| Oracle® WebCenter Content Content Server開発者ガイド 11gリリース1(11.1.1) B66702-01 |
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ホーム > Content Server開発者ガイド > サービスのカスタマイズ
この章では、Oracle WebCenter Content Serverのサービスをカスタマイズする方法について説明します。
この章では、次の項目について説明します。
コンテンツ・サーバーのサービスは、Oracle WebCenter Content Serverで実行される関数またはプロシージャです。Oracle WebCenter Content Serverと通信したりデータベースにアクセスするには、Oracle WebCenter Content Serverのサービスをコールする(サービス・リクエストを行う)ことが唯一の方法です。
いずれのサービスも、(Oracle WebCenter Content Serverの外から)外部的にコールするか、 (Oracle WebCenter Content Server内から)内部的にコールできます。クライアント・サービスは通常、外部的にコールされ、管理サービスは内部的にコールされます。サービスでは、サービスに渡された任意のパラメータに基づいて、サービス自体の属性、およびリクエストを実行するアクションを使用します。
Oracle WebCenter Content Serverの標準的なサービスは、DomainHome/resources/core/tables/std_services.htmのStandardServices表に定義されています。サービス定義には、メインの要素として次の3つが含まれています。
サービス名。
サービス属性。サービスの次の面を定義します。
サービス・クラス: サービスからアクセスできるJavaクラスを指定します。これによって、サービスで実行できるアクションが決定されます。
アクセス・レベル: サービスにユーザー権限レベルを割り当てます。
テンプレート・ページ: サービスの結果を表示するテンプレートを指定します。
サービス・タイプ: サービスを別のサービス内でサブサービスとして実行する場合に指定します。
通知された件名: サービスによって通知されるサブシステムを指定します。
エラー・メッセージ: アクション・エラー・メッセージによってオーバーライドされない場合、サービスによって返されます。
サービス・アクション。アクションの次の面を定義する、コロンで区切られたリストです。
アクション・タイプ
アクション名
アクション・パラメータ
アクション制御マスク
アクション・エラー・メッセージ
サービスを理解して使用することは、コンポーネントの作成とOracle WebCenter Content Serverのカスタマイズにおける不可欠の部分です。詳細は、第18章「環境へのWebCenter Contentの統合の開始」を参照してください。
クライアントでは、コンテンツ・サーバーと通信するためのサービスを使用しています。クライアントとサーバーどちらの側からもサービス・コールを実行できるため、Webブラウザのクライアントの代理としても、システム自体の内部でもサービスを実行できます。
サービスの詳細は、第15.2.7項「サービス」を参照してください。
サービスのカスタマイズの詳細は、Oracle WebCenter Contentサービス・リファレンス・ガイドのサービスのカスタマイズに関する項を参照してください。
クライアントでは、Oracle WebCenter Contentデータベースにアクセスするためのサービスを使用しています。いずれのプログラムでもHTMLページでも、コンテンツ・サーバーに情報を要求するサービスを使用できます。
サービスの詳細は、第15.2.7項「サービス」を参照してください。
サービスのカスタマイズの詳細は、Oracle WebCenter Contentサービス・リファレンス・ガイドのサービスのカスタマイズに関する項を参照してください。