この章では、様々なFusion Middleware製品インストールに対して、WebLogicドメインを構成するために使用するWebLogicドメインおよび拡張テンプレートについて説明します。これらのほとんどのテンプレートについて、Oracle Fusion Middlewareの構成ウィザードの「ドメイン・ソースの選択」または「拡張ソースの選択」画面でテンプレートを選択することで、ドメインの作成または拡張ができます。また、オフライン・モードでWebLogic Scripting Tool (WLST)を使用することで、これらのテンプレートを使用したドメインの作成または拡張ができます。詳細は、「テンプレート・ツール」を参照してください。
製品をインストールすると、製品に関連したテンプレートのみがインストールされます。この章で説明するOracle JRFテンプレートなどのようなテンプレートは複数のFusion Middleware製品のドメインに適用されます。他のテンプレートは、単一のFusion Middleware製品のドメインに適用されるため、これ以外のFusion Middleware製品インストールには含まれません。
この章では、次の項について説明します。
各テンプレート・セクションには、次のテンプレート情報が含まれています。
テンプレート・タイプ: テンプレートには、ドメインまたは拡張の2つのタイプがあります。
ドメイン・テンプレートでは、管理サーバー、クラスタ、サーバー、アプリケーション、サービス、セキュリティ・オプションおよびその他のオプションなど、WebLogicドメイン内のリソース一式が定義されます。特定の製品インストールは、1つのドメイン・テンプレートに基づきます。
拡張テンプレートでは、アプリケーション、ライブラリ、サービスおよびその他のオプションなどのリソースが既存のドメインに追加されます。特定の製品インストールでは、ドメインを完成させるために1つまたは複数の拡張テンプレートが必要な場合があります。
グループ・テンプレートは、テンプレート依存のコレクションからなる特別なXMLファイルです。これによって、複数の依存テンプレートを必要とするテンプレートでそれらの取得処理が簡略化されます。
構成ウィザードを使用して製品ドメインを作成する場合、インストールする製品用にドメイン・テンプレートおよび拡張テンプレートを同時に選択することができます。
テンプレート名とバージョン: テンプレート(製品)名とテンプレート・バージョンを示します。構成ウィザードの「ドメイン・ソースの選択」または「拡張ソースの選択」画面でテンプレートが選択可能な場合、この名前が構成ウィザードにリストされます。
テンプレート依存: 特定のセクションで説明されているテンプレートで必要とされるリソースを、指定した順序でドメインに提供する前提条件テンプレートです。構成ウィザードの「ドメイン・ソースの選択」または「拡張ソースの選択」画面で製品リストを選択すると、構成ウィザードではすべての前提条件テンプレートが自動的に選択されます。
テンプレートJARファイルと場所: JARファイル名とミドルウェア・ホーム・ディレクトリでの場所です。WLSTスクリプトを使用して製品ドメインを設定するときにのみ、この情報が必要になります。
この項では、様々なFusion Middleware製品用にWebLogicドメインにEnterprise Managerリソースを追加するときに使用されるEnterprise Managerテンプレートについて説明します。現在、3つのEnterprise Manager JARファイルがあり、このすべてのファイルはFusion Middlewareの構成ウィザードの「ドメイン・ソースの選択」画面で製品を選択したときにインストールされます。
このテンプレートを使用して、ドメインにOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlを追加できます。Fusion Middleware Controlは、Oracle Fusion Middlewareの監視および管理に使用するWebブラウザ・ベースのグラフィカル・ユーザー・インタフェースです。
Oracle WebLogic Server管理コンソールとともに、Fusion Middleware Controlでは、Oracle WebLogic Serverドメイン、インストールおよび構成したOracle Fusion Middlewareコンポーネント、およびデプロイされるアプリケーションなどOracle Fusion Middlewareの環境を管理するツールが提供されます。
Oracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlのより詳細な情報は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のOracle Enterprise Manager Fusion Middleware Controlの使用に関するスタート・ガイドに関する項を参照してください。
注意: このテンプレートは、提供されたままの状態で使用する必要があります。決して変更しないでください。そうすることにより、使用するドメインで問題が発生する可能性があります。 |
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-1 Oracle Enterprise Managerテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Enterprise Manager - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
このテンプレートは、複数のテンプレートJARファイルからなります。Oracle Fusion Middlewareをインストールすると、これらのJARファイルは次のディレクトリに配置されます。 MW_HOME/oracle_common/common/applications/templates テンプレートは、テンプレート・ディレクトリ内にある次のJARファイルからなります。
|
この項では、ECMの製品がインストールされているWebLogic Serverドメインを拡張(リソースを追加)するために使用されるEnterprise Content Management (ECM)テンプレートについて説明します。ECMドメインでは、他の製品のテンプレートも必要となる場合があります。これについては、この章の別の場所で説明しています。
注意: この項で説明するテンプレートは、提供されたままの状態で使用する必要があります。それらを決して変更しないでください。そうすることにより、使用するドメインで問題が発生する可能性があります。Fusion Middleware 11.1.1.6.0リリースから、Oracle Universal Content Management (UCM)の製品名はOracle WebCenter Contentに変更されました。ただし、構成ウィザードのテンプレート名では、以前の製品名(UCM)が使用されています。 |
