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Oracle® WebCenter Content Desktopユーザーズ・ガイド
11g リリース1 (11.1.1)
B66697-01
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A ユーザー・インタフェース

この項では、Oracle WebCenter Content: Desktop 11gリリース1クライアント・ソフトウェアと関連付けられているユーザー・インタフェース画面およびダイアログ・ボックスについて説明します。

サーバーのダイアログ・ボックス

コンテンツ管理のダイアログ・ボックス

電子メールのダイアログ・ボックス

「オフライン・コンテンツ・マネージャ」ダイアログ・ボックス


注意:

Windowsオペレーティング・システムと構成によっては、使用しているコンピュータでの表示とこの項のダイアログ・ボックスの表示が若干異なる場合があります。


A.1 「サーバーの追加」ダイアログ・ボックス

「サーバーの追加」ダイアログ・ボックスは、コンテンツ・サーバーへの新しい接続を作成するために使用します。この接続によって、コンピュータ上のサポートされているアプリケーションから、直接そのサーバーのコンテンツおよび機能にアクセスできます。


注意:

サーバー接続が設定されていることが組織にとって必要な場合があります。不明な場合は、システム管理者に問い合せてください。


図A-1 「サーバーの追加」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

サーバー名

コンテンツ・サーバー接続の名前を指定します。この名前は、使用可能なサーバーのリストに表示されます。

サーバー・タイプ

コンテンツ・サーバーのタイプを指定します。

  • WebCenter Contentサーバー: Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスです。これらのサーバーでは、ファイルをサーバーから直接開く(チェックアウト)、ファイルをサーバーに保存する(チェックイン)、サーバー上のファイルを検索するなど、広範囲にわたるコンテンツ管理統合が実現されています。

    このサーバー・タイプは、Desktopの以前のリリースでは「UCMコンテンツ・サーバー」と呼ばれていました。

  • Content DBサーバー: Oracle Content Database (Oracle Content DB)サーバーです。これらのサーバーは、コンテンツ管理統合を部分的に実現しています。ファイルをサーバーから直接開いたり、ファイルをサーバーに保存することはできますが、Desktopクライアント・ソフトウェアを使用してサーバー上のファイルを検索することはできません。

  • WebDAVサーバー: HTTPプロトコルに対する標準Web Distributed Authoring And Versioning (WebDAV)拡張をサポートする、Oracle WebCenter ContentサーバーでもOracle Content Databaseサーバーでもないサーバーです。これらのサーバーは、コンテンツ管理統合を部分的に実現しています。ファイルをサーバーから直接開いたり、ファイルをサーバーに保存することはできますが、Desktopクライアント・ソフトウェアを使用してサーバー上のファイルを検索することはできません。

選択するサーバー・タイプが不明な場合は、コンテンツ・サーバー管理者に問い合せてください。

WebDAVサーバーのURL

コンテンツ・サーバーのWebDAV URLを指定します。この情報は、サーバーが提供するリソースにアクセスするために必要です。Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスのURLは、通常は次の形式です。

http[s]://host-name:[port]/web-root/idcplg/webdav

次に例を示します。

http://server:7044/idc/idcplg/webdav
http://server.example.com:16200/cs/idcplg/webdav
https://server/cs/idcplg/webdav

定義した各コンテンツ・サーバー接続には、それぞれ固有のWebDAV URLが必要であることに注意してください。同一のWebDAV URLを使用してコンピュータに2つのサーバー接続を確保することはできません。

使用するURLが不明な場合は、システム管理者に問い合せてください。

CGI URL

コンテンツ・サーバーのCGI URLを指定します。このフィールドは、タイプが「WebCenter Contentサーバー」のサーバーについてのみ使用できます。デフォルトでは、CGI URLは/webdavを除きWebDAV URL(前述)と同じです。

Webブラウザを使用してOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにログインする場合、ブラウザのアドレス・バーにCGI URLが表示されます。表示されているURLの先頭から疑問符(?)の直前までがCGI URLです。

CGI URLが強調表示されたWebブラウザのアドレス・バー

使用するURLが不明な場合は、システム管理者に問い合せてください。

Windowsエクスプローラがコンピュータ上の唯一の統合である場合は「CGI URL」セクションはないことに注意してください。

シングル・サインオンを使用

コンテンツ・サーバー接続でシングル・サインオン(SSO)を使用する場合は、このチェック・ボックスを選択します。「シングル・サインオン」セクションは、タイプが「Content DBサーバー」および「WebDAVサーバー」のサーバーにのみ使用できます。

このオプションを有効にするかどうか不明な場合は、システム管理者に問い合せてください。

シングル・サインオンURL

コンテンツ・サーバーへのアクセスの制御に使用するシングル・サインオン(SSO)サーバーのURLを指定します。

使用するURLが不明な場合は、システム管理者に問い合せてください。

OK

このダイアログ・ボックスを閉じ、指定した設定を使用して新しいコンテンツ・サーバー接続を作成するには、このボタンをクリックします。

取消

このダイアログ・ボックスを閉じ、コンテンツ・サーバー接続の作成を取り消すには、このボタンをクリックします。

オプション

「サーバー・オプション」ダイアログ・ボックス(第A.2項「「サーバー・オプション」ダイアログ・ボックス」を参照)を開くには、このボタンをクリックします。このダイアログ・ボックスでは、コンテンツ・サーバー接続の数多くのオプションを設定できます。このボタンは、サーバー名が指定してあり、サーバー・タイプがWebCenter Contentサーバーである場合にのみ使用できます。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。


A.2 「サーバー・オプション」ダイアログ・ボックス

「サーバー・オプション」ダイアログ・ボックスは、Oracle WebCenter Contentサーバー接続の数多くの設定を構成するために使用します。次の2つのタブがあります。

A.2.1 サーバー・オプション: メタデータ・フィールドの保存

「サーバー・オプション」ダイアログ・ボックスの「メタデータ・フィールドの保存」タブは、チェックイン・フォームを使用してコンテンツ・アイテムをOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインするたびにメタデータ・フィールド値を保存するかどうかを定義し、保存する場合は保存するメタデータ・フィールドを定義するために使用します。特定のチェックインでこれらのメタデータ・フィールドに設定された値は、次回別のコンテンツ・アイテムをチェックインするときに自動的に使用されます。

図A-2 「サーバー・オプション」ダイアログ・ボックスの「メタデータ・フィールドの保存」

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

最後に入力したメタデータ・フィールドの保存

チェックイン・フォームを使用して新しいコンテンツ・アイテムをOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインするたびにメタデータ・フィールド値を保存する場合は、このチェック・ボックスを選択します。このチェック・ボックスを選択すると、「使用可能なメタデータ・フィールド」ボックスに、コンテンツ・サーバー上の値を保存できるすべての使用可能なメタデータ・フィールドのリストが移入されます。

使用可能なメタデータ・フィールド

このボックスには、チェックインの値を保存できる、コンテンツ・サーバー上のすべての使用可能なメタデータ・フィールドが表示されます。

選択したメタデータ・フィールド

このボックスには、コンテンツ・アイテムのチェックインごとに値を保存するコンテンツ・サーバー上のすべてのメタデータ・フィールドが表示されます。

右矢印のボタン

メタデータ・フィールドを使用可能なフィールドのリストから選択したフィールドのリストに移動するには、このボタンをクリックします。つまり、メタデータ・フィールドの値を新しいコンテンツ・アイテムのチェックインごとに保存するよう指定します。

左矢印のボタン

メタデータ・フィールドを選択したフィールドのリストから使用可能なフィールドのリストに移動するには、このボタンをクリックします。つまり、メタデータ・フィールドの値を新しいコンテンツ・アイテムのチェックインごとに保存しないよう指定します。

リセット

このボタンをクリックすると、変更が取り消され、ダイアログ・ボックスが最初に開いたときの状態に戻ります。

OK

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を送信するには、このボタンをクリックします。

取消

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を取り消すには、このボタンをクリックします。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。


A.2.2 サーバー・オプション: 認証

「サーバー・オプション」ダイアログ・ボックスの「認証」タブは、クライアント・コンピュータがOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスに接続するときに使用される認証方法を指定するために使用します。


注意:

コンテンツ・サーバーの認証方法の選択について支援が必要な場合は、システム管理者に問い合せてください。


図A-3 「サーバー・オプション」ダイアログ・ボックスの「認証」

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

指定しない(デフォルト)

コンテンツ・サーバーに対して現在設定されている認証方法を使用する場合は、このオプションを選択します。別の認証方法を使用するように指示されていないかぎり、この設定を使用することをお薦めします。

基本ログイン

コンテンツ・サーバーの標準認証を強制的に使用する場合は、このオプションを選択します。

Microsoftログイン(NTLM)

NTLM認証を強制的に使用する場合は、このオプションを選択します。

OK

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を送信するには、このボタンをクリックします。

取消

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を取り消すには、このボタンをクリックします。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。


A.3 「サーバー・プロパティ」ダイアログ・ボックス

「サーバー・プロパティ」ダイアログ・ボックスには、選択したコンテンツ・サーバーに対して定義されている名前とURLが表示されます。

図A-4 「サーバー・プロパティ」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

名前

これは、「サーバーの追加」ダイアログ・ボックスで指定されたコンテンツ・サーバー接続の名前です(第A.1項「「サーバーの追加」ダイアログ・ボックス」を参照)。

オフライン・ファイルまたはチェックアウトしたコンテンツ・アイテムが存在するサーバーの名前は編集できないことに注意してください(つまり、そのサーバーのオフライン・キャッシュにファイルが存在します)。

URL

これは、「サーバーの追加」ダイアログ・ボックスで指定されたコンテンツ・サーバーのWebDAV URLです(第A.1項「「サーバーの追加」ダイアログ・ボックス」を参照)。このURLは、コンテンツ・サーバーによって提供されているリソースにアクセスするために使用します。この情報は編集できません。サーバーURLを変更する必要がある場合は、サーバー接続を削除し、目的のURLを使用して再作成する必要があります。

OK

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を送信するには、このボタンをクリックします。

取消

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を取り消すには、このボタンをクリックします。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。


A.4 「サーバー・リストの編集」ダイアログ・ボックス

「サーバー・リストの編集」ダイアログ・ボックスには、コンピュータ上のすべての定義済コンテンツ・サーバー接続が表示されます。新しいサーバー接続の追加、既存のサーバー接続のプロパティの表示や編集、サーバー接続の削除を行うことができます。

リストに表示されるのは、自身のコンピュータ上の定義済サーバー接続のみであり、他のユーザーのコンピュータ上のサーバー接続は表示されません。また、定義済サーバー接続は、デスクトップ・クライアント・ソフトウェアを削除、再インストールまたは更新した後も存在し続けます。つまり、「サーバー・リストの編集」ダイアログ・ボックスを次回開いたときに、これらのサーバー接続がサーバー・リストに引き続き表示されます。

図A-5 「サーバー・リストの編集」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

サーバー

この領域には、コンピュータのすべての定義済コンテンツ・サーバー接続が表示されます。

閉じる

このボタンをクリックすると、ダイアログ・ボックスが閉じます。

新規...

このボタンをクリックすると、「サーバーの追加」ダイアログ・ボックスが開きます(第A.1項「「サーバーの追加」ダイアログ・ボックス」を参照)。このダイアログ・ボックスでは、新しいコンテンツ・サーバー接続を定義できます。

表示...

このボタンをクリックすると、「サーバーの編集」ダイアログ・ボックスが開きます(第A.5項「「サーバーの編集」ダイアログ・ボックス」を参照)。このダイアログ・ボックスでは、選択したコンテンツ・サーバー接続のプロパティを表示したり、各種オプションを設定できます。このボタンは、リストでコンテンツ・サーバーを選択した場合にのみ使用可能です。

削除

このボタンをクリックすると、コンテンツ・サーバー接続が削除されます。このボタンは、リストでコンテンツ・サーバーを選択した場合にのみ使用可能です。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。


A.5 「サーバーの編集」ダイアログ・ボックス

「サーバーの編集」ダイアログ・ボックスでは、既存のコンテンツ・サーバー接続のプロパティを表示したり、その接続に対して多くのオプションを設定できます。このダイアログ・ボックスは、基本的には新しいサーバー接続を作成するためのダイアログ・ボックス(第A.1項「「サーバーの追加」ダイアログ・ボックス」を参照)と同じです。サーバー・プロパティは編集できませんが、「オプション...」ボタンをクリックして「サーバー・オプション」ダイアログ・ボックス(第A.2項「「サーバー・オプション」ダイアログ・ボックス」を参照)を開き、サーバー接続(「WebCenter Content Server」タイプのサーバーの接続のみ)のいくつかのオプションを設定できます。

図A-6 「サーバーの編集」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図に続く表にあります。
要素 説明

サーバー名

これは、「サーバーの追加」ダイアログ・ボックスで指定されたコンテンツ・サーバー接続の名前です(第A.1項「「サーバーの追加」ダイアログ・ボックス」を参照)。この情報は編集できません。サーバー名を変更する場合は、サーバー接続を削除し、必要な名前を使用してサーバー接続を再作成する必要があります。

サーバー・タイプ

これは、「サーバーの追加」ダイアログ・ボックスで指定されたコンテンツ・サーバーのタイプです(第A.1項「「サーバーの追加」ダイアログ・ボックス」を参照)。「WebCenter Contentサーバー」、「Content DBサーバー」および「WebDAVサーバー」の3つのタイプがサポートされています。この情報は編集できません。サーバーのタイプを変更する場合は、サーバー接続を削除し、必要なタイプを使用してサーバー接続を再作成する必要があります。

WebDAVサーバーのURL

これは、「サーバーの追加」ダイアログ・ボックスで指定されたコンテンツ・サーバーのWebDAV URLです(第A.1項「「サーバーの追加」ダイアログ・ボックス」を参照)。このURLは、コンテンツ・サーバーによって提供されているリソースにアクセスするために使用します。この情報は編集できません。WebDAV URLを変更する必要がある場合は、サーバー接続を削除し、正しいURLを使用してサーバー接続を再作成する必要があります。

CGI URL

これは、「サーバーの追加」ダイアログ・ボックスで指定されたOracle WebCenter Content ServerインスタンスのCGI URLです(第A.1項「「サーバーの追加」ダイアログ・ボックス」を参照)。この情報は編集できません。CGI URLを変更する必要がある場合は、サーバー接続を削除し、正しいURLを使用してサーバー接続を再作成する必要があります。このセクションは、「WebCenter Contentサーバー」タイプのサーバーにのみ関係があります。

Windowsエクスプローラがコンピュータ上の唯一の統合である場合は「CGI URL」セクションはないことに注意してください。

シングル・サインオンを使用

このチェック・ボックスは、コンテンツ・サーバー接続でシングル・サインオン(SSO)が使用されるかどうかを示します。この情報は編集できません。SSO設定を変更する必要がある場合は、サーバー接続を削除し、正しい設定を使用してサーバー接続を再作成する必要があります。

シングル・サインオンURL

これは、コンテンツ・サーバーへのアクセスを制御するために使用するシングル・サインオン(SSO)サーバーのURLです。この情報は編集できません。SSOのURLを変更する必要がある場合は、サーバー接続を削除し、正しいURLを使用してサーバー接続を再作成する必要があります。

OK

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を送信するには、このボタンをクリックします。

取消

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を取り消すには、このボタンをクリックします。

オプション

Oracle WebCenter Content Server接続の多くのオプションを設定できる「サーバー・オプション」ダイアログ・ボックス(第A.2項「「サーバー・オプション」ダイアログ・ボックス」を参照)を開くには、このボタンをクリックします。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。


