4 Oracle Database Firewallソフトウェアの更新

この章の内容は、次のとおりです。

• Oracle Database Firewallソフトウェアの更新について

• Oracle Database Firewallの更新手順

Oracle Database Firewallソフトウェアの更新について

この章では、Management ServersまたはDatabase FirewallでOracle Database Firewallソフトウェアを更新する方法を説明します。ここで説明する手順は、スタンドアロンDatabase Firewallおよび高可用性構成のためのレジリエント・ペアであるDatabase Firewallの両方に適用されます。

インストールにOracle Database Firewall Management ServerおよびOracle Database Firewallのペアが含まれる場合、最初にOracle Database Firewall Management Serverをアップグレードする必要があります。

高可用性環境におけるOracle Database Firewallの動作方法の詳細は、『Oracle Database Firewall管理ガイド』を参照してください。

Oracle Database Firewallの更新手順

注意: Oracle Database Firewallのすべての更新について、READMEファイルで説明している特定の手順を実行する必要があります。ここに示す手順には、一般的な方法のみが含まれます。

Oracle Database FirewallまたはManagement Serverを更新する手順は、次のとおりです。

注意: Management Serverおよび管理Database Firewallを使用する場合、最初にManagement Serverに対してこの手順を実行してから、Database Firewallに対して実行してください。

1. 次のようなコマンドを実行して、提供されたRPMファイルをDatabase FirewallまたはManagement Serverのサーバーにコピーします。

   scp update_RPM_file support@DBFW_or_MS_ip_address:/tmp/
   

2. rootユーザーとしてDatabase FirewallまたはManagement Serverにログインします。

3. 次の2つのコマンドを実行します。

   /bin/rpm --freshen --repackage update_RPM_file
   
   /bin/ls /var/spool/repackage -t | /usr/bin/head -n1 > /usr/local/dbfw/updates/lastrpm
   

4. サーバーを再起動します。

5. 新規Analyzerバージョンに更新するには、Analyzerがインストールされているマシンでインストーラを実行します。