この章では、スキーマ、ルールおよびプロファイルを使用したリポジトリ・メタデータの管理について説明します。特定サイト向けにローカライズされた依存リストを管理するために、メタデータ・スキーマを作成できます。コンテンツ・プロファイルを作成すると、様々な画面にどのメタデータ・フィールドを表示するかをカスタマイズできます。
この章の内容は、次のとおりです。
値リストを提示するカスタム・メタデータ・フィールドを作成するには、構成マネージャの「情報フィールド」タブを使用します。また、別のフィールドの値に依存する、関連付けられたリストを作成することもできます。この構成は、依存選択リスト(DCL)と呼ばれます。
たとえば、CountryおよびStateという情報フィールドがあるとします。選択した国によって、「State」リストで使用できる選択肢が決定します。
メタデータ・スキーマ・マッピングを使用してフィールド・リストを作成することもできます。メタデータ・スキーマ・マッピングを使用すると、ローカライズの要件に従って、オプション・リスト表示を簡単に調整できます。
この項には、次の項目が含まれます。
スキーマは、関連するスキーマ・オブジェクトの集まりです。スキーマという用語は、Oracle WebCenter Content Serverのメタデータ・スキーマ・マッピング機能をサポートするために作成されるデータベース階層のグラフィカル表現も指します。スキーマ階層構造は、表とその表の各列(フィールド)、データのビュー、およびデータ間のリレーションシップで構成されます。
3層の依存構造を表すために、City、RegionおよびArea Codeという情報フィールドをCountryとStateの例に追加します。
図3-1のサンプルの基本スキーマ階層では、1つの独立フィールドに2つの依存フィールドがあります。各依存フィールドにも1つの依存フィールドがあります。これらの依存関係は、親/子関係とも呼ばれます。
この3つのレベルのスキーマ階層では、Country、State、City、RegionおよびArea Codeの5つの個別メタデータ・フィールドが生成されます。各フィールドは、固有のリストをユーザーに対して提示します。
リストの内容は、情報フィールドが依存しているかどうかによって決まります。したがって、サンプルの基本Country/State/Area Codeスキーマ階層からは、次のリストが生成されます。
「Country」リストは独立しており、選択肢は固定されています。
「State」リストで使用可能な選択肢は可変であり、ユーザーが「Country」リストで選択した国に依存します。
「City」リストで使用可能な選択肢は可変であり、ユーザーが「State」リストで選択した州に依存します。
「Region」リストで使用可能な選択肢は可変であり、ユーザーが「Country」リストで選択した国に依存します。
「Area Code」リストで使用可能な選択肢は可変であり、ユーザーが「Region」リストで選択した地域に依存します。
スキーマは表、ビューおよびリレーションシップで構成されており、これらについて次の各項で説明します。
スキーマ表は、情報フィールド(メタデータ)のリストに表示される選択肢を格納するデータベース表です。表とその列は、構成マネージャの「表」タブを使用して作成されます。各表は複数の列を持つことができますが、依存選択リストを生成するためには少なくとも2つの列が必要です。
1つのリストと、そのリストで選択された選択肢に依存する2つ目のリスト(それぞれCountryとStateなど)の間の依存関係の作成に使用する共通の列名
メタデータ・リストの選択肢を格納する列
3層のスキーマ階層の地理の例(Country、State、City、Region、Area Code)を使用して、スキーマ・ツリー構造のブランチごとに表を作成する必要があります。また、依存表(子表)には、従属する表(親表)の列に対応する列を含める必要があります。これらの対応する列は、2つの表間の依存関係の作成に使用され、最終的には依存選択リストの生成に使用されます。
たとえば、図3-3の表は、Country表とState表の各列の移入方法を示しています。各name列のデータは、リストで使用可能な選択肢を示しています。Country表とState表の対応する列(countryID)間に作成されるリレーションシップによって、Stateメタデータ・リストに表示される選択肢が決定します。
ビューは、対応する表のカスタマイズされた表現です。ビューにはデータが含まれませんが、各表からデータを導出します。ビューは、使用するデータベースを簡素化し、データを様々な観点で提示するために使用されます。
ビューは、プロパティのリストと関連付けられた表示ルールで構成されます。スキーマの各表には関連付けられたビューが必要です。ビューでは、次のアイテムに関する情報が提供されます。
スキーマに含まれる表の特定の列。選択された列は、表間の依存関係の確立に使用され、依存選択リストの生成にも使用されます。
内部および外部の列名。
ユーザー・インタフェースの表示特性。
編集およびソート順序の基準。
リレーションシップでは表間の依存関係が定義されるため、適切な依存選択リストを生成するのに不可欠です。定義したそれぞれのリレーションシップによって、親表と子表間の対応関係が確立されます。この対応関係は、親表の列に依存する子表の列を指定することで作成されます。したがって、子表の列のデータを使用して表示される選択肢は、親表の対応する列のデータの選択によって決定します。
たとえば、図3-4のCountryView (Country表)とStateView (State表)では、countryID列を使用して、親のCountryリストと子のStateリストを生成するリレーションシップが作成されています。Stateメタデータ・リストで使用可能な選択肢は、Countryメタデータ・リストでの選択に依存します。
/weblayout/resourcesディレクトリにある3つのサブディレクトリがスキーマ機能に関連付けられています。
schema
schema.work
schema.old
schema.workディレクトリは、一時ディレクトリのため、通常は表示されません。スキーマ作成プロセスが完了すると、作業ディレクトリの名前は変更されます。このディレクトリが存在する場合は、次のいずれかを表しています。
大規模なスキーマの再構築が進行中です。
スキーマは作成されましたが、スキーマ構造に問題があります。
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注意: スキーマのファイルとディレクトリをレビューするためにディレクトリ構造内で作業する場合は、これらのファイルにアクセスしているオープン中のすべてのアプリケーションを必ず終了してください。ディレクトリの名前は、処理の完了後に変更されます。ただし、テキスト・エディタなどの外部アプリケーションによってこれらのファイルが使用されている場合は、schema.workディレクトリの名前を変更できません。 |
スキーマ表、ビューおよびリレーションシップを作成し、適切に確立すると、リストに適切な選択肢が表示されます。たとえば、図3-5の「Country」リストには、「United States」と「Canada」の2つの選択肢が表示されるようになりました。
Stateメタデータ・フィールドはCountryフィールドによって決定するため、「State」リストには「Country」リストでの選択に基づいたアイテムが含まれます。ここでは、選択肢のうち「United States」が選択された場合は、「State」リストの選択肢として「Minnesota」と「Wisconsin」が表示されます。「Canada」が選択された場合は、「State」リストに「Ontario」と「Quebec」が表示されます。
構成マネージャの「表」、「ビュー」および「リレーション」の各タブを使用してスキーマ構造を作成します。
「表」タブは、データベース表を選択または作成するために使用します。
「ビュー」タブは、スキーマで使用されるビューを操作するために使用します。
「リレーション」タブは、依存関係を操作するために使用します。
「情報フィールド」タブは、Oracle WebCenter Content Serverのページで使用されるメタデータ・フィールドを作成するために使用します。リストを適切に表示するには、メタデータ・フィールドを表とビューに関連付ける必要があります。
新しいスキーマまたは変更されたスキーマは、スケジュールされた各パブリッシュ・サイクル時に自動的に更新されます。各パブリッシュ・サイクル間のデフォルト間隔は4時間に設定されているため、新しいスキーマまたは変更されたスキーマの結果は即座には表示されません。各パブリッシュ・サイクル間の間隔を調整するには、関連付けられた構成変数のデフォルト値を変更します。詳細は、第3.1.2.6項「パブリッシュ・サイクル間隔の変更」を参照してください。
この項では、構成マネージャの該当するタブを使用してスキーマ構造を作成する簡単な手順の概要を示します。
この項では、スキーマの作成における次のステップについて説明します。
スキーマ用の表を選択する手順は、次のとおりです。
「メイン」メニューから「管理」→「管理アプレット」を選択します。「構成マネージャ」→「表」タブをクリックします。
「構成マネージャ」: 「表」タブ画面が開きます。
スキーマに表を追加するには、「表の追加」をクリックし、スキーマに追加する表を「表の選択」画面から選択します。新しい表を作成するときは、「表の作成」をクリックします。
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重要: 「リビジョン」、「エイリアス」、「ドキュメント」、「ユーザー」などのコア・システム表を使用できますが、これらの表の編集(列の削除、列の長さの変更など)はできません。 |
表を選択すると、「表の作成」/「表'名前'の編集」画面が、表の各列の名前が入力された状態で表示されます。
依存関係を確立するための主キーとして使用する列を選択し、「編集」を選択します。「列の追加」/「列の編集」画面が開きます。
「主キー」というラベルのボックスを選択し、「OK」をクリックします。「推奨の追加」を選択し、推奨の列を表に追加します。
スキーマ内で使用するすべての表について、この手順を繰り返します。入力後、「OK」をクリックします。
スキーマ・ビューを作成する手順は、次のとおりです。
「メイン」メニューから「管理」→「管理アプレット」を選択します。「構成マネージャ」→「ビュー」タブをクリックします。
「構成マネージャ」: 「ビュー」タブ画面が開きます。
ビューを作成するには、「追加」をクリックして「ビューの追加」画面: 「表の選択」画面を開きます。
ビューで使用する表を選択し、「次へ」をクリックします。「ビューの追加」画面: 「列の選択」画面が開きます。
ビューに含める列を選択し、「終了」をクリックします。「ビューの追加」/「ビューの編集」画面が開きます。
ビューの名前を選択し、説明の情報を追加します。ビューで使用する内部列(データベース内の名前)を選択し、エンド・ユーザーに表示する表示列を選択します。実際のフィールド値のかわりに表示される表示形式(テキストおよびIdocスクリプト)を指定できます。終了後は、「OK」をクリックします。
ビュー内に含めるすべての表について、この手順を繰り返します。
スキーマ・リレーションを作成する手順は、次のとおりです。
表および関連するビューが完成したら、表および列の間の依存関係を確立するために「リレーションシップ」をクリックします。現存しているスキーマ・リレーションのリストが表示されます。
「追加」をクリックして新しいスキーマ・リレーションを設定します。「リレーションシップの追加」/「リレーションの編集」画面が開きます。
リレーションシップの名前(Country表とState表間のリレーションシップを示すCountry_Stateなど)を入力します。「親情報」ボックスで、親情報が存在する表(たとえばCountry表)と、依存関係の確立に使用する列(たとえばcountryID)を選択します。「子情報」フィールドに対して同じ操作を実行します(たとえば、表名としてStateを選択し、リレーションシップとしてcountryIDを選択)。
終了したら、「OK」をクリックします。新しいリレーションシップが、「リレーション」リストに表示されます。
スキーマ作成の最終フェーズは、選択した各列を使用するためにメタデータ・フィールドを設定し、作成したビューとリレーションを使用するためにそれらの列を構成することです。手順の概要は、第2.2.2項「カスタム・フィールドの追加または編集」および第2.2.4項「オプション・リストの定義」を参照してください。
スキーマ、ビューおよびリレーションシップを構成した後で、「構成マネージャ」画面上のボタンをクリックしてデータベース設計を更新します。構成マネージャの「ページ」メニューで「オプション」→「スキーマのパブリッシュ」をクリックします。
スキーマの再パブリッシュ(更新)は、次の状況に基づいて自動的に実行されます。
data/schema/publishlock/publish.datファイルの存在。
自動のパブリッシュ時刻の内部スケジュール。このスケジュールを変更する方法の詳細は、第3.1.2.6項「パブリッシュ・サイクル間隔の変更」を参照してください。
前回スキーマのパブリッシュに要した時間。
「オプション」→「スキーマのパブリッシュ」は、新しいコンテンツ・タイプをすぐに反映する必要がある場合以外は選択しないでください。大きいリストを再パブリッシュすると、システムがオーバーロードの状態になることがあります。
新しいスキーマまたは変更されたスキーマは、スキーマの自動パブリッシュ・サイクル時に自動的に更新されます。ただし、パブリッシュ・サイクル間の間隔はデフォルトで4時間に設定されています。新しいスキーマや、既存のスキーマに加えた変更は、次回のパブリッシュ・サイクルの完了まで、対応するメニュー・リストに反映されません。パブリッシュ・サイクル間隔を調整するには、SchemaPublishInterval構成変数の値を変更します。
スキーマのパブリッシュ・サイクル間隔を変更する手順は、次のとおりです。
テキスト・エディタで、IntradocDir/config/config.cfgファイルを開きます。
次の構成変数と値を追加します。
SchemaPublishInterval=300
値は秒数で指定します。この構成例では、リストは300秒(つまり、5分)ごとに再パブリッシュされます。
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注意: リストの数と、各リストのサイズおよび複雑さによっては、スキーマの自動再パブリッシュ(更新)を頻繁に行うと、システムのパフォーマンスに重大な影響を与える可能性があります。 |
config.cfgファイルを保存して閉じます。
Oracle WebCenter Content Serverを再起動して変更を適用します。
スキーマのパブリッシュの問合せは、最大5分間キャッシュされます。パブリッシュの頻度を高くしても、現在のキャッシュが期限切れになるまで新しい値は取得されません。
新しい値がメタデータ・フィールドに追加された場合、次回のパブリッシュ・サイクルが完了するまで、その値はコンテンツ・アイテムのコンテンツ情報ページに表示されません。
あるコンテンツ・アイテムがチェックインされたときにその値が動的リスト内で一意であり、2つ目のアイテムがチェックインされたときに、値は同じで大文字と小文字の区別が異なる場合は、その値はリスト内で1つの値として処理されます。大文字小文字の使用は、データベースのソート・スキームによって決まります。
動的リストの作成の詳細は、第3.1.3項「スキーマの例: 動的リスト」を参照してください。