A.6 「列設定」ダイアログ・ボックス

「列設定」ダイアログ・ボックスでは、Windowsエクスプローラと電子メール・クライアント(Microsoft OutlookやLotus Notes)のコンテンツ・ペインに統合フォルダやそのフォルダ内のファイルについて表示される列および各列の幅を指定できます。

図A-7 「列設定」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

列名

Windowsエクスプローラと電子メール・クライアント(Microsoft OutlookやLotus Notes)のコンテンツ・ペインに統合フォルダとそのフォルダ内のファイルについて表示する各列のチェック・ボックスを選択します。列は、このダイアログ・ボックス内での表示順に従って、左から右に表示されます。

上に移動

選択した列のリスト内での位置を1つ上に移動するには、このボタンをクリックします。列は、リスト内での表示順に従って左から右に表示されます。したがって、選択した列は、リスト内での位置が高いほど画面の左側に表示されます。このボタンは、列リストの先頭では使用できません。

下に移動

選択した列のリスト内での位置を1つ下に移動するには、このボタンをクリックします。列は、リスト内での表示順に従って左から右に表示されます。したがって、選択した列は、リスト内での位置が低いほど画面の右側に表示されます。このボタンは、列リストの末尾では使用できません。

表示

選択した列を表示するには、このボタンをクリックします。このボタンは、列の横にあるチェック・ボックスを選択した場合と同じ効果があります。

非表示

選択した列を非表示にするには、このボタンをクリックします。このボタンは、列の横にあるチェック・ボックスの選択を解除した場合と同じ効果があります。

選択した列の幅はxピクセルにします。

選択した列の表示幅(ピクセル単位)を入力します。Windowsアプリケーションでの通常の操作と同様、アプリケーションで列の端をドラッグして列の幅を変更することもできます。

OK

変更内容を送信してこのダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。

取消

変更内容を取り消してこのダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。


A.7 「フォルダ・プロパティ」ダイアログ・ボックス

「フォルダ・プロパティ」ダイアログ・ボックスでは、既存のコンテンツ・フォルダの一部のプロパティを表示および変更できます。このダイアログ・ボックスは、Windowsの標準的なフォルダ・プロパティ・ダイアログ・ボックスに似ていますが、コンテンツ管理に関連する追加要素が含まれている場合があります。

図A-8 「フォルダ・プロパティ」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

名前

フォルダの作成時に指定されたフォルダ名。フォルダ名は変更できますが、すでに存在するフォルダ名には変更できません。フォルダ名をここで変更すると、コンテンツ・サーバー上のフォルダ階層でも自動的に変更されます。

また、フォルダ名は、統合階層でフォルダを右クリックして「名前の変更」を選択するか、フォルダを選択してキーボードの[F2]を押して変更することもできます。

URL

フォルダのWebDAV URL。

作成日

コンテンツ・フォルダが作成された日時。

変更日

コンテンツ・フォルダが前回変更された(フォルダに影響を及ぼすアクションが前回実行された)日時。

コンテンツ・タイプ

コンテンツ・フォルダのHTTPコンテンツ・タイプ("httpd/unix-directory")。

コンテンツ情報

このボタンは、「WebCenter Contentサーバー」タイプのサーバーに対してのみ表示されます。

このボタンをクリックすると、階層フォルダ情報ページが開き、コンテンツ・フォルダのいくつかのコンテンツ管理プロパティが表示されます。詳細は、次の第A.8項「フォルダ情報ページ」を参照してください。

OK

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を送信するには、このボタンをクリックします。

取消

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を取り消すには、このボタンをクリックします。


A.8 フォルダ情報ページ

フォルダ情報ページには、現在のコンテンツ・フォルダのプロパティが表示されます。このページの情報は編集できません。フォルダ・プロパティの一部を変更する場合は、ページの右上角にある「編集」メニューから「メタデータ値」を選択します。


注意:

このページのルック・アンド・フィールや表示される情報は、コンテンツ・サーバーの構成(フォルダ機能など)によって異なります。


図A-9 階層フォルダ情報ページ

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

仮想フォルダ名

コンテンツ・フォルダの名前です。

所有者

コンテンツ・フォルダの所有者、つまりフォルダのメタデータを変更し、フォルダを削除できるユーザーのユーザー名です。多くの場合、フォルダの所有者はフォルダの作成者でもありますが、必ずしもそうとはかぎりません。

作成者

フォルダの作成者のユーザー名です。多くの場合、所有者と同じユーザーになります(ただし、必ずしもそうとはかぎりません)。

メタデータ・プロンプトの有効化

このプロパティが「はい」に設定されている場合は、Windowsエクスプローラでコンテンツ・フォルダに新規ファイルをドラッグ・アンド・ドロップすると、メタデータを指定するよう求めるプロンプトが表示されます。フォルダに同じ名前のファイルが存在せず、このコンテンツ・サーバーに初めて追加される場合は、ファイルが新規であると判断されます。メタデータを指定すると、ファイルは指定されたメタデータを使用して新規コンテンツ・アイテムとしてコンテンツ・サーバーにチェックインされます。

既存のファイルをコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップまたはコピー・アンド・ペーストした場合(つまり、そのフォルダにすでに同じ名前のファイルが存在する場合)は、メタデータの入力が求められず、ファイルは既存のファイルの新規リビジョンとして自動的にコンテンツ・サーバーにチェックインされます(既存のファイルのメタデータが継承されます)。

このプロパティを「いいえ」に設定した場合は、常に(コンテンツ・サーバーの管理者が定義した)コンテンツ・フォルダのデフォルト・メタデータを使用して、新規ファイルが自動的にコンテンツ・サーバーにチェックインされます。必要なフィールドにデフォルト値が割り当てられていない場合は、このオプションの設定に関係なく、メタデータの入力を求めるプロンプトが表示されます。

コンテンツ・サーバーの構成(具体的には、フォルダのコンポーネント・バージョン)によっては、このフィールドが使用できない場合があることに注意してください。

タイトル

コンテンツ・フォルダのタイトルです。

タイプ

フォルダにコントリビュートされたコンテンツのデフォルト・コンテンツ・タイプです。コンテンツ・タイプは、コンテンツ・アイテムをカテゴリに分類するときに使用されます。コンテンツ・タイプの詳細は、Oracle WebCenter Contentサーバーのドキュメントを参照してください。

セキュリティ・グループ

フォルダにコントリビュートされたコンテンツのデフォルト・セキュリティ・グループです。セキュリティ・グループは、コンテンツ・サーバー上のコンテンツ・アイテムへのアクセスを制限するときに使用されます。コンテンツをセキュリティ・グループに割り当てた場合は、このセキュリティ・グループへのアクセス権が付与されているユーザーのみがコンテンツを参照できます。セキュリティ・グループの詳細は、Oracle WebCenter Contentサーバーのドキュメントを参照してください。

あるコンテンツ・フォルダから別のコンテンツ・フォルダにコンテンツ・アイテムをコピーした場合は、フォルダの「フォルダ・セキュリティの施行」プロパティ(下記を参照)が「True」に設定されていないかぎり、新しいコピーには元のセキュリティ・グループが保持されます。この場合、コピーされたセキュリティ・グループは、宛先フォルダのセキュリティ・グループと一致するように変更されます。

有効期限

フォルダにコントリビュートされたコンテンツのデフォルト有効期限です。データを過去の日付に設定した場合でも、フォルダを参照できますが、コンテンツをコントリビュートすることはできません。

非表示

このプロパティを「True」に設定した場合は、フォルダが非表示になります。フォルダのセキュリティ・グループへのアクセス権がユーザーに付与されており、かつコンテンツ・サーバー上のユーザー・プロファイルでフォルダ構成ページの「ブラウザで閲覧するときに非表示ファイルを表示」チェック・ボックスを選択した場合は、フォルダのアイコンが淡色で表示されます。それ以外の場合は、コンテンツ・フォルダ階層にフォルダが表示されません。

このプロパティを「False」に設定した場合は、フォルダのセキュリティ・グループへのアクセス権が付与されたすべてのユーザーにフォルダが表示されます。

非表示のファイルとフォルダが表示されるようにWindowsエクスプローラを構成している場合は、Windowsエクスプローラでフォルダを参照できます。非表示のステータスは半透明のフォルダ・アイコンで示されます。

ファイルまたはフォルダの「非表示」アイコン

このプロパティは、システム管理者がコンテンツ・サーバーで表示/非表示機能を有効にした場合にのみ使用可能であることに注意してください。

読取り専用

このプロパティを「True」に設定した場合は、フォルダまたはフォルダ内のコンテンツ・アイテムの名前変更、移動、または削除ができません。コンテンツ・アイテムをチェックインしたり、フォルダのメタデータを更新することは可能です。

このプロパティを「False」に設定した場合は、すべてのフォルダ操作が使用可能になります。

このプロパティは、システム管理者がコンテンツ・サーバーで読取り専用機能を有効にした場合にのみ使用可能であることに注意してください。

伝播禁止

このプロパティを「True」に設定した場合は、より高レベルのフォルダからのメタデータの伝播中にフォルダのメタデータは変更されません。

このプロパティを「False」に設定した場合は、フォルダはより高レベルのフォルダからのメタデータの伝播に含まれます。

フォルダ・セキュリティの施行

このプロパティを「True」に設定した場合は、コンテンツ・フォルダにコピーされたコンテンツ・アイテムのセキュリティ・グループとアカウントは、常にターゲット・フォルダのセキュリティ・グループとアカウントと一致するように変更されます。

このプロパティを「False」に設定した場合、コンテンツ・フォルダにコピーされたコンテンツ・アイテムは、ターゲット・フォルダのセキュリティ・グループまたはアカウントと異なる場合でも、そのセキュリティ・グループとアカウントを保持します。

「フォルダ・アクション」メニュー

このメニューには次のオプションがあります。

  • 更新: このオプションを設定した場合は、現在のフォルダのプロパティを変更できるウィンドウが表示されます。完了後に、必ず「更新の送信」をクリックしてください。

  • ショートカットの作成: このオプションを選択した場合は、現在のフォルダへのショートカット・リンクに対してターゲット・フォルダを選択できるウィンドウが表示されます。

  • 伝播: このオプションを選択した場合は、フォルダのデフォルト・メタデータ値が制約されていないすべてのサブフォルダとそのコンテンツ・アイテムにコピーされます。

コンテンツ・サーバーの構成によっては、このメニューに追加のオプションが表示されない場合があることに注意してください。


A.9 「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックス

「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックスは、ネイティブ・アプリケーションで開くまたは表示するファイル、Microsoft Officeアプリケーションに挿入するファイル、または電子メール・メッセージに添付するファイルを1つ以上選択するために使用します。このダイアログ・ボックスは複数のパネルで構成されており、それぞれのパネルはファイルを選択する方法を表しています。

A.9.1 コンテンツの選択: 検索

「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックスの「検索」パネルを使用すると、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のファイルを検索して1つ以上選択し、使用することができます。たとえば、Microsoft Officeアプリケーションで開くまたは表示、Officeドキュメントへの挿入、電子メール・メッセージへの添付、現在のWordドキュメントとの比較などを実行できます(このダイアログ・ボックスを開いた場所によって異なります)。


注意:

すべてのコンテンツ・サーバー上のファイルに対して、これらのアクションすべてを実行できるわけではありません。サーバーのタイプによって異なります。たとえば、Oracle Content Databaseサーバーでファイルのリビジョンを比較することはできません。


コンテンツ・サーバーの標準の検索フォームを使用すると、ファイルを検索できます。このフォームに、ファイルが満たす必要がある検索条件を指定します。検索後、検索結果リスト内のファイルを1つ以上選択して使用できます。検索は、メタデータ(ファイルに関する情報)または全文(実際のファイルに含まれているテキスト)、あるいはその両方の組合せに基づいて実行できます。コンテンツ・サーバー上にあるファイルの検索の詳細は、Oracle WebCenter Contentサーバーのドキュメントを参照してください。

図A-10 「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックスの「検索」パネル

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。

コンテンツを検索するには、検索フォームで、コンテンツ・アイテムが満たす必要がある検索条件を指定して、「検索」をクリックします。指定された条件に一致する、サーバー上にあるすべてのコンテンツ・アイテムのリストがダイアログ・ボックスに表示されます。

図A-11 「検索結果」リスト

「検索結果」リストのスクリーンショット。

検索結果リストから選択できるアイテムが1つのみか、複数かは、アプリケーションのコンテキストによって異なります。追加処理を実行するためにアイテムを1つのみ選択できる場合、リスト内の各アイテムには、「選択」ボタンが設定されます。複数のアイテムを選択できる場合は、各アイテムに選択チェック・ボックスが設定されます。

アイテムのコンテンツ情報ページは、そのアイテムの「情報」アイコンをクリックして表示できます。ID列でリンクをクリックすると、(使用しているコンピュータの構成に応じて)ファイルを開いたり、保存できます。

要素 説明
コンテンツの検索アイコン

これは、現在のダイアログ・ボックスのアイコンです。

コンテンツの参照アイコン

「参照」アイコンをクリックすると、参照ページ(第A.9.2項「コンテンツの選択: 参照」を参照)が開きます。

オフライン・ファイルの選択アイコン

「オフライン・ファイル」アイコンをクリックすると、オフライン・ファイル・ページ(第A.9.3項「コンテンツの選択: オフライン・ファイル」を参照)が開きます。

このオプションは、ファイルを選択するコンテキストによっては使用できない場合があります。

「戻る」アイコン

検索結果リストに複数のページがある場合、このアイコンをクリックすると、1つ前のページに戻ります。検索結果の最初のページでこのアイコンをクリックすると、検索フォームに戻ります。

検索フォームの使用されていない領域で右クリックし、メニューから「戻る」または「進む」を選択することでも、検索結果ページと検索フォームの間を移動できます。

サーバー

検索するコンテンツ・サーバーを選択します。現在のサーバーと異なるサーバーを選択した場合は、ログイン名とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示される場合があります(サーバー構成によります)。

使用可能なサーバーのリストにはOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスのみが含まれることに注意してください。Oracle Content Databaseサーバーおよびその他のWebDAVサーバーは表示されません(参照ページのサーバー・リストと異なります)。これは、検索ページでOracle WebCenter Contentサーバーの標準検索機能が使用されているためです。

プロファイル

検索フォームに適用するコンテンツ・プロファイルを選択します(プロファイルがコンテンツ・サーバーに定義されている場合)。コンテンツ・プロファイルは、検索フォーム(およびその他いくつかのコンテンツ・サーバー・ページ)に表示されるメタデータ・フィールドを、コンテンツ・タイプに応じて制限する場合に使用します。たとえば、販売プロファイルには収益や販売予測などのメタデータ・フィールドを表示し、サポート・プロファイルにはケース番号やステータスなどのメタデータ・フィールドを表示できます。

プロファイルは、Oracle WebCenter Content Server 11g リリース1またはOracle Content Server 11g リリース1に接続している場合にのみ使用できます。Oracle Content Server 10g リリース3では使用できません。不明な点については、コンテンツ・サーバー管理者に問い合せてください。

検索フォーム

これは、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスの標準検索フォームです。検索問合せを開始する準備が完了した後、検索条件を指定して、「検索」をクリックします。検索結果リストが表示されます。このリストには、指定した検索条件に一致する、サーバー上のすべてのコンテンツ・アイテムが表示されます。

編集/表示

これらのオプションは、Microsoft Word、ExcelまたはPowerPointで「WebCenter Content」メニューまたはリボンを使用してファイルを開いている場合にのみ使用できます。現在のOfficeアプリケーションで、ファイルを編集用に開くか表示用に開くかを選択できます。

