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Oracle Hardware Management Pack セキュリティーガイド     Oracle Hardware Management Pack 2.2.x Documentation (日本語)
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ドキュメントの情報

概要

Oracle Hardware Management Pack のインストール前

Oracle Hardware Management Pack のインストール

Oracle Hardware Management Pack のインストーラの実行

LAN インターコネクトの有効化の選択

ファイルでの資格情報の保存の選択

Oracle Hardware Management Pack のインストール後

LAN インターコネクトの有効化の選択

KCS インタフェースに替わる高速なインタフェースとして、ホストオペレーティングシステム上で動作するクライアントは、内蔵の高速インターコネクトを介して Oracle ILOM と通信できます。このインターコネクトは、内蔵の Ethernet-over-USB 接続によって実装されており、IP スタックを実行します。Oracle ILOM およびホストには、このチャネルで通信するためのルーティング不可能な内部の IP アドレスが与えられています。

LAN インターコネクトを介して Oracle ILOM に接続するには認証が必要になりますが、これはちょうど、接続がネットワーク経由で Oracle ILOM 管理ポートに対して送られてくる場合と同じです。管理ネットワーク上で公開されているサービスまたはプロトコルはすべて、LAN インターコネクトを介してホストから利用できます。たとえば、ホスト上の Web ブラウザを使用して Oracle ILOM の Web インタフェースにアクセスしたり、Secure Shell クライアントを使用して Oracle ILOM CLI に接続することができます。どのようなケースであれ、LAN インターコネクトを使用するには、有効なユーザー名とパスワードを入力する必要があります。

Oracle Hardware Management Pack のインストーラは、LAN インターコネクトを有効にするオプションを表示します。ネットワーク手順で RFC 3927 と、リンクローカル IPv4 アドレスの割り当て機能をサポートしている場合に限り、LAN インターコネクトを有効にすることをお勧めします。また、オペレーティングシステムがブリッジまたはルーターとして機能していないことを慎重に確認する必要があります。これにより、ホストと Oracle ILOM との間の管理トラフィックがプライベートのままであることが確実になります。