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Oracle® Fusion Middleware Oracle Business Intelligence Enterprise Edition XMLスキーマ・リファレンス
11gリリース1(11.1.1)
B66708-02
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2 MDS XMLの論理的な要素

この章では、論理的な要素に関するMDS XML参照情報を提供します。論理的な要素は、通常、Oracle BIリポジトリのビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤー内のオブジェクト、言い換えると、Oracle BI管理ツールの中央のペインに表示されるオブジェクトに対応しています。

この章には次のトピックが含まれます:

2.1 MDS XML要素: 論理列

論理列要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理列オブジェクトに対応しています。

論理列要素はトップレベルの要素ではなく、論理表要素の子要素として出現します。

論理列タグには次の属性があります。

表2-1 論理列タグの属性

属性名 説明

isDerived

trueに設定されている場合、論理列がユーザー定義の式をベースとしていることを示します(たとえば、他の論理列、定数値、または変数)。

IsWriteable

trueに設定されている場合、この列のライトバックが有効であることを示します。この機能は通常、ADFビジネス・コンポーネントのデータ・ソースで使用されます。このオプションは管理ツールでは「書き込み可能」と呼ばれます。

customSortOrderRef

この論理列のソート順が他の論理列をベースとしている場合、この属性はその論理列を参照します。

descriptorIDRef

多言語列がルックアップ関数をベースとしている場合、翻訳されていないルックアップ・キー列を、翻訳された列の記述子ID列として指定することが一般的です。この属性は記述子ID列を参照します。

論理列タグには次の子要素があります。

表2-2 論理列の子要素

要素名 説明

Expr

論理列を導出する式を保持しています。この要素は、isDerived属性がtrueに設定されている場合のみ使用されます。

MeasureDefn

メジャー列のメジャー定義を保持しています。詳細は、第2.11項「MDS XML要素: メジャー定義」を参照してください。

構文

<LogicalColumn …
     isDerived=""
     isWriteable="
     customSortOrderRef=""
     descriptorIDRef="">
   <Description />
   <Expr>...</Expr>
   <MeasureDefn />
</LogicalColumn>

例

<LogicalColumn mdsid="m8030eac4-07d6-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Days Closed Category"
   isDerived="true"
   isWriteable="false">
   <Description>
     <![CDATA[ "Days Closed Category by number of days closed.
        Categories are, A: <= 5, B: 6 - 30, and C: 31+" ]]> 
   </Description>
   <Expr>
     <ExprText>
       <![CDATA[ CASE WHEN "%1" IS NULL THEN 'A: <=5' 
        WHEN "%1" <= 5 THEN 'A: <= 5' 
        WHEN "%1" <= 30 THEN 'B: 6 - 30' 
        ELSE 'C: 31+' END ]]> 
     </ExprText>
     <ExprTextDesc>
       <![CDATA[ CASE 
        WHEN "Contact List"."Service Request"."Days Closed" IS NULL THEN 'A: <=5'
        WHEN "Contact List"."Service Request"."Days Closed" <= 5 THEN 'A: <= 5'
        WHEN "Contact List"."Service Request"."Days Closed" <= 30 THEN 'B: 6 - 30'
        ELSE 'C: 31+' END ]]> 
     </ExprTextDesc>
     <ObjectRefList>
       <RefObject refId="m8030eac4-07d6-0000-714b-e31d00000000-m8030eac2-07d6-
          0000-714b-e31d00000000"
         objectTypeId="2006"
         objectRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/Service Request_8030ea6a-
          07f3-0000-714b-e31d00000000.xml#m8030eac2-07d6-0000-714b-e31d00000000"/> 
     </ObjectRefList>
   </Expr>
</LogicalColumn>

2.2 MDS XML要素: ビジネス・モデル

ビジネス・モデル要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーのビジネス・モデル・オブジェクトに対応しています。

ビジネス・モデル・タグには次の属性があります。

表2-3 ビジネス・モデル・タグの属性

属性名 説明

isClassicStar

trueに設定されている場合、ビジネス・モデルがスター・スキーマに従っていることを示します。スター・スキーマでは、論理ディメンション表と論理ファクト表の間に1対多関係があります。

isAvailable

trueに設定されている場合、対応するビジネス・モデルが問合せに利用可能であることを示します。

ビジネス・モデル・タグには次の子要素があります。

表2-4 ビジネス・モデルの子要素

要素名 説明

RefDisplayFolders

このビジネス・モデルに属する表示フォルダを参照します。

各表示フォルダは、RefLogicalDisplayFolderと呼ばれるサブ要素で保持されています。

構文

<BusinessModel …
     isClassicStar=""
     isAvailable="">
   <Description />
   <RefDisplayFolders>
     <RefLogicalDisplayFolder logicalDisplayFolderRef="" …/>
     <RefLogicalDisplayFolder logicalDisplayFolderRef="" …/>
   </RefDisplayFolders>
</BusinessModel>

例

<BusinessModel mdsid="m1d08ed10-0bf4-1000-806e-0a9716a80000" 
   name="Real-Time Activity" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository"
   isClassicStar="false"
   isAvailable="true">
   <RefDisplayFolders>
     <RefLogicalDisplayFolder refId="m1d08ed10-0bf4-1000-806e-0a9716a80000-
        m1d0ae8e0-0bf4-1000-806e-0a9716a80000"
       logicalDisplayFolderRef="/oracle/bi/server/base/LogicalDisplayFolder/F1_
        1d0ae8e0-0bf4-1000-806e-0a9716a80000.xml#m1d0ae8e0-0bf4-1000-806e-
        0a9716a80000" />
     <RefLogicalDisplayFolder refId="m1d08ed10-0bf4-1000-806e-0a9716a80000-
        m4edbf441-0bf9-1000-a1a7-0a970e580000"
       logicalDisplayFolderRef="/oracle/bi/server/base/LogicalDisplayFolder/F2_
        4edbf441-0bf9-1000-a1a7-0a970e580000.xml#m4edbf441-0bf9-1000-a1a7-
        0a970e580000" /> 
   </RefDisplayFolders>
</BusinessModel>