編集用にファイルを選択すると、ファイルは現在のOfficeアプリケーションで開かれ、コンテンツ・サーバーからチェックアウトされます。必要に応じて変更できます。作業が終わってドキュメントまたはアプリケーションを閉じるときに、ファイルをコンテンツ・サーバーに元のファイルの新しいリビジョンとして再度チェックインできます。

表示用にファイルを選択すると、ファイルは現在のOfficeアプリケーションで元のファイルのコピーとして開かれ、元のファイルはコンテンツ・サーバーからチェックアウトされません。必要に応じて変更できますが、作業が終わってドキュメントまたはアプリケーションを閉じるときに、ローカル(アプリケーションに組み込まれている別名保存機能を使用)またはコンテンツ・サーバー(「WebCenter Content」メニューまたはリボンの「新規ファイルとして保存...」オプションを使用)に、新規ファイルとして保存する必要があります。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

取消

ファイルを選択しないでダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。


A.9.2 コンテンツの選択: 参照

「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックスの「参照」パネルを使用すると、コンテンツ・サーバー上のファイルに移動し、ファイルを選択して使用できます。たとえば、Microsoft Officeアプリケーションで開くまたは表示、Officeドキュメントへの挿入、電子メール・メッセージへの添付、現在のWordドキュメントとの比較などを実行できます(このダイアログ・ボックスを開いた場所によって異なります)。


注意:

すべてのコンテンツ・サーバー上のファイルに対して、これらのアクションすべてを実行できるわけではありません。サーバーのタイプによって異なります。たとえば、Oracle Content Databaseサーバーでファイルのリビジョンを比較することはできません。


図A-12 「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックスの「参照」パネル

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明
コンテンツの検索アイコン

「検索」アイコンをクリックすると、検索ページ(第A.9.1「コンテンツの選択: 検索」を参照)が開きます。

コンテンツの参照アイコン

これは、現在のダイアログ・ボックスのアイコンです。

オフライン・ファイルの選択アイコン

「オフライン・ファイル」アイコンをクリックすると、オフライン・ファイル・ページ(第A.9.3項「コンテンツの選択: オフライン・ファイル」を参照)が開きます。

このオプションは、ファイルを選択するコンテキストによっては使用できない場合があります。

検索場所

選択して使用するファイルを含むサーバーまたはフォルダをクリックします。サーバーをクリックした場合は、ログイン名とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示される場合があります(サーバー構成によります)。

1レベル上へ


このアイコンをクリックして、統合階層内を1レベル上に移動します。

「表示」メニュー


このアイコンをクリックして、コンテンツ領域の表示モードを選択します。

  • 大きいアイコン: この表示モードでは、ファイルおよびフォルダは大きいアプリケーション・アイコンとして表示され、アイコンの下に名前が表示されます。

  • 小さいアイコン: この表示モードでは、ファイルおよびフォルダは小さいアプリケーション・アイコンとして表示され、アイコンの横に名前が表示されます。

  • リスト: この表示モードでは、ファイルおよびフォルダは先頭に小さいアプリケーション・アイコンが付いたファイル名またはフォルダ名のリストとして表示されます。

  • 詳細: この表示モードでは、ファイルおよびフォルダはリスト・モードとして表示されますが、ファイル・タイプ、サイズ、作成者、セキュリティ・グループ、タイムスタンプなどの追加情報が表示されます(表示可能であり、関連する場合)。

「コンテンツ」領域

この領域には、統合階層内の選択したサーバーまたはフォルダのコンテンツが表示されます。Windowsアプリケーションの標準の「開く」ダイアログ・ボックスとほとんど同じようにアイテムを操作できます(右クリック・メニューなど)。

必要に応じて、コンテンツ領域でプレビュー・ペインを表示または非表示にできます。右クリックして、「表示」「プレビュー・ペイン」を選択します。

ファイル名

このボックスには、選択したファイルの名前が表示されます。手動でファイル名を入力することもできます。

ファイルのタイプ

特定のファイル・タイプのファイルのみ(つまり、特定のファイル拡張子のファイル。たとえば、Microsoft Officeファイルのみ)をコンテンツ領域に表示する場合は、このメニューを使用してファイル・タイプ・マスクを選択できます。

編集/表示

これらのオプションは、Microsoft Word、ExcelまたはPowerPointで「WebCenter Content」メニューまたはリボンを使用してファイルを開いている場合にのみ使用できます。現在のOfficeアプリケーションで、ファイルを編集用に開くか表示用に開くかを選択できます。

編集用にファイルを選択すると、ファイルは現在のOfficeアプリケーションで開かれ、コンテンツ・サーバーからチェックアウトされます。必要に応じて変更できます。作業が終わってドキュメントまたはアプリケーションを閉じるときに、ファイルをコンテンツ・サーバーに元のファイルの新しいリビジョンとして再度チェックインできます。

表示用にファイルを選択すると、ファイルは現在のOfficeアプリケーションで元のファイルのコピーとして開かれ、元のファイルはコンテンツ・サーバーからチェックアウトされません。必要に応じて変更できますが、作業が終わってドキュメントまたはアプリケーションを閉じるときに、ローカル(アプリケーションに組み込まれている別名保存機能を使用)またはコンテンツ・サーバー(「WebCenter Content」メニューまたはリボンの「新規ファイルとして保存...」オプションを使用)に、新規ファイルとして保存する必要があります。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じて、選択したファイルを使用するには、このボタンをクリックします。

取消

ファイルを選択しないでダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。


A.9.3 コンテンツの選択: オフライン・ファイル

「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックスの「オフライン・ファイル」パネルを使用すると、ネイティブ・アプリケーション(Microsoft Wordなど)で開くまたは表示するために、ローカル・コンピュータ上のDesktopファイル・キャッシュ内のファイルを選択できます。ファイルは、次のいずれかの状況でローカル・キャッシュに格納されています。

  • コンテンツ・サーバーからチェックアウトしたファイルのコピー

  • (サーバーに接続していなくてもこれらのファイルにアクセスできるように)オフラインで使用可能に設定したコンテンツ・サーバー上のファイルの読取り専用コピー

  • サーバーにまだ再チェックインしていない、コンテンツ・サーバーにより管理されている変更済ファイル(通常、編集されたチェックアウト済ファイル)

  • (たとえばサーバー接続を確立できなかったために)正常にチェックインされなかった、Microsoft Officeアプリケーションで新規に作成されたファイル


注意:

リスト内の各ファイルのアイコンは、そのファイルのコンテンツ管理ステータスを示します。詳細は、第9.7項「コンテンツ・ファイルのステータス」を参照してください。


図A-13 「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックスの「オフライン・ファイル」パネル

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明
コンテンツの検索アイコン

「検索」アイコンをクリックすると、検索ページ(第A.9.1「コンテンツの選択: 検索」を参照)が開きます。

コンテンツの参照アイコン

「参照」アイコンをクリックすると、参照ページ(第A.9.2項「コンテンツの選択: 参照」を参照)が開きます。

オフライン・ファイルの選択アイコン

これは、現在のダイアログ・ボックスのアイコンです。

名前

この列には、コンテンツ・サーバーからリストされた各オフライン・ファイルの名前が表示されます。列ヘッダーをクリックして、各サーバー内のファイル名のソート順序(昇順または降順)を切り替えることができます。

場所

この列には、コンテンツ・サーバーからリストされたコンテンツ・フォルダ階層内の各オフライン・ファイルの場所が表示されます。列ヘッダーをクリックして、各サーバー内の場所のソート順序(昇順または降順)を切り替えることができます。

編集/表示

これらのオプションは、Microsoft Word、ExcelまたはPowerPointで「WebCenter Content」メニューまたはリボンを使用してファイルを開いている場合にのみ使用できます。現在のOfficeアプリケーションで、ファイルを編集用に開くか表示用に開くかを選択できます。

編集用にファイルを選択すると、ファイルは現在のOfficeアプリケーションで開かれ、コンテンツ・サーバーからチェックアウトされます。必要に応じて変更できます。作業が終わってドキュメントまたはアプリケーションを閉じるときに、ファイルをコンテンツ・サーバーに元のファイルの新しいリビジョンとして再度チェックインできます。

表示用にファイルを選択すると、ファイルは現在のOfficeアプリケーションで元のファイルのコピーとして開かれ、元のファイルはコンテンツ・サーバーからチェックアウトされません。必要に応じて変更できますが、作業が終わってドキュメントまたはアプリケーションを閉じるときに、ローカル(アプリケーションに組み込まれている別名保存機能を使用)またはコンテンツ・サーバー(「WebCenter Content」メニューまたはリボンの「新規ファイルとして保存...」オプションを使用)に、新規ファイルとして保存する必要があります。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じ、選択したファイルを現在のOfficeアプリケーションで開くには、このボタンをクリックします。

取消

ファイルを選択しないでダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。


A.10 「保存」ダイアログ・ボックス(新規ファイルとして保存)

「保存」ダイアログ・ボックスは、Microsoft Officeアプリケーションの現在のドキュメントを保存し、コンテンツ・サーバーに新規コンテンツ・アイテムとしてチェックインするために使用します。このダイアログ・ボックスには2つのページがあり、それぞれのページはファイルのチェックイン方法を表しています。

A.10.1 保存: チェックイン・フォーム

サーバー上のチェックイン・フォームを使用して、現在開いているMicrosoft Officeファイルを新規コンテンツ・アイテムとしてOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスにチェックインするには、「保存」ダイアログ・ボックスの「チェックイン・フォーム」パネルを使用します。

図A-14 「保存」ダイアログ・ボックスの「チェックイン・フォーム」パネル

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明
「チェックイン・フォーム」アイコン

これは、現在のダイアログ・ボックスのアイコンです。

「フォルダ」アイコン

フォルダ・ページを開くには、「フォルダ」アイコンをクリックします(第A.10.2項「保存: フォルダ」を参照)。

サーバー

アイテムをチェックインするコンテンツ・サーバーを選択します。現在のサーバーと異なるサーバーを選択した場合は、ログイン名とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示される場合があります(サーバー構成によります)。

使用可能なサーバーのリストにはOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスのみが表示され、Oracle Content Databaseサーバーやその他のWebDAVサーバーは表示されないことに注意してください。このページでは、Oracle WebCenter Contentサーバーの標準チェックイン機能が使用されるためです。

プロファイル

チェックイン・フォームに適用するコンテンツ・プロファイルを選択します(プロファイルがコンテンツ・サーバーに定義されている場合)。コンテンツ・プロファイルは、チェックイン・フォーム(および複数の他のコンテンツ・サーバー・ページ)に表示されるメタデータ・フィールドをコンテンツのタイプに応じて制限するために使用します。たとえば、販売プロファイルには収益や販売予測などのメタデータ・フィールドを表示し、サポート・プロファイルにはケース番号やステータスなどのメタデータ・フィールドを表示できます。

プロファイルは、Oracle WebCenter Content Server 11g リリース1またはOracle Content Server 11g リリース1に接続している場合にのみ使用できます。Oracle Content Server 10g リリース3では使用できません。不明な点については、コンテンツ・サーバー管理者に問い合せてください。

チェックイン・フォーム

Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上の標準コンテンツ・チェックイン・フォームです。サーバーにチェックインする前に、ここでメタデータをアイテムに割り当てます。フォームを初期状態に戻す(つまり、フォームに入力したデータを削除する)には、フォームの一番下にある「リセット」ボタンを使用します。

デフォルト・タイトルは現在のファイル名(たとえば、既存のファイルの場合、「Your Proposal.doc」)、または新規ドキュメントのデフォルト名(たとえば、未保存のファイルの場合、Microsoft Wordでは「Document1」)になります。タイトルとファイル名はリンクされていないことに注意してください。つまり、タイトルを変更しても、自動的にファイル名は変更されません(その逆も同様です)。

コンテンツ・アイテムをサーバーのコンテンツ・フォルダに表示する場合は、「フォルダ」フィールドに場所を指定する必要があります。

必須のメタデータ・フィールドにはすべてアスタリスク(*)が表示されています。空の必須フィールドがあると、アイテムはチェックインできません。

ファイル名

コンテンツ・サーバーにチェックインするアイテムのファイル名を入力します。デフォルトのファイル名は、現在のファイル名(既存のファイルの場合)または新規ドキュメントのデフォルト名(未保存のファイルの場合。Microsoft Wordの「文書1」など)です。デフォルトでは、タイトルはファイル名と同じです。ファイル名とタイトルはリンクされていないことに注意してください。つまり、ファイル名を変更しても、自動的にタイトルは変更されません(その逆も同様です)。

次のタイプで保存

保存するファイルのファイル・タイプを選択します(さらに、コンテンツ・サーバーにチェックインします)。使用可能なオプションは、使用しているアプリケーションによって異なります。たとえば、Microsoft Wordファイルは、標準のWord文書(.docや.docx)、XMLファイル(.xml)、単一ファイルWebページ(.mht)、文書テンプレート(.dot)、リッチ・テキスト形式ファイル(.rtf)またはプレーン・テキスト・ファイル(.txt)として保存できます。

Officeの組込みプロパティ(たとえば、RTF、XML、プレーン・テキストなど)をサポートしないファイル・フォーマットでドキュメントを保存してチェックインし、そのファイルを表示(読取り専用)モードで開いた場合、アプリケーション内から(「WebCenter Content」メニューまたはリボンの「チェックアウト」オプションを使用して)チェックアウトすることはできません。

このオプションは、Microsoft PowerPointでは使用できません。

チェックイン後に再度開く

ファイルは、コンテンツ・サーバーにチェックインされた後、Microsoft Officeアプリケーションで閉じられます。チェックイン後にドキュメントを自動的に再度開く場合は、このチェック・ボックスを選択します。(ファイルはコンテンツ・サーバーから再度チェックアウトされます。)これは、チェックイン後もドキュメントで作業を続ける場合に便利です。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じ、指定したメタデータを使用してコンテンツ・サーバーにファイルをチェックインするには、このボタンをクリックします。

取消

ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインせずにダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。


A.10.2 保存: フォルダ

「保存」ダイアログ・ボックスの「フォルダ」パネルを使用して、Microsoft Word、ExcelまたはPowerPointで現在開かれているファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインします。そのためには、そのサーバーのフォルダ階層内のフォルダにファイルを割り当てます。

図A-15 「保存」ダイアログ・ボックスの「フォルダ」パネル

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明
「チェックイン・フォーム」アイコン

「チェックイン・フォーム」アイコンをクリックすると、コンテンツのチェックイン・フォーム(第A.10.1項「保存: チェックイン・フォーム」を参照)が開きます。

「フォルダ」アイコン

これは、現在のダイアログ・ボックスのアイコンです。

保存場所

アイテムをチェックインするコンテンツ・サーバーを選択します。現在のサーバーと異なるサーバーを選択した場合は、ログイン名とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示される場合があります(サーバー構成によります)。

1レベル上へ


このアイコンをクリックして、統合階層内を1レベル上に移動します。

「表示」メニュー


このアイコンをクリックして、コンテンツ領域の表示モードを選択します。

  • アイコン: この表示モードでは、ファイルおよびフォルダは大きいアプリケーション・アイコンとして表示され、アイコンの下に名前が表示されます。

  • リスト: この表示モードでは、ファイルおよびフォルダは先頭に小さいアプリケーション・アイコンが付いたファイル名またはフォルダ名のリストとして表示されます。

  • 詳細: この表示モードでは、ファイルおよびフォルダはリスト・モードとして表示されますが、ファイル・タイプ、サイズ、作成者、セキュリティ・グループ、タイムスタンプなどの追加情報が表示されます(表示可能であり、関連する場合)。

