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Oracle Solaris の管理: SAN 構成およびマルチパス化 Oracle Solaris 11 Information Library (日本語) |
10. x86 システムのファイバチャネルデバイスからの Solaris OS のブート
マルチパス化されていない複数の FC デバイスを構成する方法
Solaris マルチパス化が有効にされているデバイスノードの構成
FC ホストポート上のすべての FC デバイスの構成を解除する方法
マルチパス化されたすべての FC デバイスの構成を解除する方法
前のセクションの手順に対して、この手順では、c2::50020f2300006107 に関連付けられた 1 つのデバイスの構成を解除し、ほかのデバイス 50020f2300006077 を構成したままにする方法を示します。ファブリック接続されたホストポート上のデバイスのみが、cfgadm unconfigure コマンドで構成を解除できます。
# cfgadm -al Ap_Id Type Receptacle Occupant Condition c0 fc-fabric connected configured unknown c0::50020f2300006077 disk connected configured unknown c0::50020f23000063a9 disk connected configured unknown c1 fc-private connected configured unknown c1::220203708b69c32b disk connected configured unknown c1::220203708ba7d832 disk connected configured unknown c2 fc-fabric connected configured unknown c2::50020f2300005f24 disk connected configured unknown c2::50020f2300006107 disk connected configured unknown
この例では、c0::50020f2300006077 および c2::50020f2300006107 の Ap_Id は、同一デバイスの異なるポート WWN を表しています。
注 - Ap_Id が、デバイスに対して構成された最後のパスを表す場合、パスに対するすべての活動を停止し、パス上のファイルシステムをアンマウントします。マルチパス化デバイスがほかのボリュームマネージャーの制御下にある場合、ファブリックデバイスを維持するために、ボリュームマネージャーのドキュメントを参照してください。
次の例で、c2::50020f2300006107 で示すパスは構成が解除され、c0::50020f2300006077 は構成されたままになっており、マルチパス化デバイスの複数パスのいずれか 1 つの構成のみ解除する方法を示しています。
# cfgadm -c unconfigure c2::50020f2300006107
# cfgadm-al Ap_Id Type Receptacle Occupant Condition c0 fc-fabric connected configured unknown c0::50020f2300006077 disk connected configured unknown c0::50020f23000063a9 disk connected configured unknown c1 fc-private connected configured unknown c1::220203708b69c32b disk connected configured unknown c1::220203708ba7d832 disk connected configured unknown c2 fc-fabric connected configured unknown c2::50020f2300005f24 disk connected configured unknown c2::50020f2300006107 disk connected unconfigured unknown
その Ap_Id に関連付けられたデバイスは、c0::50020f2300006077 で表現される別のパスを経由して、引き続きシステムから使用できます。1 つのデバイスは複数の Ap_Id に接続でき、1 つの Ap_Id は複数のデバイスに接続できます。
/dev/rdsk/c6t60020F20000061073AC8B52D000B74A3d0s2 and /dev/rdsk/c6t60020F20000061073AC8B4C50004ED3Ad0s2