動的リストを作成すると、ユーザーがメタデータ・リストに値を追加できるようになります。たとえば、ある値がリストに存在している場合は、ユーザーはその値をリストから選択できます。ただし、それが新しい値の場合は、ユーザーが値をテキスト・フィールドに入力すると、次のパブリッシュ・サイクルの後にその値が選択肢の1つとして使用できるようになります。
動的リストを作成するには、最初にデータベース内の表に対するビューを作成します。リスト値は、格納されているメタデータ列から直接取得されます。コンテンツ・アイテムがチェックイン、改訂および削除されると、リスト値はそれに応じて変更または更新されます。
動的リストの作成の例を次に示します。
「メイン」メニューから「管理」→「管理アプレット」を選択します。「構成マネージャ」→「情報フィールド」タブをクリックします。
「構成マネージャ」: 「情報フィールド」タブ画面が開きます。
「追加」をクリックします。
「メタデータ・フィールド名の追加」画面が開きます。
動的リストがあるメタデータ・フィールドの名前を入力します。たとえば、TestMetadataです。
「OK」をクリックします。
TestMetadataの「メタデータ・フィールドの追加」/「メタデータ・フィールドの編集」画面が開きます。
必要に応じて各フィールドに入力しますが、「オプション・リストの有効化」は選択しないでください。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、「構成マネージャ」: 「情報フィールド」タブ画面の「フィールド情報」リストに、追加されたメタデータ・フィールドが表示されます。
「データベース設計の更新」をクリックします。
「データベース設計の更新」画面が開き、追加されるフィールドとしてTestMetadataが表示されます。
「OK」をクリックします。
「構成マネージャ」: 「ビュー」タブ画面を開いて「追加」をクリックします。
「ビューの追加」画面: 「表の選択」画面が開きます。
「表の追加」をクリックします。
「表の選択」画面が開きます。
DocMeta表を選択します。
「OK」をクリックします。
「表の選択」画面が閉じ、DocMeta表が「ビューの追加」画面: 「表の選択」画面の「表」リストに追加されます。
「次へ」をクリックします。
「ビューの追加」画面: 「列の選択」画面が開き、列名が表示されます。
TestMetadataのリストの作成に使用する列を選択します。
「終了」をクリックします。
「ビューの追加」/「ビューの編集」画面ページが開きます。
ビュー名を入力します。たとえば、TestMetadata_viewです。
「OK」をクリックします。
「構成マネージャ」: 「情報フィールド」タブ画面の「情報フィールド」タブを開き、「TestMetadata」を選択します。
「編集」をクリックします。
TestMetadataの「メタデータ・フィールドの追加」/「メタデータ・フィールドの編集」画面が開きます。
「オプション・リストの有効化」を選択します。
「構成」をクリックします。
TestMetadataのオプション・リストの構成画面が開きます。
「オプション・リスト・タイプ」リストから「リストから1項目選択、もしくは項目の追加選択」を選択します。
「ビューの使用」をクリックし、リストからビューを選択します。たとえば、TestMetadata_viewです。
「OK」をクリックします。
オプション・リストの構成画面が閉じます。
「OK」をクリックします。
「構成マネージャ」: 「情報フィールド」タブ画面の「オプション」メニューから「スキーマのパブリッシュ」を選択します。
このリストをテストするには、ドキュメントをチェックインし、新しい動的メタデータ・フィールドに値を入力します。このリストは最初は空ですが、これはTestMetadataフィールドにデータが格納されたドキュメントがまだチェックインされていないためです。ただし、TestMetadataに値が入力されているドキュメントがチェックインされると、指定された値がリストに追加されます。
再帰表を作成すると、データを複数のスキーマ・ツリーに使用できるようになります。
「メイン」メニューから「管理」→「管理アプレット」を選択します。「構成マネージャ」→「情報フィールド」タブをクリックします。
「構成マネージャ」: 「情報フィールド」タブ画面が開きます。
2つの列(id、parent)を含むデータベース表を作成します。
「表」タブを開いて、「表の作成」をクリックします。
「表の作成」/「表'名前'の編集」画面が開きます。
表名を入力します。たとえば、TreeTestです。
「列」ペインで、「追加」をクリックします。
「列の追加」/「列の編集」画面が開きます。
最初の列名(id)とその長さを入力します。「OK」をクリックします。
2番目の列名(parent)とその長さを入力します。「OK」をクリックします。
「OK」をクリックして表を作成します。
両方の列が含まれた表にビューを作成します。
「ビュー」タブを開いて、「追加」をクリックします。
「ビューの追加」画面: 「表の選択」画面が開きます。
「表」ペインで、「TreeTest」を選択し、「次へ」をクリックします。
「列」ペインで、idとparentのチェック・ボックスを選択し、「終了」をクリックします。
「ビューの追加」/「ビューの編集」画面が開きます。
ビュー名を入力します。たとえば、TreeTestViewです。表示、オプションおよびセキュリティの構成を必要に応じて追加します。
「表示」タブ: リレーションシップのルールを作成するために使用します。
「オプション」タブ: スキーマ内のデータのソート順序や条件を設定するために使用します。
「セキュリティ」タブ: スキーマのセキュリティ・ルールを定義するために使用します。
「OK」をクリックしてビューを作成します。
ビューにリレーションシップを作成します。
「リレーション」タブを開いて、「追加」をクリックします。
リレーションシップ名を入力します。たとえば、TreeTestRecursiveです。
「親情報」表リストから、「TreeTest」を選択し、対応する列リストで「id」を選択します。
「子情報」表リストから、「TreeTest」を選択し、対応する列リストで「parent」を選択します。
「OK」をクリックしてリレーションシップを作成します。
「情報フィールド」タブを開いて、「追加」をクリックします。
「メタデータ・フィールド名の追加」画面が開きます。
カスタム・メタデータ・フィールドの名前を入力し、「OK」をクリックします。
「オプション・リストの有効化」を選択し、「構成」をクリックします。
オプション・リストの構成画面が開きます。
「ツリーを使用」をクリックし、「定義の編集」をクリックします。
「ツリー定義の編集」画面が開きます。
作成レベル・ペイン: 「レベル1のビューを選択」リストで、「TreeTestView」を選択します。
「ツリー定義」ペインに、TreeTestViewがレベル1として入力されます。
作成レベル・ペイン: 「1と2レベル間のリレーションシップを選択」リストの「TreeTestRecursive」をクリックします。
「ツリー定義」ペインの「TreeTestView」の下に、TreeTestRecursiveが追加されます。
作成レベル・ペイン: 「レベル2のビューを選択」リストの「TreeTestView(レベル1に戻る)」をクリックします。
「ツリー定義」ペインに、「TreeTestView(レベル1に戻る)」がレベル2として入力され、「ルートの選択」ボタンが追加されます。
「ルートの選択」をクリックします。
ツリー・ルートの選択画面が開きます。
管理者は、どのメタデータ・フィールドを組み込むか除外するかをコンテンツ・プロファイルを使用して選択することによって、ターゲットとするチェックイン・ページ、更新ページ、コンテンツ情報ページおよび検索ページを作成できます。
コンテンツ・プロファイルによって、Oracle WebCenter Content Serverの表が作成または変更されることはありません。これらは、単に、表示情報の一種のフィルタとして使用されます。コンテンツ・プロファイルのすべての情報は、IntradocDir/data/profiles/document/ディレクトリに格納されます。
コンテンツ・プロファイルを作成した後は、常に、そのプロファイルはアクティブになります。ユーザー・インタフェース上のリンクを無効にできますが、プロファイルが削除されないかぎり、プロファイル・ルールは引き続き有効です。
この項には、次の項目が含まれます。
プロファイルは、ルールとトリガー値で構成され、これらの設定は「構成マネージャ」画面の「プロファイル」タブと「ルール」タブで行います。管理者は、複数のコンテンツ・プロファイルを作成でき、エンド・ユーザーはそれらすべてを使用できます。エンド・ユーザーには、プロファイルごとに個別のチェックイン・ページと検索ページが示されます。すべてのプロファイルがすべてのユーザーに表示されますが、各ユーザーは、特定のプロファイルへのリンクを表示または非表示にするように各自のユーザー・インタフェースを構成できます。
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注意: ドキュメントにシステム内の複数のプロファイルを関連付けることはできません。 |
コンテンツ・プロファイルを構成するものは次のとおりです。
ルール: ルールは一連のメタデータ・フィールドで構成され、特定の条件が満たされたとき、これらの条件に基づいて、フィールドが編集可能、必須、非表示、除外または読取り専用であるかどうかが決定されます。ルールの動作は、入力(アクティブ化条件)に基づいて変更できます。ルールは、すべてのプロファイルに対して評価することも(グローバル)、特定のプロファイルに対して評価することもできます。使いやすくするために、ルールを使用してオプション・ヘッダーの下にメタデータ・フィールドをグループ化できます。
たとえば、プロファイルのルールでユーザー・タイプを決定し、チェックインされたドキュメント・タイプに基づいて特定のメタデータ・フィールドのみが表示されるようにできます。ルールは、プロファイルの作成前に確立する必要があります。
トリガー: トリガー・フィールドは、「構成マネージャ」: 「プロファイル」タブ画面で定義されるメタデータ・フィールドです。ドキュメントがプロファイルのトリガー値と一致した場合に、そのプロファイルがそのドキュメントに対して評価されます。プロファイルの数に制限はありませんが、トリガー値はプロファイルごとに1つのみです。
ルールを作成してからトリガーとプロファイルを作成しますが、ルールの作成前にトリガーの内容を把握しておく必要があります。
コンテンツ・プロファイル・リンクの編集ページでプロファイルが有効な場合、プロファイルはツールバーの「検索」メニューと「新規チェックイン」メニューから使用できます。プロファイルの表示が有効でない場合、「検索」メニューと「新規チェックイン」メニューは、それぞれ拡張検索ページと標準の「コンテンツ・チェックイン・フォーム」への直接リンクになります。
作成したプロファイルは、ブラウザ・セッションがリフレッシュされた後に、ツールバーの「検索」メニューと「新規チェックイン」メニューに表示されます。デフォルトでは、すべてのプロファイルが両方のメニューの下にオプションとしてリストされます。ただし、すべてのユーザーにリストされたプロファイルすべてを使用できる権限が付与されるわけではありません。表示するプロファイルを指定するには、コンテンツ・プロファイル・リンクの編集ページで、該当するチェック・ボックスを選択するか選択を解除します。
たとえば、マーケティングの従業員には、会計のプロファイルを使用するために必要な権限が付与されていないとします。この場合、ユーザーが会計のプロファイルのチェック・ボックスの選択を解除すると、このプロファイルは「検索」メニューと「新規チェックイン」メニューの下に表示されません。ユーザー・インタフェース全般と特定のコンテンツ・プロファイル・リンクの詳細は、『Oracle WebCenter Content Content Serverユーザーズ・ガイド』を参照してください。
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注意: ルールを作成してからトリガーとプロファイルを作成しますが、ルールの作成前にトリガーの内容を把握しておく必要があります。 |
1つのプロファイルは、1つ以上のルールと1つのトリガー値で構成されます。チェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページでのメタデータ・フィールドの表示方法、およびルールを使用するかどうかが、ルールによって(評価方法に基づいて)決定されます。各ルールは次の内容で構成されます。
一連のメタデータ・フィールド。第3.2.2.1項「ルールのメタデータ・フィールドと属性」を参照してください。
オプションのアクティブ化条件。第3.2.2.2項「ルールのアクティブ化条件」を参照してください。
グローバル・ルールで特定の優先度があるかどうかを示すオプション。
ルールのメタデータ・フィールドがグループ化されているかどうか、および省略可能なヘッダーが使用されるかどうかを示すオプション。
グローバル・ルールは、常に「有効」です(常に評価されます)。グローバル・ルールは、プロファイルに含まれていない場合でも、またはプロファイルが作成されていない場合でも、チェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページに表示されるメタデータ・フィールドに自動的に影響を与えます。定義済のグローバル・ルールは有効になり、イベント、アクションまたはワークフロー状態に適用されるために、プロファイルがシステムに存在している必要はありません。ただし、グローバル・ルールがプロファイルに関連付けられていないかぎり、グローバル・ルールの影響はプレビューできません。
グローバル・ルールは最初に評価され、特定のプロファイル・ルールによって置き換えられる場合があります。グローバル・ルールの優先度を設定してその優先順位を上げることができます。このようにすると、特定のルールよりも高い優先度を指定して異なるプロファイル結果を生成できます。その結果を参照するには、プロファイルをプレビューして、ルール選択の結果を確認します。
グローバル・ルールは、次のガイドラインに従います。
グローバル・ルールは常に有効で、プロファイルから独立して常に評価されます。
プロファイルを使用したドキュメントおよび検索では、グローバル・ルールが最初に評価されます。特定のプロファイル・ルールはグローバル・ルールの後に評価されます。グローバル・ルールの優先度はプロファイル・ルールよりも低くなっています。
グローバル・ルールには優先度を表す番号があります。優先度によってルールの評価順序が決まります。優先度の低いルールが先に実行され、優先度の高いルールが優先度の低いルールによって変更された内容をオーバーライドできます。
この項では、ルールに関する次の項目について説明します。
ルールの各メタデータ・フィールドには、次の属性があります。
フィールド位置(必須): メタデータ・フィールドの一般的な配置順序を調整します。値は、「先頭」、「ページの中央」および「ページの最後」です。
表示タイプ(必須): メタデータ・フィールドをチェックイン・ページおよび検索ページにどのように表示するかを決定します。値は、「編集」、「情報のみ」、「非表示」、「除外済」または「必須」です。必須の場合は、メッセージも必須です。
デフォルト値を使用(オプション): メタデータ・フィールドのデフォルト値を表示します。
導出値(オプション): 更新またはチェックインのときに、メタデータ・フィールドを指定の値に設定できます。
制限のリストを含む(オプション): リスト・メタデータ・フィールドの内容を特定の値のリストまたはフィルタリングされた値のリストに制限できます。