「コンテンツ」領域

この領域には、統合階層内の選択したサーバーまたはフォルダのコンテンツが表示されます。現在のファイルをチェックインするコンテンツ・フォルダに移動できます。一部のフォルダは読取り専用であり、ファイルを保存できない場合があります(Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスの「チェックアウト・コンテンツ」や「保存済問合せ」など)。

ファイル名

コンテンツ・サーバーにチェックインするアイテムのファイル名を入力します。デフォルトのファイル名は、現在のファイル名(既存のファイルの場合)または新規ドキュメントのデフォルト名(未保存のファイルの場合。Microsoft Wordの「文書1」など)です。チェックインされたファイルのタイトルは、ファイル名と同じになります。

次のタイプで保存

保存するファイルのファイル・タイプを選択します(さらに、コンテンツ・サーバーにチェックインします)。使用可能なオプションは、使用しているアプリケーションによって異なります。たとえば、Microsoft Wordファイルは、標準のWord文書(.docや.docx)、XMLファイル(.xml)、単一ファイルWebページ(.mht)、文書テンプレート(.dot)、リッチ・テキスト形式ファイル(.rtf)またはプレーン・テキスト・ファイル(.txt)として保存できます。

Officeの組込みプロパティ(たとえば、RTF、XML、プレーン・テキストなど)をサポートしないファイル・フォーマットでドキュメントを保存してチェックインし、そのファイルを表示(読取り専用)モードで開いた場合、アプリケーション内から(「WebCenter Content」メニューまたはリボンの「チェックアウト」オプションを使用して)チェックアウトすることはできません。

このオプションは、Microsoft PowerPointでは使用できません。

チェックイン後に再度開く

ファイルは、コンテンツ・サーバーにチェックインされた後、Microsoft Officeアプリケーションで閉じられます。チェックイン後にドキュメントを自動的に再度開く場合は、このチェック・ボックスを選択します。(ファイルはコンテンツ・サーバーから再度チェックアウトされます。)これは、チェックイン後もドキュメントで作業を続ける場合に便利です。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じ、コンテンツ・サーバーの選択したフォルダにファイルをチェックインするには、このボタンをクリックします。

取消

ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインせずにダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。


A.11 「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックス(メタデータによるチェックイン)

「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックスは、Microsoft Officeファイルで開かれている既存のコンテンツ・アイテムをOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスに(新しいリビジョンとして)チェックインするために使用します。このダイアログ・ボックスでは、サーバーにチェックインする前に、ファイルのメタデータを変更できます。

図A-16 「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックス(メタデータによるチェックイン)

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

チェックイン・フォーム

Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上の標準コンテンツ・チェックイン・フォームです。サーバーにチェックインする前に、ここでメタデータをアイテムに割り当てます。フォームを初期状態に戻す(つまり、フォームに入力したデータを削除する)には、フォームの一番下にある「リセット」ボタンを使用します。

コンテンツIDは変更できません。これは、コンテンツIDがすでに割り当てられている、コンテンツ・サーバー上の既存のアイテムであるためです。

コンテンツ・アイテムをサーバーのコンテンツ・フォルダに表示する場合は、「フォルダ」フィールドに場所を指定する必要があります。

セキュリティ・グループを変更すると、他のユーザーに対するコンテンツ・アイテムの可用性が変更されることがあります(コンテンツ・アイテムを使用できるのは、そのアイテムが割り当てられているセキュリティ・グループに対してアクセス権限を持つユーザーのみです)。

必須のメタデータ・フィールドにはすべてアスタリスク(*)が表示されています。空の必須フィールドがあると、アイテムはチェックインできません。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じ、指定したメタデータを使用してコンテンツ・サーバーにファイルをチェックインするには、このボタンをクリックします。

取消

ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインせずにダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。


A.12 「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックス(電子メール)

「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックスは、電子メール・メッセージを電子メール・アプリケーション(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)からOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスに新しいコンテンツ・アイテムとしてチェックインするために使用します。電子メール・メッセージをサーバーにチェックインする前に、いくつかのメタデータを入力する必要があります。

図A-17 「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックス(電子メール)

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

サーバー

アイテムをチェックインするコンテンツ・サーバーを選択します。現在のサーバーと異なるサーバーを選択した場合は、ログイン名とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示される場合があります(サーバー構成によります)。

使用可能なサーバーのリストにはOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスのみが表示され、Oracle Content Databaseサーバーやその他のWebDAVサーバーは表示されないことに注意してください。このページでは、Oracle WebCenter Contentサーバーの標準チェックイン機能が使用されるためです。

プロファイル

チェックイン・フォームに適用するコンテンツ・プロファイルを選択します(プロファイルがコンテンツ・サーバーに定義されている場合)。コンテンツ・プロファイルは、チェックイン・フォーム(および複数の他のコンテンツ・サーバー・ページ)に表示されるメタデータ・フィールドをコンテンツのタイプに応じて制限するために使用します。たとえば、販売プロファイルには収益や販売予測などのメタデータ・フィールドを表示し、サポート・プロファイルにはケース番号やステータスなどのメタデータ・フィールドを表示できます。

プロファイルは、Oracle WebCenter Content Server 11g リリース1またはOracle Content Server 11g リリース1に接続している場合にのみ使用できます。Oracle Content Server 10g リリース3では使用できません。不明な点については、コンテンツ・サーバー管理者に問い合せてください。

チェックイン・フォーム

Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上の標準コンテンツ・チェックイン・フォームです。サーバーにチェックインする前に、ここでメタデータをアイテムに割り当てます。フォームを初期状態に戻す(つまり、フォームに入力したデータを削除する)には、フォームの一番下にある「リセット」ボタンを使用します。

一部のメタデータ・フィールドには次のデフォルトが使用されます。

  • タイトル: 電子メール・メッセージの場合、タイトルには電子メール・メッセージの件名がデフォルト設定されます(ただし、サーバー管理者は、電子メール・メッセージIDをコンテンツ・アイテムのタイトルとして使用するように構成を変更できます)。添付ファイルの場合、タイトルはファイル名にデフォルト設定されます。タイトルは必要に応じて変更できます。

  • 作成者またはオリジネータ: 電子メール・メッセージの送信者(「差出人」フィールド)で、電子メール・ヘッダーから取得されます。(フォームの「作成者」フィールドには、電子メール・メッセージをチェックインするコンテンツ・サーバー・ユーザーが表示されることに注意してください。)

  • アドレス: 電子メール・メッセージの受信者(「宛先」フィールド)で、電子メール・ヘッダーから取得されます。

  • その他のアドレス: 電子メール・メッセージの追加の受信者(「CC」フィールド)で、電子メール・ヘッダーから取得されます(存在する場合)。「BCC」フィールドの名前は無視されることに注意してください。

  • 電子メールの件名: 電子メール・メッセージの件名で、電子メール・ヘッダーから取得されます。

コンテンツ・サーバーの構成によっては、一部のメタデータ・フィールドが表示されない場合があります。電子メールまたは添付ファイルの最後のチェックインで使用したメタデータを保存するようにDesktopを設定した場合は、表示されるメタデータ・フィールドにデフォルト値を設定できます。詳細は、第7.13項「フォームベースのチェックインに使用するメタデータの保存の設定」を参照してください。

コンテンツ・アイテムをサーバーのコンテンツ・フォルダに表示する場合は、「フォルダ」フィールドに場所を指定する必要があります。

必須のメタデータ・フィールドにはすべてアスタリスク(*)が表示されています。空の必須フィールドがあると、電子メール・メッセージをチェックインできません。

前述のとおり、デフォルト・タイトルは電子メールの件名(たとえば、「RE: Your proposal/plan」)になります。デフォルトでは、チェックインされる電子メールのファイル名はチェックイン・フォームでのタイトルになります(Windowsのファイル名に使用できない文字は空白に置換されます。たとえば、「RE Your proposal plan.msg」)。ただし、サーバー管理者が電子メール・メッセージIDをファイル名として使用するように構成を変更している可能性があります。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じて、指定したメタデータを使用して電子メール・メッセージをコンテンツ・サーバーにチェックインするには、このボタンをクリックします。

一度に1つの電子メール・メッセージまたは添付ファイルをチェックインします。複数のメッセージを選択した場合、または添付ファイルを別個にチェックインする場合は、チェックインする次のアイテムに対して「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックスが再度開きます。

取消

電子メール・メッセージをコンテンツ・サーバーにチェックインしないでダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。

複数のメッセージを選択した場合、または添付ファイルを別個にチェックインする場合は、チェックインする次のアイテムに対して「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックスが再度開きます。


A.13 「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックス(メタデータ・プロンプト)

「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックスは、ファイルをローカル・コンピュータ、ネットワーク共有またはその他のコンテンツ・サーバーからコンテンツ・サーバーにチェックインする前に、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップまたはコピー・アンド・ペーストする、1つ以上の新規ファイルのメタデータを指定する場合に使用します。ファイルは、フォルダに同じ名前のファイルがまだ存在しない場合には新規とみなされます。メタデータを指定した後、そのメタデータを使用して各ファイルが新規コンテンツ・アイテムとしてコンテンツ・サーバーにチェックインされます。

既存のファイルをコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップまたはコピー・アンド・ペーストした場合(つまり、そのフォルダにすでに同じ名前のファイルが存在する場合)は、メタデータの入力が求められず、ファイルは既存のファイルの新規リビジョンとして自動的にコンテンツ・サーバーにチェックインされます(既存のファイルのメタデータが継承されます)。


注意:

新規ファイルに対してこのダイアログ・ボックスが表示されるようにする場合は、コンテンツ・フォルダに対して「メタデータ・プロンプトの有効化」プロパティを有効にする必要があります(第A.8項「フォルダ情報ページ」を参照)。それ以外の場合、新規ファイルは常に、コンテンツ・サーバー管理者が定義したコンテンツ・フォルダのデフォルト・メタデータを使用してコンテンツ・サーバーに自動的にチェックインされます。このフォルダに対してデフォルトのメタデータが定義されていない場合は、フォルダの設定に関係なく、メタデータの入力が求められます。


個々のファイルをコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップできるだけでなく、複数のファイルをドラッグ・アンド・ドロップすることもできます(ファイル・バッチ)。複数のファイルをチェックインする場合、個々のファイルまたはファイル・グループのメタデータを指定できます。コンテンツIDとタイトルは常にファイルに固有のプロパティであるとみなされ、ファイル・グループのメタデータを指定している場合でも自動的にはファイル間で共有されません。

図A-18 「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックス(ドラッグ・アンド・ドロップ)

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

ソース・ファイル

このフィールドには、現在のファイルのフルパスおよびファイル名が表示されます。複数のファイルをコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップした場合は、ドロップダウン・リストを使用して、バッチ内の別のファイルを選択できます。このリストでは、メタデータが設定されていないファイルが太字で表示されます。

このフィールドは、「残りのアイテムに適用」チェック・ボックスを選択した場合には使用できません。

プロファイル

チェックイン・フォームに適用するコンテンツ・プロファイルを選択します(プロファイルがコンテンツ・サーバーに定義されている場合)。コンテンツ・プロファイルは、チェックイン・フォーム(および複数の他のコンテンツ・サーバー・ページ)に表示されるメタデータ・フィールドをコンテンツのタイプに応じて制限するために使用します。たとえば、販売プロファイルには収益や販売予測などのメタデータ・フィールドを表示し、サポート・プロファイルにはケース番号やステータスなどのメタデータ・フィールドを表示できます。

コンテンツ・フォルダにデフォルトのコンテンツ・プロファイルが割り当てられている場合、そのプロファイルはこのダイアログでデフォルトとして選択されます。使用しているコンピュータのDesktopの構成によっては、コンテンツ・プロファイルの選択を変更できない場合があります(第B.4項「デフォルト・コンテンツ・プロファイル選択の上書きの無効化」を参照)。

プロファイルは、Oracle WebCenter Content Server 11g リリース1に接続している場合にのみ使用できます。Oracle Content Server 10g リリース3では使用できません。不明な点については、コンテンツ・サーバー管理者に問い合せてください。

ファイル

これは、現在のファイルの数、および現在のバッチ内のファイルの合計数も示しています。たとえば、1/4というのは、コンテンツ・サーバーにチェックインする計4つの新規ファイルのうちの最初のファイルであることを示しています。

メタデータ・フィールドがあるチェックイン・フォーム

これは、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上の標準のコンテンツ・チェックイン・フォームです。ここでは、アイテムをサーバーにチェックインする前にそのアイテムにメタデータを割り当てます。現在のアイテムのフォームを初期状態に戻す(つまり、フォームに入力したデータを削除する)には、フォームの下部にある「リセット」ボタンを使用します。

コンテンツ・アイテムをサーバーのコンテンツ・フォルダに表示する場合は、「フォルダ」フィールドに場所を指定する必要があります。

必須のメタデータ・フィールドにはすべてアスタリスク(*)が表示されています。空の必須フィールドがあると、アイテムはチェックインできません。

コンテンツIDは、自動的に指定されます。コンテンツIDは変更できますが、コンテンツ・サーバーのすべてのアイテムで一意である必要があります。既存のコンテンツIDを使用して新規コンテンツ・アイテムをチェックインしようとすると、エラー・メッセージが表示されます。

コンテンツ・アイテムのデフォルトのタイトルは、拡張子のないファイル名(たとえば、Sales_Report_2010など)です。電子メール・メッセージの場合、デフォルトのタイトルは件名(たとえば、RE: Your sales reportなど)です。タイトルは、必要に応じて変更できます。

ファイルのメタデータは、そのファイルのチェックイン・フォームから移動すると設定されます。移動するには、「前」ボタンまたは「次」ボタンをクリックするか、「ソース・ファイル」リストで別のファイルを選択します。ファイルのメタデータが設定されていることを示すために、リストから太字の表示がなくなります。ファイルをチェックインする前は、いつでもそのファイルに戻ってそのメタデータを変更できます(ただし、ファイルの即時チェックインを選択していない場合です。次のフィールドを参照)。

複数のファイルのメタデータを同時に指定するには、「残りのアイテムに適用」チェック・ボックスを選択します(次を参照)。コンテンツIDとタイトルは常にファイルに固有のプロパティとみなされ、「残りのアイテムに適用」チェック・ボックスを選択した状態でも自動的には他のファイルに伝播されません。

アイテムの即時チェックイン

「前」ボタンまたは「次」ボタンをクリックするか、「ソース・ファイル」リストで別のファイルを選択すると、現在のファイルがアップロードされてコンテンツ・サーバーにチェックインされるようにする場合に、このチェック・ボックスを選択します。チェックインされたファイルは、「ソース・ファイル」リストから削除されます。

このチェック・ボックスは、複数のファイルがコンテンツ・サーバーにチェックインされている場合にのみ使用できます。

残りのアイテムに適用

現在のメタデータ(コンテンツIDとタイトルを除く)を現在のファイル、およびメタデータが設定されていないバッチ内の残りのすべてのファイル(「ソース・ファイル」リストで太字で表示されているファイル)に適用する場合に、このチェック・ボックスを選択します。コンテンツIDとタイトルは常にファイルに固有のプロパティとみなされ、このチェック・ボックスを選択した状態でも自動的には他のファイルに伝播されません。

このチェック・ボックスを使用できるのは、コンテンツ・サーバーにチェックインするファイルが複数あり、メタデータが設定されていないファイル(「ソース・ファイル」リストで太字で表示されているファイル)がバッチ内にある場合のみです。

