ドキュメントの情報
はじめに
1. Oracle Solaris の開発者向けセキュリティー機能 (概要)
2. 特権付きアプリケーションの開発
3. PAM アプリケーションおよび PAM サービスの記述
4. GSS-API を使用するアプリケーションの記述
5. GSS-API クライアント例
6. GSS-API サーバー例
7. SASL を使用するアプリケーションの記述
簡易認証セキュリティー層 (SASL) の紹介
SASL ライブラリの基本
SASL アーキテクチャー
セキュリティー機構
SASL セキュリティー強度係数 (SSF)
SASL における通信
SASL 接続コンテキスト
SASL サイクル内のステップ
libsasl の初期化
SASL セッションの初期化
SASL 認証
SASL の機密性と整合性
SASL セッションの解放
libsasl のクリーンアップ
SASL の例
サービスプロバイダ用の SASL
SASL プラグインの概要
SASL プラグインに関する重要な構造体
クライアントプラグイン
サーバープラグイン
ユーザー標準化プラグイン
補助プロパティー (auxprop) プラグイン
SASL プラグイン開発のガイドライン
SASL プラグインにおけるエラーレポート
SASL プラグインにおけるメモリー割り当て
SASL 折衝順序の設定
8. Oracle Solaris 暗号化フレームワークの紹介
9. ユーザーレベルの暗号化アプリケーションとプロバイダの記述
10. Oracle Solaris 鍵管理フレームワークの紹介
A. C ベース の GSS-API プログラム例
B. GSS-API リファレンス
C. OID の指定
D. SASL ソースコード例
E. SASL リファレンス
用語集
索引
SASL (Simple Authentication and Security Layer、簡易認証セキュリティー層) は、セキュリティーフレームワークの 1 つです。 SASL (「ササル」と発音) は、接続ベースのプロトコルに対して認証サービスを提供するほか、オプションで整合性サービスと機密性サービスも提供します。
この章で扱う内容は、次のとおりです。
「簡易認証セキュリティー層 (SASL) の紹介」
「SASL の例」
「サービスプロバイダ用の SASL」