2.3 MDS XML要素: 論理複合結合

論理複合結合要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理結合オブジェクトに対応しています。

論理複合結合タグには次の属性があります。

表2-5 論理複合結合タグの属性

属性名 説明

type

結合のタイプです。有効な値は、「Inner」、「LeftOuter」、「RightOuter」、「FullOuter」および「FullOuterStitch」です。

drivingTableRef

キーに対して駆動表が指定された場合、この属性はその論理表を参照します。

logicalTable1Ref

結合の最初の論理表を参照します。

multiplicity1

multiplicityおよびmultiplicity2は、結合における表の多重度を示します。有効な値は、「([0-9])* TO ([0-9])*」、「ZERO TO ONE」、「 ZERO TO MANY」、「ONE TO ONE」、「ONE TO MANY」および「UNKNOWN」です。

isAggregate1

isAggregate1およびisAggregate2は、対応する表が集計であるかどうかを示します。

logicalTable2Ref

結合の2番目の論理表を参照します。

multiplicity2

(multiplicity1の説明を参照してください。)

isAggregate2

(isAggregate1の説明を参照してください。)

構文

<LogicalComplexJoin …
     type=""
     drivingTableRef=""
     logicalTable1Ref=""
     multiplicity1=""
     isAggregate1=""
     logicalTable2Ref=""
     multiplicity2=""
     isAggregate2="">
   <Description />
</LogicalComplexJoin>

例

<LogicalComplexJoin mdsid="m80e70525-07d4-0000-714b-e31d00000000"
   name="Relationship_2004:9974601258446906"
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository"
   type="Inner"
   logicalTable1Ref="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/Dim Rating Model 80d6
    3a05-07f3-0000-714b-e31d00000000.xml#m80d63a05-07f3-0000-714b-e31d00000000"
   multiplicity1="0..1" 
   isAggregate1="false" 
   logicalTable2Ref="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/Fact Performance Rating_
    80d12881-07f3-0000-714b-e31d00000000.xml#m80d1288107f3-0000-714b-e31d00000000"
   multiplicity2="0..n" 
   isAggregate2="false">
</LogicalComplexJoin>

2.4 MDS XML要素: 論理レベル

論理レベル要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーのディメンションが保持する論理レベル・オブジェクトに対応しています。

論理レベル・タグには次の属性があります。

表2-6 論理レベル・タグの属性

属性名 説明

isUniqueSourceKey

trueに設定されている場合、このレベルが論理列またはディメンション表の論理キーを構成する列に関連付けられていることを示します(つまり、このレベルがディメンションの最低レベルであるということです)。

isGTA

trueに設定されている場合、このレベルが合計レベルであることを示します。これは、ディメンションの合計を表す特別なレベルです。各ディメンションが持つことのできる総計レベルは1つのみです。合計レベルはディメンション属性を含まず、レベル・キーを持ちません。

注意: GTAは合計別名の略です。

isFDUC

trueに設定されている場合、論理レベルが親にロールアップすることを示します。このオプションは、管理ツールで「上位レベルの集計へのロールアップをサポート」と呼ばれています。

注意: FDUCはFullDrillUpCoverageの略です。

levelConst

スター・スキーマ定数です。

memberCount

この論理レベルに存在する要素の数です。

論理レベル・タグには次の子要素があります。

表2-7 論理レベルの子要素

要素名 説明

Logical Key

このレベルの親キーを参照します(親子階層を持つディメンションのみ)。

親キーは、RefColumnsと呼ばれるサブ要素で保持されています。詳細は、第2.8項「MDS XML要素: 論理キー」を参照してください。

RefChildLevels

この論理レベルに定義された子レベルを参照します。

各子レベルは、RefLogicalLevelと呼ばれるサブ要素で保持されています。

RefPreferredDrillDown

ディメンション・レベル階層によって定義されている通常のドリル・パス外のドリル・パスが定義された場合、この要素はユーザーがドリルするべきレベルを参照します。

優先ドリル・レベルは、RefLogicalLevelと呼ばれるサブ要素で保持されています。

RefLogicalColumns

この論理レベルに関連付けられている論理列を参照します。

各論理列は、RefLogicalColumnと呼ばれるサブ要素で保持されています。

構文

次の構文には、論理キー要素の略述した子要素エントリが含まれています。論理キー要素の完全な構文は、第2.8項「MDS XML要素: 論理キー」を参照してください。

<LogicalLevel …
     isUniqueSourceKey=""
     isGTA=""
     isFDUC=""
     levelConst=""
     memberCount=""
     dimensionOfRootRef="">
   <Description />
   <LogicalKey />
   <RefChildLevels>
     <RefLogicalLevel logicalLevelRef="" …/>
   </RefChildLevels>
   <RefPreferredDrillDown>
     <RefLogicalLevel logicalLevelRef="" …/>
   </RefPreferredDrillDown>
   <RefLogicalColumns>
     <RefLogicalColumn logicalColumnRef="" …/>
   </RefLogicalColumns>
</LogicalLevel>

例

<LogicalLevel mdsid="m80334c74-07e9-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Year" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   isGTA="false" 
   isFDUC="true" 
   memberCount="1" 
   levelConst="'Year'">
   <LogicalKey mdsid="m80334d04-07d8-0000-714b-e31d00000000" 
     name="Last Login Year" 
     isPrimary="true" 
     isForDrillDown="true">
     <RefColumns>
       <RefLogicalColumn refId="m80334d04-07d8-0000-714b-e31d00000000-m80334ca2-
          07d6-0000-714b-e31d00000000"
         logicalColumnRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/Dim Last Login 
          Date_80334c8e-07f3-0000-714b-e31d00000000.xml#m80334ca2-07d6-0000-714b-
          e31d00000000" /> 
     </RefColumns>
   </LogicalKey>
   <RefChildLevels>
     <RefLogicalLevel refId="m80334c74-07e9-0000-714b-e31d00000000_m80334c75-
        07e9-0000-714b-e31d00000000"
       logicalLevelRef="/oracle/bi/server/base/LogicalLevel/Quarter_80334c75-
        07e9-0000-714b-e31d00000000.xml#m80334c75-07e9-0000-714b-e31d00000000" /> 
   </RefChildLevels>
   <RefLogicalColumns>
       <RefLogicalColumn refId="m80334c74-07e9-0000-714b-e31d00000000-m80334ca2-
          07d6-0000-714b-e31d00000000"
         logicalColumnRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/Dim Last Login Date
          _80334c8e-07f3-0000-714b-e31d00000000.xml#m80334ca2-07d6-0000-714b-
          e31d00000000" /> 
   </RefLogicalColumns>
</LogicalLevel>