この機能はMicrosoft Outlookでは使用できないことに注意してください。

取消

このボタンをクリックすると、残りのファイルがコンテンツ・サーバーにチェックインされることなく、ダイアログ・ボックスが閉じます。

アイテムの除外

このボタンをクリックすると、コンテンツ・サーバーにチェックインするファイルのリストから現在のファイルが削除されます。このアクションの確認を求めるプロンプトが表示されます。

このチェック・ボックスは、複数のファイルがコンテンツ・サーバーにチェックインされている場合にのみ使用できます。

<< 前

このボタンを選択すると、バッチ内のファイルのうち、まだチェックインされていない前のファイルに移動します。

次 >>

このボタンを選択すると、バッチ内のファイルのうち、まだチェックインされていない次のファイルに移動します。

終了

このボタンをクリックすると、ダイアログ・ボックスが閉じ、まだチェックインされていないすべてのファイルがコンテンツ・サーバーにチェックインされます。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。


A.14 「ドキュメントをチェックインしますか。」ダイアログ・ボックス

「ドキュメントをチェックインしますか。」ダイアログ・ボックスでは、ファイルやアプリケーションを閉じるときに、Microsoft Word、Excel、またはPowerPointにおけるチェックアウト済ファイルに対する処理を決定できます。

このダイアログ・ボックスには、現在のファイルに未保存の変更がないかどうかが表示されます。未保存の変更がある場合は、開くダイアログ・ボックスが若干異なります(第A.15項「「変更を保存しますか。」および「ドキュメントをチェックインしますか。」ダイアログ・ボックス」を参照)。


注意:

「メタデータの編集」設定は、複数のセッション間で記憶されます。つまり、その設定は、管理対象のコンテンツ・アイテムを最後に保存したときに選択した設定になります。


図A-19 「ドキュメントをチェックインしますか。」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

ドキュメントをチェックインしますか。(はい/いいえ)

ドキュメントを新規リビジョンとしてコンテンツ・サーバーにチェックインする場合は、「はい」を選択します。

ドキュメントをコンテンツ・サーバーにチェックインしない場合は、「いいえ」を選択します。

メタデータの編集

このチェック・ボックスは、現在のファイルがOracle Content Databaseサーバーやその他のWebDAVサーバーではなく、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスからチェックアウトされている場合にのみ使用できます。

このチェック・ボックスを選択した場合は、コンテンツ・サーバーにチェックインされる前に、ファイルのメタデータの更新を求めるプロンプトが表示されます。「保存」ダイアログ・ボックスが開き、チェックイン・フォームが表示されます。必要に応じて、ここでファイルのメタデータを更新できます(第A.11項「「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックス(メタデータによるチェックイン)」を参照)。準備が完了した後、「保存」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックして、ファイルをコンテンツ・サーバーに送信します。

ドキュメントは追加ワークフロー処理の準備が完了

このチェック・ボックスは、現在ファイルがワークフローに存在し、このワークフロー・アイテムに対する編集権限がユーザーに割り当てられている場合にのみ表示されます。

ファイルの編集が完了し、新規リビジョンとしてコンテンツ・サーバーにチェックインされた後、ワークフローでの追加処理を実行するためにリリースする場合は、このチェック・ボックスを選択します。具体的には、ドキュメントのリビジョンが「編集」から「WWW生成」に状態が移行し、ワークフローの次のステップに進む準備が整います。実際に次のワークフロー・ステップに進む前に、統合階層でファイルを承認する必要があることに注意してください。詳細は、第13.3項「ワークフローのファイルの承認または却下」を参照してください。

ファイルの編集が完了していない、つまり、新規リビジョンとしてコンテンツ・サーバーにチェックインされているが、現在のワークフロー・ステップに残っている場合は、このチェック・ボックスをクリアします。これにより、ファイルの所有権を保持できます。(ファイルは「編集」モードのままで、「WWW生成」状態に移行しません。)

チェックアウトを元に戻して変更を破棄

変更を保存せず、コンテンツ・サーバーにもチェックインしないでファイルを閉じる場合は、このチェック・ボックスを選択します。さらに、サーバーではファイルのチェックアウト済ステータスは取り消されます。

このチェック・ボックスは、現在コンテンツ・アイテムがチェックアウトされている場合にのみ使用できます。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じて、選択した設定に従ってファイルを処理するには、このボタンをクリックします。ファイルは、Microsoft Officeアプリケーションで閉じられます。

取消

ファイルを操作しないでダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。ファイルは、Microsoft Officeアプリケーションで開いたままです。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。


次の表には、考えられるすべての保存のシナリオを、各シナリオで発生する現象の説明とともに示します。


注意:

現在ドキュメントがOracle WebCenter Contentサーバーのワークフローに存在している場合は、ダイアログ・ボックスに「ドキュメントは追加ワークフロー処理の準備が完了」というオプションが表示されます。サーバーに再度チェックインした後に、ドキュメントをワークフローの次のステップに進めるには、このオプションを選択します。


保存のシナリオ チェックイン メタデータの編集 チェックアウトを元に戻す アクション

シナリオ1

あり

なし

なし

ファイルは自動的に、既存のコンテンツ・アイテムの新規リビジョンとしてコンテンツ・サーバーにチェックインされます。メタデータはすべて以前のリビジョンから継承されます。

ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインすると、Microsoft Officeアプリケーションでそのファイルが閉じられます。

シナリオ2

あり

あり

なし

チェックイン前にファイルのメタデータを変更する機会があります。完了すると、ファイルは既存のコンテンツ・アイテムの新規リビジョンとしてコンテンツ・サーバーにチェックインされます。

ファイルをコンテンツ・サーバーにチェックインすると、Microsoft Officeアプリケーションでそのファイルが閉じられます。

シナリオ3

なし

なし

なし

ファイルはコンテンツ・サーバーにチェックインされずに、チェックアウトされたままとなります。つまり、ドキュメントを再度チェックインするか、またはチェックアウトを元に戻すまで、サーバー上の他のユーザーはファイルをチェックアウトできません。

ファイルは、ローカル・コンピュータ上の特殊なキャッシュに格納されます(第9.5項「コンテンツ・ファイルのローカル・キャッシュ」を参照)。ファイルを再度開くには、「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックス(第A.9.3項「コンテンツの選択: オフライン・ファイル」を参照)またはオフライン・コンテンツ・マネージャを使用します。

ファイルをローカル・キャッシュに保存すると、Microsoft Officeアプリケーションでそのファイルが閉じられます。

ローカル・キャッシュとは別の場所にファイルを保存する場合(つまり、自分のコンピュータに管理対象外のファイルとして保存する場合)は、アプリケーションに組込みの別名保存機能を使用する必要があります。

シナリオ4

なし

なし

あり

ファイルに対する変更は破棄され、ファイルは閉じられます。コンテンツ・アイテムのチェックアウト・ステータスは、サーバーで取り消されます。つまり、サーバー上の他のユーザーはファイルをチェックアウトできます。


A.15 「変更を保存しますか。」および「ドキュメントをチェックインしますか。」ダイアログ・ボックス

「変更を保存しますか。」および「ドキュメントをチェックインしますか。」ダイアログ・ボックスでは、そのファイルまたはアプリケーションを閉じるときに、Microsoft Officeアプリケーションでチェックアウト済ファイルに対する処理を決定できます。

このダイアログ・ボックスは、現在のファイルに未保存の変更がある場合に表示されます。未保存の変更がない場合は、開くダイアログ・ボックスが若干異なります(第A.14項「「ドキュメントをチェックインしますか。」ダイアログ・ボックス」を参照)。


注意:

「メタデータの編集」設定は、複数のセッション間で記憶されます。つまり、その設定は、管理対象のコンテンツ・アイテムを最後に保存したときに選択した設定になります。


図A-20 「変更を保存しますか。」および「ドキュメントをチェックインしますか。」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

変更を保存しますか。(はい/いいえ)

このセクションは、ドキュメントに未保存の変更がある場合にのみ表示されます。変更を保存するのか、破棄するのかを決定できます。

変更を保存する場合は、「はい」を選択します。

変更を破棄する場合は、いいえを選択します。

ドキュメントをチェックインしますか。(はい/いいえ)

ドキュメントを新規リビジョンとしてコンテンツ・サーバーにチェックインする場合は、「はい」を選択します。

ドキュメントをコンテンツ・サーバーにチェックインしない場合は、「いいえ」を選択します。

変更を保存しないことを選択した場合は、ファイルをチェックインできません。

コメント

必要に応じて、チェックインしたコンテンツ・アイテムに追加するコメントを入力します(xCommentメタデータ・フィールド)。デフォルトのコメントがある場合があります(定義されている場合)。文字の最大数はコンテンツ・サーバー管理者が設定します(DesktopIntegrationSuiteコンポーネントの構成ページ)。

メタデータの編集

このチェック・ボックスは、現在のファイルがOracle Content Databaseサーバーやその他のWebDAVサーバーではなく、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスからチェックアウトされている場合にのみ使用できます。

このチェック・ボックスを選択した場合は、コンテンツ・サーバーにチェックインされる前に、ファイルのメタデータの更新を求めるプロンプトが表示されます。「保存」ダイアログ・ボックスが開き、チェックイン・フォームが表示されます。必要に応じて、ここでファイルのメタデータを更新できます(第A.11項「「コンテンツのチェックイン」ダイアログ・ボックス(メタデータによるチェックイン)」を参照)。準備が完了した後、「保存」ダイアログ・ボックスで「OK」をクリックして、ファイルをコンテンツ・サーバーに送信します。

ドキュメントは追加ワークフロー処理の準備が完了

このチェック・ボックスは、現在ファイルがワークフローに存在し、このワークフロー・アイテムに対する編集権限がユーザーに割り当てられている場合にのみ表示されます。

ファイルの編集が完了し、新規リビジョンとしてコンテンツ・サーバーにチェックインされた後、ワークフローでの追加処理を実行するためにリリースする場合は、このチェック・ボックスを選択します。具体的には、ドキュメントのリビジョンが「編集」から「WWW生成」に状態が移行し、ワークフローの次のステップに進む準備が整います。実際に次のワークフロー・ステップに進む前に、統合階層でファイルを承認する必要があることに注意してください。詳細は、第13.3項「ワークフローのファイルの承認または却下」を参照してください。

ファイルの編集が完了していない、つまり、新規リビジョンとしてコンテンツ・サーバーにチェックインされているが、現在のワークフロー・ステップに残っている場合は、このチェック・ボックスをクリアします。これにより、ファイルの所有権を保持できます。(ファイルは「編集」モードのままで、「WWW生成」状態に移行しません。)

チェックアウトを元に戻して変更を破棄

変更を保存せず、コンテンツ・サーバーにもチェックインしないでファイルを閉じる場合は、このチェック・ボックスを選択します。さらに、サーバーではファイルのチェックアウト済ステータスは取り消されます。

このチェック・ボックスは、現在コンテンツ・アイテムがチェックアウトされている場合にのみ使用できます。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じて、選択した設定に従ってファイルを処理するには、このボタンをクリックします。ファイルは、Microsoft Officeアプリケーションで閉じられます。

取消

ファイルを操作しないでダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。ファイルは、Microsoft Officeアプリケーションで開いたままです。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。


次の表には、考えられるすべての保存のシナリオを、各シナリオで発生する現象の説明とともに示します。


注意:

現在ドキュメントがOracle WebCenter Contentサーバーのワークフローに存在している場合は、ダイアログ・ボックスに「ドキュメントは追加ワークフロー処理の準備が完了」というオプションが表示されます。サーバーに再度チェックインした後に、ドキュメントをワークフローの次のステップに進めるには、このオプションを選択します。


保存のシナリオ 変更の保存 チェックイン メタデータの編集 チェックアウトを元に戻す アクション

シナリオ1

あり

あり

なし

なし

ドキュメントに対する未保存の変更が保存され、ドキュメントは既存のコンテンツ・アイテムの新しいリビジョンとしてコンテンツ・サーバーに自動的にチェックインされて、前のリビジョンのメタデータをすべて継承します。

ドキュメントは、コンテンツ・サーバーにチェックインされた後、Microsoft Officeアプリケーションで閉じられます。

シナリオ2

あり

あり

あり

なし

ドキュメントに対する未保存の変更が保存され、チェックインの前に、ファイルのメタデータを変更できます。完了すると、ファイルは既存のコンテンツ・アイテムの新規リビジョンとしてコンテンツ・サーバーにチェックインされます。

ドキュメントは、コンテンツ・サーバーにチェックインされた後、Microsoft Officeアプリケーションで閉じられます。

シナリオ3

あり

なし

なし

なし

ドキュメントに対する未保存の変更が保存されますが、ドキュメントはコンテンツ・サーバーに自動的にチェックインされずに、チェックアウトされたままとなります。つまり、ドキュメントを再度チェックインするか、またはチェックアウトを元に戻すまで、サーバー上の他のユーザーはファイルをチェックアウトできません。

ファイルはローカル・コンピュータ上の特別なキャッシュに保存されます。ドキュメントを再度開いてチェックインするには、「チェックイン」オプションを使用するか(第11.8.1項「編集中の管理対象ドキュメントのチェックイン」を参照)、またはWindowsエクスプローラからチェックインします(第10.11項「コンテンツ・ファイルのチェックイン」を参照)。

ドキュメントは、ローカル・キャッシュに保存された後、Microsoft Officeアプリケーションで閉じられます。

ローカル・キャッシュとは別の場所にファイルを保存する場合(つまり、自分のコンピュータに管理対象外のファイルとして保存する場合)は、アプリケーションに組込みの別名保存機能を使用する必要があります。

シナリオ4

なし

なし

なし

なし

ドキュメントに対する変更が破棄され、ドキュメントはコンテンツ・サーバーにチェックインされずに、チェックアウトされたままとなります。つまり、ドキュメントを再度チェックインするか、またはチェックアウトを元に戻すまで、サーバー上の他のユーザーはファイルをチェックアウトできません。

ファイルはローカル・コンピュータ上の特別なキャッシュに保存されます。ドキュメントを再度開いてチェックインするには、「チェックイン」オプションを使用するか(第11.8.1項「編集中の管理対象ドキュメントのチェックイン」を参照)、またはWindowsエクスプローラからチェックインします(第10.11項「コンテンツ・ファイルのチェックイン」を参照)。

ドキュメントは、ローカル・キャッシュに保存された後、Microsoft Officeアプリケーションで閉じられます。

シナリオ5

なし

なし

なし

あり

ドキュメントに対する変更は破棄され、ドキュメントは閉じられます。コンテンツ・アイテムのチェックアウト・ステータスは、サーバーで取り消されます。つまり、サーバー上の他のユーザーはファイルをチェックアウトできます。


A.16 「コンテンツ・アイテム・プロパティ」ダイアログ・ボックス

「コンテンツ・アイテム・プロパティ」ダイアログ・ボックスには、コンテンツ・サーバーによって管理されているファイルに関する情報が表示されます。このダイアログ・ボックスの情報は編集できません。

図A-21 「コンテンツ・アイテム・プロパティ」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

名前

これは、コンテンツ・アイテムのファイル名です。

URL

これは、コンテンツ・アイテムのWebDAV URLです。

サイズ

これは、コンテンツ・アイテムのファイル・サイズです。

作成日

これは、コンテンツ・アイテムが作成された日時です。

変更日

これは、コンテンツ・アイテムが最後に変更された日時です。

コンテンツ・タイプ

これは、MIMEタイプの形式でのコンテンツ・アイテムのコンテンツ・タイプです。たとえば、Microsoft Wordドキュメントの場合は「application/msword」です。

