルページはコマンドの使用例を提供します。

マニュアルページを表示するには、端末ウィンドウで man command-name コマンドを入力します。たとえば、boot コマンドのマニュアルページを表示するには、次のように入力します:

$ man boot
Reformatting page.  Please Wait... done  System Administration Commands boot(1M)
NAME      boot - start the system kernel or a standalone program
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