ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド
11g リリース1(11.1.1)
B63029-03
  目次へ移動
目次
索引へ移動
索引

前
 
次
 

Oracle Business Intelligenceシステム管理者向けの新機能

ここでは、Oracle Business Intelligence Enterprise Edition 11g リリース1 (11.1.1)のシステム管理機能の変更について説明します。旧バージョンからOracle BI EEにアップグレードする場合は、機能、ツールおよび手順に大幅な変更があるため、次の情報を注意してお読みください。

この序章には、次のトピックが含まれています。

Oracle BI EE 11g リリース1 (11.1.1.6)の新機能

この項では、Oracle BI EE 11g リリース 1 (11.1.1.6)の新機能を説明します。内容は次のとおりです。

11.1.1.6.2の新機能

Oracle BI EE 11g リリース1 (11.1.1.6.2)におけるシステム管理の新機能は、次のとおりです。

Oracle BIサーバー診断を取得するためのODBC/JDBCプロシージャ

ODBC/JDBCプロシージャで、Oracle BIサーバーに関する診断情報の取得が可能なりました。詳細は、第8.6項「ODBC/JDBCプロシージャを使用したOracle BIサーバーの診断の取得」を参照してください。

11.1.1.6.0の新機能

Oracle BI EE 11g リリース1 (11.1.1.6.0)におけるシステム管理の新機能は、次のとおりです。

プロンプトおよびカスタム・リンクに関する新しい構成要素

次の項目に影響する新しい構成要素を使用できます。

Fusion Middleware Controlのインタフェースの変更

次の各項で説明しているように、Fusion Middleware Controlのユーザー・インタフェースに様々な変更が行われています。

管理ツールのユーザー・インタフェースの言語

Oracle BI管理ツールの言語の変更の詳細は、第15.4.4項「管理ツールのユーザー・インタフェースの言語の変更」を参照してください。

Oracle BIプレゼンテーション・カタログの改良

Oracle BIプレゼンテーション・カタログでのオブジェクトの使用における機能拡張については、次の各項を参照してください。

全文検索機能の強化

第17.11項「全文カタログ検索のための構成」で説明しているように、ユーザーが全文検索を実行するための構成方法が強化されています。

分析およびダッシュボードの構成の設定

第18.5.1項「デフォルトのプレゼンテーション設定の手動による変更」で説明しているように、新しい構成設定を使用して分析およびダッシュボードを操作できるようになりました。

NQSConfig.INIでの構成の設定

Oracle BIサーバーのNQSConfig.INIファイルには、現在、次の各項で説明している設定が含まれています。これらのセクションの中には、以前のリリースから改訂されているものもあります。

Oracle BI EE 11g リリース1 (11.1.1.5)の新機能

Oracle BI EE 11g リリース1 (11.1.1.5)におけるシステム管理の新機能は、次のとおりです。

簡易インストール・タイプの変更

簡易インストール・タイプが変更されました。このリリースでは、管理サーバーのみがこのタイプの一部として構成されます。管理対象サーバーおよびノード・マネージャはインストールされないため、特定の管理タスクの実行方法に影響があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligenceインストレーション・ガイド』の「インストール・タイプ」を参照してください。

キャプションのエクスポート機能の強化

翻訳用カタログからキャプションをエクスポートするプロセスが強化され、キャプションの重複に対応するようになりました。詳細は、第15.2.2.4項「ステップ4: 重複するエクスポートされたテキスト文字列の処理」を参照してください。

テナントのプロビジョニング

カタログ・マネージャを使用してテナントをプロビジョニングできます。詳細は、第17.6.7項「テナントの使用」を参照してください。

Oracle BI EE 11g リリース 1 (11.1.1.3)の新機能

Oracle BI EE 11g リリース1 (11.1.1.3)におけるシステム管理の新機能は、次のとおりです。

統合管理の実現

このリリースでは、Fusion Middleware ControlおよびOracle WebLogic Server管理コンソールを使用した、Javaコンポーネントおよび非Javaコンポーネントの完全な統合管理が実現されます。これにより、ほとんどの管理タスクの構成ファイルを手動で変更する必要がなくなります。

集中型システム管理

このリリースでは、集中管理機能を使用して、次に示すような大半のシステム管理タスクを実行できます。

詳細は、第2章「Oracle Business Intelligenceの管理」を参照してください。

管理操作におけるプログラム機能およびスクリプト機能

このリリースでは、構成とシステム管理を自動化できます。新しいBI Systems Management API Javaプログラミング・インタフェースには、標準ベースのJMX MBeanの豊富なセットが用意されており、開発者は、WLST (WebLogic Scripting Tool)やJPythonなどのスクリプト・テクノロジおよびJavaを使用して管理操作を自動化できます。詳細は、第22章「Oracle BI Systems Management APIの概要」を参照してください。

ビューの新しい構成設定

このリリースでは、表、ピボット表、グラフおよびゲージの各ビューについて、新しい構成設定が用意されています。また、マップ・ビューという新しいタイプのビューも導入されています。これらのビューの構成の詳細は、第18章「分析とダッシュボードの構成および管理」を参照してください。

カタログの検証

このリリースには、カタログを検証して、時間の経過とともに発生した不整合に対処できる機能が用意されています。詳細は、第17.2.5.4項「基本的なカタログ検証の実行」を参照してください。

ユーザーおよびグループの管理

このリリースでは、ユーザーおよびグループの管理方法が一部改良および変更されています。また、ユーザーの編成にユーザー・アプリケーションのロールが使用されます。以前のリリースのプレゼンテーション・サービス・グループは、カタログ・グループになりました。詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Editionセキュリティ・ガイド』のカタログ・グループの使用に関する項を参照してください。

ローカライゼーションの強化

このリリースには、参照表や別名表など、システムのローカライズ用にいくつかの機能強化が導入されています。詳細は、第15章「Oracle Business Intelligenceのローカライズ」を参照してください。