この項では、次のテンプレートについて説明します。
Oracle WebCenter Contentコア・テンプレートによって、Oracle WebCenter Contentヘルプ、Oracle WebCenter Content Webサービス、Oracle WebCenter Content Native WebサービスおよびDavサービスがデプロイされます。これらのデプロイメントとともに、Oracle WebCenter Content: Oracle WebCenter ContentとECM製品でレコード管理によって使用されるoracle.xdo.runtime
共有ライブラリおよびReportPublisherライブラリも定義されます。
コア・テンプレートにより、管理対象サーバーのsetDomainEnv
スクリプトもUCM_ORACLE_HOME
環境変数の定義で更新され、また、idcloader.jar
とnativeosutils.jar
を組み込むためにこのスクリプトで定義したCLASSPATH
エントリが更新され、ucm_oracle_home
/ucm/idc/bin/idcCommEnv
スクリプトを調達する行が追加されます。JRFおよびEnterprise Managerのテンプレートへの依存もコア・テンプレートによって定義されます。
注意: このテンプレートの依存関係としてリストされるOracle Enterprise Manager Plugin for UCMテンプレートは、内部テンプレートです。Universal Content Management (UCM)コア・テンプレートを選択した場合、またはWLSTスクリプトでUCMコア・テンプレートを指定した場合、自動的に呼び出されます。このため、構成ウィザードで選択可能なコンポーネントとして表示されず、WLSTスクリプトで指定する必要はありません。 |
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-2 Oracle UCMコア・テンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張テンプレート |
テンプレート名とバージョン |
Oracle UCM Core - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
ECM_HOME/common/templates/applications/oracle.ucm.core_template_11.1.1.jar |
Oracle Universal Content Management - Content Serverテンプレートはコア・テンプレートに依存し、デフォルトの管理対象サーバー(UCM_server1)とポート(16200)を定義してテンプレートを拡張します。また、CSDSデータ・ソースを定義して、デフォルトの管理対象サーバーと関連付けます。
注意: このテンプレートの依存関係としてリストされるOracle Enterprise Manager Plugin for UCMテンプレートは、内部テンプレートです。Content Serverテンプレートを選択した場合、またはWLSTスクリプトでContent Serverテンプレートを指定した場合、自動的に呼び出されます。このため、構成ウィザードで選択可能なコンポーネントとして表示されず、WLSTスクリプトで指定する必要はありません。 |
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-3 Oracle Universal Content Management - Content Serverテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張テンプレート |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Universal Content Management - Content Server 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
ECM_HOME/common/templates/applications/oracle.ucm.cs_template_11.1.1.jar |
このテンプレートでは、Oracle Universal Records Managementアプリケーションが既存のドメインに追加されます。
注意: このテンプレートの依存関係としてリストされるOracle Enterprise Manager Plugin for UCMテンプレートは、内部テンプレートです。Universal Content Management (UCM)コア・テンプレートを選択した場合、またはWLSTスクリプトでUCMコア・テンプレートを指定した場合、自動的に呼び出されます。このため、構成ウィザードで選択可能なコンポーネントとして表示されず、WLSTスクリプトで指定する必要はありません。 |
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-4 Oracle Universal Records Managementテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張テンプレート |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Universal Records Management - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
ECM_HOME/common/templates/applications/oracle.ucm.urm_template_11.1.1.jar |
Oracle Information Rights Managementテンプレートによって、Oracle Information Rightsサーバーが既存のドメインに追加されます。
注意: このテンプレートの依存関係としてリストされるOracle Enterprise Manager Plugin for IRMテンプレートは内部テンプレートです。Information Rights Managementテンプレートを選択した場合、またはWLSTスクリプトでInformation Rights Managementテンプレートを指定した場合、自動的に呼び出されます。このため、構成ウィザードで選択可能なコンポーネントとして表示されず、WLSTスクリプトで指定する必要はありません。 |
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-5 Oracle Information Rights Managementテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Information Rights Management - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