2.5 MDS XML要素: ディメンション

ディメンション要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーのディメンション・オブジェクトに対応しています。

ディメンション・タグには次の属性があります。

表2-8 ディメンション・タグの属性

属性名 説明

isTimeDim

trueに設定されている場合、このディメンションが時間ディメンションであることを示します。

isRagged

trueに設定されている場合、このディメンション階層が非バランス型であることを示します。非バランス型の階層とは、異なる深さのレベルを含む階層のことです。

isSkipped

trueに設定されている場合、このディメンション階層が レベル・スキップ階層であることを示します。レベル・スキップ階層とは、特定の親レベルの値を持たないメンバーが存在する階層のことです。

isValueBased

trueに設定されている場合、このオブジェクトが親子階層を持つディメンションであることを示します。親子階層とは、タイプがすべて同じメンバーの階層のことです。親子階層では、メンバー間の関係は、ディメンション・メンバー間の親子関係です。

defaultRootLevelRef

このディメンションのデフォルト・ルート・レベルを参照します。ディメンションに複数のルート・レベルがある場合、デフォルト・ルート・レベルがドリルダウンで使用されます。

subjectAreaRef

このディメンションのビジネス・モデルを参照します。

構文

<Dimension …
     isTimeDim=""
     isRagged=""
     isSkipped=""
     isValueBased=""
     defaultRootLevelRef=""
     subjectAreaRef="">
   <Description />
</Dimension>

例

<Dimension mdsid="m80333b15-07e3-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Hier - Account Status" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   isValueBased="false" 
   isRagged="false" 
   isSkipped="false" 
   defaultRootLevelRef="/oracle/bi/server/base/LogicalLevel/All_80333b17-07e9-
    0000-714b-e31d00000000.xml#m80333b17-07e9-0000-714b-e31d00000000"
   subjectAreaRef="/oracle/bi/server/base/BusinessModel/Usage Accelerator_80337e85
    -07d0-0000-714b-e31d00000000.xml#m80337e85-07d0-0000-714b-e31d00000000">
</Dimension>

2.6 MDS XML要素: 論理表

論理表要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理表オブジェクトに対応しています。

論理表タグには次の属性があります。

表2-9 論理表タグの属性

属性名 説明

isLookupTable

trueに設定されている場合、この論理表がルックアップ表であることを示します。

ルックアップ表は、通常、複数言語の翻訳を保持するフィールドを格納するために使用します。多言語データを必要とする問合せは、ベース表とルックアップ表を結合し、ベース表の各列に対する翻訳を取得します。

x

ビジネス・モデル図で表示される表のx 座標です。

y

ビジネス・モデル図で表示される表のy 座標です。

subjectAreaRef

この論理表のビジネス・モデルを参照します。

levelColumnRef

この論理表に対応するレベルで使用されている列を参照します。

論理表タグには次の子要素があります。

表2-10 論理表の子要素

要素名 説明

LogicalColumn

この論理表に属する論理列を指定します。詳細は、第2.1項「MDS XML要素: 論理列」を参照してください。

LogicalKey

論理キーを構成する、この論理表の論理列を参照します。

各論理列は、RefColumnsと呼ばれるサブ要素で参照されます。詳細は、第2.8項「MDS XML要素: 論理キー」を参照してください。

LogicalForeignKey

外部論理表の論理キーおよびこの論理表の論理列を参照し、組み合せて論理外部キーを構成します。

各論理列は、RefColumnsと呼ばれるサブ要素で参照されます。

詳細は、第2.7項「MDS XML要素: 論理外部キー」を参照してください。

RefTableSources

この論理表の論理表ソースを参照します。

各論理表ソースは、RefLogicalTableSourceと呼ばれるサブ要素で保持されています。

構文

次の構文には、論理列、論理キーおよび論理外部キーの各要素の略述した子要素エントリが含まれています。各子要素の完全な構文は、次の表に示す各項を参照してください。

表 2-11 論理表要素の子要素の参照

子要素エントリ 子要素構文を含む項

LogicalColumn

MDS XML要素: 論理列

LogicalKey

MDS XML要素: 論理キー

LogicalForeignKey

MDS XML要素: 論理外部キー


 

<LogicalTable …
     isLookupTable=""
     x=""
     y=""
     subjectAreaRef=""
     levelColumnRef="">
   <Description /> 
   <LogicalColumn />
   <LogicalKey />
   <LogicalForeignKey />
   <RefTableSources …>
     <RefLogicalTableSource logicalTableSourceRef="" …/>
     <RefLogicalTableSource logicalTableSourceRef="" …/>
   </TableSources>
</LogicalTable>

