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Oracle Solaris のシステム管理 (ネットワークサービス) Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
パート II ネットワークファイルシステムへのアクセス (トピック)
6. ネットワークファイルシステムへのアクセス (リファレンス)
この Oracle Solaris リリースには、Perl (Practical Extraction and Report Language) version 5.8.4 および 5.12 が含まれています。この強力な汎用プログラミング言語は、一般にフリーソフトウェアとして入手可能です。Perl はプロセス、ファイル、およびテキスト処理機能に優れ、複雑なシステム管理作業を行う際の標準的な開発ツールとして広く使用されています。
Perl 5 には、動的にロード可能なモジュールフレームワークが含まれています。このモジュールフレームワークを使用すると、特定の作業に新しい機能を追加することができます。多くのモジュールが http://www.cpan.org の Comprehensive Perl Archive Network (CPAN) から自由に入手できます。gcc を使用して CPAN のアドオンモジュールを構築してインストールする場合は、/usr/perl5/5.8.4/bin/perlgcc または /usr/perl5/5.12/bin/perlgcc スクリプトを使用できます。詳細は、5.8.4 ディストリビューションの perlgcc(1) のマニュアルページを参照してください。
この Oracle Solaris リリースには、Perl に関する情報ソースも含まれています。次に同じ情報へアクセスするための 2 通りの方法を示します。
MANPATH 環境変数に /usr/perl5/man を設定すると、マニュアルページにアクセスできます。次の例は Perl の概要を表示します。
% setenv MANPATH ${MANPATH}:/usr/perl5/man % man perl
追加ドキュメントには、perldoc ユーティリティーを使用してアクセスできます。次の例も同じ概要を表示します。
% /usr/perl5/bin/perldoc perl
perl 概要ページには、このリリースに含まれているすべてのドキュメントの一覧が示されています。
一般に、version 5.12 の Perl は以前のバージョンと互換性があるため、スクリプトの再作成や再コンパイルは必要ありません。ただし、XSUB ベースのモジュール (.xs) はすべて、再コンパイルおよび再インストールする必要があります。
Oracle Solaris 版 Perl はシステムメモリーアロケータ、64 ビット整数、および大規模ファイルをサポートするようにコンパイルされています。また、必要なパッチも適用済みです。すべての構成情報の一覧については、次のコマンドの出力を参照してください。
% /usr/perl5/bin/perlbug -dv --- Flags: category= severity= --- Site configuration information for perl v5.12.4: . .
perl -V を使用すると、要約リストを生成できます。