アクティブ化条件を使用すると、プロファイルの動作を様々な入力に基づいて変更できます。たとえば、特定の検索ページまたはコントリビュータに対してルールを非アクティブにしたり、チェックイン時に特定のフィールドを非表示にしたりオーバーライドできます。また、プロファイルはチェックイン処理時にアクティブ化されるため、ブラウザのチェックインとバッチ・ロードのチェックインは区別されます。
アクティブ化の条件の妥当性を確認するために、プロファイルをプレビューできます。プレビュー画面を使用すると、既存のプロファイルを確認でき、アクティブ化条件の選択肢を変更して結果を評価することによってwhat-ifシナリオを実行できます。
ルールのアクティブ化条件は、次のものに基づいて設定できます。
システム・イベント: 要求時イベント、送信時イベント、インポート時イベントなどがあります。
ユーザー・アクション: 新規チェックイン、選択したコンテンツのチェックイン、コンテンツ情報、コンテンツ更新、検索などがあります。
ワークフローの状態: コンテンツ・アイテムがワークフロー内にあるかどうかによります。
ドキュメント・タイプ: ドキュメント・メタデータ・フィールドに基づくコンポーネントを使用できます。
ユーザー・タイプ: ユーザー・メタデータ・フィールドに基づくコンポーネントを使用できます。
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注意: 条件の選択肢の1つ以上の組合せが含まれるアクティブ化条件を使用する場合は、注意が必要です。アクティブ化条件の選択肢のすべての組合せが有効なわけではなく、一部は相互に排他的である可能性があります。たとえば、あるアクティブ化条件で、イベントがインポートであり、かつ、アクションがドキュメント情報のページ・リクエストであることが必要である場合、アクティブ化が真になることはなく、ルールはアクティブになりません。 |
制限リストは、ルールのメタデータ・フィールドに対して任意で定義できる属性です。メタデータ・フィールド用にリストとして定義されているユーザー・インタフェースを変更するには、次の2つの方法があります。
固定リストを指定する: リストとして定義されたメタデータ・フィールドの実際のマスター・リストよりも優先される、明示的な値のセットです。ユーザー・インタフェース・リストに表示されるのは、マスター・リスト内にあるアイテムのみです。
正規表現の評価を使用する: リストの中で、文字列パターン・マッチングと評価のためのワイルドカードなどの特殊文字を使用できます。ユーザー・インタフェース・リストに表示されるアイテムは、正規表現を満たす値です。
正規表現はテキストの操作に最適であり、文字列の形式を記述します。最も単純な形式の正規表現では、一致させるテキストを指定します。
たとえば、正規表現「ABC」は、文字列ABCに一致しますが、文字列DEFとは一致しません。より多くの文字列に一致させるために、アスタリスク(*)などのワイルドカード文字を使用できます。アスタリスク(*)は、先行する1つ以上の文字が0回以上出現することを指定します。たとえば、正規表現A*Bには、B、AB、AAB、AAABなどの文字列に一致します。
この項では、変更したユーザー・インタフェース・リストを生成するための正規表現評価の使用に関して、概略のみを示します。正規表現は複雑なため、システム管理者は、正規表現、パターンの作成および正規表現の実装方法をよく理解している必要があります。そうでない場合は、制限リストの定義を支援するオラクル社コンサルティング・サービスをご利用ください。
次の表は、正規表現評価のパターンを作成する際に使用される一般的な修飾子、メタ文字および特殊文字を示しています。
修飾子
| 要素 | 定義 |
|---|---|
|
g |
グローバル・パターンの照合。 |
|
i |
大/小文字を区別しないパターンの照合。 |
|
m |
特殊文字の^と$を文字列内で複数回一致させることができます。 |
|
s |
特殊文字.を改行に一致させることができます。 |
|
x |
パターン内の空白文字を無視します。 |
メタ文字
| 要素 | 定義 |
|---|---|
|
\s |
空白(タブや改行を含む)に一致します。 |
|
\S |
空白文字以外に一致します。 |
|
\b |
単語の境界のみに一致します。 |
|
\B |
単語の境界以外のみに一致します。 |
|
\d |
0から9の数字に一致します。 |
|
\D |
数字以外の文字のみに一致します。 |
|
\w |
文字、数値またはアンダースコアのみに一致します。 |
|
\W |
文字、数値またはアンダースコア以外の文字のみに一致します。 |
|
\A |
文字列の先頭のみに一致します。 |
|
\Z |
文字列の末尾のみに一致します。 |
特殊文字
| 要素 | 定義 |
|---|---|
|
* |
直前の文字のゼロ個以上の出現に一致します。 |
|
+ |
直前の文字の1個以上の出現に一致します。 |
|
? |
任意の文字のゼロ個以上の出現に一致します。 |
|
. |
改行以外の任意の1文字に一致します。 |
|
^ |
\Aメタ文字と同様に、文字列の先頭に一致します。 |
|
$ |
\Zメタ文字と同様に、文字列の末尾に一致します。 |
|
| |
「または」の条件を加えます。 |
次に示す例は、「制限リストの編集」の入力に基づいてユーザー・インタフェース・リストに表示される結果を示しています。定義する制限リストでは、リストとして定義されているメタデータ・フィールドが使用されます。マスター・リストの値は米国の州で、アルファベット順に表示されます。2つの依存関係があります。
テキスト・ペインに入力されたアイテムまたは式。
「Java正規表現を使用する」チェック・ボックス(選択または選択を解除)。
例1
この例では、テキスト値がテキスト・ペインに入力され、「Java正規表現を使用する」チェック・ボックスが選択されていません。この場合、オプションの「NoState」および「Carolina」は、州の完全な名前ではないため、結果リストに含まれません。順序は、テキスト領域に入力したとおりに維持されます。
次の値がテキスト・ペインに入力された場合:
Alabama
Minnesota
NoState
Utah
Carolina
ユーザー・インタフェース・リストに表示される結果:
Alabama
Minnesota
Utah
例2
この例では、例1と同じテキスト値がテキスト・ペインに入力されています。ただし、「Java正規表現を使用する」チェック・ボックスが選択されています。
次の値がテキスト・ペインに入力された場合:
Alabama
Minnesota
NoState
Utah
Carolina
ユーザー・インタフェース・リストに表示される結果:
Alabama
Minnesota
Utah
North Carolina
South Carolina
この場合、「North Carolina」と「South Carolina」の両方は、正規表現「Carolina」に一致するため、結果リストに含まれます。
例3
この例では、「Java正規表現を使用する」チェック・ボックスが選択され、類似のテキスト値(前述の例と同様)を入力するかわりに、特殊文字^が英字とともに使用されています。
ここでは、2つの正規表現が使用されています。最初の正規表現では、Cで開始するマスター・リストのすべての選択が、2番目の正規表現では、Alで開始するすべての選択が指定されています。結果の順序は、テキスト・ペインへのリストの入力方法によって決定されます。
次の値がテキスト・ペインに入力された場合:
^C
^Al
ユーザー・インタフェース・リストに表示される結果:
California
Colorado
Connecticut
Alabama
Alaska
例4
この例では、例3と同じ値がテキスト・ペインに入力されています。ただし、両方の値が同じ行に入力され、「または」と評価される特殊記号のパイプ( | )で区切られています。この正規表現の場合は、AlまたはCで開始する値についてリストが正確に1回フィルタ処理されるため、値の順序が保持されます。
次の値がテキスト・ペインに入力された場合:
^C | ^Al
次の結果がユーザー・インタフェース・リストに表示されます。
Alabama
Alaska
California
Colorado
Connecticut
メタデータ・フィールドをグループ化して配置し、ラベルを付けるには、適切なヘッダーを使用します。フィールドは、チェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページに、グループで指定されたとおりに表示されます。
メタデータ・グループを作成するには、「ルールの追加」/「ルールの編集」画面で「グループ」を選択します。「フィールド」タブを使用して、メタデータ・フィールドをグループに追加します。「上へ」ボタンと「下へ」ボタンを使用してフィールドの順序を変更します。
たとえば、図3-7は、左側のルールによって、右側のチェックイン・ページのメタデータ・フィールド・リストが生成されていることを示しています。この例では、「コンテンツID」がグループ・リストの最初の要素であるためグループ・リーダーです。「コンテンツID」の後に含まれるメタデータ・フィールドは、グループ・メンバーです。
図3-8は、同じルールを示していますが、グループ内のメタデータ・フィールドが「上へ」ボタンと「下へ」ボタンを使用して再配置されています。この再編成によって、チェックイン・ページに同じメタデータ・フィールドの別のリストが生成されます。この場合は、「セキュリティ・グループ」がグループ・リーダーになり、その他のフィールドはグループ・メンバーになります。
図3-9では、1つのプロファイルに、グループ化されたメタデータ・フィールドを含む3つのルールが格納されています。各グループには別のグループに属するフィールドが1つあります。この状況では、システムは解決ルールを使用して競合を調整します。
|
注意: 追加のプロファイルとこれらのメタデータ・フィールドを1つ以上含むグローバル・ルールのシステムによる評価と実装によって、グループの競合が発生する可能性があります。後で実行されるルールによって、先行するルールがオーバーライドされ、グループ化されたメタデータ・フィールドの解決方法に影響を及ぼす場合があります。 |
複数のルールでのグループに属するメタデータ・フィールド間の競合は、次に示すルールによって解決されます。
リストの最初の要素はグループ・リーダーです。
最初の要素に続くすべての要素はグループ・メンバーです。
グループ・リーダーが別のグループ・リストのグループ・リーダーでない場合は、別のグループのグループ・リーダーの下にグループ・メンバーが割り当てられます。
グループ・リーダーが先行するグループ・リストのグループ・メンバーである場合、新しいグループ・リストは先行するグループ・リストに次のようにマージされます。
メイン・グループ・リーダー(先行するグループのグループ・リーダー)が検索されます。
メイン・グループ・リーダーのグループ・メンバー・リスト内のグループ・リーダーの後に、新しいグループ・メンバーが挿入されます。
複数のグループ・リーダーを持つグループ・メンバーがないことを確認します。複数存在する場合は、先行するグループ・リーダーのリストからそのメンバーが削除されます。
グループに存在するグループ・メンバーが、後続する別のグループのグループ・リーダーである場合、このルールは無効となり、エラーが報告され、ルールは評価されません。(このルールが許容された場合は、非グループ・リーダー(グループ・メンバー)がグループ・リーダーに昇格される結果となります。)
例1
条件: A、B、Cはメタデータ・グループです。
要素の説明: Aはグループ・リーダーで、BとCはAのグループ・メンバーです。
条件: B、D、Eは別のメタデータ・グループです。
要素の説明: Bはグループ・リーダーで、DとEはBのグループ・メンバーです。
結果: A、B、D、E、Cになります。
例2
条件: A、B、Cはメタデータ・グループです。
要素の説明: Aはグループ・リーダーで、BとCはAのグループ・メンバーです。
条件: A、D、Eは別のメタデータ・グループです。
要素の説明: Aはグループ・リーダーで、DとEはAのグループ・メンバーです。
結果: A、D、E、B、Cになります。
例3
例3
条件: A、B、Cはメタデータ・グループです。
要素の説明: Aはグループ・リーダーで、BとCはAのグループ・メンバーです。
条件: C、B、Dは別のメタデータ・グループです。
要素の説明: Cはグループ・リーダーで、BとDはCのグループ・メンバーです。
結果: A、C、B、Dになります。
例4
条件: A、Bはメタデータ・グループです。
要素の説明: Aはグループ・リーダーで、BはAのグループ・メンバーです。
条件: B、A、Cは別のメタデータ・グループです。
要素の説明: Bはグループ・リーダーで、AとCはBのグループ・メンバーです。
結果: 理論上では、この状況はB、A、Cと解決できますが、これではA、Bのグループ化の意味がなくなります。他のグループ化の混乱を避けるために、このことはエラー・ケースとして処理されます。
例5
条件: A、B、Cはメタデータ・グループです。
要素の説明: Aはグループ・リーダーで、BとCはAのグループ・メンバーです。
条件: D、A、Eは別のメタデータ・グループです。
要素の説明: Dはグループ・リーダーで、AとEはDのグループ・メンバーです。
結果: エラー。このグループ化の競合は解決できません。
コンテンツ・プロファイルを使用して、チェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページでのメタデータ・フィールドの順序を変更できます。順序を変更できるのは、カスタム・メタデータ・フィールドとシステム固有情報フィールドです。
この項では、順序が変更されたカスタムおよびシステム情報フィールドの表示結果について説明します。
次の各項の説明に従って、メタデータ・フィールドを配置できます。
グループ化されたシステムおよびカスタム・メタデータ・フィールドの、Oracle WebCenter Content Serverのページでの位置は、グループ内の最初のメタデータ・フィールドの優先度によって決まります。カスタム・メタデータ・フィールドをシステムに追加する際に、その位置順序(フィールド順序)が設定されます。
「構成マネージャ」: 「情報フィールド」タブ画面を使用してカスタム・メタデータ・フィールドを追加し、「メタデータ・フィールドの追加」/「メタデータ・フィールドの編集」画面の「順序」フィールドで順序番号を割り当てます。
カスタム・メタデータ・フィールドがグループの最初のフィールドの場合、そのグループは、カスタム・メタデータ・フィールドに割り当てたフィールド順序に基づいてページに配置されます。システム・メタデータ・フィールドがグループの最初のフィールドの場合、そのグループは、確立された優先順位に基づいて配置されます。
Oracle WebCenter Content Serverのページによっては、指定したシステム・メタデータ・フィールドを一般的な表示順序で表示するか除外するかを指定できます。たとえば、検索ページには、「リリース日」と「有効期限」システム・メタデータ・フィールドが表示されますが、「リビジョン」は除外されます。
デフォルトでは、システム・メタデータ・フィールドの一般的な順序は次のとおりです。
コンテンツID(dDocName)
タイプ(dDocType)
タイトル(dDocTitle)
作成者(dDocAuthor)
セキュリティ・グループ(dSecurityGroup)
アカウント(dDocAccount)
リビジョン(dRevLabel)
通常、システム・メタデータ・フィールドが最初のフィールドとして含まれるグループは、デフォルトの順序で表示されます。たとえば、カスタム・メタデータ・フィールドのグループ内で「作成者」が最初のフィールドである場合、そのグループは、「コンテンツID」、「タイプ」または「タイトル」を最初のフィールドとして含むグループの下に表示されます。