ECM_HOME/common/templates/applications/oracle.irm_template_11.1.1.jar |
Oracle WebCenter Content: Imagingテンプレートでは、Oracle WebCenter Content: Imagingの製品を使用したドメインの作成または拡張をする機能が提供されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-6 Oracle WebCenter Content: Imagingテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle WebCenter Content: Imaging - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
ECM_HOME/common/templates/applications/oracle.ipm_template_11.1.1.jar |
Oracle Universal Content Management - Inbound Refineryテンプレートでは、Inbound RefineryサーバーとUCM Inbound Refineryアプリケーションが既存のドメインに追加されます。
注意: このテンプレートの依存関係としてリストされるOracle Enterprise Manager Plugin for UCMテンプレートは、内部テンプレートです。Inbound Refineryテンプレートを選択した場合、またはWLSTスクリプトでInbound Refineryテンプレートを指定した場合、自動的に呼び出されます。このため、構成ウィザードで選択可能なコンポーネントとして表示されず、WLSTスクリプトで指定する必要はありません。 |
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-7 Oracle Universal Content Management - Inbound Refineryテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle WebCenter Content - Inbound Refinery - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
ECM_HOME/common/templates/applications/oracle.ucm.ibr_template_11.1.1.jar |
この項では、次のOracle SOA Suiteテンプレートについて説明します。
Oracle SOA Suiteテンプレートでは、データ・ソース、Java Messaging Service (JMS)、アプリケーション(SOAインフラストラクチャ、Oracle BPM WorklistおよびOracle B2Bユーザー・インタフェース)、およびJCAアダプタ(ファイル、FTP、ソケット、データベース、アドバンスト・キューイング(AQ)、JMS、Oracle ApplicationsおよびMQシリーズ)が構成されます。
次の表には、Oracle SOA Suiteテンプレートの基本情報が記載されています。
表3-8 Oracle SOA Suiteテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle SOA Suite - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
MW_HOME/oracle_common/common/templates/applications/oracle.soa_11.1.1_template.jar |
Oracle BAMテンプレートによって、Oracle BAM ServerとOracle BAM Webアプリケーション層が構成されます。
次の表には、Oracle BAMテンプレートの基本情報が記載されています。
表3-9 Oracle Business Activity Monitorテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Business Activity Monitor - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
MW_HOME/oracle_common/common/templates/applications/oracle.bam_11.1.1_template.jar |
Oracle Business Rules拡張テンプレートでは、Oracle Business Rulesコンポーネントとoracle.rules
ライブラリが構成されます。
次の表には、Oracle Business Rules拡張テンプレートの基本情報が記載されています。
Oracle User Messaging Service for SOAテンプレートは、Oracle User Messaging ServiceおよびOracle User Messaging Service Driversテンプレートを1つの簡素化されたSOA依存にまとめたグループ・テンプレートです。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-11 Oracle User Messaging Service for SOAテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
グループ・テンプレート |
テンプレート名とバージョン |
Oracle User Messaging Service for SOA - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレート・グループ・ファイルと場所 |
MW_HOME/oracle_common/templates/groups/oracle.ums.soa_group_11.1.1.xml |
Oracle SOA Suite for Developersテンプレートは、開発者がメモリー機能の低いホスト(ラップトップなど)で使用するために提供されます。
注意: Oracle SOA Suite for Developersは、管理サーバー上で実行されますが、管理対象サーバー(soa_server1など)上で実行されません。 |
次の表には、SOA Suite for Developersテンプレートの基本情報が記載されています。