例

<LogicalTable mdsid="me406bc22-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
   name="SalesPlan" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   x="170" 
   y="97" 
   subjectAreaRef="/oracle/bi/server/base/BusinessModel/SnowflakeSales_e406baec-
    0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me406baec-0bf1-1000-b290-0ae593200000">
   <LogicalColumn mdsid="me406bc23-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
     name="Category ID" isWriteable="false">
   </LogicalColumn>
   <LogicalColumn mdsid="me406bc24-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
     name="Country" isWriteable="false">
   </LogicalColumn>
   <LogicalColumn mdsid="me406bc25-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
     name="Year" isWriteable="false">
   </LogicalColumn>
   <LogicalColumn mdsid="me406bc26-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
     name="PlanRevenue" isWriteable="false">
   </LogicalColumn>
   <LogicalKey mdsid="me4070952-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
     name="Category ID, Country, Year" 
     isPrimary="true" isForDrillDown="true">
     <RefColumns>
       <RefLogicalColumn refId="me4070952-0bf1-1000-b290-0ae593200000-me406bc23-
          0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
         logicalColumnRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/SalesPlan_e406bc22-
          0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me406bc23-0bf1-1000-b290-0ae593200000"/>
       <RefLogicalColumn refId="me4070952-0bf1-1000-b290-0ae593200000-me406bc24-
          0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
         logicalColumnRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/SalesPlan_e406bc22-
          0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me406bc24-0bf1-1000-b290-0ae593200000"/>
       <RefLogicalColumn refId="me4070952-0bf1-1000-b290-0ae593200000-me406bc25-
          0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
         logicalColumnRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/SalesPlan_e406bc22-
          0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me406bc25-0bf1-1000-b290-0ae593200000"/>
     </RefColumns>
   </LogicalKey>
   <LogicalForeignKey mdsid="me4070a81-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
     name="SalesPlan_FKey" type="Inner" 
     counterPartKeyRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/Year_e406bbff-0bf1-
      1000-b290-0ae593200000.xml#me407094c-0bf1-1000-b290-0ae593200000">
     <RefColumns>
       <RefLogicalColumn refId="me4070a81-0bf1-1000-b290-0ae593200000-me406bc25-
          0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
         logicalColumnRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/SalesPlan_e406bc22-
          0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me406bc25-0bf1-1000-b290-0ae593200000"/> 
     </RefColumns>
   </LogicalForeignKey>
   <LogicalForeignKey mdsid="me4070a82-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
     name="SalesPlan_FKey1" type="Inner" 
     counterPartKeyRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/Category_e406bbb2-
      0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me407093e-0bf1-1000-b290-0ae593200000">
     <RefColumns>
       <RefLogicalColumn refId="me4070a82-0bf1-1000-b290-0ae593200000-me406bc23-
          0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
         logicalColumnRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/SalesPlan_e406bc22-
          0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me406bc23-0bf1-1000-b290-0ae593200000"/>
     </RefColumns>
   </LogicalForeignKey>
   <LogicalForeignKey mdsid="me4070a83-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
     name="SalesPlan_FKey2" type="Inner" 
     counterPartKeyRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/EmployeeCountry_
      e406bbee-0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me4070949-0bf1-1000-b290-
      0ae593200000">
     <RefColumns>
       <RefLogicalColumn refId="me4070a83-0bf1-1000-b290-0ae593200000-me406bc24-
          0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
         logicalColumnRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/SalesPlan_e406bc22-
          0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me406bc24-0bf1-1000-b290-0ae593200000"/>
     </RefColumns>
   </LogicalForeignKey>
   <RefTableSources>
     <RefLogicalTableSource refId="me406bc22-0bf1-1000-b290-0ae593200000-me4077d88
        -0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
       logicalTableSourceRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTableSource/SalesPlan_
        e4077d88-0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me4077d88-0bf1-1000-b290-
        0ae593200000" /> 
   </RefTableSources>
</LogicalTable>

2.7MDS XML要素: 論理外部キー

論理外部キー要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理外部キー・オブジェクトに対応しています。

論理外部キー要素はトップレベルの要素ではなく、論理表要素のコンポーネント要素として出現します。

論理外部キー・タグには次の属性があります。

表2-12 論理外部キー・タグの属性

属性名 説明

type

結合のタイプです。有効な値は、「Inner」、「 LeftOuter」、「RightOuter」、「FullOuter」および「FullOuterStitch」です。

counterPartKeyRef

この外部キーのRefColumnsに一致する主キー表の論理キーを参照します。

drivingTableRef

この論理外部キーの駆動表が指定されている場合、この要素はその論理表を参照します。

論理外部キー・タグには次の子要素があります。

表2-13 論理外部キーの子要素

要素名 説明

RefColumns

counterPartKeyRefに一致する(外部キーを含む論理表内の)論理列を参照します。

各論理列は、RefLogicalColumnと呼ばれるサブ要素で保持されています。

構文

<LogicalForeignKey …
     type=""
     counterPartKeyRef=""
     drivingTableRef="">
   <Description />
   <RefColumns>
     <RefLogicalColumn logicalColumnRef="" …/>
     <RefLogicalColumn logicalColumnRef="" …/>
   </RefColumns>
</LogicalForeignKey>

例

<LogicalForeignKey mdsid="me4070a83-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
   name="SalesPlan_FKey2" type="Inner" 
   counterPartKeyRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/EmployeeCountry_
    e406bbee-0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me4070949-0bf1-1000-b290-
    0ae593200000">
   <RefColumns>
     <RefLogicalColumn refId="me4070a83-0bf1-1000-b290-0ae593200000-me406bc24-
        0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
       logicalColumnRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/SalesPlan_e406bc22-
        0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me406bc24-0bf1-1000-b290-0ae593200000" /> 
   </RefColumns>
</LogicalForeignKey>

2.8 MDS XML要素: 論理キー

論理キー要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理キー・オブジェクトに対応しています。

論理キー要素はトップレベルの要素ではなく、論理レベルと論理表要素の子要素として出現します。

論理キー・タグには次の属性があります。

表2-14 論理キー・タグの属性

属性名 説明

isPrimary

trueに設定されている場合、このキーが表の論理主キーであることを示します。

isForDrillDown

trueに設定されている場合、ユーザーがドリルダウンのためにクリックすると、このキーがキーとして表示されることを示します。

isChronKey

trueに設定されている場合、このキーが時間ディメンションの時系列キーであることを示します。

logicalLevelRef

この論理キーの論理レベルを参照します。

論理キー・タグには次の子要素があります。

表2-15 論理キーの子要素

要素名 説明

RefColumns

論理表のキーを定義する論理列を参照します。

各論理列は、RefLogicalColumnと呼ばれるサブ要素で保持されています。

構文

<LogicalKey …
     isPrimary=""
     isForDrillDown=""
     isChronKey=""
     logicalLevelRef="">
   <Description />
   <RefColumns …>
     <RefLogicalColumn logicalColumnRef="" …/>
     <RefLogicalColumn logicalColumnRef="" …/>
   </RefColumns>
</LogicalKey>