第3.2.2.5項「ルールを使用したメタデータ・フィールドのグループ化」では、チェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページのカスタムおよびシステム・メタデータ・フィールドを簡単にグループ化するための、ルールの定義方法について説明しています。メタデータ・フィールドの順序は、次の方法でも指定できます。
オプション1: フィールド位置: 「フィールド位置」リストを使用します。このリストを使用できるのは、「ルール・フィールドの追加」画面を使用してルールにメタデータ・フィールドを追加するときです。このオプションは、相対的な方法で機能します。たとえば、次のメタデータ・フィールドを追加するとします。
xRegion(「先頭」の位置)
xSubDept(「ページの最後」の位置)
「ページの中央」のフィールド位置にxDeptを追加した場合は、次のように追加されます。
xRegion(「先頭」の位置)
xDept(「ページの中央」の位置)
xSubDept(「ページの最後」の位置)
「先頭」のフィールド位置にxContinentを追加した場合は、次のように追加されます。
xRegion(「先頭」の位置)
xContinent(「先頭」の位置)
xDept(「ページの中央」の位置)
xSubDept(「ページの最後」の位置)
同様に、「ページの中央」のフィールド位置にxManagerを追加した場合は、次のように追加されます。
xRegion(「先頭」の位置)
xContinent(「先頭」の位置)
xDept(「ページの中央」の位置)
xManager(「ページの中央」の位置)
xSubDept(「ページの最後」の位置)
このオプションによってこれらの表示結果がチェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページで生成されるのは、フィールドがグループ化されている場合です。フィールドをルールに追加するときに、「ルールの追加」/「ルールの編集」画面で「グループ」を選択します。
オプション2: 「上へ」ボタンと「下へ」ボタン: 「上へ」ボタンと「下へ」ボタンを使用してフィールドの順序を変更します。このオプションを使用できるのは、「フィールド」タブを使用してメタデータ・フィールドをルールに追加するときです。フィールドの追加後に順序を変更したり、同じフィールド位置の複数のフィールドの順序を変更する場合に便利です。
たとえば、フィールド位置が「先頭」の3つのフィールドを追加した場合、それらのフィールドはルールに追加した順序で配置されます。ただし、「上へ」ボタンを使用するとフィールドを最上位に移動できます。同様に、フィールドが追加時に適切な位置に配置されなかった場合は、「上へ」ボタンと「下へ」ボタンを使用して位置を変更できます。
次のルールによって、チェックイン、更新および選択したコンテンツをチェックインページでのメタデータ・グループの表示方法が指定されます。
グループの最初のフィールドがシステム・フィールド(「コンテンツID」、「タイプ」、「タイトル」など)の場合、そのグループは常に「プライマリ・ファイル」フィールドの上に表示されます。
「コンテンツID」の自動生成が無効な場合は、「コンテンツID」フィールドが常にページの最初のフィールドとしてリストされ、その後にグループの残りのフィールドがリストされます。また、別のグループに「タイトル」や「タイプ」のような他のシステム・フィールドが含まれている場合、そのグループは「コンテンツID」グループの後、「プライマリ・ファイル」の前にリストされます。
「コンテンツID」の自動生成が有効な場合、「コンテンツID」フィールドは、フィールド順序が1のカスタム・メタデータ・フィールドのように機能します。ここで、「コンテンツID」がグループの最初のフィールドの場合、このグループは「プライマリ・ファイル」フィールドと「代替ファイル」フィールドの直下に表示されます。また、「リビジョン」システム・メタデータ・フィールドは、「コンテンツID」グループの最後のフィールドの後に表示されます。(デフォルトでは、「リビジョン」は「代替ファイル」フィールドの下に表示されることに注意してください。)
グループの最初のフィールドがカスタム・メタデータ・フィールドである場合、そのグループの表示順序は、先頭のメタデータ・フィールドのフィールド順序番号と他グループの先頭のメタデータ・フィールドのフィールド順序番号の関係で決定され、このことは、システム・メタデータ・フィールドがグループ内にある場合も同様です。
「リリース日」フィールドと「有効期限」フィールドは、高いフィールド順序値(小さい数値)のカスタム・メタデータ・フィールドとともにグループ化されている場合を除いて、常にページの最後に表示されます。または、「リリース日」フィールドと「有効期限」フィールドがシステム・メタデータ・フィールドとともにグループ化されている場合は、「プライマリ・ファイル」フィールドの上にリストされます。
次のルールによって、検索ページでのメタデータ・グループの表示方法が指定されます。
「コンテンツID」フィールドは、グループに属していて最初のフィールドでない場合を除き、常に最初に配置されます。ただし、「コンテンツID」がグループの最初のフィールドの場合は、そのグループが最初にリストされます。
システム・メタデータ・フィールド(「コンテンツID」以外)がグループの最初のフィールドの場合、そのグループは、「コンテンツID」フィールドまたは「コンテンツID」グループの後にリストされます。
カスタム・メタデータ・フィールドが最初のフィールドとして含まれる他のすべてのグループは、システム・メタデータ・フィールドが先頭フィールドとして含まれるグループの後に表示されます。カスタム・メタデータ・フィールドが最初のフィールドとして含まれるグループが複数ある場合、それらのグループの順序は、相互のグループの先頭メタデータ・フィールドのフィールド順序番号の関係で決定されます。
メタデータ・フィールドを検索ページに表示するには、「メタデータ・フィールドの追加」/「メタデータ・フィールドの編集」画面で、「検索索引の有効化」を設定する必要があります。
次のルールによって、コンテンツ情報ページでのメタデータ・グループの表示方法が指定されます。
「コンテンツID」フィールドは、グループに属していて最初のフィールドでない場合を除き、常に最初に配置されます。
「チェックアウトの実行者」、「ステータス」および「フォーマット」フィールドは常に最下部にリストされます。
「セキュリティ・グループ」フィールド、または「セキュリティ・グループ」を最初のフィールドとして含むグループは、次の場合を除き、「チェックアウトの実行者」、「ステータス」および「フォーマット」の各フィールドの上に表示されます。
アカウントが無効の場合。アカウントが有効な場合、「セキュリティ・グループ」は「チェックアウトの実行者」フィールドの上に表示されます。「セキュリティ・グループ」は「アカウント」フィールドの上に表示されます。
「セキュリティ・グループ」フィールドがグループに属していて最初のフィールドではなく、先頭のメタデータ・フィールドに他のカスタム・メタデータ・フィールドの上に位置するフィールド順序番号がある場合。この場合、「セキュリティ・グループ」フィールドが表示される順序は、グループの先頭のメタデータ・フィールドのフィールド順序番号で決まります。
「リリース日」フィールドと「有効期限」フィールドは、「リビジョン履歴」表の一部としてページの下部にリストされます。
カスタム・メタデータ・フィールドが最初のフィールドとして含まれる他のすべてのグループの表示順序は、相互のグループの先頭メタデータ・フィールドのフィールド順序番号の関係で決定されます。
次のルールによって、フォルダ情報ページでのメタデータ・グループの表示方法が指定されます。
「コンテンツID」フィールドは、グループに属している場合を除き、表示されません。現在、「コンテンツID」が最初のフィールドとして含まれるグループは表示されません。これを回避するには、別のシステムまたはカスタム・メタデータ・フィールドをグループの先頭フィールドとして定義します。
システム・メタデータ・フィールドが先頭フィールドとして指定されているすべてのグループがリストされます(割り当てられた表示属性が「編集」、「ラベル」または「必須」の場合)。システムまたはカスタム・メタデータ・フィールドに「非表示」または「除外済」表示属性が割り当てられている場合は、そのフィールドは表示されません。
カスタム・メタデータ・フィールドが最初のフィールドとして含まれる他のすべてのグループの表示順序は、相互のグループの先頭メタデータ・フィールドのフィールド順序番号の関係で決定されます。
カスタム・メタデータ・フィールドを強制的に「プライマリ・ファイル」フィールドの上に表示するには、次の手順に従います。
システム・メタデータ・フィールドを含むグループに、カスタム・メタデータ・フィールドを追加します。
グループの最初のフィールドをシステム・メタデータ・フィールドにします。グループの位置は、どのシステム・メタデータ・フィールドが先頭フィールドであるかに基づきます。
システム・メタデータ・フィールドを強制的に「プライマリ・ファイル」フィールドの下に表示する手順は、次のとおりです。
システム・メタデータ・フィールドを、カスタム・メタデータ・フィールドが含まれているグループに追加します。
グループの最初のフィールドがカスタム・メタデータ・フィールドであることを確認します。
グループは「プライマリ・ファイル」フィールドの下に、先頭フィールドのフィールド順序番号に基づいて表示されます。
ルールの管理には、次のタスクが含まれます。
ルールを作成する手順は、次のとおりです。
「管理」→「管理アプレット」を選択します。「構成マネージャ」→「ルール」タブをクリックします。
「構成マネージャ」: 「ルール」タブ画面が開きます。
「追加」をクリックします。
「ルールの追加」/「ルールの編集」画面が開きます。「一般」タブをクリックします。
新規ルールの名前と説明の情報を入力します。
「OK」をクリックします。
ルールを編集するには、そのルールを「構成マネージャ」: 「ルール」タブ画面のリストで選択して「編集」をクリックします。フィールドの値を編集し、完了したら「OK」をクリックします。
ルールを削除するには、そのルールを「構成マネージャ」: 「ルール」タブ画面のリストで選択して「削除」をクリックします。「OK」をクリックして削除を確認します。
グローバル・ルールを作成する手順は、次のとおりです。
「管理」→「管理アプレット」を選択します。「構成マネージャ」→「ルール」タブをクリックします。
「構成マネージャ」: 「ルール」タブ画面が開きます。
グローバル・ルールを作成する場合は「追加」をクリックし、ルールをグローバル・ルールに変更するか、または既存のグローバル・ルールを変更する場合は、ルールをハイライトして「編集」をクリックします。
「ルールの追加」/「ルールの編集」画面が開きます。「一般」タブをクリックします。
「優先度のあるグローバル・ルール」を選択します。
デフォルトの優先度番号を変更します(オプション)。デフォルトでは、10が優先度番号として表示されます。ルールを編集している場合は、他の情報を必要に応じて変更します。優先度が低いルールは、優先度が高いルールより前に実行されるため、優先度の低いルールによって加えられた変更は高優先度のルールでオーバーライドされます。
「OK」をクリックします。
ルールを編集するには、そのルールを「構成マネージャ」: 「ルール」タブ画面のリストで選択して「編集」をクリックします。フィールドの値を編集し、完了したら「OK」をクリックします。
ルールを削除するには、そのルールを「構成マネージャ」: 「ルール」タブ画面のリストで選択して「削除」をクリックします。「OK」をクリックして削除を確認します。
ルールにメタデータ・フィールドを追加する手順は、次のとおりです。
「管理」→「管理アプレット」を選択します。「構成マネージャ」→「ルール」タブをクリックします。
「構成マネージャ」: 「ルール」タブ画面が開きます。
グローバル・ルールを作成する場合は「追加」をクリックし、ルールをグローバル・ルールに変更するか、または既存のグローバル・ルールを変更する場合は、ルールをハイライトして「編集」をクリックします。
「ルールの追加」/「ルールの編集」画面が開きます。
「フィールド」タブをクリックし、「追加」をクリックします。
「ルール・フィールドの追加」画面が開きます。
次の情報を選択します。
「フィールド情報の表示」チェック・ボックスおよび「アプリケーション・フィールドの表示」チェック・ボックス: 選択されている場合は、メタデータ・フィールドがフィールド名リストに一覧表示され、フィールドを標準のチェックインおよび検索のページに表示できるようになります。
ルールの中で、アプリケーション・フィールドが表示対象として選択されている場合は、そのフィールドの動作(そのフィールドを通常使用するアプリケーションで定義されます)が変更されることに注意してください。
フィールド名をリストから選択します。
追加したメタデータ・フィールドのそれぞれについて、メタデータ・フィールドの一般的な配置に対応する選択肢を「フィールド位置」リストから選択します。選択したオプションに応じて、メタデータ・フィールドが「ルールの追加」/「ルールの編集」画面の「フィールド」タブのリストに表示されるときの一般的な配置順が調整されます。各フィールドの位置は、評価プロセスにおけるその優先度に関連しています。「上へ」ボタンと「下へ」ボタンを使用すると、配置をさらに変更できます。
先頭: メタデータ・フィールドを相対的に上位に移動します。
ページの中央: メタデータ・フィールドを相対的に中央に移動します。
ページの最後: メタデータ・フィールドを相対的に下位に移動します。
「OK」をクリックします。
各メタデータ・フィールドについて、次に示す情報を入力します。これらは、そのメタデータ・フィールドをどのようにチェックインや検索のページに表示するかを決定するものです。
編集: フィールドは、デフォルト値が指定されている場合でも編集可能です。
ラベル: フィールドは読取り専用(固定ですが表示されます)です。
非表示: フィールドは表示されませんが、ユーザーがコンテンツ・アイテムを送信したときに、このメタデータ・フィールドの値は元のページに残ります。
除外済: フィールドは表示されません。非表示のメタデータ・フィールドとは異なり、除外された値は元のページに残りません。
必須: 必須フィールドです。これが使用される場合は、メッセージも必須です。
カスタム・ラベル: フィールドのラベルを指定します。プロファイルごとに異なるラベルを使用できます。
カスタム・インクルードを使用: 標準フィールドの位置を変更するときに使用します。たとえば、プレースホルダ・フィールドとタイトル・フィールドが含まれるグループを作成することによって、ページ上の他の標準フィールドの下にタイトル・フィールドが移動します。次に、カスタム・インクルードをこのプレースホルダ・フィールドに使用して、フィールドの表示方法および表示するかどうかを制御できます。次のファイルが用意されています。
標準のセパレータ: フィールドのかわりに標準の水平ルールをページに配置します。
表示なし: ページが開くときにフィールドを非表示にします。
チェック・ボックスを選択すると、カスタム・フィールドを使用できるようになります。デフォルト: 選択が解除されています。
「インクルード開始」リストおよび「インクルード終了」リストに表示されている標準のインクルード・オプションは、std_resources.htmファイル内のDpDisplayIncludes表に定義されています。インクルード・オプションを追加するには、新規のインクルードを定義するカスタム・コンポーネントを作成してDpDisplayIncludes表にマージする必要があります。
