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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalエンタープライズ・デプロイメント・ガイド
11gリリース1 (11.1.1.6.0)
B55900-06
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4 エンタープライズ・デプロイメント用のファイル・システムの準備

この章では、Oracle WebCenter Portalエンタープライズ・デプロイメント用のファイル・システムの準備方法について説明します。推奨されるディレクトリ構造とその場所に関する情報を示し、共有記憶域の構成手順も説明します。

この章の内容は次のとおりです。

4.1 エンタープライズ・デプロイメント用のファイル・システムの準備の概要

ファイル・システムの設定では、構成と管理が容易でわかりやすいエンタープライズ・デプロイメントを作成できるようにすることが重要です。この章の情報に従ってファイル・システムを設定することをお薦めします。この章で定義されている用語は、このガイド内のダイアグラムおよび手順で使用されます。

この章を参照情報として使用すると、インストールおよび構成手順で使用されているディレクトリ変数について理解できます。その他のディレクトリ・レイアウトも可能であり、サポートされていますが、このマニュアルで採用するモデルは、可用性を最大化するために選択されており、コンポーネントの最良の独立性と構成の対称性の両方を実現し、バックアップおよび災害からのリカバリを容易にします。ドキュメントの残りの部分では、このディレクトリ構造およびディレクトリ用語を使用します。

4.2 ディレクトリとディレクトリ環境変数の用語

この項では、Oracle WebCenter Portalエンタープライズ・デプロイメントを構成するためにこのガイドで使用されるディレクトリ環境変数について説明します。このガイドでは、インストールして構成するディレクトリを次のディレクトリ変数を使用して説明しています。


ヒント:

この項で説明している場所には、ショートカットとして環境変数を使用し、ディレクトリに簡単に移動できます。たとえば、Linuxでは$ORACLE_BASEという環境変数を使用し、/u01/app/oracle(つまり、推奨されるORACLE_BASEの場所)を参照できます。Windowsでは、%ORACLE_BASE%とWindowsに固有のコマンドを使用できます。


4.3 各種ディレクトリの推奨場所について

Oracle Fusion Middleware 11gでは、1つのバイナリ・インストールから複数のSOAまたはWebCenter Portalサーバーを作成できます。そのため、共有ストレージの1箇所にバイナリをインストールして、異なるノードのサーバーでそのインストールを再利用できます。ただし、可用性を最大限にするには、冗長バイナリ・インストールの使用をお薦めします。

エンタープライズ・デプロイメント・モデルでは、2つのMW HOME(それぞれに、製品スイートごとにWL_HOMEとORACLE_HOMEがあります)が共有記憶域にインストールされます。(スケール・アウトまたはスケール・アップの際の)同じタイプの追加サーバーは、さらなるインストールをしなくてもこれらの2つの場所のどちらかを使用できます。理想的には、ユーザーは冗長バイナリの場所として2つの異なるボリューム(後続の説明では、それぞれVOL1、VOL2と呼びます)を使用する必要があり、そうすることによって、各ボリュームでの障害が可能なかぎり隔離されます。さらに保護を強化するために、これらのボリュームでディスクをミラー化することをお薦めします。複数ボリュームが利用できない場合は、共有記憶域上の異なるディレクトリで同じマウント場所をシミュレートするマウント・ポイントを使用することをお薦めします。これによって複数ボリュームが提供するような保護が保証されるわけではありませんが、ユーザーによる削除や個々のファイルの破損からの保護は可能になります。

異なるノードの複数のサーバーでORACLE_HOMEまたはWL_HOMEを共有している場合は、それらのノードのOracleインベントリ(oraInventory)およびMiddlewareホーム・リストを最新の状態に維持して、インストールおよびパッチ適用の整合性を確保することをお薦めします。ノード内のoraInventoryを更新して、共有記憶域内のインストールを追加するには、ORACLE_HOME/oui/bin/attachHome.shを使用します。Middlewareホームの一覧を更新してWL_HOMEを追加または削除するには、user_home/bea/beahomelistファイルを使用します。これは、このエンタープライズ・デプロイメントで使用される2つのノードに追加インストールされるノードで必要になります。oraInventoryとbeahomelistを更新する例が、このガイドに記載されているスケールアウト手順で用意されています。