例

<LogicalKey mdsid="m80334d04-07d8-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Last Login Year" 
   isPrimary="true" 
   isForDrillDown="true">
   <RefColumns>
     <RefLogicalColumn refId="m80334d04-07d8-0000-714b-e31d00000000-m80334ca2-
        07d6-0000-714b-e31d00000000"
       logicalColumnRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/Dim Login_880334c8e-
        07f3-0000-714b-e31d00000000.xml#m80334ca2-07d6-0000-714b-e31d00000000" />
   </RefColumns>
</LogicalKey>

2.9 MDS XML要素: 論理表ソース

論理表ソース要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理表ソース・オブジェクトに対応しています。第2.9.1項の「列マッピング」で説明されている列マッピング要素についても参照してください。

論理表ソース・タグには次の属性があります。

表2-16 論理表ソースの属性

属性名 説明

isDistinct

この属性は、論理表ソースの値が一意である場合に使用されます。このオプションは、管理ツールの「論理表ソース」ダイアログの「コンテンツ」タブにある「個別値の選択」です。

isDimOnly

この属性は使用されていません。

isSysGen

trueに設定されている場合、この論理表ソースが「集計の永続性」ウィザードのような内部ユーティリティによって生成されたことを示します。

canCombine

trueに設定されている場合、この論理表ソースを他の論理表ソースと結合し、結果の完全セットを提供できることを示します。このオプションは、管理ツールの「論理表ソース」ダイアログの「コンテンツ」タブにある「このソースは、このレベルの他のソースと組み合せる必要があります」です。

isActive

trueに設定されている場合、この論理表ソースがアクティブであることを示します。この属性は、管理ツールの「論理表ソース」ダイアログの「一般」タブにある「無効」オプションに対応しています。

priorityGroup

この論理表ソースの優先度グループ数を示します。論理表ソースの優先度グループ数は、要求された列セットを満たす2つ以上の論理表ソースがある問合せで、どの論理表ソースを使用するべきかを示すために割り当てられます。

allowUnmappedTable

論理列にマップされていない物理表を論理表ソースに保持できるかどうかを決定します。

これは「A->B->C」のスノーフレークの物理表で起こることがあります。この構成では、論理表は、AとCの列にマップされていますが、AとCの間の結合パスにBがあるため、それを論理表ソースに含める必要があります。

logicalTableRef

この論理表ソースの論理表を参照します。

closureTableRef

親子表があれば、それを参照します。

論理表ソース・タグには次の子要素があります。

表2-17 論理表ソースの子要素

要素名 説明

ColumnMapping

詳細は、第2.9.1項「列マッピング」を参照してください。

Link

論理表ソースがマップされている物理的な要素のセット(物理表、キューブ表、AWキューブ、AWディメンション)を参照します。これらのリンクは、既存の物理結合への参照です。この要素は、管理ツールの「論理表ソース」ダイアログの「一般」タブにある「これらの表へのマップ」セクションに対応しています。

各リンクの子要素は、次の2つのサブ要素を持ちます。

  • startNodeTableRef属性は、このリンクによって識別される物理的な要素を参照します。これには、データ・ソースのタイプに応じて、キューブ表、物理表、AWディメンションまたはAWキューブなどがあります。

  • 結合サブ要素は、このリンクの結合を定義します。これは、結合のタイプに応じて異なるサブ要素を保持します。例:

    RefCubeTable、RefPhysicalTable、RefAWCubeまたはRefAWDimension

    RefPhysicalForeignKeyまたはRefComplexJoin

    サブ要素RefPhysicalTableを保持するDrivingTable

    結合サブ要素は、2つの属性を持ちます。type(Inner、LeftOuter、RightOuter、FullOuterまたはFullOuterStitch)およびcardinality(ONE TO ONE、ZERO OR ONE TO ONE、ONE TO ZERO OR ONE、ZERO OR ONE TO ZERO OR ONE、ONE TO MANY、ZERO OR ONE TO MANY、ZERO OR ONE TO MANY、MANY TO ONE、MANY TO ZERO OR ONEまたはMANY TO MANY)です。

リンク子要素の完全な階層を確認するには、論理表ソース要素のシンタックスを参照してください。

WhereClause

WHERE句のフィルタが定義されている場合、結果表でソースが使用する行数を制限するWHERE句式を保持します。式は、Exprと呼ばれるサブ要素で保持されています。

このオプションは、管理ツールの「論理表ソース」ダイアログの「コンテンツ」タブにある「この\\\"WHERE句\\\"フィルタを使用して、返される行を制限します(\\\"WHERE\\\"を除く)(&U):」です。

GroupBy

集計を論理レベルでグループするのか、列でグループするのかを定義する式を保持します。式は、Exprと呼ばれるサブ要素で保持されています。

このオプションは、管理ツールの「論理表ソース」ダイアログの「コンテンツ」タブにある「集計の内容、グループ化」 です。

FragmentContent

ソースをどのように断片化するかを定義した式を保持します。式は、Exprと呼ばれるサブ要素で保持されています。

この子要素は、canCombine属性と連動して使用されます。このオプションは、管理ツールの「論理表ソース」ダイアログの「コンテンツ」タブにある「断片化の内容」です。

構文

次の構文には、列マッピング要素の略述した子要素エントリが含まれています。列マッピング要素の完全な構文は、第2.9.1項「列マッピング」を参照してください。

<LogicalTableSource …
     isDistinct=""
     isSysGen=""
     canCombine=""
     isActive=""
     priorityGroup=""
     logicalTableRef=""
     closureTableRef="">
   <Description />
   <ColumnMapping />
   <Link> 
     startNodeTableRef=""
     <Join
         type=""
         cardinality=""
         physicalTable1Ref=""
         physicalTable2Ref=""
         physicalJoinRef="" >
   </Link>
   <WhereClause />
   <GroupBy />
   <FragmentContent />
</LogicalTableSource>