グループ・カウントからフィールドを除外: プレースホルダ・フィールドのプレゼンテーション・プロパティを変更することなく、グループ・ヘッダーが非表示になります。グループ内のフィールドの数がゼロよりも大きい場合にグループ・ヘッダーを表示します。たとえば、プレゼンテーションの目的で使用されるプレースホルダ・フィールドが、表示されるグループ内の唯一のフィールドである場合です。デフォルト: 選択が解除されています。
デフォルト値を使用: コンテンツ・チェックイン・ページまたは検索ページにデフォルト値を表示できます。デフォルト値は「要求時」イベントについて計算されます。Idocスクリプト、または、メタデータ・フィールドがスキーマ・ビューに関連付けられている場合にはスキーマ値を使用できます。
選択されている場合は、「編集」ボタンがアクティブ化され、テキスト・ペインがアクティブになり、フィールドの計算されたIdocスクリプト(デフォルト値が追加され、そのプロパティが定義されると、自動的に生成されます)が表示されます。選択が解除されている場合(デフォルト)は、デフォルト値は使用できません。
派生: 更新またはチェックイン時に、フィールドを指定の値に設定できます。値は、「送信時」イベントおよび「インポート時」イベントについて計算されます。Idocスクリプト、または、メタデータ・フィールドがスキーマ・ビューに関連付けられている場合にはスキーマ値を使用できます。
選択されている場合は、「編集」ボタンがアクティブ化され、テキスト・ペインがアクティブになって、フィールドの計算されたIdocスクリプト(値が追加されてそのプロパティが定義された後に、自動的に生成されます)が表示されます。選択が解除されている場合(デフォルト)は、デフォルト値は使用できません。
制限のリストを含む: フィールドの内容を、特定の値のリストまたはフィルタリングされた値のリストに制限できます。
選択されている場合は、「編集」ボタンがアクティブ化され、テキスト・ペインがアクティブになって、フィールドの計算されたIdocスクリプト(リストが追加されてそのプロパティが定義された後に、自動的に生成されます)が表示されます。選択が解除されている場合(デフォルト)は、デフォルト値は使用できません。
ルールの属性の指定が完了したら、「OK」をクリックします。
メタデータ・フィールドをグループ化してヘッダーをグループに追加する手順は、次のとおりです。
「管理」→「管理アプレット」を選択します。「構成マネージャ」→「ルール」タブをクリックします。
「構成マネージャ」: 「ルール」タブ画面が開きます。
ルールをハイライトして「編集」をクリックします。
「ルールの追加」/「ルールの編集」画面が開きます。
「一般」タブの「グループ」を選択します。
「グループ・ヘッダーを含む」を選択します。
「編集」をクリックします。
「グループ・ヘッダーの編集」画面が開きます。次の情報を指定します。
非表示の有効化: 選択されている場合は、グループ・メタデータ・フィールドは非表示になり、そのフィールドのかわりにリンクがページ上に表示されます。「表示」リンクを押すと、フィールドが表示されます。デフォルトでは、ページは「非表示」リンクとともに表示され、つまり、デフォルトではすべてのページが表示されます。
インクルード開始/インクルード終了: グループをどのように表示するかを指定します。次のオプションがあります。
標準のセパレータ: ルールをグループの上または下に挿入します。
HTML表開始/HTML表終了: グループをHTML表の中に表示し、各行とヘッダーに境界線を付けます。
表示なし: (デフォルト): グループが区別されません。
ヘッダー・テキスト: フィールドのグループに関連付けられたヘッダー文字列です。
終了したら、「OK」をクリックします。
ルールにアクティブ化条件を追加するには、次の手順に従います。
「管理」→「管理アプレット」を選択します。「構成マネージャ」→「ルール」タブをクリックします。
「構成マネージャ」: 「ルール」タブ画面が開きます。
ルールに条件を追加するには、ルールをハイライトして「編集」をクリックし、新しいルールを追加するには「追加」を追加します。
「ルールの追加」/「ルールの編集」画面が開きます。
「一般」タブをクリックし、「ルールのアクティブ化条件の使用」を選択します。
「編集」をクリックします。「アクティブ化条件の編集」画面が開きます。
「追加」をクリックします。開いたダイアログで、名前を入力して「OK」をクリックします。「General」タブが開きます。
次の情報を、「一般」ペインと「句」ペインを使用して入力します。詳細は、第3.2.4.5項「カスタム条件とサイド・エフェクト」を参照してください。
次のオプションを「一般」ペインで指定できます。
「使用イベント」チェック・ボックス: 選択されている場合は、イベントが検出されたときにルールの実行方法を変えることができます。イベントの例は次のとおりです。
要求時: Oracle WebCenter Content Serverページを表示するためのユーザー・リクエストの結果として発生するイベントが含まれます。
送信時: コントリビューション・アクションの結果であるイベントが含まれます。
インポート時: バッチ・ロードまたはアーカイブ・プロシージャの結果であるイベントが含まれます。ルールは、アーカイバやバッチ・ロード、または特別なチェックイン・サービス(Content Publisherなど)を使用する他のプロセスに対してのみアクティブです。
アクションの使用: 選択されている場合は、ユーザー・アクションがシステムによって検出されたときにルールの実行方法を変えることができます。ユーザー・アクションの例は次のとおりです(たとえば、新しいコントリビューションがチェックインされたときや、コンテンツ・アイテムが改訂されたとき)。
新規コンテンツをチェックイン: 新しいコンテンツ・アイテムをコントリビュートするユーザー・アクションが含まれます。
選択したコンテンツをチェックイン: アイテムにリビジョンを送信するユーザー・アクションが含まれます。
コンテンツ情報: ドキュメント情報ページの表示を要求するユーザー・アクションが含まれます。
コンテンツ更新: ドキュメント情報ページにリビジョンを送信するユーザー・アクションが含まれます。
検索: 検索ページの表示を要求するユーザー・アクションが含まれます。
ワークフロー・フラグ: ドキュメントのワークフロー状態に基づいて、ルールを異なる方法で実行できます。たとえば、ドキュメントがワークフロー内にある場合に、別のコンテンツ情報ページを表示します。
次のオプションを「句」ペインで指定できます。このペインは、Idocスクリプト文の作成プロセスを自動化するのに使用されるIdocスクリプト・ウィザードです。
フィールド・リスト: メタデータ・オプションのリストです。
「演算子」リスト: メタデータ・フィールドの検索に使用される方法であり、次のものがあります。
次に一致する: 指定したメタデータ・フィールド内のテキスト全体に、指定されたメタデータ値が含まれます。
指定した語を含む: 指定したメタデータ・フィールド内のテキストにメタデータ値が含まれます。
次の語で始まる:指定したメタデータ・フィールド内のテキストがメタデータ値で始まります。
次の日付よりも古い: 指定したメタデータ・フィールド内の日付が値の日付より前です。
次の日付よりも新しい: 指定したメタデータ・フィールド内の日付が値の日付より後です。
「値」フィールド: データを入力するための編集可能フィールド、オプションのリスト、または「選択」ボタンをアクティブにする編集可能フィールドを選択できます。フィールド値がコンテンツIDの場合は、「選択」を押すと「カスタム」ペインが開きます。フィールドが作成者の場合は、ユーザーの選択画面が開きます。
条件の設定が完了したら、「追加」をクリックしてその条件を「句」ペインに追加します。
「OK」をクリックします。
アクティブ化条件を編集するには、前述の手順を実行し、「条件」タブで、編集するアクティブ化条件をリストから選択します。フィールドの値を編集し、完了したら「OK」をクリックします。
アクティブ化条件を削除するには、前述の手順を実行し、「条件」タブでアクティブ化条件をリストから選択して「削除」をクリックします。「OK」をクリックして、削除を確定します。
「アクティブ化条件の編集」画面の「カスタム」タブは、ルールに対する特定の条件を定義するために使用します。この条件が満たされると、プロファイルの動作に影響を与えます。
この画面を使用するには、「カスタム」タブをクリックしてから、カスタマイズしたテキストをテキスト・ペインに入力します。入力された情報は、「ルールの追加」/「ルールの編集」画面のテキスト・ペインに表示されます。
サイド・エフェクトを定義するには、「アクティブ化条件の編集」画面の「サイド・エフェクト」タブをクリックします。「サイド・エフェクト」画面は、次のために使用します。
名前と値のペアをIdocスクリプト変数として追加し、アクティブ化条件がTRUEの場合にIdocスクリプトを使用してこの変数をローカル・データにプッシュします。
アクティブ化条件がTRUEの場合にのみ評価されるルールに、カスタムIdocスクリプトを追加します。
サイド・エフェクトはIdocスクリプトであり、ルールがアクティブ化されるときに評価されるため、like if、elseif、else文などの論理文も含めることができ、任意のIdocスクリプト関数を実行できます。たとえば、他のルールのアクティブ化を制御できるルールを設定できます。Idocスクリプトでのスクリプト記述の詳細は、Oracle WebCenter Content Idocスクリプト・リファレンス・ガイドを参照してください。
次の情報をこの画面で追加します。
キー: Idocスクリプト変数として使用される名前です。
値: 変数に相当するリテラル文字列です。
完了したら「追加」をクリックします。キーと値はIdocスクリプトに変換されて、編集ペインに表示され、ここでテキストを編集できます。
デフォルト値フィールドまたは導出値フィールドを設定するには、次の手順に従います。
「ルールのメタデータ・フィールドの追加」タスクの手順12または手順13で、該当するチェック・ボックスを選択します。「編集」をクリックします。
適切な画面が開きます。
「条件」タブの「追加」をクリックします。
開いた画面で、この値属性の名前を入力して「OK」をクリックします。名前が「条件」リストに追加されます。
フィールド値と演算子をリストから選択します。「フィールド」リストで選択した値に応じて、「値」フィールドは次のようになります。
データを入力するための編集可能フィールド。
適切なオプションのリスト。
対応する「選択」ボタンのある編集可能フィールド。
必要に応じて、上部の「値」フィールドに値を入力するか選択します。
「選択」をクリックします。条件に応じて、次の操作を行います。
「フィールド」の値が「コンテンツID」の場合は、「デフォルト値の編集」/「派生値の編集」: 「フィールドの選択」画面が開きます。使用するフィールドを選択します。
「フィールド」の値が「作成者」の場合は、「ユーザーの表示」画面が開きます。ユーザーを選択します。
フィルタを使用してコンテンツを選択します。入力後、「OK」をクリックします。
画面が閉じ、選択されたコンテンツ値がデフォルト値の「条件」タブの上部の「値」フィールドに追加されます。
「追加」をクリックします。
式ペインには、文が追加されます。
「計算」をクリックします。
フィールドがスキーマ・ビューにリンクされている場合は、列を選択します。そうでない場合は、「OK」をクリックします。
「フィールドの選択」画面が閉じ、計算された値がデフォルト値の「条件」タブの下部の「値」フィールドに追加されます。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、Idocスクリプト文が「ルール・フィールド'名前'の追加」/「ルール・フィールド'名前'の編集」画面のデフォルト値のテキスト・ペインに表示されます。
メタデータ・フィールド属性の追加が完了したら、「OK」をクリックします。そうでない場合は、その他の属性の追加を続行します。
メタデータ・フィールドに対する制限リストを使用する手順は、次のとおりです。
「ルールのメタデータ・フィールドの追加」タスクの手順14で、「制限のリストを含む」を選択します。「編集」をクリックします。
「制限リストの編集」画面が開きます。
ルールに直接関連付けられている値リストを使用するには、フィルタ処理済リストを選択します。特定の値のリストを使用するには、厳密なリストを選択し、具体的なアイテムを「制限付きの値」テキスト・ペインに入力します。
「OK」をクリックします。
「制限リストの編集」画面が閉じます。厳密リスト・オプションが使用されている場合は、アイテムが「ルール・フィールド'名前'の追加」/「ルール・フィールド'名前'の編集」画面のテキスト・ペインに表示されます。
メタデータ・フィールドの属性を編集する手順は、次のとおりです。
「管理」→「管理アプレット」を選択します。「構成マネージャ」→「ルール」タブをクリックします。
「構成マネージャ」: 「ルール」タブ画面が開きます。
グローバル・ルールを作成する場合は「追加」をクリックし、ルールをグローバル・ルールに変更するか、または既存のグローバル・ルールを変更する場合は、ルールをハイライトして「編集」をクリックします。
「ルールの追加」/「ルールの編集」画面が開きます。
「フィールド」タブを開いて、属性を編集するメタデータ・フィールドを選択します。「編集」をクリックします。
編集する属性に対応する「編集」ボタンをクリックします。適切な画面が開きます。
デフォルト値または派生値の場合は、編集する値を「条件」テキスト・ペインで選択します。
「フィールド」または「演算子」(あるいはその両方)の新しい値を選択します。
句を削除または再定義しないで上部の「値」フィールド値を編集するには、「句」ペインで句をハイライトします。上部の「値」フィールドの値を編集してから「更新」をクリックします。
「計算」をクリックします。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、修正後の値が表示されます。
制限リスト属性の場合は、「制限リストの編集」画面で、必要に応じてリスト・オプションを選択し、テキスト・ペインを編集します。「OK」をクリックします。
画面が閉じて、修正後のリスト情報が表示されます。
「OK」をクリックします。
2つの構成変数によって、チェックイン・ページでの必須メタデータ・フィールドの表示方法が制御されます。詳細は、Oracle WebCenter Content Idocスクリプト・リファレンス・ガイドを参照してください。
必須フィールドに赤い文字を使用するには、次の構成変数と値を使用します。
StyleForRequiredFields=requiredField
必須フィールドに記号でマークを付けるには、次の構成変数と値を使用します。
NotationForRequiredFields=*
注意: この例では、必須フィールドのマークにアスタリスクが使用されています。
トリガー・フィールドは、「構成マネージャ」: 「プロファイル」タブ画面で定義されるメタデータ・フィールドです。ドキュメントがプロファイルのトリガー値と一致した場合に、そのプロファイルがそのドキュメントに対して評価されます。
存在できるプロファイルの数に制限はありませんが、トリガー値はプロファイルごとに1つのみ許可されます。たとえば、トリガー・フィールドがdDocTypeの場合、Profile1はADACCTのトリガー値を、Profile2はADSALESのトリガー値を使用できます。
選択されたトリガーに対しては、次のことが当てはまります。
トリガー・フィールドは、リスト・メタデータ・フィールドであることが必要です。リストとして定義されているメタデータ・フィールドがトリガー・フィールド・リストに含まれます。
定義したトリガー・フィールドはシステムから削除できません。管理者はトリガー・フィールドを「指定なし」にリセットできますが、これにより、すべてのプロファイルが無効になります。