また、管理サーバーで使用されるドメイン・ディレクトリと管理対象サーバーで使用されるドメイン・ディレクトリを別々にすることもお薦めします。これによって、管理対象サーバーで使用されるドメイン・ディレクトリの対称構成が実現し、管理サーバーのフェイルオーバーが分離されます。管理サーバーのドメイン・ディレクトリは、同じ構成の別のノードにフェイルオーバーできるように、共有ストレージに配置する必要があります。共有記憶域に配置できないWebCenter ContentおよびInbound Refineryの管理対象サーバーを除き、管理対象サーバーのドメイン・ディレクトリは、ローカルまたは共有記憶域に配置できます。WebCenter ContentやInbound Refineryの管理対象サーバーのドメインでは、intradoc.cfgなどの特定のファイルがドメイン固有であるため、ドメイン・ディレクトリは共有できません。

その他のすべての管理対象サーバーについては、ドメイン・ディレクトリを共有することも、ノードごとにドメイン・ディレクトリを1つ使用することもできます。WebCenter ContentとInbound Refineryの管理対象サーバーを除く管理対象サーバーでドメイン・ディレクトリを共有する場合、スケールアウト手順が容易になります。この場合、ストレージ・システムの要件があればデプロイメントではその要件に適合する必要があります。これによって、複数のマシンで同じ共有ボリュームのマウントが容易になります。このエンタープライズ・デプロイメント・トポロジの構成手順では、管理対象サーバーごとにローカル(ノード単位)のドメイン・ディレクトリが使用されることを想定しています。

複数のローカル・ドメインに該当するすべての手順は、1つの共有ドメインにも該当します。したがって、ノードごとにドメイン・ディレクトリが1つ使用されるモデルが、このエンタープライズ・デプロイメント・ガイドで使用されています。このディレクトリは、ローカルにも共有記憶域にも配置できます。

サーバーの障害や移行の場合にリカバリで複数のボックスを利用可能にするには、JMSファイル・ストアとJTAトランザクション・ログは共有記憶域に配置する必要があります。

前述の前提条件に基づいて、次に示す各項目では推奨ディレクトリについて説明します。共有記憶域の場所が直接指定されている場合は必ず、そのディレクトリでは共有記憶域が必要とされることを意味します。ローカル・ディスクが使用されたり共有記憶域がオプションの場合、マウント指定では「共有記憶域を使用している場合」の語句で修飾されます。共有記憶域の場所は例であり、指定されたマウント・ポイントが使用されているかぎり変更できます。共有記憶域デバイスでは整合性と単純化のためこの構造をお薦めします。

ORACLE_BASE:

/u01/app/oracle

管理サーバー・ドメイン・ディレクトリのドメイン・ディレクトリ:

ORACLE_BASE/admin/domain_name/aserver/domain_name (最後のdomain_nameディレクトリは構成ウィザードによって追加されます)

管理対象サーバー・ドメイン・ディレクトリのドメイン・ディレクトリ:

ORACLE_BASE/admin/domain_name/mserver/domain_name


注意:

この手順は実際、共有記憶域によって異なります。前述の例はNASに特有でありますが、他の記憶域タイプでは別のタイプのマッピングによりこの冗長性が実現される場合があります。


JMSファイルベース・ストアとTlogs用の場所(SOAのみ):

ORACLE_BASE/admin/domain_name/soa_cluster_name/jms

ORACLE_BASE/admin/domain_name/soa_cluster_name/tlogs

管理サーバーのアプリケーション・ディレクトリの場所

ORACLE_BASE/admin/domain_name/aserver/applications

管理対象サーバーのアプリケーション・ディレクトリの場所

ORACLE_BASE/admin/domain_name/mserver/applications


注意:

このディレクトリは、SOAエンタープライズ・デプロイメントではローカルになります。


MW_HOME (アプリケーション層)

ORACLE_BASE/product/fmw

ORACLE_HOME (Web層):

ORACLE_BASE/product/fmw/web

WL_HOME:

MW_HOME/wlserver_10.3

ORACLE_HOME:

ORACLE_COMMON_HOME:

MW_HOME/oracle_common

ORACLE_INSTANCE(OHSインスタンス):

ORACLE_BASE/admin/instance_name

図4-1は、このディレクトリ構造を示しています。

図4-1 ディレクトリ構造

図4-1の説明は次にあります。
「図4-1 ディレクトリ構造」の説明

図4-1のディレクトリ構造には、oracle_commonjrockitなど、その他の必要な内部ディレクトリは示されていません。

表4-1は、図において様々な色で識別されている要素の意味に関する説明が記載されています。

表4-1 ディレクトリ構造の要素

要素 説明

管理サーバー要素


管理サーバーのドメイン・ディレクトリ、アプリケーション、デプロイメント・プラン、ファイル・アダプタ制御ディレクトリ、JMSとTXのログ、およびMW_HOME全体は共有記憶域上に配置されます。

管理対象サーバー要素


管理対象サーバーのドメイン・ディレクトリは、ローカルのディスクにも共有ディスクにも配置できます。さらに、管理対象サーバーのドメイン・ディレクトリを複数のノードで共有する場合、ノード全体において共有ディスクの同じ場所をマウントする必要があります。Web層のinstance_nameディレクトリは、ローカル・ディスクまたは共有ディスクに配置できます。

固定名要素


固定名です。

インストール依存名


インストール依存名です。


図4-2は、WebCenter Portal用に複数のボリュームを持つ共有記憶域の構成例を示しています。この例では、SOAHOST1とSOAHOST2を示しています。これに加え、WCPHOST1とWCPHOST2上の管理対象サーバーのディレクトリが、VOL1とVOL2に示されています。

図4-2 共有記憶域の構成例

共有記憶域は、直後に図のある表で説明されています。

表4-2は、ドメインのディレクトリ構造をまとめたものです。この表の各項目は、次のとおりです。

表4-2 共有記憶域の内容

サーバー データのタイプ 共有記憶域のボリューム ディレクトリ ファイル

WLS_SOA1

Txログ

VOL1

ORACLE_BASE/admin/domain_name/soa_cluster_name/tlogs

トランザクション・ディレクトリは共通(WebLogic Serverにより決定)ですが、ファイルは別々です。

WLS_SOA2

Txログ

VOL1

ORACLE_BASE/admin/domain_name/soa_cluster_name/tlogs

トランザクション・ディレクトリは共通(WebLogic Serverにより決定)ですが、ファイルは別々です。

WLS_SOA1

JMSストア

VOL1

ORACLE_BASE/admin/domain_name/soa_cluster_name/jms

トランザクション・ディレクトリは共通(WebLogic Serverにより決定)ですが、ファイルは別々です。たとえば、SOAJMSStore1やUMSJMSStore1などです。

WLS_SOA2

JMSストア

VOL1

ORACLE_BASE/admin/domain_name/soa_cluster_name/jms

トランザクション・ディレクトリは共通(WebLogic Serverにより決定)ですが、ファイルは別々です。たとえば、SOAJMSStore2やUMSJMSStore2などです。

WLS_SOA1

WLSインストール

VOL1

MW_HOME

各ボリューム内で個別のファイル(ただし、両方のサーバーからは同じディレクトリ構造に見えます)

WLS_SOA2

WLSインストール

VOL2

MW_HOME

各ボリューム内で個別のファイル(ただし、両方のサーバーからは同じディレクトリ構造に見えます)