注意:

前述の構文の要素<WhereClause />、<GroupBy />および<Fragment Content />は次のサブ要素を持ちます。

<ExprText>...</ExprText>
<ExprTextDesc>...</ExprTextDesc>
<ObjectRefList>
  <RefObject objectRef="" …/>
  <RefObject objectRef="" …/>
</ObjectRefList>

例

<LogicalTableSource mdsid="m80e13d0b-07f5-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Fact_W_REVN_F_Team_Security_Resource"
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance"
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository"
   isActive="true"
   logicalTableRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/Dim _u0150 Security _u0150 
    Opportunity_80e13d09-07f3-0000-714b-e31d00000000.xml#m80e13d09-07f3-0000-714b-
    e31d00000000">
   <ColumnMapping>
     <LogicalColumnExpr>
       <ExprText>
          <![CDATA[ "%1" ]]> 
       </ExprText>
       <ExprTextDesc>
          <![CDATA[ "Core"."Dim - Security - Opportunity"."Row Wid" ]]> 
       </ExprTextDesc>
       <ObjectRefList>
         <RefObject refId="m80e13d0b-07f5-0000-714b-e31d00000000-m80e13d0d-07d6-
            0000-714b-e31d00000000"
           objectTypeId="2006"
           objectRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/Dim _u0150 Security 
            _u0150 Opportunity80e13d09-07f3-0000-714b-e31d00000000.xml#m80e13d0d-
            07d6-0000-714b-e31d00000000" /> 
       </ObjectRefList>
     </LogicalColumnExpr>
     <Expr>
       <ExprText>
          <![CDATA[ "%1" ]]> 
       </ExprText>
       <ExprTextDesc>
         <![CDATA[ "Oracle Data Warehouse"."Catalog"."dbo"."Fact_W_REVN_F".
            "ROW_WID" ]]> 
       </ExprTextDesc>
       <ObjectRefList>
         <RefObject refId="m80e13d0b-07f5-0000-714b-e31d00000000-m00228792-0bbb-
            0000-714b-e31d00000000"
           objectTypeId="3003"
           objectRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Fact_W_REVN_F_0022613e-
            0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m00228792-0bbb-0000-714b-e31d00000000"
            /> 
       </ObjectRefList>
     </Expr>
   </ColumnMapping>
   <ColumnMapping>
...
...
   </ColumnMapping>
   <Link startNodeTableRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Fact_W_REVN_F_
      0022613e-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m0022613e-0bb9-0000-714b-
      e31d00000000">
     <Join type="LeftOuter" cardinality="MANY TO ONE"
       physicalTable1Ref="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Fact_W_REVN_F_00226
        13e-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m0022613e-0bb9-0000-714b-e31d00000000"
       physicalTable2Ref="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Dim_Team_Security_
        Opty_Resource_80e13d20-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m80e13d20-0bb9-
        0000-714b-e31d00000000"
       physicalJoinRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Fact_W_REVN_F_
        0022613e-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m80e13d24-0bbe-0000-714b-
        e31d00000000" /> 
   </Link>
   <Link startNodeTableRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Dim_Team_Security
      _Opty_Resource_80e13d20-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m80e13d20-0bb9-0000-
      714b-e31d00000000">
     <Join type="RightOuter" cardinality="ONE TO MANY"
       physicalTable1Ref="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Dim_Team_Security_
        Opty_Resource_80e13d20-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m80e13d20-0bb9-
        0000-714b-e31d00000000"
       physicalTable2Ref="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Fact_W_REVN_F_00226
        13e-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m0022613e-0bb9-0000-714b-e31d00000000"
       physicalJoinRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Fact_W_REVN_F_
        0022613e-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m80e13d24-0bbe-0000-714b-
        e31d00000000" /> 
   </Link>
   <WhereClause>
     <ExprText /> 
     <ExprTextDesc /> 
   </WhereClause>
   <GroupBy>
     <ExprText>
       <![CDATA[ GROUPBYLEVEL("%1") ]]> 
     </ExprText>
     <ExprTextDesc>
       <![CDATA[ GROUPBYLEVEL("Core"."Security - Opportunity"."Detail") ]]> 
     </ExprTextDesc>
     <ObjectRefList>
       <RefObject refId="m80e13d0b-07f5-0000-714b-e31d00000000-m80e13d12-07e9-
          0000-714b-e31d00000000"
         objectRef="/oracle/bi/server/base/LogicalLevel/Detail_80e13d12-07e9-
          0000-714b-e31d00000000.xml#m80e13d12-07e9-0000-714b-e31d00000000" /> 
     </ObjectRefList>
   </GroupBy>
   <FragmentContent>
     <ExprText /> 
     <ExprTextDesc /> 
   </FragmentContent>
</LogicalTableSource>

2.9.1 列マッピング

列マッピング要素は、メタデータ・リポジトリ・オブジェクトのいずれとも対応していません。これは、論理表ソース要素との連動でのみ使用されています。列マッピング詳細の読取りが容易となるように、列マッピング要素は論理表ソース要素の一部としてではなく、それぞれ単独の要素としてMDS XMLスキーマ(.xsdファイル)に表示されます。

列マッピングには次の子要素があります。

表2-18 列マッピングの子要素

要素名 説明

LogicalColumnExpr

この列マッピングの論理列を識別する式を保持します。

Expr

この列マッピングの物理列を識別する式を保持します。

列マッピング・タグには属性はありません。

構文

<ColumnMapping>
   <LogicalColumnExpr />
   <Expr />
</ColumnMapping>

注意:

前述の構文の要素<Expr />および<LogicalColumnExpr />は次のサブ要素を持ちます。

<ExprText>...</ExprText>
<ExprTextDesc>...</ExprTextDesc>
<ObjectRefList>
  <RefObject objectRef="" …/>
  <RefObject objectRef="" …/>
</ObjectRefList>