トリガー・フィールドの変更が可能である場合は、変更によって一部のプロファイルが無効になり、その状況を解決することが必要になることがあります。ユーザー・インタフェースに、無効なプロファイルに関するヒントが表示されます。
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注意: ルールを作成してからトリガーとプロファイルを作成しますが、ルールの作成前にトリガーの内容を把握しておく必要があります。 |
選択できるトリガー・フィールドは、Oracle WebCenter Content Serverインスタンスごとに1つのみです。
現在のプロファイル・トリガー・フィールドを選択または変更するには、次の手順に従います。
「メイン」メニューから「管理」→「管理アプレット」を選択します。「構成マネージャ」→「プロファイル」タブをクリックします。
「構成マネージャ」: 「プロファイル」タブ画面が開きます。
「選択」をクリックします。
「トリガー・フィールドの編集」画面が開きます。
「フィールド名」フィールドのリストから、新しいトリガー・フィールドを選択します。
「OK」をクリックします。
1つ以上のプロファイルを作成した後にトリガー・フィールドを変更した場合は、新しいトリガー・フィールドによって、既存のプロファイルが無効になる可能性があります。
トリガー・フィールドを完全に無効化する(実質的にすべてのプロファイルも無効になります)には、次の手順に従います。
「メイン」メニューから「管理」→「管理アプレット」を選択します。「構成マネージャ」→「プロファイル」タブをクリックします。
「構成マネージャ」: 「プロファイル」タブ画面が開きます。
「選択」をクリックします。
「トリガー・フィールドの編集」画面が開きます。
「フィールド名」フィールドのリストから、「指定なし」を選択します。
「OK」をクリックします。
ここでは、プロファイルの作成と使用に必要なタスクについて説明します。内容は次のとおりです。
プロファイルを新規作成するには、次の手順に従います。
「メイン」メニューから「管理」→「管理アプレット」を選択します。「構成マネージャ」→「プロファイル」タブをクリックします。
「構成マネージャ」: 「プロファイル」タブ画面が開きます。
「追加」をクリックします。名前を追加するためのダイアログが開きます。
新しいプロファイルの名前を入力して「OK」をクリックします。
次の情報を入力します。
ラベルの表示: 「チェックイン」および「検索」のメニュー・オプションでのプロファイルのテキストです。
説明: プロファイルの簡単な説明です。
「トリガー」リスト: トリガーに関連付けられたリスト値です。
ルール以外のフィールドの除外: 選択すると、プロファイルに含まれているルールに属していないメタデータ・フィールドがすべて除外されます。
パーソナライズの制限: 選択すると、チェックインや検索のリンクが特定のユーザーまたはユーザー・グループに対して抑止されます。ユーザー情報に基づくIdocスクリプト・コードがプロファイル・リンク画面で入力され、リンクが表示されるにはtrueに評価される必要があります。選択が解除されている(デフォルト)場合は、別のプロファイルによって評価される場合を除き、デフォルトですべてのリンクがすべてのユーザーに表示されます。ユーザーのリストをカスタマイズするには、「編集」をクリックします。
「追加」をクリックして、新しいプロファイルにルールを含めます。
プロファイルへのルールの追加画面が開きます。
ルールをリストから選択し、一般的な配置の優先度の値を割り当てます。
リスト内のルールの配置順序を調整するには、「上へ」ボタンまたは「下へ」ボタンを押します。リスト内の各ルールの位置は、評価プロセスにおけるその優先度に関連しています。リストにおける一般的な位置(先頭、中央または最後)は、ルールが最初にプロファイルに追加されたときに確立されます。配置を詳細に調整するには、ボタンを使用してルールを目的の位置に移動します。
「OK」をクリックします。
新しいプロファイルが、「プロファイル」タブの「プロファイル」リストに含まれます。
プロファイルを編集するには、そのプロファイルを「構成マネージャ」: 「プロファイル」タブ画面で選択して「編集」をクリックします。必要に応じてフィールドを変更して「OK」をクリックします。
ルールをプロファイルに追加または編集するには、そのプロファイルを「構成マネージャ」: 「プロファイル」タブ画面で選択して「編集」をクリックします。「追加」をクリックし、プロファイルへのルールの追加画面でルールとルール配置を選択します。終了したら、「OK」をクリックします。
プロファイルを削除するには、そのプロファイルを「構成マネージャ」: 「プロファイル」タブ画面で選択して「削除」をクリックします。「OK」をクリックして削除を確認します。
「メイン」メニューから「管理」→「管理アプレット」を選択します。「構成マネージャ」→「プロファイル」タブをクリックします。
「構成マネージャ」: 「プロファイル」タブ画面が開きます。
プレビューするプロファイルを「プロファイル」リストで選択して「プレビュー」をクリックします。
「プロファイルのプレビュー」画面が開きます。
プロファイルで使用するオプションを選択します。
「イベント」リスト: イベントをいつプロファイル評価に含めるかを指定します。
指定なし: イベントは含まれません。
要求時: Oracle WebCenter Content Serverページを表示するためのユーザー・リクエストの結果として発生するイベントが含まれます。
送信時: コントリビューション・アクションの結果であるイベントが含まれます。
インポート時: バッチ・ロードまたはアーカイブ・プロシージャの結果であるイベントが含まれます。ルールは、アーカイバやバッチ・ロード、または特別なチェックイン・サービス(Content Publisherなど)を使用する他のプロセスに対してのみアクティブです。
「アクション」リスト: アクションをいつプロファイル評価に含めるかを指定します。
指定なし: ユーザー・アクションはプロファイル評価に含まれません。
新規コンテンツをチェックイン: 新しいコンテンツ・アイテムをコントリビュートするユーザー・アクションが含まれます。
選択したコンテンツをチェックイン: アイテムにリビジョンを送信するユーザー・アクションが含まれます。
コンテンツ情報: ドキュメント情報ページの表示を要求するユーザー・アクションが含まれます。
コンテンツ更新: ドキュメント情報ページにリビジョンを送信するユーザー・アクションが含まれます。
検索: 検索ページの表示を要求するユーザー・アクションが含まれます。
「ワークフロー」リスト: ワークフローをいつ評価に含めるかを指定します。
指定なし: ワークフローの状態はプロファイル評価に含まれません。ドキュメントはワークフロー内にある場合もない場合もありますが、そのワークフロー状態は指定されません。
はい: ドキュメントはワークフロー内にあります。
いいえ: ドキュメントはワークフロー内にありません。
コンテンツID: フィルタ条件に基づいて評価に使用されるコンテンツです。
ユーザー名: 評価に使用されるユーザー名です。
現在のプロファイルをコンパイルした結果をレビューするには、「プロファイルのプレビュー」画面のフィールド値を変更しないでください。「計算結果」をクリックします。
「結果のプレビュー」画面が開きます。
エンド・ユーザーが見るときのようにページを表示するには、次のとおりに選択します。
「要求時」を「イベント」フィールドの値として選択します。
「アクション」の値を選択します。
「ユーザー名」フィールドは空白のままにします。
「表示」をクリックします。
計算結果を確認して「OK」をクリックします。
「プロファイルのプレビュー」画面は、無効なプロファイルのトラブルシューティングおよびプロファイルの分析の実行にも使用します。
what-ifシナリオを使用したトラブルシューティングは、複数の入力の組合せを試行してプロファイルのルールを評価する反復プロセスです。様々な入力値の使用に加えて、ドキュメントをフィルタで選択したものを使用することもできます。
条件を変えて(フィルタありやフィルタなし)結果を計算すると、様々な入力の組合せがルールの評価にどのように影響するかがわかります。システムによってプロファイルのルールが評価されると、計算結果は、スクリプト文字列文(SQLまたはIdocスクリプト)として標準のダイアログ・テキスト・ペインに表示されるか、またはシミュレートされたチェックイン・ページや検索ページとして表示されます(「イベント」フィールド値として「要求時」を選択した場合)。what-if分析プロセスの柔軟性は、プロファイルのデバッグや最適化に役立ちます。
入力およびフィルタの様々な組合せを使用してwhat-ifシナリオを実行する手順は、次のとおりです。
レビューおよびテストするプロファイルを「プロファイル」リストで選択して「プレビュー」をクリックします。
「プロファイルのプレビュー」画面が開きます。
フィールドの値を、必要に応じて「イベント」、「アクション」、「ワークフロー」の各リストから選択します。
「コンテンツID」フィールド用にフィルタ処理された選択肢を含めるには、対応する「選択」ボタンをクリックします。
「コンテンツ・アイテムの表示」画面が開きます。
必要に応じて、コンテンツ・アイテムのフィルタ・オプションを選択し、「OK」をクリックします。「プロファイルのプレビュー」画面が開きます。
「ユーザー名」フィールド用にフィルタ処理された選択肢を含めるには、対応する「選択」ボタンをクリックします。
「ユーザーの表示」画面が開きます。
必要に応じて、ユーザー・フィルタ・オプションを選択し、「OK」をクリックします。「プロファイルのプレビュー」画面が開きます。
評価されたルールをコードの文として表示するには、「計算結果」をクリックします。
評価結果をシミュレートされたページとしてブラウザ・ウィンドウに表示するには、「イベント」フィールドで「リクエスト」をクリックします。他のフィールドの値を選択してから、「プロファイルのプレビュー」画面の「表示」をクリックします。ブラウザ・ウィンドウが起動し、シュミレートされたチェックイン・ページまたは検索ページに結果のメタデータ・フィールドが表示されます。このウィンドウには、グラフィック・ビュー(エンド・ユーザーに表示される内容)が表示されます。
次のプロファイルの例を通して、プロファイルが役立つ様々なシナリオを説明します。
この例では、1つのグローバル・ルールと1つの標準プロファイル・ルールを含む部門ベースのプロファイルを計画および作成する方法を示します。
目的は、ルールで管理されるメタデータ・フィールドのチェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページでの表示方法を制御することです。理想的な状態は、部門固有のフィールドのみを表示して、ユーザーに提示するメタデータ・フィールドの数を最小限に抑えることです。
ルールは実際のプロファイルの作成プロセスでプロファイルに追加されるため、この例では最初に適用可能なルールを作成し、次にプロファイルを作成します。次の主要なステップに分かれています。
次の特性を持つグローバル・ルールを作成します。
チェックインされる、すべての新規および更新されたコンテンツ・アイテムに必ずコメントが関連付けられた状態にします。オプションの「コメント」メタデータ・フィールドを必須フィールドに変更します。
コンテンツ・アイテムの「タイトル」メタデータ・フィールドを編集可能にします。
次の特性を持つプロファイル・ルールを作成します。
「コメント」メタデータ・フィールドのデフォルト値を提供しますが、編集可能にします。マーケティング固有のドキュメントによって、デフォルト・メッセージをトリガーします。
「パブリッシュ・タイプ」メタデータ・フィールドと「リビジョン・ラベル」メタデータ・フィールドに対して読取り専用テキストのデフォルト値を提供します。
次の特性を持つ部門ベースのプロファイルを作成します。
チェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページでのメタデータ・フィールドの表示または非表示を編成します。
マーケティング部門に関連するフィールドのみを表示します。
マーケティングベースのグループ見出しを使用して、選択したメタデータ・フィールドをグループ化します。
グローバル・ルールの作成
構成マネージャ・ページの「ルール」タブを開いて、「追加」をクリックします。
「ルールの追加」/「ルールの編集」画面が開きます。
「一般」タブの「名前」フィールドにグローバル・ルールの名前(たとえばCmtsRqd)を入力します。
グローバル・ルールの説明を入力します(オプション)。
「優先度のあるグローバル・ルール」を選択します。優先度の番号を変更することもできます。
次のように「コメント」メタデータ・フィールドを追加および定義します。
「フィールド」タブの「追加」をクリックします。
「ルール・フィールドの追加」画面が開きます。
「フィールド名」リストから「コメント」を選択します。
「フィールド位置」リストから、一般的な位置(「先頭」など)を選択します。
「OK」をクリックします。
「タイプ」リストで「必須」を選択します(チェックインされるコンテンツ・アイテムに関するコメントをユーザーに必ず入力させるため)。
「必須メッセージ」フィールドにテキストを入力します。これは、「必須」タイプを除くすべてのルール・フィールド・タイプで省略可能です。
「デフォルト値を使用」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「デフォルト値の編集」/「派生値の編集」画面が開きます。
「条件」タブの「追加」をクリックします。
「条件の追加」画面が開きます。
フィールド条件の名前を入力します(たとえばUserMsg)。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、句を生成するフィールドが「条件」タブの下部ペインに表示されます。
下部の「値」フィールド(画面の最下部にある、「計算」ボタンの近く)に短い文を入力します。この文は「コメント」フィールドのデフォルト値になります。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、UserMsgフィールド条件のデフォルト値であるIdocスクリプト句が「デフォルト値」テキスト・ペインに追加されます。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、「コメント」メタデータ・フィールドが「フィールド」リストに追加されます。
次のように「ドキュメント・タイトル」メタデータ・フィールドを追加および定義します。
「ルールの追加」/「ルールの編集」画面の「フィールド」タブで、「追加」をクリックします。
「フィールド名」リストから「タイトル」を選択します。
「フィールド位置」リストから、一般的な位置(「ページの最後」など)を選択します。
「OK」をクリックします。
「タイプ」リストから「編集」を選択します(チェックイン・ページと検索ページでこのメタデータ・フィールドを編集可能にするため)。
「必須メッセージ」フィールドにメモを入力します(オプション)。
「OK」をクリックします。
「タイトル」メタデータ・フィールドが「フィールド」リストに追加されます。
「OK」をクリックします。
画面が閉じます。
プロファイル・ルールの作成
「ルール」タブの「追加」を選択します。
「一般」タブで、「名前」フィールドにプロファイル・ルールの名前(たとえばDefaultMktComment)を入力します。
プロファイル・ルールの説明を入力します(オプション)。
「グループ」を選択します。
「グループ・ヘッダーを含む」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「グループ・ヘッダーの編集」画面が開きます。