コンテンツ情報

このボタンは、「WebCenter Contentサーバー」タイプのサーバーに対してのみ表示されます。

このボタンをクリックすると、コンテンツ・サーバーから取得された、アイテムの標準コンテンツ情報ページが開きます。

OK

このボタンをクリックすると、ダイアログ・ボックスが閉じます。

取消

このボタンをクリックすると、ダイアログ・ボックスが閉じます。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。


A.17 「コンテンツ問合せの取得」ダイアログ・ボックス

「コンテンツ問合せの取得」ダイアログ・ボックスを使用して、特定の条件を満たすコンテンツ・サーバー上のコンテンツ・アイテムを検索します。このページは、基本的には標準のOracle WebCenter Contentサーバー検索フォームです。指定した条件に基づく検索問合せを実行するためのいくつかのフィールドと「検索」ボタンが含まれます。

図A-22 「コンテンツ問合せの取得」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。

コンテンツ・サーバーに対してプロファイルが定義されている場合は、検索フォームに適用するプロファイルを選択できます。コンテンツ・プロファイルは、検索フォーム(およびその他いくつかのコンテンツ・サーバー・ページ)に表示されるメタデータ・フィールドを、コンテンツ・タイプに応じて制限する場合に使用します。たとえば、販売プロファイルには収益や販売予測などのメタデータ・フィールドを表示し、サポート・プロファイルにはケース番号やステータスなどのメタデータ・フィールドを表示できます。


注意:

プロファイルは、Oracle WebCenter Content Server 11g リリース1またはOracle Content Server 11g リリース1に接続している場合にのみ使用できます。Oracle Content Server 10g リリース3では使用できません。不明な点については、コンテンツ・サーバー管理者に問い合せてください。


コンテンツ・サーバーの構成によっては、メタデータ(ファイルに関する情報)または全文(実際のファイルに含まれているテキスト)、あるいはその両方の組合せに基づいて検索を実行できます。コンテンツ・サーバー上のコンテンツ・アイテムの検索の詳細は、Oracle WebCenter Contentサーバーのドキュメントを参照してください。

検索条件を指定し、「検索」をクリックして、問合せを実行します。指定した条件を満たすすべてのコンテンツ・アイテムのリストが、Windowsエクスプローラの現在のコンテンツ・サーバーの「検索結果」の下に用意されます。そのフォルダを開くと、検索結果がコンテンツ・ペインに表示されます。

A.18 「コンテンツ・アイテムの挿入」ダイアログ・ボックス

「コンテンツ・アイテムの挿入」ダイアログ・ボックスは、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のファイルを1つ以上選択して、現在のMicrosoft Officeドキュメント(Word、ExcelまたはPowerPoint)に挿入するために使用します。コンテンツ・サーバーの標準の検索機能(参照または可能な場合は条件ベースの問合せ)を使用してファイルを検索します。このダイアログ・ボックスは複数のパネルで構成されており、それぞれのパネルは挿入する異なるアイテムを表しています。

詳細は、第11.11項「管理対象コンテンツのOfficeドキュメントへの挿入」も参照してください。


注意:

Oracle Content Databaseサーバーまたはその他のWebDAVサーバーからコンテンツ・アイテムを挿入することはできません。


A.18.1 コンテンツ・アイテムの挿入: リンク

「コンテンツ・アイテムの挿入」ダイアログ・ボックスの「リンク」パネルを使用すると、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のファイルを1つ以上選択して、これらのファイルへのハイパーリンクを現在のMicrosoft Officeドキュメントに挿入できます。コンテンツ・サーバーの標準の検索機能(参照または可能な場合は条件ベースの問合せ)を使用してファイルを検索します。選択したコンテンツ・アイテムごとに、ハイパーリンク・テキストを設定でき、さらにファイル・レンディションおよびハイパーリンクが指すリビジョンを選択することもできます。ハイパーリンクは、電子メール・メッセージの現在のカーソル位置に挿入されます。

図A-23 「コンテンツ・アイテムの挿入」ダイアログ・ボックスの「リンク」パネル

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

コンテンツ・アイテム

このフィールドには、ハイパーリンクが指すことになる、コンテンツ・サーバー上の選択したファイルのコンテンツIDが表示されます。複数のファイルを選択した場合は、ドロップダウン・リストを使用して、選択した各アイテムをレビューできます。

参照

このボタンをクリックすると、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のファイルを1つ以上選択できる「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックスが開きます。コンテンツ・サーバーの標準の検索機能(参照または可能おな場合は条件ベースの問合せ)を使用してファイルを検索します。詳細は、第A.9項「「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックス」を参照してください。

リンク・テキスト

このフィールドには、現在のMicrosoft Officeドキュメントに挿入されるハイパーリンク・テキストが表示されます。デフォルトは、(コンテンツ・サーバーに格納されている)選択したコンテンツ・アイテムのタイトルですが、必要に応じて変更できます。テキストをまったく指定しない場合は、リンク・テキストとして、選択したリンク・ターゲットへの完全なURLが使用されます。

リンク先

ハイパーリンクが指すことができる、使用可能なすべてのファイル・ターゲットが表示されます。

  • ネイティブ・レンディション: ネイティブ・ファイルにリンクします。つまり、関連付けられたアプリケーションで作成された元のファイル(たとえば、Microsoft Wordドキュメントの場合は.docファイルや.docxファイル)にリンクします。

  • Web表示可能レンディション: Webブラウザに表示できる元のファイルのバージョンにリンクします。コントリビュータは、コンテンツ・アイテムをコンテンツ・サーバーにチェックインするとき、ファイルがWeb表示可能レンダリングであることを手動で指定できます。ただし、Web表示可能レンダリングは、多くの場合、コンテンツ・サーバー上で自動的に作成され、ネイティブ・ファイル(たとえば、生成されたPDFバージョン)とともにチェックインされます。

  • HTMLレンディション: ファイルの表示が要求されたときにコンテンツ・サーバーで変換された元のファイルのHTMLバージョンにリンクします。

  • コンテンツ情報ページ: コンテンツ・アイテムに関するメタデータ情報(タイトル、作成者など)を提供するコンテンツ・サーバー上のページにリンクします。このページには、コンテンツ・アイテムの使用可能な各種レンディションへのリンクも含まれています。

  • その他のレンディション: このリストには、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスでも使用可能なすべてのカスタム・レンディションが表示されます。デフォルトは「代替ファイル」ですが、サーバー管理者は、コンテンツ・アイテムのその他のカスタム・レンディションをこのリストに含めるように、コンテンツ・サーバーを構成できます。

最新リビジョンにリンク

ハイパーリンクが常にコンテンツ・サーバー上のファイルの最新リリースのリビジョンを指すようにする場合は、このチェック・ボックスを選択します。つまり、リンク・ターゲットは常に最新になります。

このチェック・ボックスの選択を解除した場合、ハイパーリンクはファイルの特定のリビジョンを参照します。つまり、ファイルがコンテンツ・サーバーで更新された場合、ハイパーリンクはそのファイルの古いリビジョンを指すことになります。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じ、選択したコンテンツ・アイテムへのハイパーリンクを現在のMicrosoft Officeドキュメントに挿入するには、このボタンをクリックします。

取消

何も行わずにダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。


A.18.2 コンテンツ・アイテムの挿入: ファイル

「コンテンツ・アイテムの挿入」ダイアログ・ボックスの「ファイル」パネルを使用すると、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のファイルを1つ以上選択して、これらのファイルのコンテンツを現在のMicrosoft Officeドキュメントの現在のカーソル位置に挿入できます。コンテンツ・サーバーの標準の検索機能(参照または可能な場合は条件ベースの問合せ)を使用してファイルを検索します。選択したコンテンツ・アイテムごとに、挿入するファイル・レンディション(ネイティブまたはWeb表示可能)を選択できます。

ファイル・コンテンツは静的に挿入されることに注意してください。つまり、Officeドキュメント内のファイル・コンテンツとコンテンツ・サーバー上のソース・ファイルとの間に動的なリンクはありません。このことは、コンテンツ・サーバー上でソース・ファイルが更新されてもドキュメントは自動的に更新されず、ドキュメントが更新されてもソース・ファイルは自動的に更新されないことを意味します。

図A-24 「コンテンツ・アイテムの挿入」ダイアログ・ボックスの「ファイル」パネル

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

コンテンツ・アイテム

このフィールドには、コンテンツ・サーバー上の選択したファイルのコンテンツIDが表示されます。このファイルのコンテンツが、現在のMicrosoft Officeドキュメントに挿入されます。複数のファイルを選択した場合は、ドロップダウン・リストを使用して、選択した各アイテムをレビューできます。

参照

このボタンをクリックすると、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のファイルを1つ以上選択できる「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックスが開きます。コンテンツ・サーバーで標準の検索機能(参照または可能な場合は条件ベースの問合せ)を使用してファイルを検索します。詳細は、第A.9項「「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックス」を参照してください。

コンテンツ・サーバー上のファイルを参照する場合、デフォルトでは、現在のOfficeアプリケーションに適したフォーマットのファイルのみが表示されます(Microsoft Wordでは*.doc、*.docx、*.dot、*.txtファイルなど)。別のフォーマットのファイルを選択できますが(Microsoft Wordでは.pdf、.xlsファイルなど)、その結果、バイナリ・ファイル・データがテキストとして挿入される可能性があります。そのため、現在のOfficeアプリケーションと互換性があるフォーマットのファイルを選択してください(Microsoft Wordではネイティブ・ワープロ・ファイル、テキスト・ファイルなど)。

挿入

現在のMicrosoft Officeドキュメントにコンテンツを挿入できる、使用可能なファイル・ターゲットがすべて表示されます。

  • ネイティブ・レンディション: ネイティブ・ファイルのコンテンツが挿入されます。つまり、関連付けられたアプリケーションで作成された元のファイル(たとえば、Microsoft Wordドキュメントの場合は.docファイルや.docxファイル)が挿入されます。

  • Web表示可能レンディション: 元のファイルのWebブラウザで表示可能なバージョンのコンテンツが挿入されます。コントリビュータは、コンテンツ・アイテムをコンテンツ・サーバーにチェックインするとき、ファイルがWeb表示可能レンダリングであることを手動で指定できます。ただし、Web表示可能レンダリングは、多くの場合、コンテンツ・サーバー上で自動的に作成され、ネイティブ・ファイル(たとえば、生成されたPDFバージョン)とともにチェックインされます。Web表示可能レンディションがない場合は、ネイティブ・レンディションが挿入されます。

  • その他のレンディション: このリストには、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスでも使用可能なすべてのカスタム・レンディションが表示されます。デフォルトは「代替ファイル」ですが、サーバー管理者は、コンテンツ・アイテムのその他のカスタム・レンディションをこのリストに含めるように、コンテンツ・サーバーを構成できます。

Officeドキュメントに挿入できるファイル・フォーマットは、コンピュータおよびMicrosoft Officeの構成(インストールされている変換フィルタなど)によって異なります。Desktopの挿入機能は、使用しているOfficeアプリケーションのネイティブ挿入機能と同じように(「挿入」メニューから)動作します。唯一の相違点は、ローカル・コンピュータではなくコンテンツ・サーバーからファイルを挿入できることです。Officeドキュメントへのファイルの挿入の詳細は、Officeアプリケーションのヘルプを参照してください。

通常、アプリケーションと互換性のあるファイルは正常に挿入できますが(たとえば、.docまたは.txtをWordへ、.xlsまたは.csvをExcelへ)、その他のファイルは挿入できない場合があります。互換性のないファイルを挿入すると(たとえば、JPEGファイルをWordドキュメントへ)、ファイルはバイナリ・ファイルからレンダリングされた一連の文字として含まれます。

イメージを挿入する場合は、「イメージ」パネル(第A.18.3項「コンテンツ・アイテムの挿入: イメージ」を参照)へ移動して、イメージ・ファイルを選択します。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じ、選択したコンテンツ・アイテムのコンテンツを現在のMicrosoft Officeドキュメントに挿入するには、このボタンをクリックします。

取消

何も行わずにダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。


A.18.3 コンテンツ・アイテムの挿入: イメージ

「コンテンツ・アイテムの挿入」ダイアログ・ボックスの「イメージ」パネルを使用すると、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のイメージ・ファイルを1つ以上選択して、これらのイメージを現在のMicrosoft Officeドキュメントに挿入できます。コンテンツ・サーバーの標準の検索機能(参照または可能な場合は条件ベースの問合せ)を使用してファイルを検索します。選択したコンテンツ・アイテムごとに、挿入するファイル・レンディションを選択し、代替テキスト(Web環境でマウスのカーソルをイメージ上に重ねたときに表示されるテキスト)も入力できます。イメージは、Officeドキュメントの現在のカーソル位置にあるテキストに沿って挿入されます。

挿入したイメージは、サーバー上のそれぞれのコンテンツ・アイテムにリンクされないことに注意してください。つまり、コンテンツ・サーバーでソース・イメージが更新されても、ドキュメント内のイメージは自動的に更新されず、ドキュメント内のイメージが更新されても、ソース・イメージは自動的に更新されません。

コンテンツ・サーバー上の任意のファイルを選択できますが、Microsoft Officeドキュメントに正常に挿入できるのはグラフィック・ファイルのみです。サポートされるグラフィック・ファイル・フォーマットは、Microsoft Officeアプリケーションに関してインストールされている変換フィルタによって異なります。グラフィック以外のファイル(Wordドキュメントなど)を選択した場合、Officeアプリケーションはグラフィックに変換しようとします。これが失敗すると、エラーがレポートされて何も挿入されません。

図A-25 「コンテンツ・アイテムの挿入」ダイアログ・ボックスの「イメージ」パネル

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

コンテンツ・アイテム

このフィールドには、現在のMicrosoft Officeドキュメントに挿入する、コンテンツ・サーバー上の選択したイメージ・ファイルのコンテンツIDが表示されます。複数のファイルを選択した場合は、ドロップダウン・リストを使用して、選択した各アイテムをレビューできます。

参照

このボタンをクリックすると、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のイメージ・ファイルを1つ以上選択できる「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックスが開きます。コンテンツ・サーバーで標準の検索機能(参照または可能な場合は条件ベースの問合せ)を使用してファイルを検索します。詳細は、第A.9項「「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックス」を参照してください。

代替テキスト

これは、選択したイメージの代替テキストです。代替テキストとは、Web環境でマウスのカーソルをイメージ上に重ねたときに表示されるテキスト(つまり、IMGタグのALT属性のテキスト)です。

挿入

現在のMicrosoft Officeドキュメントに挿入できる、使用可能なイメージ・ファイル・ターゲットがすべて表示されます。

  • ネイティブ・レンディション: ネイティブ・イメージ・ファイルのコンテンツが挿入されます。つまり、関連付けられたアプリケーションで作成された元のファイルです。このオプションを選択する場合は、グラフィック・ファイル(.bmp、.tif、.gif、.jpgなど)であることを確認してください。

  • Web表示可能レンディション: 元のイメージ・ファイルのWebブラウザで表示可能なバージョンのコンテンツが挿入されます。コントリビュータは、コンテンツ・アイテムをコンテンツ・サーバーにチェックインするときに、ファイルをWeb表示可能レンディションとして手動で指定できますが、多くの場合、Web表示可能レンディションはコンテンツ・サーバー上で自動的に作成され、ネイティブ・ファイルとともにチェックインされます(生成されたJPGバージョンや縮小サムネイルなど)。

  • その他のレンディション: このリストには、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスでも使用可能なすべてのカスタム・レンディションが表示されます。デフォルトは「代替ファイル」ですが、サーバー管理者は、コンテンツ・アイテムのその他のカスタム・レンディションをこのリストに含めるように、コンテンツ・サーバーを構成できます。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じ、選択したイメージ・ファイルを現在のMicrosoft Officeドキュメントに挿入するには、このボタンをクリックします。

取消

何も行わずにダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。


A.19 「リビジョンの選択」ダイアログ・ボックス

「リビジョンの選択」ダイアログ・ボックスでは、アプリケーションで開いたり、Microsoft Wordで現在開いているドキュメントのリビジョンと比較する、コンテンツ・サーバー上のMicrosoft Officeドキュメントのリビジョンをで選択できます。

図A-26 「リビジョンの選択」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

「コンテンツ情報」領域

この領域には、現在のコンテンツ・アイテム・リビジョンに関するメタデータ情報(タイトル、コンテンツID、作成者、フォルダの場所など)が表示されます。

リビジョン履歴

このリストには、現在のコンテンツ・アイテムの既存のすべてのリビジョンが、タイトル、作成者、リリース日およびコメントとともに表示されます。リストから任意のリビジョンを選択できます。

コンテンツ情報...