例

<ColumnMapping>
   <LogicalColumnExpr>
     <ExprText>
       <![CDATA[ "%1" ]]> 
     </ExprText>
     <ExprTextDesc>
       <![CDATA[ "Core"."Fact - CRM - Employee"."# Employees" ]]> 
     </ExprTextDesc>
     <ObjectRefList>
       <RefObject refId="m0022522d-07f5-0000-714b-e31d00000000-m00221e5b-07d6-
          0000-714b-e31d00000000" 
         objectTypeId="2006" 
         objectRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/Fact Employee_00224fc8-
          07f3-0000-714b-e31d00000000.xml#m00221e5b-07d6-0000-714b-e31d00000000"
           /> 
     </ObjectRefList>
   </LogicalColumnExpr>
   <Expr>
     <ExprText>
       <![CDATA[ "%1" ]]> 
     </ExprText>
     <ExprTextDesc>
       <![CDATA[ "Oracle Data Warehouse"."Catalog"."dbo"."Dim_W_EMPLOYEE_D".
         "ROW_WID" ]]> 
     </ExprTextDesc>
     <ObjectRefList>
       <RefObject refId="m0022522d-07f5-0000-714b-e31d00000000-m00228946-0bbb-
          0000-714b-e31d00000000" 
         objectTypeId="3003" 
         objectRef="/oracle/bi/server/base/PhysicalTable/Dim_W_EMPLOYEE_D_
          00226151-0bb9-0000-714b-e31d00000000.xml#m00228946-0bbb-0000-714b-
          e31d00000000" /> 
     </ObjectRefList>
   </Expr>
</ColumnMapping>

2.10 MDS XML要素: 論理ソース・フォルダ

論理ソース・フォルダ要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理ソース・フォルダ・オブジェクトに対応しています。論理ソース・フォルダは、論理表ソースを保持しています。

論理表ソース・フォルダ・タグには次の属性があります。

表2-19 論理ソース・フォルダ・タグの属性

属性名 説明

logicalTableRef

この論理ソース・フォルダの論理表を参照します。

構文

<LogicalSourceFolder …
   logicalTableRef="">
   <Description />
</LogicalSourceFolder>

例

<LogicalSourceFolder mdsid="m00090a43-07fe-0000-714b-e31d00000000" 
   name="Sources" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   logicalTableRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/Fact Purchasing 
    Requisition_00090a2f-07f3-0000-714b-e31d00000000.xml#m00090a2f-07f3-0000-
    714b-e31d00000000">
</LogicalSourceFolder>

2.11 MDS XML要素: メジャー定義

メジャー定義要素は、メジャー列のメジャー定義を格納します。メジャー列は、通常はファクト表にあり、各レコードごとに変化し、なんらかの方法で合計および集計できます。

メジャー定義要素はトップレベルの要素ではなく、論理列要素の子要素として出現します。

メジャー定義タグには次の属性があります。

表2-20 メジャー定義タグの属性

属性名 説明

isCommutative

trueに設定されている場合、パフォーマンスの向上につながるサーバーによる順序の入れ替えを、集計ルールが許可することを示します。たとえば、次の集計関数は可換性があります。

A (B (x)) = B (A (x))

メジャー定義タグには次の子要素があります。

表2-21 メジャー定義の子要素

要素名 説明

AggrRule

このメジャーの集計ルールを参照します。詳細は、第2.12項「MDS XML要素: 集計ルール」を参照してください。

OverrideAggrRule

このメジャーの集計ルールのオーバーライドがある場合、それを参照します。詳細は、第2.13項「MDS XML要素: 集計ルールのオーバーライド」を参照してください。

構文

<MeasureDefn …
     isCommutative=""
     logicalColumnRef="">
   <AggrRule />
   <OverrideAggrRule />
   <Description />
</MeasureDefn>

例

<MeasureDefn mdsid="m80cb68e2-0800-0000-714b-e31d00000000"
     name="Measure"
     isCommutative="false">
   <AggrRule mdsid="m80cb6c4e-0802-0000-714b-e31d00000000" name="AggRule_
   2050:434541273647807" isDefault="true">
     <Expr mdsid="m00000001-01f4-0000-2a4a-02de00000000" name="Expr">
       <ExprText>
         <![CDATA[ SUM("%1")]]> 
       </ExprText>
       <ExprTextDesc>
         <![CDATA[ SUM("SampleApp Lite"."F1 Targets Base Measures"."Target
         Revenue")]]> 
       </ExprTextDesc>
       <ObjectRefList>
         <RefObject refId="m00000001-01f4-0000-2a4a-02de00000000-m80cb68a4-07d6
         -0000-714b-e31d00000000" objectTypeId="2006" objectRef="/oracle/
         bi/server/base/LogicalTable/80cb68a3-07f3-0000-714b-e31d00000000.xml#
         m80cb68a4-07d6-0000-714b-e31d00000000" /> 
       </ObjectRefList>
     </Expr>
   </AggrRule>
</MeasureDefn>

2.12 MDS XML要素: 集計ルール

集計ルール要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの集計ルール・オブジェクトに対応しています。

集計ルール要素はトップレベルの要素ではなく、メジャー定義要素の子要素として出現します。

集計ルール・タグには次の属性があります。

表2-22 集計ルール・タグの属性

属性名 説明

isDefault

trueに設定されている場合、これが集計計算のデフォルト・ルールであることを示します。このオプションは、2つ以上の集計ルールがある場合にのみ適用されます。

basedOnDimensionRef

この集計ルールが特定のディメンション固有である場合、この集計ルールが適用されるディメンションを参照します。

集計ルール・タグには次の子要素があります。

表2-23 集計ルールの子要素

要素名 説明

Expr

この集計ルールのベースとなっている式を保持します。

構文

<AggrRule …
     isDefault=""
     basedOnDimensionRef="">
   <Description />
   <Expr>
     <ExprText>...</ExprText>
     <ExprTextDesc>...</ExprTextDesc>
     <ObjectRefList>
       <RefObject objectRef="" …/>
       <RefObject objectRef="" …/>
     </ObjectRefList
   </Expr>
</AggrRule>

