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Oracle Hardware Management Pack セキュリティーガイド Oracle Hardware Management Pack 2.2.x Documentation (日本語) |
Oracle Hardware Management Pack のセキュリティーに関するサマリー
Oracle Hardware Management Pack のインストール前
基本的なセキュリティーの原則として、アクセス、認証、承認、およびアカウンティングの 4 つがあります。
アクセス
ハードウェアやデータを侵入から保護するには、物理的な制御またはソフトウェアの制御を行います。
ハードウェアの場合、アクセス制限とは、通常は物理的なアクセス制限を意味します。
ソフトウェアの場合、通常は物理的な手段と仮想的な手段の両方でアクセスが制限されます。
ファームウェアは、Oracle の更新プロセス以外では変更できません。
認証
ユーザーが本人であることを検証するには、プラットフォームのオペレーティングシステムにパスワードシステムなどの認証機能をすべて設定します。
認証では、バッジやパスワードなどを通じてさまざまなレベルのセキュリティーを提供します。たとえば、担当者がコンピュータ室に入室する際に、従業員バッジを適切に付けていることを確認してください。
承認
承認では、各担当者が使用できるハードウェアやソフトウェアを、トレーニングを受けて使用を許可されたものだけに制限します。
たとえば、読み取り/書き込み/実行のアクセス権を設定して、コマンド、ディスク領域、デバイス、およびアプリケーションへのユーザーアクセスを制御します。
アカウンティング
顧客の IT 担当者は、Oracle のソフトウェアおよびハードウェア機能を使用して、ログインアクティビティーの監視やハードウェアインベントリの管理を行います。
ユーザーログインを監視するには、システムログを使用します。特に、システム管理者アカウントとサービスアカウントは強力なコマンドにアクセスできるため、これらのアカウントをシステムログから監視してください。
ログファイルが適当なサイズを超えたときは、顧客の会社方針に従って定期的に回収してください。一般に、ログは長期間保持されるため、保持する方法が重要となります。
インベントリの目的でシステム資産を追跡するには、コンポーネントのシリアル番号を使用します。すべてのカード、モジュール、およびマザーボードには、Oracle パーツ番号が電子的に記録されています。