表3-12 Oracle SOA Suiteテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle SOA Suite for Developers - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
MW_HOME/oracle_common/common/templates/applications/oracle.soa_template_developer_11.1.1.jar |
この項では、OWSMリソースを様々なFusion Middleware製品ドメインに追加するために提供されるOWSMテンプレートについて説明します。「Oracle WSM Policy Managerテンプレート」で説明しているように、現在1つのOWSMテンプレートが使用できます。
注意: この項で説明するテンプレートは、提供されたままの状態で使用する必要があります。それらを決して変更しないでください。そうすることにより、使用するドメインで問題が発生する可能性があります。 |
WSM PMテンプレートは、WSM Policy Manager Java EEアプリケーションのデプロイおよび構成に使用されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
この項では、Oracle Service Busを使用して既存ドメインを作成または拡張するために使用されるOracle Service Busテンプレートを説明します。
Oracle Service Busがサポートするデプロイメント・トポロジの詳細は、『Oracle Fusion Middleware Oracle Service Busデプロイメント・ガイド』のOracle Service Busデプロイメント・トポロジに関する項を参照してください。
この項では、次のテンプレートについて説明します。
このテンプレートは、開発で使用されるように設計されており、Oracle WebLogic Serverドメインを作成/拡張し、Oracle Service Busを管理サーバー上でのみデプロイします。このテンプレートには、他の機能に共通する、Oracle Service Bus管理コンソールのWebアプリケーションおよびデフォルトJMSレポーティング・プロバイダが含まれます。
JMSレポーティング・プロバイダを使用しない場合、『Oracle Fusion Middleware Oracle Service Bus管理者ガイド』のJMSレポーティング・プロバイダをターゲットに指定しない方法に関する項を参照してください。
注意: このテンプレートは、提供されたままの状態で使用する必要があります。決して変更しないでください。そうすることにより、使用するドメインで問題が発生する可能性があります。 |
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-14 Oracle Service Bus for Developersテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Service Bus for Developers - 11.1.1.4 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
このテンプレートは、複数のテンプレートJARファイルからなります。Oracle Service Busをインストールすると、これらのJARファイルは次のディレクトリに配置されます。 OSB_ORACLE_HOME/common/templates/applications テンプレートは、テンプレート・ディレクトリ内にある次のJARファイルからなります。
|
このテンプレートは、テストおよび本番で使用されるように設計されており、Oracle Service Busを使用してOracle WebLogic Serverドメインを作成または拡張します。このテンプレートは、ドメイン・トポロジに応じて、管理サーバー上ではOracle Service Bus管理機能を、クラスタまたは管理対象サーバー上ではランタイム機能をデプロイします。このテンプレートには、他の機能に共通する、Oracle Service Bus管理コンソールのWebアプリケーションおよびデフォルトJMSレポーティング・プロバイダが含まれます。
管理対象サーバーとクラスタ・トポロジを混在することはできません。どちらか一方を使用する必要があります。
本番の使用ではクラスタ・トポロジをお薦めします。管理対象サーバー・トポロジは、高可用性の構成を提供しないため、本番ではお薦めできません。
JMSレポーティング・プロバイダを使用しない場合、『Oracle Fusion Middleware Oracle Service Bus管理者ガイド』のJMSレポーティング・プロバイダをターゲットに指定しない方法に関する項を参照してください。
注意: このテンプレートは、提供されたままの状態で使用する必要があります。決して変更しないでください。そうすることにより、使用するドメインで問題が発生する可能性があります。 |
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-15 Oracle Service Busテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Service Bus - 11.1.1.4 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
このテンプレートは、複数のテンプレートJARファイルからなります。Oracle Service Busをインストールすると、これらのJARファイルは次のディレクトリに配置されます。 OSB_ORACLE_HOME/common/templates/applications テンプレートは、テンプレート・ディレクトリ内にある次のJARファイルからなります。
|
このテンプレートは、ビジネスおよびプロキシ・サービスでOracle Web Services Managerポリシーを使用してOracle Service Busドメインを拡張します。
OWSMセキュリティ・ポリシーをOracle Service Busと併用するためにこのテンプレートを追加する必要があります。
重要: Oracle Fusion Middleware構成ウィザードを使用してこのテンプレートを含むOracle Service Busドメインを作成する場合、「Oracle Service Bus for Developers - 11.1.1.4」または「Oracle Service Bus - 11.1.1.4」のいずれかを選択した後で、適切な依存関係が満たされていることを保証するためにこのテンプレートのみを選択することが重要です。
OWSMポリシーを記述および管理する場合
注意: このテンプレートは、提供されたままの状態で使用する必要があります。決して変更しないでください。そうすることにより、使用するドメインで問題が発生する可能性があります。 |