グループ化されたメタデータ・フィールドのヘッダーとして使用するテキスト(「マーケティング固有情報」など)を入力します。
「OK」をクリックします。
次のように「コメント」メタデータ・フィールドを追加および定義します。
「フィールド」タブの「追加」をクリックします。
「フィールド名」リストから「コメント」を選択します。
「フィールド位置」リストから、一般的な位置(「先頭」など)を選択します。
「OK」をクリックします。
「タイプ」リストから「編集」を選択します(チェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページでこのフィールドを編集可能にするため)。
「必須メッセージ」フィールドにメモを入力します(オプション)。
「デフォルト値を使用」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「条件」タブの「追加」をクリックします。
フィールド条件の名前(たとえばCurrentMktgDocs)を入力します。
「OK」をクリックします。
下部の「値」フィールド(画面の下部にある「計算」ボタン近く)に「これは、現在のマーケティング・ドキュメントです」と入力します。
「OK」をクリックします。
フィールド条件のデフォルト値であるIdocスクリプト句が「デフォルト値」テキスト・ペインに追加されます。
「OK」をクリックします。
「コメント」メタデータ・フィールドが「フィールド」リストに追加されます。
次のように「パブリッシュ・タイプ」メタデータ・フィールドを追加および定義します。
「フィールド」タブの「追加」をクリックします。
「フィールド名」リストから「パブリッシュ・タイプ」を選択します。
「フィールド位置」リストから、一般的な位置(「ページの中央」など)を選択します。
「OK」をクリックします。
「タイプ」リストから「ラベル」を選択します(チェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページでこのフィールドを読取り専用にするため)。
「必須メッセージ」フィールドにメモを入力します(オプション)。
「デフォルト値を使用」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「条件」タブの「追加」をクリックします。
フィールド条件の名前(たとえばMktgDocsOnly)を入力します。
「OK」をクリックします。
下部の「値」フィールド(画面の下部にある「計算」ボタンの近く)に「@dDocName」と入力します。
「OK」をクリックします。
MktgDocsOnlyフィールド条件のデフォルト値であるIdocスクリプト句が「デフォルト値」テキスト・ペインに追加されます。
「OK」をクリックします。
「パブリッシュ・タイプ」メタデータ・フィールドが「フィールド」リストに追加されます。
次のように「リビジョン・ラベル」メタデータ・フィールドを追加および定義します。
「フィールド」タブの「追加」をクリックします。
「フィールド名」リストから「リビジョン」を選択します。
「フィールド位置」リストから、一般的な位置(「ページの最後」など)を選択します。
「OK」をクリックします。
「タイプ」リストから「ラベル」を選択します(チェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページでこのメタデータ・フィールドを読取り専用にするため)。
「必須メッセージ」フィールドにメモを入力します(オプション)。
「デフォルト値を使用」を選択します。
「OK」をクリックします。
「リビジョン・ラベル」メタデータ・フィールドが「フィールド」リストに追加されます。
「OK」をクリックします。
画面が閉じます。
部門ベースのプロファイルの作成
構成マネージャ・ページの「プロファイル」タブを開いて、「選択」をクリックします。
「プロファイルの追加」画面が開きます。
「フィールド名」リストから「タイプ」を選択します。
「OK」をクリックします。
「プロファイル」タブの「追加」をクリックします。
「プロファイルの追加」画面が開きます。
プロファイルの名前(たとえばMktgDoc)を入力します。
「OK」をクリックします。
「説明」フィールドにプロファイルの説明(「現在のマーケティング・ドキュメント」など)を入力します。
プロファイルの説明となるラベル(たとえばMarketingSpecific)を入力します。
「トリガー」リストから「ADMKT」(または同等のマーケティング・オプション)を選択します。
「追加」をクリックして、このプロファイルにルールを含めます。
プロファイルへのルールの追加画面が開きます。
「名前」リストから「DefaultMktComment」を選択します。
「ルールの優先度」リストから、一般的な優先度位置(「先頭」など)を選択します。
「OK」をクリックします。
「追加」をクリックします。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、プロファイルが「プロファイル」タブのプロファイルのリストに追加されます。
この例では、人事部門への履歴書送信に使用されるブラックホール・チェックイン・プロファイルを計画および作成する方法を示します。目的は、このプロファイルを使用する際に、チェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページに表示するメタデータ・フィールドを制限することです。
履歴書が最初にチェックインされると、潜在的に検索可能なすべてのメタデータ・フィールド用に導出された設定によって、権限のないユーザーがドキュメントを取得するのを防ぎます。ルールは実際のプロファイルの作成プロセスでプロファイルに追加されるため、この例では最初に適用可能なルールを作成し、次にプロファイルを作成します。
この例は、カスタマイズされていないOracle WebCenter Content Serverインスタンスを使用して表示されるデフォルトのメタデータ・フィールドに基づいています。このプロファイルで表示されるメタデータ・フィールドは、「タイプ」、「プライマリ・ファイル」、「代替ファイル」および「コメント」に制限されます。「タイプ」フィールドでは読取り専用ラベルが使用されます。値は送信時に、ドキュメントの機密保護を確保するために人事(HR)アクセス可能値にリセットされます。「コメント」フィールドのみ編集可能です。残りのメタデータ・フィールドは非表示になり、送信時にも値がリセットされます。この例では、非表示メタデータ・フィールドに「タイトル」、「作成者」、「セキュリティ・グループ」、「コンテンツID」、「リビジョン」、「リリース日」および「有効期限」があります。
「非表示」と「除外済」の両方の表示属性を選択すると、定義したメタデータ・フィールドが非表示になります。「非表示」タイプを使用すると、フィールド値をソース・ページに残せる利点があります。したがって、コントリビュータにはドキュメントのチェックイン時に「非表示」フィールドが表示されませんが、割り当てられたフィールド値は、認可済ビューアに表示されます。「除外済」タイプを使用すると、ソース・ページでフィールド値が除外されます。
このタイプのプロファイルでは、不要なメタデータ・フィールドを非表示にするために「ルール以外のフィールドの除外」チェック・ボックスに依存することはお薦めできません。コントリビュータではプロファイルのルールに含まれるフィールドのみが認識されるものの、デフォルト値の割当てとソース・ページでの保存ができなくなるわけではありません。権限のないユーザーでも、除外されたメタデータ・フィールドを検索することによってブラックホール・ドキュメントを見つけることができます。
この例は、次の主要なステップに分かれています。
次のプロファイル・ルールを作成します。
不要なメタデータ・フィールドを非表示にし、チェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページで表示しません。
非表示の各メタデータ・フィールドのデフォルト値をリセットし、権限のないユーザーが非表示フィールドを使用してドキュメントを検索および取得できないようにします。
次のプロファイル・ルールを作成します。
履歴書のチェックイン関連の特定のメタデータ・フィールドを表示できるようにします。
表示される各メタデータ・フィールドの値をリセットし、権限のないユーザーがこれらのフィールドを使用してドキュメントを検索および取得できないようにします。
次のとおりにブラックホール・チェックイン・プロファイルを作成します。
チェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページでのメタデータ・フィールドの表示または非表示を制限します。
社内の職位に対して履歴書をチェックインしている従業員に関連するフィールドのみを表示します。
非表示フィールドのルールの作成
非表示メタデータ・フィールドに対するプロファイル・ルールを作成するには、次の手順に従います。
構成マネージャ・ページの「ルール」タブを開いて、「追加」をクリックします。
「ルールの追加」/「ルールの編集」画面が開きます。
「一般」タブで、「名前」フィールドにルールの名前(たとえばNoExtraFields)を入力します。
グローバル・ルールの説明を入力します(オプション)。
次のように「タイトル」メタデータ・フィールドを追加および定義します。
「フィールド」タブの「追加」をクリックします。
「ルール・フィールドの追加」画面が開きます。
「フィールド名」リストから「タイトル」を選択します。
一般的な位置を「フィールド位置」リストから選択します。
「OK」をクリックします。
「タイプ」リストから「非表示」を選択します(このメタデータ・フィールドがチェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページに表示されないようにするため)。
「必須メッセージ」フィールドにテキストを入力します(オプション)。
「派生フィールド」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「派生値の編集」: 「条件」タブが開きます。
「条件」タブの「追加」をクリックします。
「条件の追加」画面が開きます。
フィールド条件の名前(たとえばHRsEyesOnly)を入力します。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、句を生成するフィールドが「条件」タブの下部ペインに表示されます。
このプロファイルを使用してチェックインされたドキュメントが、権限のないユーザーによって「タイトル」フィールドを検索して取得されないように、下部の「値」フィールドに、機密文字列(「具体的なタイトルなし」など)を入力します。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、計算されたIdocスクリプト句が派生フィールド・テキスト・ペインに追加されます。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、「タイトル」メタデータ・フィールドが「フィールド」リストに追加されます。
次のように「作成者」メタデータ・フィールドを追加および定義します。
「フィールド」タブの「追加」をクリックします。
「フィールド名」リストから「作成者」を選択します。
一般的な位置を「フィールド位置」リストから選択します。
「OK」をクリックします。
「タイプ」リストから「非表示」を選択します(このメタデータ・フィールドがチェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページに表示されないようにするため)。
「必須メッセージ」フィールドにテキストを入力します(オプション)。
「派生フィールド」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「条件」タブの「追加」をクリックします。
フィールド条件の名前(たとえばHRsEyesOnly2)を入力します。
「OK」をクリックします。
「フィールド」リストから「作成者」を選択します。
「操作」リストから「次に一致する」を選択します。
「選択」をクリックします。
「ユーザーの表示」画面が開きます。適切なユーザー名を選択します。たとえば、このプロファイルを使用してチェックインされたドキュメントを表示する権限を持つ、人事部門の従業員を選択すると、権限のないユーザーが「作成者」メタデータ・フィールドを使用してこれらのドキュメントを検索および取得できないようにするのに役立ちます。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、選択されたユーザーが上部の「値」フィールドに入力されます。
「追加」をクリックします。
句ペインには、句が追加されます。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
次のように「セキュリティ・グループ」メタデータ・フィールドを追加および定義します。
「フィールド」タブの「追加」をクリックします。
「フィールド名」リストから「セキュリティ・グループ」を選択します。
一般的な位置を「フィールド位置」リストから選択します。
「OK」をクリックします。
「タイプ」リストから「非表示」を選択します(このフィールドがチェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページに表示されないようにするため)。
「必須メッセージ」フィールドにテキストを入力します(オプション)。
「派生フィールド」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「条件」タブの「追加」をクリックします。
フィールド条件の名前(たとえばHRsEyesOnly3)を入力します。
「OK」をクリックします。
「フィールド」リストから「セキュリティ・グループ」を選択します。
「操作」リストから「次に一致する」を選択します。
「値」リストから適切な選択肢を選択します。たとえば、このプロファイルを使用してチェックインしたドキュメントを表示する権限が付与された人事部門またはその他の部門を選択します。
「追加」をクリックします。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
次のように「コンテンツID」メタデータ・フィールドを追加および定義します。
「フィールド」タブの「追加」をクリックします。
「フィールド名」リストから「コンテンツID」を選択します。
一般的な位置を「フィールド位置」リストから選択します。
「OK」をクリックします。
「タイプ」リストから「非表示」を選択します(このフィールドがチェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページに表示されないようにするため)。
「必須メッセージ」フィールドにテキストを入力します(オプション)。
「派生フィールド」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「条件」タブの「追加」をクリックします。
フィールド条件の名前(たとえばHRsEyesOnly4)を入力します。
「OK」をクリックします。
「フィールド」リストから「コンテンツID」を選択します。
「操作」リストから「次の語で始まる」を選択します。
機密文字列を入力するか、「選択」をクリックします。
「フィールドの選択」画面が開きます。リストからコンテンツ・アイテムを選択します。セキュリティを強化するには、一意の文字列(たとえばRes)を入力します。これは、権限のないユーザーが「コンテンツID」メタデータ・フィールドを使用してこれらのドキュメントを検索および取得できないようにするのに役立ちます。
「OK」をクリックします(「コンテンツ・アイテムの表示」画面からコンテンツ・アイテムを選択した場合)。
