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Oracle® WebCenter Content Site Studio Contributorユーザーズ・ガイド
11gリリース1 (11.1.1)
B69394-01
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11 サイト・レポートの操作

この項の内容は次のとおりです。

11.1 サイト・レポートについて

Webサイトにコントリビューションを行う場合、ファイルが使用される場所や、そのファイルの参照頻度を把握することがあります。これは、作業内容を整理して優先順位を付けるときに役立ちます。たとえば、特定のデータファイルが、Webサイトのどこに置かれ、どのくらいの頻度で閲覧されているかを確認できます。ネイティブ・ドキュメント、ページ・テンプレートなどについても同様です。

これらの情報を確認する最善の方法は、サイト・レポートを参照することです。レポートは、オンラインで参照するか、必要に応じて印刷することもできます。

次の2つのタイプのレポートを参照できます。


注意:

3つ目のタイプに、Webサイト・オブジェクト・レポートというサイト・レポートがありますが、これはコンテンツ・サーバーの「Site Studio Administration」ページでのみ参照できます。通常、このページにアクセスするには、管理者資格証明が必要です。

11.2 サイトの使用状況レポート

サイトの使用状況レポートは、特定のコントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメントが使用されている場所に関する詳細なサマリーを提供します。レポートでは、ファイルが使用されているWebサイト、セクションなどに基づいて情報が分類されます。

図11-1 サイトの使用状況レポート

画面に表示されるサイトの使用状況レポート
「図11-1 サイトの使用状況レポート」の説明

11.3 コンテンツ追跡レポート

コンテンツ追跡レポートは、特定のコンテンツ・ファイルがWebサイトで参照された回数を示します。このデータは、Oracle Content ServerのアドオンであるContent Trackerによって収集されます。

図11-2 コンテンツ追跡レポート

コンテンツ追跡レポートの例。
「図11-2 コンテンツ追跡レポート」の説明

11.4 サイトの使用状況レポートの表示

サイトの使用状況レポートは、特定のコントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメントが使用されている場所に関する詳細なサマリーを提供します。レポートでは、ファイルが使用されているWebサイト、セクションなどに基づいて情報が分類されます。レポートを開くと、そのファイルが使用されているすべてのWebサイトとセクションを示すページが表示されます。レポートをスクロールし、出力して、Webサイトのファイルが使用されている部分を参照できます。

サイトの使用状況レポートを表示するには、次の2つの方法があります。

11.4.1 コントリビューション・グラフィックを使用したサイトの使用状況レポートの表示

コントリビューション・グラフィックを使用してサイトの使用状況レポートを表示するには、次の手順を実行します。

  1. 表示するサイトの使用状況レポートのコントリビューション・リージョンが含まれるWebページに移動します。

  2. コントリビューション・モードを有効にし(「コントリビューション・モード」を参照)、コントリビューション・リージョンのメニュー・アイコンをクリックします。

  3. メニューから、「View Web Site Usage Report」を選択します。

    これにより、コントリビューション・リージョンに割り当てられた特定のデータファイルまたはネイティブ・ドキュメントについて、サイトの使用状況レポートが表示されます。

11.4.2 コンテンツ情報ページを使用したサイトの使用状況レポートの表示

コンテンツ情報ページを使用してサイトの使用状況レポートを表示するには、次の手順を実行します。

  1. 表示するサイトの使用状況レポートのコントリビューション・リージョンが含まれるWebページに移動します。

  2. コントリビューション・モードを有効にし(「コントリビューション・モード」を参照)、コントリビューション・リージョンのメニュー・アイコンをクリックします。

  3. メニューから、「Document Info」を選択します。

    コントリビューション・リージョンに関連付けられたデータファイルまたはネイティブ・ドキュメントのコンテンツ情報ページが表示されます。

  4. 「Content Actions」メニューの「View Web Site Usage Report」を選択します。

    これにより、コントリビューション・リージョンに割り当てられた特定のデータファイルまたはネイティブ・ドキュメントについて、サイトの使用状況レポートが表示されます。

11.4.3 考慮事項

サイトの使用状況レポートの考慮事項を次に示します。

  • サイトの使用状況レポートは、サイト・デザイナによって有効化されている場合にのみ、Contrbutorで使用できます。

  • 「Usage Location」列のスラッシュは、Webサイトのホーム・ページを表します。

  • ファイルがすべてのWebサイトのどこで使用されているかを詳しく表示するには、「Show All」をクリックし、この詳細を非表示にするには、「Hide All」をクリックします。

  • ファイルが指定のサイトのどこで使用されているかを詳しく表示するには、「Expand」アイコン(図11-3)をクリックし、この詳細を非表示にするには、「Collapse」アイコン(図11-3)をクリックします。

    図11-3 「Expand」アイコンと「Collapse」アイコン

    「Expand」アイコンと「Collapse」アイコン
  • ファイルがサイトで使用されている場所をプレビューするには、使用可能な場合はハイパーリンクをクリックします。

  • レポートを開くと、コンテンツ・サーバーのページが表示されます。レポートを開く前に使用していたWebブラウザが引き続き使用されます。そのため、元の作業ページに戻るには、Webブラウザを閉じるのではなく、Webブラウザの「戻る」ボタンを使用します。

  • ファイルがレポートに表示されるようにするには、サイトと一致する適切なメタデータとともにファイルをチェックインする必要があります。

11.5 コンテンツ追跡レポートの表示

コンテンツ追跡レポートは、コンテンツの閲覧回数の詳細なサマリーを提供します。レポートをスクロールして、出力できます。レポートを使用すると、サイトのコンテンツをより適切に管理できます。

コンテンツ追跡レポートを表示するには、次の2つの方法があります。

11.5.1 Webページでのコンテンツ追跡レポートの表示

コントリビュータ・データファイルまたはネイティブ・ドキュメントが表示されるWebページでコンテンツ追跡レポートを表示するには、次の手順を実行します。

  1. 表示するコンテンツ追跡レポートのコントリビューション・リージョンが含まれるWebページに移動します。

  2. コントリビューション・モードを有効にし(「コントリビューション・モード」を参照)、コントリビューション・リージョンのメニュー・アイコンをクリックします。

  3. メニューから、「View Content Tracker Report」を選択します。


    注意:

    このオプションは、サイト・デザイナがこの機能を有効化し、コンテンツ・サーバーにContent Trackerがインストールされている場合にのみ使用できます。

    コントリビューション・リージョンに割り当てられた特定のデータファイルまたはネイティブ・ドキュメントのコンテンツ追跡レポートが表示されます。

11.5.2 異なる場所でのコンテンツ追跡レポートの表示

他のすべてのファイルのコンテンツ追跡レポートを表示するには、次の手順を実行します。

  1. コンテンツ・サーバーの「Content Tracker Reports」ページに移動します。


    注意:

    通常、コンテンツ・サーバーの「Content Tracker Reports」ページにアクセスするには、管理者資格証明が必要です。

  2. 必要なファイルのレポートを開きます。手順と詳細は、Content Trackerのドキュメントを参照してください。