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Oracle Solaris Studio 12.3 リリースの新機能 Oracle Solaris Studio 12.3 Information Library (日本語) |
DLight は、Oracle Solaris Dynamic Tracing (DTrace) テクノロジを使用した対話型グラフィカル可観測性ツールです。DLight は、複数の DTrace スクリプトを同期された方法で実行しつつ、その出力をグラフィカル表示することで、ユーザーがアプリケーションの実行時の問題を追跡してその根本原因を特定するのを支援します。
Oracle Solaris Studio 12.3 の DLight で追加または変更された機能を、次に示します。
新しいプロセスツリーターゲットを使用すると、あるプロセスとそのプロセスによって作成されたすべてのプロセスのプロファイリングが可能となりますが、次がグラフィカル表示されます。
DLight がプロセスツリーターゲットでプロファイリングしたすべてのプロセスのすべてのスレッドのマイクロステートを集約したもの。
ターゲットプロセスとその子プロセスのスレッドごとのマイクロステートの移り変わり (タイムライン形式)。
プロセスとその子のロック統計。
実行先となるすべての CPU にわたってプロファイリングされているすべてのターゲットプロセス内のすべてのスレッドの CPU 使用時間を集約したもの。
プログラムのプロセスツリー内の CPU インテンシブな領域 (プログラム内の関数、および各関数とそこから呼び出されるすべての関数で使用される CPU 時間を表示)。
実行中の単一プロセスのプロファイリングに使用される接続ターゲットの名前が、プロセスターゲットに変更されました。
AMP ターゲットが削除されました。
詳細は、DLight 内のヘルプとOracle Solaris Studio 12.3: DLight チュートリアルを参照してください。