WLS_WCP1

WLSインストール

VOL1

MW_HOME

各ボリューム内で個別のファイル(ただし、両方のサーバーからは同じディレクトリ構造に見えます)

WLS_WCP2

WLSインストール

VOL2

MW_HOME

各ボリューム内で個別のファイル(ただし、両方のサーバーからは同じディレクトリ構造に見えます)

WLS_SOA1

SOAインストール

VOL1

MW_HOME/soa

各ボリューム内で個別のファイル(ただし、両方のサーバーからは同じディレクトリ構造に見えます)

WLS_SOA2

SOAインストール

VOL2

MW_HOME/soa

各ボリューム内で個別のファイル(ただし、両方のサーバーからは同じディレクトリ構造に見えます)

WLS_WCP1

WebCenter Portalインストール

VOL1

MW_HOME/wc

各ボリューム内で個別のファイル(ただし、両方のサーバーからは同じディレクトリ構造に見えます)

WLS_WCP2

WebCenter Portalインストール

VOL2

MW_HOME/wc

各ボリューム内で個別のファイル(ただし、両方のサーバーからは同じディレクトリ構造に見えます)

WLS_WCC1

WebCenter Contentインストール

VOL1

MW_HOME/wcc

各ボリューム内で個別のファイル(ただし、両方のサーバーからは同じディレクトリ構造に見えます)

WLS_WCC2

WebCenter Contentインストール

VOL2

MW_HOME/wcc

各ボリューム内で個別のファイル(ただし、両方のサーバーからは同じディレクトリ構造に見えます)

WLS_SOA1

ドメイン構成

VOL1

ORACLE_BASE/admin/domain_name/aserver/domain_name

管理サーバーを実行している1つのサーバーのみで使用されます。

WLS_SOA1

ドメイン構成

VOL1

ORACLE_BASE/admin/domain_name/mserver/domain_name

各ボリューム内で個別のファイル(ただし、両方のサーバーからは同じディレクトリ構造に見えます)

WLS_SOA2

ドメイン構成

VOL2

ORACLE_BASE/admin/domain_name/mserver/domain_name

各ボリューム内で個別のファイル(ただし、両方のサーバーからは同じディレクトリ構造に見えます)

WLS_WCP1

ドメイン構成

VOL1

ORACLE_BASE/admin/domain_name/mserver/domain_name

各ボリューム内で個別のファイル(ただし、両方のサーバーからは同じディレクトリ構造に見えます)

WLS_WCP2

ドメイン構成

VOL2

ORACLE_BASE/admin/domain_name/mserver/domain_name

各ボリューム内で個別のファイル(ただし、両方のサーバーからは同じディレクトリ構造に見えます)

WLS_WCC1

Webファイルおよびボールト・ファイル

VOL3

ORACLE_BASE/admin/domain_name/wcc_cluster_name/vault

個別ボリューム上のボールト・ファイルのディレクトリで、ロックが無効になっています。

WLS_WCC1

Webファイルおよびボールト・ファイル

VOL3

ORACLE_BASE/admin/domain_name/wcc_cluster_name/weblayout

個別ボリューム上のWebレイアウト・ファイルのディレクトリで、ロックが無効になっています。

WLS_WCC2

Webファイルおよびボールト・ファイル

VOL3

ORACLE_BASE/admin/domain_name/wcc_cluster_name/vault

個別ボリューム上のボールト・ファイルのディレクトリで、ロックが無効になっています。

WLS_WCC2

Webファイルおよびボールト・ファイル

VOL3

ORACLE_BASE/admin/domain_name/wcc_cluster_name/weblayout

個別ボリューム上のWebレイアウト・ファイルのディレクトリで、ロックが無効になっています。

WLS_IBR1

Inbound Refineryファイル

VOL3

ORACLE_BASE/admin/domain_name/ibr_cluster_name/ibrn

個別ボリューム上のInbound Refineryファイルのすべてのディレクトリで、ロックが無効になっています。



注意:

VOL3は、NFSのロック無効化ボリュームとしてマウントされます。詳細は、第4.4項「共有記憶域の構成」を参照してください。


4.4 共有記憶域の構成

SOAHOST1、SOAHOST2、WCPHOST1、WCPHOST2が2つの別々のボリュームのバイナリ・インストール用に同じ場所を参照できるように、次のコマンドを使用して、共有記憶域の場所を作成しマウントします。


注意:

共有記憶域のファイル・システムの作成に使用されるユーザーIDは、これらのファイルに対する読取り、書込みおよび実行権限を持ちます。オペレーティング・システム・グループにおける他のユーザーは、ファイルの読取りや実行は可能ですが、書込み権限はありません。インストールと構成の権限に関する詳細は、『Oracle Fusion Middlewareインストレーション・プランニング・ガイド』のインストールと構成の権限およびユーザーに関する項を参照してください。


nasfilerは共有記憶域ファイラです。

SOAHOST1とWCPHOST1から:

mount nasfiler:/vol/vol1/ORACLE_BASE/product/fmw
ORACLE_BASE/product/fmw -t nfs

SOAHOST2とWCPHOST2から:

mount nasfiler:/vol/vol2/ORACLE_BASE/product/fmw
ORACLE_BASE/product/fmw -t nfs

利用できるボリュームが1つのみの場合、ユーザーは共有記憶域で別々のディレクトリを2つ使用して、それらをSOAサーバーの同じディレクトリにマウントすることで、バイナリの冗長性を実現できます。

SOAHOST1から:

mount nasfiler:/vol/vol1/ORACLE_BASE/product/fmw1
ORACLE_BASE/product/fmw -t nfs

SOAHOST2から:

mount nasfiler:/vol/vol1/ORACLE_BASE/product/fmw2
ORACLE_BASE/product/fmw -t nfs

次のコマンドは、異なるノード間においてSOA TXログを共有する方法を示します。

mount nasfiler:/vol/vol1/ORACLE_BASE/stores/soadomain/soa_cluster/tlogs
ORACLE_BASE/stores/soadomain/soa_cluster/tlogs -t nfs

mount nasfiler:/vol/vol1/ORACLE_BASE/stores/soadomain/soa_cluster/tlogs
ORACLE_BASE/stores/soadomain/soa_cluster/tlogs -t nfs

WCPHOST1とWCPHOST2から:

次のコマンドは、異なるノード間においてWebCenter ContentファイルおよびInbound Refineryファイルを共有する方法を示します。

mount nasfiler:/vol/vol3/ORACLE_BASE/admin/wcdomain/wcc_cluster/vault
-t nfs -o rw,bg,hard,vers=3,nolock

mount nasfiler:/vol/vol3/ORACLE_BASE/admin/wcdomain/ibr_cluster/
nfs -o rw,bg,hard,vers=3,nolock 

WCPHOST2でも同様に実行します。

共有ストレージの構成の検証

構成した共有記憶域にテスト・ファイルを作成し、新しくマウントしたディレクトリでファイルの読取りおよび書込みができることを確認します。

次に例を示します。

$ cd newly mounted directory
$ touch testfile

所有者と権限が正しいことを確認します。

$ ls -l testfile

ファイルを削除します。

$ rm testfile

注意:

共有記憶域にはNASやSANなどのデバイスを使用できます。次は、NASデバイスの記憶域をSOAHOST1から作成する例を示しています。オプションは、具体的な記憶域デバイスに応じて異なる場合があります。

mount nasfiler:/vol/vol1/fmw11shared ORACLE_BASE/wls -t nfs -o rw,bg,hard,nointr,tcp,vers=3,timeo=300,rsize=32768,wsize=32768

使用する環境に適切なオプションについては、ストレージ・ベンダーとマシン管理者と相談してください。