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-16 Oracle Service Bus OWSM拡張テンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Service Bus OWSM拡張 - 11.1.1.4 |
テンプレート依存 |
注意: Oracle Service Busと共に使用するためにOWSMセキュリティ・ポリシーを作成および管理する場合、ドメインにOracle WSM Policy Managerテンプレートも含める必要があります。 |
テンプレートJARファイルと場所 |
OSB_ORACLE_HOME/common/templates/applications/wlsb_owsm.jar |
この項では、次のOracle User Messaging Serviceテンプレートについて説明します。
Oracle User Messaging Serviceテンプレート
Oracle User Messaging Service Driversテンプレート
Oracle User Messaging Service Worklist Driverテンプレート
Oracle WebLogic Communications Service Client Library拡張テンプレート
注意: 構成ウィザードの「ドメイン・ソースの選択」および「拡張ソースの選択」画面にある製品リストからは、Oracle User Messaging Serviceテンプレートの表示または選択ができません。この項で説明するテンプレートは、提供されたままの状態で使用する必要があります。それらを決して変更しないでください。そうすることにより、使用するドメインで問題が発生する可能性があります。 |
Oracle User Messaging Serviceテンプレートでは、Oracle User Messaging Serviceが構成されます。このコンポーネントはOracle SOA Suiteの一部であり、電子メール、IM、SMSやボイスなどのメッセージング・チャネルを使用してエンド・ユーザーとの間でアラートおよび通知を送受信するためのサービスを提供します。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-17 Oracle User Messaging Serviceテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle User Messaging Service - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
MW_HOME/oracle_common/common/templates/applications/oracle.ums_template_11.1.1.jar |
Oracle User Messaging Service Driversテンプレートでは、IM (XMPP)、SMS (SMPP)およびボイス(VoiceXML)用のOracle User Messaging Serviceドライバが構成されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-18 Oracle User Messaging Service Driversテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle User Messaging Service Drivers - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
MW_HOME/oracle_common/common/templates/applications/oracle.ums.drivers_template_11.1.1.jar |
Oracle User Messaging Service Driverテンプレートでは、Oracle User Messaging Service Worklistドライバが構成されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-19 Oracle User Messaging Service Worklistテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle User Messaging Service Worklist Driver - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
MW_HOME/oracle_common/common/templates/applications/oracle.ums.driver.worklist_template_11.1.1.jar |
Oracle WebLogic Communications Service Client Library拡張テンプレートでは、Oracle WebLogic Communications Service Client Libraryが構成されます。このライブラリは、Web Serviceクライアントのために、Oracle WebLogic Communications Serviceのプレゼンス、メッセージング、コンタクト管理およびサード・パーティ・コール・サービスを提供します。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-20 Oracle WebLogic Communications Service Client Library拡張テンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle WebLogic Communications Service Client Library拡張 - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
Oracle JRF - 11.1.1.0 |
テンプレートJARファイルと場所 |
MW_HOME/oracle_common/common/templates/applications/oracle.communications.client_template_11.1.1.jar |
この項では、次のOracle WebCenter Portalテンプレートについて説明します。
Oracle WebCenter Spacesテンプレートでは、WC_Spaces