「追加」をクリックします。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
次のように「リビジョン」メタデータ・フィールドを追加および定義します。
「フィールド」タブの「追加」をクリックします。
「フィールド名」リストから「リビジョン」を選択します。
一般的な位置を「フィールド位置」リストから選択します。
「OK」をクリックします。
「タイプ」リストから「非表示」を選択します(このメタデータ・フィールドがチェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページに表示されないようにするため)。
「必須メッセージ」フィールドにテキストを入力します(オプション)。
「派生フィールド」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「条件」タブの「追加」をクリックします。
フィールド条件の名前(たとえばHRsEyesOnly5)を入力します。
「OK」をクリックします。
「フィールド」リストから「リビジョン」を選択します。
「操作」リストから「次の語で始まる」を選択します。
権限のないユーザーが「リビジョン」メタデータ・フィールドを使用してこれらのドキュメントを検索および取得できないようにするために、上部の「値」フィールドに機密文字列を入力します(たとえばRes)。
「追加」をクリックします。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
次のように「リリース日」メタデータ・フィールドを追加および定義します。
「フィールド」タブの「追加」をクリックします。
「フィールド名」リストから「リリース日」を選択します。
一般的な位置を「フィールド位置」リストから選択します。
「OK」をクリックします。
「タイプ」リストから「非表示」を選択します(このフィールドがチェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページに表示されないようにするため)。
「必須メッセージ」フィールドにテキストを入力します(オプション)。
「派生フィールド」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「条件」タブの「追加」をクリックします。
フィールド条件の名前(たとえばHRsEyesOnly6)を入力します。
「OK」をクリックします。
このプロファイルを使用してチェックインされたドキュメントが、権限のないユーザーによって「リリース日」フィールドを使用して取得されないように、下部の「値」フィールドに、機密文字列(「具体的なリリース日なし」など)を入力します。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
次のように「有効期限」メタデータ・フィールドを追加および定義します。
「フィールド」タブの「追加」をクリックします。
「フィールド名」リストから「有効期限」を選択します。
一般的な位置を「フィールド位置」リストから選択します。
「OK」をクリックします。
「タイプ」リストから「非表示」を選択します(このフィールドがチェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページに表示されないようにするため)。
「必須メッセージ」フィールドにテキストを入力します(オプション)。
「派生フィールド」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「条件」タブの「追加」をクリックします。
フィールド条件の名前(HRsEyesOnly7など)を入力します。
「OK」をクリックします。
下部の「値」フィールドに、機密文字列(「具体的な有効期限なし」など)を入力します(このプロファイルを使用してチェックインされたドキュメントが、権限のないユーザーによって「有効期限」メタデータ・フィールドを使用して検索および取得されるのを防ぐため)。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
画面が閉じます。
表示フィールドのルールの作成
表示メタデータ・フィールドに対するプロファイル・ルールを作成するには、次の手順に従います。
「ルール」タブの「追加」を選択します。
「一般」タブで、「名前」フィールドにプロファイル・ルールの名前(たとえばVisibleFields)を入力します。
プロファイル・ルールの説明を入力します(オプション)。
次のように「タイプ」メタデータ・フィールドを追加および定義します。
「フィールド」タブの「追加」をクリックします。
「フィールド名」リストから「タイプ」を選択します。
一般的な位置を「フィールド位置」リストから選択します。
「OK」をクリックします。
「タイプ」リストから「ラベル」を選択します(チェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページでこのメタデータ・フィールドを読取り専用にするため)。
「必須メッセージ」フィールドにテキストを入力します(オプション)。
「デフォルト値を使用」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「条件」タブの「追加」をクリックします。
フィールド条件の名前を入力します(たとえばResumeType)。
「OK」をクリックします。
下部の「値」フィールドに、「履歴書」と入力します。
「OK」をクリックします。
「派生フィールド」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「条件」タブの「追加」をクリックします。
フィールド条件の名前を入力します(たとえばResumeType2)。
「OK」をクリックします。
下部の「値」フィールドで、「値」リストから適切なドキュメント・タイプ(たとえばHRresumes)を選択します。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
次のように「コメント」メタデータ・フィールドを追加および定義します。
「フィールド」タブの「追加」をクリックします。
「フィールド名」リストから「コメント」を選択します。
一般的な位置を「フィールド位置」リストから選択します。
「OK」をクリックします。
「タイプ」リストから「編集」を選択します(チェックイン、更新、コンテンツ情報および検索ページでこのメタデータ・フィールドを編集可能にするため)。
「デフォルト値を使用」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「条件」タブの「追加」をクリックします。
条件の名前を入力します(たとえばPositionAppliedFor)。
「OK」をクリックします。
下部の「値」フィールドに、適切な文(「役職を指定してください」など)を入力します。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
プロファイルの作成
ブラックホール・チェックイン・プロファイルを作成する手順は、次のとおりです。
構成マネージャ・ページの「プロファイル」タブを開いて、「選択」をクリックします。
「プロファイルの追加」画面が開きます。
「フィールド名」ドロップダウン・リストから「タイプ」を選択します。
「OK」をクリックします。
「プロファイル」タブの「追加」をクリックします。
「プロファイルの追加」画面が開きます。
プロファイルの名前(たとえばBlackHoleResumeCheckIn)を入力します。
「OK」をクリックします。
「説明」フィールドにプロファイルの説明(「社内ユーザーの履歴書のみ」など)を入力します。
「トリガー」リストから「HRresumes」(または同等のオプション)を選択します。
「追加」をクリックして、このプロファイルにルールを含めます。
プロファイルへのルールの追加画面が開きます。
「名前」リストから「NoExtraFields」ルールを選択します。
「ルールの優先度」リストから、一般的な優先度位置を選択します。
「OK」をクリックします。
「追加」をクリックします。
「名前」リストから「VisibleFields」ルールを選択します。
「ルールの優先度」リストから、一般的な優先度位置を選択します。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、プロファイルが「プロファイル」タブのリストに追加されます。
この例では、ユーザーがコンテンツをチェックインするときにメタデータ・フィールドを検証できるグローバル・ルールを作成する方法を示します。グローバル・ルールはリクエスト内のデータを検証し、データが正しくない場合はエラー・メッセージを返します。この例では、「コンテンツ・タイプ」として「ADACCT」を指定するコンテンツのチェックインを管理者のみに許可する方法を示します。
グローバル・ルール違反の致命的エラーの有効化
テキスト・エディタで、IntradocDir/config/config.cfgファイルを開きます。
次の構成設定を追加します。
IsDpSubmitErrorFatal=true
ファイルを閉じて保存します。
Oracle WebCenter Content Serverを再起動します。
コンテンツ・タイプ・チェックインを制限するグローバル・ルールの作成
このグローバル・ルールは、dDocTypeの値を検証し、管理者がADACCTドキュメントをチェックイン中であることを確認します。ただし、ルールは、チェックイン・ページと更新ページのみに影響を与えるように構成されています。
構成マネージャ・ページの「ルール」タブを開いて、「追加」をクリックします。
「ルールの追加」/「ルールの編集」画面が開きます。
「一般」タブで、「名前」フィールドにグローバル・ルールの名前(たとえばFailOnCheckInError)を入力します。
グローバル・ルールの説明を入力します(オプション)。
「優先度のあるグローバル・ルール」を選択し、必要に応じて優先度の番号を変更します。
「ルールのアクティブ化条件の使用」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「アクティブ化条件の編集」画面が開きます。
「追加」をクリックします。
「条件の追加」画面が開きます。
「名前」フィールドに条件の名前(たとえばCheckIn)を入力します。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、「一般」タブが開きます。句を生成するタブが下部のペインに表示されます。
「使用イベント」を選択します。
「送信時」を選択します。
「アクションの使用」を選択します。
「新規コンテンツをチェックイン」、「選択したコンテンツをチェックイン」および「コンテンツ更新」を選択します。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、「ルールのアクティブ化条件の使用」テキスト・ペインにアクティブ化条件句が入力されます。
「Fields」タブをクリックします。
「追加」をクリックします。
「ルール・フィールドの追加」画面が開きます。
「フィールド名」リストから「タイプ」を選択します。
一般的な位置を「フィールド位置」リストから選択します(オプション)。
「OK」をクリックします。
「派生フィールド」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「派生値の編集」: 「条件」タブが開きます。
「カスタム」タブをクリックします。
「カスタム」画面が開きます。
「カスタム」を選択し、次のIdocスクリプトを入力します。
<$if dDocType like "ADACCT" and not userHasRole("admin")$>
<$abortToErrorPage("Only administrators can use ADACCT.")$>
<$endif$>
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
ルールが「ルール」リストに追加されます。
この例では、ユーザーがコンテンツをチェックインするときにメタデータ・フィールドを検証できるグローバル・ルールを作成する方法を示します。グローバル・ルールはリクエスト内のデータを検証し、データが不適切な場合はエラー・メッセージを返します。特に、この例では、チェックイン・ドキュメントのコンテンツ・タイプの変更を管理者のみに許可する方法を示します。
グローバル・ルール違反の致命的エラーの有効化
テキスト・エディタで、IntradocDir/config/config.cfgファイルを開きます。
次の構成設定を追加します。
IsDpSubmitErrorFatal=true
ファイルを閉じて保存します。
Oracle WebCenter Content Serverを再起動します。
コンテンツ・タイプの変更を制限するグローバル・ルールの作成
このグローバル・ルールは、dDocTypeの値を検証し、管理者がチェックイン・ドキュメントのコンテンツ・タイプを変更中であることを確認します。チェックイン・ページにのみ影響を与えるように構成されています。
構成マネージャ・ページの「ルール」タブを開いて、「追加」をクリックします。
「ルールの追加」/「ルールの編集」画面が開きます。
「一般」タブで、「名前」フィールドにグローバル・ルールの名前(たとえばFailOnCheckInError)を入力します。
グローバル・ルールの説明を入力します(オプション)。
「優先度のあるグローバル・ルール」を選択し、必要に応じて優先度の番号を変更します。
「ルールのアクティブ化条件の使用」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「アクティブ化条件の編集」画面が開きます。
「追加」をクリックします。
「条件の追加」画面が開きます。
「名前」フィールドに条件の名前(たとえばCheckIn)を入力します。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、「アクティブ化条件の編集」が開きます。句を生成するタブが下部のペインに表示されます。
「使用イベント」を選択します。
「送信時」を選択します。
「アクションの使用」を選択します。
「コンテンツ更新」を選択します。
「OK」をクリックします。
画面が閉じ、「ルールのアクティブ化条件の使用」テキスト・ペインにアクティブ化条件句が入力されます。
「Fields」タブをクリックします。
「フィールド」タブが開きます。
「追加」をクリックします。
「ルール・フィールドの追加」画面が開きます。
「フィールド名」リストから「タイプ」を選択します。
一般的な位置を「フィールド位置」リストから選択します。
「OK」をクリックします。
「派生フィールド」を選択し、対応する「編集」ボタンをクリックします。
「派生値の編集」: 「条件」タブが開きます。
「カスタム」タブをクリックします。
「カスタム」画面が開きます。
「カスタム」を選択し、次のIdocスクリプトを入力します。
<$oldType = getValue("DOC_INFO", "dDocType")$>
<$newType = getValue("#local", "dDocType")$>
<$if not (newType like oldType) and not (userHasRole("admin"))$>
<$abortToErrorPage("Only administrators can change dDocType.")$>
<$endif$>
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
「OK」をクリックします。
ルールが「ルール」リストに追加されます。