選択したコンテンツ・アイテム・リビジョンのコンテンツ情報ページを開くには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じて、選択したコンテンツ・アイテム・リビジョンをOfficeアプリケーションで開いたり、Microsoft Wordで現在開いているドキュメント・リビジョンと比較するには、このボタンをクリックします。

取消

何も行わずにダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。


A.20 「チェックイン・コメント」ダイアログ・ボックス

「チェックイン・コメント」ダイアログ・ボックスでは、チェックインしようとするファイルにコメントを追加できます。新しいコメントを入力するか、管理対象コンテンツ・アイテムに最近追加したコメントを再利用したり、編集できます

図A-27 「チェックイン・コメント」ダイアログ・ボックス

図A-27については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

「コメント」入力ボックス

チェックインしたコンテンツ・アイテムに追加するコメントを入力します(xCommentメタデータ・フィールド)。デフォルトのコメントがある場合があります(定義されている場合)。文字の最大数はコンテンツ・サーバー管理者が設定します(DesktopIntegrationSuiteコンポーネントの構成ページ)。

最新のコメント...

ドキュメントに最近追加されたコメントのリストを表示して再利用できる「最新のチェックイン・コメント」ダイアログ・ボックスを開くには、このボタンをクリックします。第A.21項「「最新のチェックイン・コメント」ダイアログ・ボックス」を参照してください。

入力可能文字残数

これは、現在のコメントに対してさらに入力できる文字数を示します。文字の最大数はコンテンツ・サーバー管理者が設定します(DesktopIntegrationSuiteコンポーネントの構成ページ)。デフォルトは2,000文字です。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じて、チェックインしたアイテムのメタデータとして現在のコメントを使用するには、このボタンをクリックします。アイテムにコメントがすでに割り当てられている場合は、このボタンによって置換されます。

取消

何も行わずにダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。アイテムは既存のコメントとともに(コメントがすでになかった場合はコメントなしで)チェックインされます。


A.21 「最新のチェックイン・コメント」ダイアログ・ボックス

「最新のチェックイン・コメント」ダイアログ・ボックスには、使用しているコンピュータでチェックインしたコンテンツ・アイテムに最近追加されたコメントが、逆の日付順で表示されます(つまり、最新のコメントが先頭に表示されます)。リスト内のコメントを選択し、(そのまま、または編集した後で)チェックインするファイルに使用できます。

図A-28 「最新のチェックイン・コメント」ダイアログ・ボックス

図A-28については周囲のテキストで説明しています。
要素 説明

「最新のコメント」リスト

このリストには、使用しているコンピュータでチェックインしたコンテンツ・アイテムに最近追加されたコメントが、逆の日付順で表示されます(つまり、最新のコメントが先頭に表示されます)。コメントをクリックして選択します。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じて、ファイルをチェックインする前に、選択した最新のコメントをそのまま再利用したり編集できる「チェックイン・コメント」ダイアログ・ボックス(第A.20項「「チェックイン・コメント」ダイアログ・ボックス」を参照)で使用するには、このボタンをクリックします。

取消

何も行わずにダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。「チェックイン・コメント」ダイアログ・ボックスに戻ります。


A.22 「電子メール・チェックインの設定」ダイアログ・ボックス

「電子メール・チェックインの設定」ダイアログ・ボックスでは、電子メール・メッセージをコンテンツ・サーバーにチェックインするためのいくつかの構成オプションを設定できます。また、電子メールの添付ファイルの処理方法を指定したり、統合フォルダを電子メール・クライアントのフォルダ・リストに表示するかどうかを指定することもできます。

図A-29 「電子メール・チェックインの設定」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

添付ファイルの処理設定

適切なオプションを選択して、電子メール・メッセージをコンテンツ・サーバーにチェックインするときの電子メール・メッセージの添付ファイルの処理方法を指定します。

  • 添付ファイルの解除: 電子メールの各添付ファイルを電子メール・メッセージとは別のアイテムとしてコンテンツ・サーバーにチェックインし、それぞれに独自のコンテンツIDを割り当てます。チェックインした電子メール・メッセージの本文には、チェックインした各添付ファイルへのリンクが表示されます。

  • 添付ファイルの保持: 添付ファイルを電子メール・メッセージに埋め込み、添付ファイルと電子メール・メッセージの両方を単一のコンテンツIDを持つ単一のコンテンツ・アイテムとしてチェックインします。添付ファイルは電子メール・メッセージに埋め込まれます。

  • 処理方法の確認: 1つ以上のファイルが添付された電子メール・メッセージをチェックインするたびに、電子メールの各添付ファイルの処理方法の指定を求められます。

この設定は、Microsoft OutlookまたはLotus Notesで「メール・アイテムのチェックイン」機能を使用して電子メールをチェックインする場合にのみ適用され、電子メールをコンテンツ・フォルダにドラッグ・アンド・ドロップする場合には適用されません。ドラッグ・アンド・ドロップする場合、電子メールは、この設定に関係なく、常に添付ファイルが埋め込まれた状態でチェックインされます。

OK

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を送信するには、このボタンをクリックします。

サーバー・リストの編集

このボタンをクリックすると、定義済のすべてのコンテンツ・サーバー接続を表示したり、接続を追加、変更および削除できる「サーバー・リストの編集」ダイアログ・ボックスが開きます(第A.4項「「サーバー・リストの編集」ダイアログ・ボックス」を参照)。

取消

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を取り消すには、このボタンをクリックします。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

WebCenter Content Serverの表示

統合階層を電子メール・クライアント(Microsoft OutlookやLotus Notes)のフォルダ・リストに表示する場合は、このチェック・ボックスを選択します。

統合階層を表示するには、電子メール・アプリケーションを再起動する必要があります。電子メール・アプリケーションのフォルダ・ペインの下部にWebCenter Contentサーバーという名前のフォルダが表示されます。詳細は、第5章「電子メール・クライアントへの統合」を参照してください。


A.23 「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックス

「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックスでは、電子メールの配布リストを管理できます。このダイアログ・ボックスには、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスのすべての定義済配布リストのリストが表示され、配布リストを追加、編集または削除できます。

図A-30 「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

サーバーの選択

このリストには、コンピュータ上のすべての定義済Oracle WebCenter Contentサーバー接続が含まれています。リスト内の別のアイテムを選択することで、コンテンツ・サーバーを切り替えることができます。

使用可能なサーバーのリストにはOracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスのみが表示され、Oracle Content Databaseサーバーやその他のWebDAVサーバーは表示されないことに注意してください。

現在のサーバーと異なるサーバーを選択した場合は、ログイン名とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示される場合があります(サーバー構成によります)。

「サーバーの編集」アイコン

このボタンをクリックすると、「サーバー・リストの編集」ダイアログ・ボックスが開きます(第A.4項「「サーバー・リストの編集」ダイアログ・ボックス」を参照)。ここでは、定義されているコンテンツ・サーバー接続を管理できます。

「配布リスト」領域

この領域には、コンテンツ・サーバー上のすべての定義済電子メール配布リストが表示されます。配布リストを選択し、編集または削除できます。

追加

このボタンをクリックすると、新しい配布リストを定義できる「配布リストの編集」ダイアログ・ボックスが開きます(第A.24項「「配布リストの編集」ダイアログ・ボックス」を参照)。

編集

このボタンをクリックすると、選択した配布リストを編集できる「配布リストの編集」ダイアログ・ボックスが開きます(第A.24項「「配布リストの編集」ダイアログ・ボックス」を参照)。

削除

このボタンをクリックすると、選択した配布リストが削除されます。

アドレス帳

このボタンをクリックすると、電子メール・アプリケーションのアドレス帳をベースにした電子メール配布リストをチェックインできる「アドレス帳から配布リストをチェックイン」ダイアログ・ボックスが開きます。詳細は、第A.25項「「アドレス帳から配布リストをチェックイン」ダイアログ・ボックス」を参照してください。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

閉じる

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を送信するには、このボタンをクリックします。


A.24 「配布リストの編集」ダイアログ・ボックス

「配布リストの編集」ダイアログ・ボックスでは、電子メール配布リストのメンバーを管理できます。新しいメンバーを追加したり、既存のメンバーを編集または削除できます。

図A-31 「配布リストの編集」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

リスト名

このフィールドには、現在選択されている電子メール配布リストの名前が表示されます。この情報は編集できません。別の電子メール配布リストを管理する場合は、「取消」をクリックしてこのダイアログ・ボックスを閉じ、「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックスで正しい配布リストを選択します(第A.23項「「配布リストのチェックイン」ダイアログ・ボックス」を参照)。

メンバー

このボックスには、電子メール配布リストに現在含まれているすべてのメンバーが表示されます。メンバーを選択すると、そのプロパティがメンバー・リストの下の「名前」フィールドと「アドレス」フィールドに表示されます。

名前

電子メール配布リストの選択したメンバーの名前が表示されます。名前を編集し、「変更」をクリックして変更を送信できます。

アドレス

電子メール配布リストの選択したメンバーの電子メール・アドレスが表示されます。電子メール・アドレスを編集し、「変更」をクリックして変更を送信できます。

追加

このボタンをクリックすると、新しいメンバーが現在の電子メール配布リストに追加されます(先に新しい名前と電子メール・アドレスを入力します)。

変更

このボタンをクリックすると、選択した配布リスト・メンバーの変更したプロパティが保存されます。メンバー・リストの下のフィールドで名前または電子メール・アドレス、あるいはその両方を変更できます。

削除

このボタンをクリックすると、選択したメンバーが電子メール配布リストから削除されます。

リセット

このボタンをクリックすると、変更が取り消され、ダイアログ・ボックスが最初に開いたときの状態に戻ります。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

取消

変更内容を取り消してこのダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。

OK

変更内容を送信してこのダイアログ・ボックスを閉じ、配布リストのチェックイン・フォームを開くには、このボタンをクリックします。


A.25 「アドレス帳から配布リストをチェックイン」ダイアログ・ボックス

「アドレス帳から配布リストをチェックイン」ダイアログ・ボックスでは、電子メール・アプリケーション(Microsoft OutlookまたはLotus Notes)のアドレス帳に基づいて電子メール配布リストを作成できます。

図A-32 「アドレス帳から配布リストをチェックイン」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

参照リストの選択

このリストには、使用可能なすべての電子メール・アドレス・ソース(たとえば、組織のグローバル・アドレス・リストまたは個人用アドレス・リスト)が含まれます。リストで別のアイテムを選択することにより、ソース間を切り替えることができます。

「連絡先」ボックス

このボックスには、選択したアドレス・リスト内のすべてのエントリが表示されます。

チェックイン

このボタンは、コンテンツ・サーバーに電子メール配布リストをチェックインする場合にクリックします。ファイルをチェックインする前に配布リストのメタデータを指定できるコンテンツ・チェックイン・フォームに移動します。

詳細...

このボタンは、選択した電子メール・リスト・エントリ(フル・ネーム、電子メール・アドレスなど)の詳細を表示する場合にクリックします。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

閉じる

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を送信するには、このボタンをクリックします。


A.26 「添付ファイルのオプション」ダイアログ・ボックス

「添付ファイルのオプション」ダイアログ・ボックスでは、特定の電子メール・メッセージをOracle WebCenter Contentサーバーにチェックインするときに、そのメッセージの添付ファイルをどのように処理するかを指定できます。

電子メール・メッセージの検出されたすべての添付ファイルの名前がボックスに表示されます。添付ファイルの前のチェック・ボックスを選択すると、その添付ファイルは電子メール・メッセージに埋め込まれ、メッセージとともにチェックインされます(すべてに同じコンテンツIDが割り当てられます)。添付ファイルのチェック・ボックスを選択しなかった場合は、添付ファイルは電子メール・メッセージとは別のアイテムとしてコンテンツ・サーバーにチェックインされ、それぞれに独自のコンテンツIDが割り当てられます。添付ファイル、電子メール・メッセージの順にチェックインされます。また、電子メール・メッセージをチェックインすることなく添付ファイルを単独でチェックインすることもできます。このことを行うには、添付ファイルがチェックインされた後、電子メール・チェックイン用のコンテンツ・チェックイン・フォームが再表示されたときにそのフォームを取り消します。


注意:

「電子メール・チェックインの設定」ダイアログ・ボックスで設定を変更して、電子メールをチェックインするたびに電子メールの添付ファイルの処理方法を指定する操作を省くことができます(第A.22項「「電子メール・チェックインの設定」ダイアログ・ボックス」を参照)。


図A-33 「添付ファイルのオプション」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

差出人

選択した電子メール・メッセージの送信者です(メッセージの差出人フィールドに指定されています)。

宛先

選択した電子メール・メッセージの受信者です(メッセージの宛先フィールドに指定されています)。

件名

選択した電子メール・メッセージの件名です(メッセージの件名に指定されています)。

添付ファイルのリスト

このリストには、現在の電子メール・メッセージの検出されたすべての添付ファイルが含まれています。添付ファイルを電子メール・メッセージに埋め込んで添付ファイルとメッセージを単一のアイテムとしてコンテンツ・サーバーにチェックインする場合は、添付ファイルの横のチェック・ボックスを選択します。添付ファイルを個別のアイテムとしてチェックインする場合は、チェック・ボックスの選択を解除します。

OK

このダイアログ・ボックスを閉じ、電子メール・メッセージと添付ファイルを指定どおりにコンテンツ・サーバーにチェックインする場合は、このボタンをクリックします。

取消

このボタンをクリックすると、ダイアログ・ボックスが閉じます。コンテンツ・サーバーには何もチェックインされません。


A.27 「添付ファイルの取得」ダイアログ・ボックス

「添付ファイルの取得」ダイアログ・ボックスは、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスから1つ以上のファイルを取得して、現在の電子メール・メッセージに添付するために使用します。このダイアログ・ボックスは複数のパネルで構成されており、それぞれのパネルは電子メールに添付する異なるアイテムを表しています。

A.27.1 「添付ファイルの取得」: 「リンク」パネル

「添付ファイルの取得」ダイアログ・ボックスの「リンク」パネルを使用すると、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のファイルを1つ以上選択して、これらのファイルへのハイパーリンクを電子メール・アプリケーションの現在の電子メール・メッセージに挿入できます。コンテンツ・サーバーの標準の検索機能(参照または可能な場合は条件ベースの問合せ)を使用してファイルを検索します。選択したコンテンツ・アイテムごとに、ハイパーリンク・テキストを設定でき、さらにファイル・レンディションおよびハイパーリンクが指すリビジョンを選択することもできます。ハイパーリンクは、電子メール・メッセージの現在のカーソル位置に挿入されます。