例

<AggrRule mdsid="m80cb6c4e-0802-0000-714b-e31d00000000"
     name="AggRule_2050:434541273647807"
     isDefault="true">
   <Expr mdsid="m00000001-01f4-0000-2a4a-02de00000000" name="Expr">
     <ExprText>
       <![CDATA[ SUM("%1")]]> 
     </ExprText>
     <ExprTextDesc>
       <![CDATA[ SUM("SampleApp Lite"."F1 Targets Base Measures"."Target
       Revenue")]]> 
     </ExprTextDesc>
     <ObjectRefList>
       <RefObject refId="m00000001-01f4-0000-2a4a-02de00000000-m80cb68a4-07d6-
       0000-714b-e31d00000000" objectTypeId="2006" objectRef="/oracle/bi/server/
       base/LogicalTable/80cb68a3-07f3-0000-714b-e31d00000000.xml#m80cb68a4-07d6-0
       000-714b-e31d00000000" /> 
     </ObjectRefList>
   </Expr>
</AggrRule>

2.13 MDS XML要素: 集計ルールのオーバーライド

集計ルールのオーバーライド要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーにおける論理表ソースの集計式に対応しています。

デフォルトの集計ルールとして「個別のカウント」を選択した場合、特定の論理表ソースにオーバーライド集計式を指定できます。このオプションは、論理列にマッピングされている2つ以上の論理表ソースの各ソースに対して、異なる集計ルールを適用する場合に便利です。

集計ルールのオーバーライド要素はトップレベルの要素ではなく、メジャー定義要素の子要素として出現します。

集計ルールのオーバーライド・タグには次の属性があります。

表2-24 集計ルールのオーバーライド・タグの属性

属性名 説明

logicalTableSourceRef

この集計ルールのオーバーライドの論理表ソースを参照します。

集計ルールのオーバーライドのタグには次の子要素があります。

表2-25 集計ルールのオーバーライドの子要素

要素名 説明

Expr

この集計ルールのベースとなっている式を保持します。

構文

<OverrideAggrRule …
     logicalTableSourceRef="">
   <Description />
   <Expr>
     <ExprText>...</ExprText>
     <ExprTextDesc>...</ExprTextDesc>
     <ObjectRefList>
       <RefObject objectRef="" …/>
       <RefObject objectRef="" …/>
     </ObjectRefList
   </Expr>
</OverrideAggrRule>

例

<OverrideAggrRule mdsid="m80c95c48-0806-0000-714b-e31d00000000" 
   name="OvAggRule_2054:385771246426812" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   logicalTableSourceRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTableSource/Fact_Agg_W_
    RESP_CMPOFR_A_8033657e-07f5-0000-714b-e31d00000000.xml#m8033657e-07f5-0000-
    714b-e31d00000000">
   <Expr>
     <ExprText>
       <![CDATA[ SUM("%1") ]]> 
     </ExprText>
     <ExprTextDesc>
       <![CDATA[ SUM("Core"."Fact - CRM - Response"."# Responses") ]]> 
     </ExprTextDesc>
     <ObjectRefList>
       <RefObject refId="m80c95c48-0806-0000-714b-e31d00000000-m00222110-07d6-
          0000-714b-e31d00000000" 
         objectTypeId="2006" 
         objectRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/Fact Response_00224ffb-
          07f3-0000-714b-e31d00000000.xml#m00222110-07d6-0000-714b-e31d00000000" 
          /> 
     </ObjectRefList>
   </Expr>
</OverrideAggrRule>

2.14 MDS XML要素: 論理表示フォルダ

論理表示フォルダ要素は、ビジネス・モデルおよびマッピング・レイヤーの論理表示フォルダ・オブジェクトに対応しています。

論理表示フォルダ・タグには次の属性があります。

表2-26 論理表示フォルダ・タグの属性

属性名 説明

subjectAreaRef

この論理表示フォルダのビジネス・モデルを参照します。

論理表示フォルダ・タグには次の子要素があります。

表2-27 論理表示フォルダの子要素

要素名 説明

Dimensions

この論理表示フォルダに属するディメンションを参照します。

各ディメンションは、RefDimensionと呼ばれるサブ要素で保持されています。

Tables

この論理表示フォルダに属する論理表を参照します。

各表は、RefLogicalTableと呼ばれるサブ要素で保持されています。

構文

<LogicalDisplayFolder …
   subjectAreaRef="">
   <Description />
   <RefDimensions>
     <RefDimension dimensionRef="" …/>
     <RefDimension dimensionRef="" …/>
   </RefDimensions>
   <RefTables>
     <RefLogicalTable logicalTableRef="" …/>
     <RefLogicalTable logicalTableRef="" …/>
   </RefTables>
</LogicalDisplayFolder>

例

<LogicalDisplayFolder mdsid="me4070ae0-0bf1-1000-b290-0ae593200000" 
   name="Fact Tables" 
   iconIndex="69" 
   xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" 
   xmlns="http://www.oracle.com/obis/repository" 
   subjectAreaRef="/oracle/bi/server/base/BusinessModel/Time Series_e406baf8-
    0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me406baf8-0bf1-1000-b290-0ae593200000">
   <RefTables>
     <RefLogicalTable refId="me4070ae0-0bf1-1000-b290-0ae593200000-me406e378-0bf1-
        1000-b290-0ae593200000" 
       logicalTableRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/SalesFacts_e406e378-
        0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me406e378-0bf1-1000-b290-0ae593200000" /> 
     <RefLogicalTable refId="me4070ae0-0bf1-1000-b290-0ae593200000-me406e456-0bf1-
        1000-b290-0ae593200000" 
       logicalTableRef="/oracle/bi/server/base/LogicalTable/SalesPlan_e406e456-
        0bf1-1000-b290-0ae593200000.xml#me406e456-0bf1-1000-b290-0ae593200000" /> 
   </RefTables>
</LogicalDisplayFolder>
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