Secure Shell コマンド
次の表は、主要な Secure Shell コマンドのサマリーです。
表 18-7 Secure Shell でのコマンド
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ユーザーをリモートマシンにログインさせ、リモートマシン上でコマンドを安全に実行します。このコマンドは、Secure Shell での、rlogin コマンドと rsh コマンドに代わるコマンドです。ssh コマンドは、セキュリティー保護されていないネットワークを介して 2 つの信頼できないホスト間でセキュリティー保護された暗号化通信を行うことを可能にします。X11
接続と任意の TCP/IP ポートも、セキュリティー保護されたチャネルを介して転送されます。 |
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Secure Shell 用のデーモンです。このデーモンは、クライアントからの接続を待機します。セキュリティー保護されていないネットワークを介して 2 つの信頼できないホスト間でセキュリティー保護された暗号化通信を行うことを可能にします。 |
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RSA または DSA ID を認証エージェント ssh-agent
に追加します。ID は「鍵」とも呼ばれます。 |
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公開鍵認証時に使用される非公開鍵を保持します。 ssh-agent プログラムは、X セッションまたはログインセッションの開始時に起動します。ほかのすべてのウィンドウおよびプログラムは、 ssh-agent プログラムのクライアントとして起動します。環境変数を使用すれば、ユーザーが ssh コマンドを使用してほかのシステムにログインするときに、エージェントを検出して認証に使用することができます。 |
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Secure Shell の認証鍵を生成および管理します。 |
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多数の Secure Shell ホストの公開鍵を収集します。ssh_known_hosts
ファイルの作成および検証時に役立ちます。 |
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ssh コマンドがローカルホスト上のホスト鍵にアクセスするときに使用します。Secure Shell v2 によるホストに基づく認証中に必要となるデジタル署名を生成します。このコマンドは、ユーザーではなく ssh コマンドによって呼び出されます。 |
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暗号化された ssh トランスポートを介して、ネットワーク上のホスト間でファイルを安全にコピーします。rcp コマンドと異なり、scp コマンドは、パスワード情報が認証に必要な場合、パスワードまたはパスフレーズを要求します。 |
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ftp コマンドと同様の対話型ファイル転送プログラムです。ftp
コマンドと異なり、sftp コマンドは、暗号化された ssh トランスポートを介してすべての操作を実行します。このコマンドは、指定したホスト名に接続してログインし、対話型コマンドモードに入ります。 |
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次の表は、Secure Shell のキーワードに優先するコマンドオプションの一覧です。 キーワードは、ssh_config ファイルおよび sshd_config ファイルで指定します。
表 18-8 Secure Shell のキーワードに相当するコマンド行
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BatchMode |
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scp -B |
BindAddress |
ssh -b bind-addr |
scp -a bind-addr |
Cipher |
ssh -c cipher |
scp -c
cipher |
Ciphers |
ssh -c cipher-spec |
scp -c cipher-spec |
Compression |
ssh -C |
scp -C |
DynamicForward |
ssh -D SOCKS4-port |
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EscapeChar |
ssh -e escape-char |
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ForwardAgent |
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ForwardX11 |
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GatewayPorts |
ssh -g |
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IPv4 |
ssh -4 |
scp -4 |
IPv6 |
ssh -6 |
scp -6 |
LocalForward |
ssh -L localport:remotehost:remoteport |
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MACS |
ssh -m mac-spec |
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Port |
ssh -p port |
scp -P
port |
Protocol |
ssh -2 (v2 のみ) |
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RemoteForward |
ssh -R remoteport:localhost:localport |
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