Database FirewallおよびManagement Serverは削除できません。ただし、これらのコンポーネントをインストールしたコンピュータを再イメージ化できます。
この項の内容は、次のとおりです。
ローカル監視を無効にし、Oracle Database Firewall関連のユーザー・アカウントおよびその他のオブジェクトをOracleデータベースから削除する手順は、次のとおりです。
次のようにローカル監視を無効にします。
「監視」タブをクリックします。
適切な強制ポイントについて「Settings」ボタンをクリックします。
「Activate Database Interrogation」、「Activate Local Monitor」、「Activate Stored Procedure Monitoring」および「Activate Stored Procedure Auditing」チェック・ボックスを選択解除します。
「Save」をクリックします。
Oracle Database Firewall Utilities 5.0
のディスクから、Oracleデータベースがインストールされているサーバーに次のスクリプトをコピーします。
dcam_drop.sqlおよびdcam_remove_user.sql: ローカル監視を無効にします。database/localmonitor
ディレクトリに圧縮形式(データベース製品に関連する名前の.tar
および.zip
ファイル)で格納されています。
spa_drop.sql: ストアド・プロシージャ監査を無効にします。database/spa
ディレクトリに圧縮形式(データベース製品に関連する名前の.tar
および.zip
ファイル)で格納されています。
ura_drop.sql: ユーザー・ロール監査を無効にします。database/ura
ディレクトリに圧縮形式(データベース製品に関連する名前の.tar
および.zip
ファイル)で格納されています。
各スクリプトをレビューし、スクリプト内のユーザーが、タスクを実行するための適切な権限を保持していることを確認します。
たとえば、Oracle Database Vaultでデータベースが有効化されている場合、DV_ACCTMGR
ロールを付与されたユーザーがユーザー・アカウントを削除できるように、スクリプトを編集する必要があります。
このユーザーを検索するには、SQL*Plusで次の問合せを実行します。
SQL> SELECT USERNAME FROM USER_ROLE_PRIVS WHERE GRANTED ROLE = 'DV_ACCTMGR';
Oracleデータベースにユーザー名およびロールが格納されているため、付与されたロールDV_ACCTMGR
を大文字で入力します。
ユーザーDBFW_CONSOLE_ACCESS
としてOracleデータベースにログインします。
例:
sqlplus dbfw_console_access
Enter password: password
Connected.
SQL>
dcam_drop.sql
スクリプトを実行します。
SQL> @dcam_drop.sql
ユーザーの削除権限を持つユーザーとして接続します。
たとえば、Oracle Database Vaultでデータベースが有効化された場合は、DV_ACCTMGR
ユーザーとしてログインします。そうでない場合は、SYSDBA
権限を持つユーザーとしてログインします。
例:
connect sys/as sysdba
Enter password: password
Connected.
SQL>
次のように各スクリプトを実行します。
SQL> @ddi_drop_user.sql SQL> @dcam_remove_user.sql SQL> @spa_drop.sql SQL> @ura_drop.sql
SQL*Plusを終了します。
SQL> exit
必要に応じて、localmonitoring
ディレクトリを削除します。
ローカル監視を無効にし、Oracle Database Firewall関連のユーザー・アカウントおよびその他のオブジェクトをSQL Serverデータベースから削除する手順は、次のとおりです。
次のようにローカル監視を無効にします。
「監視」タブをクリックします。
適切な強制ポイントについて「Settings」ボタンをクリックします。
「Activate Database Interrogation」、「Activate Local Monitor」、「Activate Stored Procedure Monitoring」および「Activate Stored Procedure Auditing」チェック・ボックスを選択解除します。
「Save」をクリックします。
Oracle Database Firewall Utilities 5.0
のディスクから、Microsoft SQL Serverがインストールされているサーバーに次のスクリプトをコピーします。
ddi_drop_user.sql: 直接データベース問合せ(DDI)を無効にします。database/ddi
ディレクトリに圧縮形式(データベース製品に関連する名前の.tar
および.zip
ファイル)で格納されています。
dcam_drop.sqlおよびdcam_remove_user.sql: ローカル監視を無効にします。database/localmonitor
ディレクトリに圧縮形式(データベース製品に関連する名前の.tar
および.zip
ファイル)で格納されています。
spa_drop.sql: ストアド・プロシージャ監査を無効にします。database/spa
ディレクトリに圧縮形式(データベース製品に関連する名前の.tar
および.zip
ファイル)で格納されています。
ura_drop.sql: ユーザー・ロール監査を無効にします。database/ura
ディレクトリに圧縮形式(データベース製品に関連する名前の.tar
および.zip
ファイル)で格納されています。
各スクリプトをレビューし、スクリプト内のユーザーが、タスクを実行するための適切な権限を保持していることを確認します。
ローカル監視オブジェクトを削除する場合は、Microsoft SQL ServerデータベースにユーザーDBFW_CONSOLE_ACCESS
としてログインし、dcam_drop.sql
スクリプトを実行します。
sqlcmd -S server_name -U dbfw_console_access -P password 1> :r dcam_drop.sql
ユーザー・アカウントの削除権限を持つユーザーとして、Microsoft SQL Serverデータベースにログインします。
例:
sqlcmd -S server_name -U sa -P password
次のように各スクリプトを実行します。
1> :r ddi_drop_user.sql 2> :r dcam_remove_user.sql 3> :r spa_drop.sql 4> :r ura_drop.sql