図A-34 「添付ファイルの取得」ダイアログ・ボックスの「リンク」パネル

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

コンテンツ・アイテム

このフィールドには、ハイパーリンクが指すことになる、コンテンツ・サーバー上の選択したファイルのコンテンツIDが表示されます。複数のファイルを選択した場合は、ドロップダウン・リストを使用して、選択した各アイテムをレビューできます。

参照

このボタンをクリックすると、コンテンツ・サーバー上のファイルを1つ以上選択できる「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックスが開きます。コンテンツ・サーバーの標準の検索機能(参照または可能な場合は条件ベースの問合せ)を使用してファイルを検索します。詳細は、第A.9項「「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックス」を参照してください。

リンク・テキスト

このフィールドには、現在の電子メール・メッセージに挿入されるハイパーリンク・テキストが表示されます。デフォルトは、(コンテンツ・サーバーに格納されている)選択したコンテンツ・アイテムのタイトルですが、必要に応じて変更できます。テキストをまったく指定しない場合は、リンク・テキストとして、選択したリンク・ターゲットへの完全なURLが使用されます。

リンク先

ハイパーリンクが指すことができる、使用可能なすべてのファイル・ターゲットが表示されます。

  • ネイティブ・レンディション: ネイティブ・ファイルにリンクします。つまり、関連付けられたアプリケーションで作成された元のファイル(たとえば、Microsoft Wordドキュメントの場合は.docファイルや.docxファイル)にリンクします。

  • Web表示可能レンディション: Webブラウザに表示できる元のファイルのバージョンにリンクします。コントリビュータは、コンテンツ・アイテムをコンテンツ・サーバーにチェックインするとき、ファイルがWeb表示可能レンダリングであることを手動で指定できます。ただし、Web表示可能レンダリングは、多くの場合、コンテンツ・サーバー上で自動的に作成され、ネイティブ・ファイル(たとえば、生成されたPDFバージョン)とともにチェックインされます。

  • HTMLレンディション: ファイルの表示が要求されたときにコンテンツ・サーバーで変換された元のファイルのHTMLバージョンにリンクします。

  • コンテンツ情報ページ: コンテンツ・アイテムに関するメタデータ情報(タイトル、作成者など)を提供するコンテンツ・サーバー上のページにリンクします。このページには、コンテンツ・アイテムの使用可能な各種レンディションへのリンクも含まれています。

  • その他のレンディション: このリストには、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスでも使用可能なすべてのカスタム・レンディションが表示されます。デフォルトは「代替ファイル」ですが、サーバー管理者は、コンテンツ・アイテムのその他のカスタム・レンディションをこのリストに含めるように、コンテンツ・サーバーを構成できます。

最新リビジョンにリンク

ハイパーリンクが常にコンテンツ・サーバー上のファイルの最新リリースのリビジョンを指すようにする場合は、このチェック・ボックスを選択します。つまり、リンク・ターゲットは常に最新になります。

このチェック・ボックスの選択を解除した場合、ハイパーリンクはファイルの特定のリビジョンを参照します。つまり、ファイルがコンテンツ・サーバーで更新された場合、ハイパーリンクはそのファイルの古いリビジョンを指すことになります。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じ、選択したコンテンツ・アイテムへのハイパーリンクを現在の電子メール・メッセージOfficeドキュメントに挿入するには、このボタンをクリックします。

取消

何も行わずにダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。


A.27.2 「添付ファイルの取得」: 「ファイル」パネル

「添付ファイルの取得」ダイアログ・ボックスの「ファイル」パネルを使用すると、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンス上のファイルを1つ以上選択して、現在の電子メール・メッセージに添付できます。コンテンツ・サーバーの標準の検索機能(参照または可能な場合は条件ベースの問合せ)を使用してファイルを検索します。選択したコンテンツ・アイテムごとに、添付するファイル・レンディション(ネイティブまたはWeb表示可能)を選択できます。

図A-35 「添付ファイルの取得」ダイアログ・ボックスの「ファイル」パネル

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

コンテンツ・アイテム

このフィールドには、現在の電子メール・メッセージに添付する、コンテンツ・サーバー上の選択したファイルのコンテンツIDが表示されます。複数のファイルを選択した場合は、ドロップダウン・リストを使用して、選択した各アイテムをレビューできます。

参照

このボタンをクリックすると、コンテンツ・サーバー上のファイルを1つ以上選択できる「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックスが開きます。コンテンツ・サーバーで標準の検索機能(参照または可能な場合は条件ベースの問合せ)を使用してファイルを検索します。詳細は、第A.9項「「コンテンツの選択」ダイアログ・ボックス」を参照してください。

挿入

コンテンツを現在の電子メール・メッセージに添付できる、使用可能なすべてのファイル・ターゲットが表示されます。

  • ネイティブ・レンディション: ネイティブ・ファイルにリンクします。つまり、関連付けられたアプリケーションで作成された元のファイル(たとえば、Microsoft Wordドキュメントの場合は.docファイルや.docxファイル)にリンクします。

  • Web表示可能レンディション: Webブラウザに表示できる元のファイルのバージョンにリンクします。コントリビュータは、コンテンツ・アイテムをコンテンツ・サーバーにチェックインするとき、ファイルがWeb表示可能レンダリングであることを手動で指定できます。ただし、Web表示可能レンダリングは、多くの場合、コンテンツ・サーバー上で自動的に作成され、ネイティブ・ファイル(たとえば、生成されたPDFバージョン)とともにチェックインされます。

  • その他のレンディション: このリストには、Oracle WebCenter Contentサーバー・インスタンスでも使用可能なすべてのカスタム・レンディションが表示されます。デフォルトは「代替ファイル」ですが、サーバー管理者は、コンテンツ・アイテムのその他のカスタム・レンディションをこのリストに含めるように、コンテンツ・サーバーを構成できます。

ヘルプ

このダイアログ・ボックスの状況依存ヘルプ情報を表示するには、このボタンをクリックします。

OK

ダイアログ・ボックスを閉じて、選択したコンテンツ・アイテムを現在の電子メール・メッセージに添付するには、このボタンをクリックします。

取消

何も行わずにダイアログ・ボックスを閉じるには、このボタンをクリックします。


A.28 「オフライン・コンテンツ・マネージャ」ダイアログ・ボックス

メインの「オフライン・コンテンツ・マネージャ」ウィンドウには、現在オフライン・キャッシュ内にあるすべてのファイルおよびフォルダのリストが、コンテンツ・サーバー別にグループ化され、複数のボタンとともに表示されます。これらのボタンを使用すると、オフライン・コンテンツ・リストのアイテムに対していくつかのコンテンツ管理タスクを実行できます。

図A-36 オフライン・コンテンツ・マネージャ

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

オフライン・コンテンツのリスト

このリストには、現在オフライン・キャッシュ内にあるすべてのファイルおよびフォルダが、コンテンツ・サーバー別にグループ化され、場所およびステータスとともに表示されます。リスト内のアイテムを右クリックすると、関連のコンテンツ管理タスクを表示できます(これらのタスクは、リストの右側にある各ボタンを使用して実行することもできます)。詳細は、第14.7.4項「オフライン・コンテンツに対するコンテンツ管理タスクの実行」を参照してください。

オフライン・コンテンツ・リストのファイルには、アプリケーションのアイコン上にそれぞれのコンテンツ管理ステータスが表示されます。詳細は、第9.7項「コンテンツ・ファイルのステータス」を参照してください。

閉じる

オフライン・コンテンツ・マネージャを終了するには、このボタンをクリックします。

フィルタ...

「表示オプション」ダイアログ・オプションを開いて、オフライン・コンテンツ・リストをフィルタリングし、特定のサーバーまたはアイテムのみを表示するには、このボタンをクリックします。詳細は、第A.29項「「表示オプション」ダイアログ・ボックス」を参照してください。

ステータスチェック

選択したフォルダまたはファイルの現在のステータスをチェックするには、このボタンをクリックします。Desktopによって、該当するアイテムがコンテンツ・サーバーに存在しているかどうかが検証されます。存在している場合は、ローカルにキャッシュされているコピーとコンテンツ・サーバーにあるアイテムのコンテンツ管理ステータスが比較されて、差異がレポートされます。たとえば、ユーザーによって、あるファイルがコンテンツ・サーバーからチェックアウトされている場合、またはローカルにキャッシュされているコピーが最新のリビジョンでない場合は、通知されます。(最新のリビジョンを取得するには、「リフレッシュ」を使用します。)

アイテムがコンテンツ・サーバーに存在しない場合は、そのアイテムをオフライン・コンテンツ・リストから削除できます。

表示

このボタンをクリックすると、選択したコンテンツ・ファイルが、関連付けられているアプリケーションで読取り専用モードで開きます。詳細は、第10.8項「コンテンツ・ファイルの表示」を参照してください。

リフレッシュ

選択したオフライン・フォルダまたはファイルをリフレッシュするには、このボタンをクリックします。

オフライン・ファイルをリフレッシュすると、ローカル・キャッシュ内のオフライン・コピーが、コンテンツ・サーバー上にある最新リリースのバージョンに更新されます。

オフライン・フォルダをリフレッシュすると、そのフォルダ(およびすべてのサブフォルダ)内の既存のオフライン・ファイルは、コンテンツ・サーバー上にある最新リリースのリビジョンに更新されます。フォルダをオフラインで使用可能にした後にフォルダに追加されたファイルは、そのフォルダをリフレッシュしてもオフラインで使用できるようになりません。オフラインで使用するには、フォルダを右クリックし、コンテキスト・メニューで「コンテンツをオフライン使用可能に設定」を選択する必要があります。詳細は、第14.2項「フォルダおよびファイルのオフラインでの使用」を参照してください。

削除

選択したアイテムを、使用しているコンピュータのオフライン・キャッシュから削除するには、このボタンをクリックします。このオプションは、コンテンツ・サーバーにチェックインしていないファイルを削除する可能性があるため、注意して使用してください。

チェックイン

選択したファイルを関連付けられているコンテンツ・サーバーにチェックインする場合は、このボタンをクリックします。サーバーの構成によっては、ログイン資格証明の入力を求められたり、チェックイン前にメタデータの指定が必要になる場合があります。

プロパティ...

このボタンをクリックすると、選択したフォルダまたはファイルのプロパティ・ダイアログが表示されます。詳細は、第A.30項「オフラインの「フォルダ・プロパティ」ダイアログ・ボックス」または第A.31項「オフラインの「コンテンツ・アイテム・プロパティ」ダイアログ・ボックス」を参照してください。


A.29 「表示オプション」ダイアログ・ボックス

「表示オプション」ダイアログ・ボックスを使用すると、オフライン・コンテンツ・リストをフィルタリングして、オフライン・コンテンツの特定のタイプまたは特定サーバーのコンテンツのみを表示できます。

図A-37 「表示オプション」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

チェックアウトされたコンテンツの表示

コンテンツ・サーバーからチェックアウトしたすべてのオフライン・コンテンツを表示するには、このチェック・ボックスを選択します。

オフライン・フォルダの表示

オフラインで使用可能とマークされているすべてのコンテンツ・フォルダをリストに表示するには、このチェック・ボックスを選択します。フォルダ内のすべてのファイルも表示されます。詳細は、第14.2項「フォルダおよびファイルのオフラインでの使用」を参照してください。

オフライン・コンテンツの表示

オフラインで使用可能とマークされているすべてのコンテンツ・ファイルをリストに表示するには、このチェック・ボックスを選択します。詳細は、第14.2項「フォルダおよびファイルのオフラインでの使用」を参照してください。

次のサーバーの表示

このオプションを使用すると、特定のコンテンツ・サーバー上にあるオフライン・コンテンツ・フォルダおよびファイルを表示または非表示にできます。すべての定義済サーバー接続がリストされ、サーバーの各チェック・ボックスを選択するか、または選択を解除すると、それぞれのオフライン・コンテンツを表示または非表示にできます。

OK

このダイアログを閉じて、現在の表示オプションを有効にする場合は、このボタンをクリックします。

取消

このダイアログ・ボックスを閉じて変更内容を取り消すには、このボタンをクリックします。


A.30 オフラインの「フォルダ・プロパティ」ダイアログ・ボックス

「フォルダ・プロパティ」ダイアログ・ボックスには、オフライン・コンテンツ・フォルダのいくつかのプロパティが表示されます。このダイアログ・ボックスは、Windowsの標準的なフォルダ・プロパティ・ダイアログ・ボックスに似ていますが、オフライン・コンテンツ・フォルダ固有の追加要素が含まれています。このダイアログの情報は変更できません。

図A-38 オフライン・コンテンツ・フォルダの「フォルダ・プロパティ」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

フォルダ名

これは、コンテンツ・サーバーに格納されているオフライン・フォルダの名前で、統合階層に表示されます。

URL

これは、オフライン・コンテンツ・フォルダの完全なWebDAV URLです。

サーバー

これは、コンテンツ・フォルダが存在するサーバーの名前で、統合階層に示されます。

タイプ

これは、コンテンツ・フォルダのタイプ(通常、「オフラインで使用可能」)を示します。

コンテンツ情報

このボタンは、「WebCenter Contentサーバー」タイプのサーバーに対してのみ表示されます。

このボタンをクリックすると、階層フォルダ情報ページが開き、オフライン・コンテンツ・フォルダのいくつかのコンテンツ管理プロパティが表示されます。詳細は、第A.8項「フォルダ情報ページ」を参照してください。

閉じる

このボタンをクリックすると、ダイアログ・ボックスが閉じます。


A.31 オフラインの「コンテンツ・アイテム・プロパティ」ダイアログ・ボックス

「コンテンツ・アイテム・プロパティ」ダイアログ・ボックスには、オフライン・コンテンツ・ファイルのいくつかのプロパティが表示されます。このダイアログ・ボックスは、Windowsの標準的なファイル・プロパティ・ダイアログ・ボックスに似ていますが、オフライン・コンテンツ・ファイル固有の追加要素が含まれています。このダイアログの情報は変更できません。

図A-39 オフライン・コンテンツ・ファイルの「コンテンツ・アイテム・プロパティ」ダイアログ・ボックス

スクリーンショット。説明はこの図の前後のテキストにあります。
要素 説明

ファイル名

これは、コンテンツ・サーバーに格納されているオフライン・ファイルの名前で、統合階層に表示されます。

URL

これは、オフライン・コンテンツ・ファイルの完全なWebDAV URLです。

サーバー

これは、コンテンツ・ファイルが存在するサーバーの名前で、統合階層に示されます。

コンテンツID

これは、コンテンツ・サーバー上にあるオフライン・コンテンツ・ファイルの一意の識別子です。

ETag

これは、オフライン・コンテンツ・ファイルのエンティティ・タグで、WebDAVプロトコルがファイルの変更の判断に使用するHTTPレスポンス・ヘッダーです。

ID

これは、Oracle WebCenter Contentサーバー上にあるオフライン・コンテンツ・ファイルの現在のリビジョンに対する一意の識別子です。

変更日

これは、オフライン・コンテンツ・ファイルが最後に変更された日時です。

コンテンツ・タイプ

これは、オフライン・コンテンツ・ファイルのコンテンツ・タイプ(「Microsoft Wordドキュメント」など)です。

サイズ

これは、オフライン・コンテンツ・ファイルのファイル・サイズです。

コンテンツ情報

このボタンは、「WebCenter Contentサーバー」タイプのサーバーに対してのみ表示されます。

このボタンをクリックすると、コンテンツ・サーバーから取得された、オフライン・ファイルの標準コンテンツ情報ページが開きます。

閉じる

このボタンをクリックすると、ダイアログ・ボックスが閉じます。