Microsoft SQL Serverデータベースを終了します。
ローカル監視を無効にし、Oracle Database Firewallのユーザー・アカウントおよびその他のオブジェクトをSybase ASEおよびSQL Anywhereデータベースから削除する手順は、次のとおりです。
次のようにローカル監視を無効にします。
「監視」タブをクリックします。
適切な強制ポイントについて「Settings」ボタンをクリックします。
「Activate Database Interrogation」、「Activate Local Monitor」、「Activate Stored Procedure Monitoring」および「Activate Stored Procedure Auditing」チェック・ボックスを選択解除します。
「Save」をクリックします。
Oracle Database Firewall Utilities 5.0
のディスクから、Sybase ASEがインストールされているサーバーに次のスクリプトをコピーします。
ddi_drop_user.sql: Sybase SQL Anywhereデータベースから直接データベース問合せ(DDI)を無効にします。database/ddi
ディレクトリに圧縮形式(データベース製品に関連する名前の.tar
および.zip
ファイル)で格納されています。
dcam_drop.sqlおよびdcam_remove_user.sql: ローカル監視を無効にします。database/localmonitor
ディレクトリに圧縮形式(データベース製品に関連する名前の.tar
および.zip
ファイル)で格納されています。
spa_drop.sql: ストアド・プロシージャ監査を無効にします。database/spa
ディレクトリに圧縮形式(データベース製品に関連する名前の.tar
および.zip
ファイル)で格納されています。
ura_drop.sql: ユーザー・ロール監査を無効にします。database/ura
ディレクトリに圧縮形式(データベース製品に関連する名前の.tar
および.zip
ファイル)で格納されています。
各スクリプトをレビューし、スクリプト内のユーザーが、タスクを実行するための適切な権限を保持していることを確認します。
ローカル監視オブジェクトを削除する場合は、Sybase ASEデータベースにユーザーDBFW_CONSOLE_ACCESS
としてログインし、dcam_drop.sql
スクリプトを実行します。
sqlcmd -S server_name -U dbfw_console_access -P password 1> :r dcam_drop.sql
ユーザー・アカウントの削除権限を持つユーザーとして、Sybase ASEデータベースにログインします。
例:
sqlcmd -S server_name -U sa -P password
次のように各スクリプトを実行します。
1> :r dcam_remove_user.sql 2> :r spa_drop.sql 3> :r ura_drop.sql
dcam_drop.sql
スクリプトを実行した場合は、Sybase ASEデータベースを再起動します。
Sybase ASEデータベースを終了します。
ユーザー・アカウントの削除権限を持つユーザーとして、Sybase SQL Anywhereデータベースにログインします。
例:
sqlcmd -S server_name -U sa -P password
次のようにddi_drop_user.sql
スクリプトを実行します。
1> :r ddi_drop_user.sql
Oracle Database Firewallのストアド・プロシージャおよびユーザー・ロール監査権限を、IBM DB2 SQLデータベースのユーザー・アカウントから削除する手順は、次のとおりです。
ストアド・プロシージャまたはユーザー・ロールの監査に使用したIBM DB2 Windows、UNIXまたはLinuxデータベースにログインします。
ストアド・プロシージャの監査を担当するユーザー・アカウントから次の権限を取り消します。
revoke select on syscat.routines from user
ユーザー・ロールの監査を担当するユーザー・アカウントから次の権限を取り消します。
revoke select on sysibmadm.authorizationids from user revoke select on syscat.dbauth from user
リモート・モニター・ソフトウェアを削除する手順は、次のとおりです。
root
ユーザーとして、リモート・モニター・ファイル、remote-agent
スクリプトおよびremote-agent.conf
ファイルをインストールしたLinuxサーバーにログインします。
これらのファイルをコピーしたディレクトリに移動します。
remote-agent
スクリプトは/bin
ディレクトリ内に、またremote-agent.conf
ファイルは/etc
ディレクトリ内に格納されている必要があります。
remote-agent
スクリプトについて、そのプロセスを停止します。
remote-agent
スクリプトおよびremote-agent.conf
ファイルを削除します。
remote-agent
スクリプトを実行するために起動スクリプトを更新した場合は、起動スクリプトからこのスクリプトへの参照を削除します。
admin
ユーザーとして、リモート・モニターを実行するDatabase Firewallの管理コンソールにログインします。
「監視」タブを選択します。
デフォルトでは、「Enforcement Points」ページが表示されます。表示されない場合は、ページの左側にある「Enforcement Points」メニューで「List」をクリックします。
リモート・モニターの強制ポイントを探し、その強制ポイントの「Settings」ボタンをクリックします。
「Monitor Settings」ページが表示されます。
「Activate Remote Monitor」チェック・ボックスの選択を解除します。
「Monitor Settings」ページの最後までスクロールし、「Save」ボタンをクリックします。
Oracle Database Analyzerを削除する手順は、次のとおりです。
Windowsの「コントロール パネル」から、「プログラムの追加と削除」を選択します。
「現在インストールされているプログラム」リストから、「Oracle Database Firewall Analyzer」を選択します。
「変更と削除」ボタンをクリックします。
「Oracle Database Firewall Analyzer Uninstall」ウィンドウで、「Uninstall」ボタンをクリックします。
「Completing the Oracle Database Firewall Analyzer Unistall Wizard」ページが表示されたら、「Finish」をクリックします。