管理対象サーバーが追加され、Oracle WebCenter Portal: Spacesアプリケーションおよび必要なライブラリがデプロイされます。また、WebCenter Portalヘルプ・アプリケーションがデプロイされ、MDSおよびWebCenter PortalのスキーマにアクセスするためのJDBCデータ・ソースも追加されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-21 Oracle WebCenter Spacesテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle WebCenter Spaces - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
WC_ORACLE_HOME/common/templates/applications/oracle.wc_spaces_template_11.1.1.jar |
Oracle Portlet Producersテンプレートでは、WC_Portlet
管理対象サーバーが追加され、Oracle WebCenter Portalのポートレット・プロデューサ・アプリケーション(ポータル・ツールおよびWSRPツール)および必要なライブラリがデプロイされます。また、PortletスキーマにアクセスするためのJDBCデータ・ソースも追加されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-22 Oracle Portlet Producersテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Portlet Producers - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
WC_ORACLE_HOME/common/templates/applications/oracle.producer_apps_template_11.1.1.jar |
Oracle WebCenter Discussion Serverテンプレートでは、WC_Collaboration
管理対象サーバーが追加され、Oracle WebCenter Portalのディスカッション・アプリケーションがデプロイされます。また、ディスカッション・スキーマにアクセスするためのJDBCデータ・ソースも追加されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-23 Oracle WebCenter Discussion Serverテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle WebCenter Discussion Server - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
WC_ORACLE_HOME/common/templates/applications/oracle.owc_discussions_template_11.1.1.jar |
Oracle WebCenter Custom Portalテンプレートでは、WC_CustomPortal
管理対象サーバーが追加されます。また、WebCenter Portal、ポートレット、アクティビティ、およびMDSスキーマへのアクセス用JDBCデータ・ソースも追加します。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
Oracle WebCenter Custom Services Producerテンプレートは、WC_CustomServicesProducer
という管理対象サーバーを追加します。また、WebCenter Portal、アクティビティ、およびMDSスキーマへのアクセス用JDBCデータ・ソースも追加します。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-25 Oracle WebCenter Custom Producerテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle WebCenter Custom Services Producer - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
WC_ORACLE_HOME/common/templates/applications/oracle.wc_custom_services_producer_template_11.1.1.jar |
Oracle WebCenter Analyticsテンプレートは、WC_Utilities
サーバーとActivitiesデータ・ソースを追加し、Oracle WebCenter PortalのAnalyticsアプリケーションと依存テンプレートを構成します。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
Oracle WebCenter Activity Graphテンプレートは、Oracle WebCenter PortalのActivity Graphアプリケーションおよび依存テンプレートを構成します。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
Oracle WebCenter Pagelet Producerテンプレートは、WC_Portlet
サーバーとPagelets用MDSスキーマを構成します。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
Oracle WebCenter Personalization Serverテンプレートは、Oracle WebCenter PortalのPersonalizationアプリケーション、WC_Utilities
サーバー、Personalizationデータ・ソース(WebCenterスキーマを使用)、Personalization用MDS、および依存テンプレートを構成します。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
Oracle WebCenter Services Portletsテンプレートは、WC_Portletを追加し、Services Producerアプリケーションをデプロイします。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-30 Oracle WebCenter Services Portletsテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle WebCenter Services Portlets - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
WC_ORACLE_HOME/common/templates/applications/oracle.wc_services_producer_template_11.1.1.jar |
この項では、次のOracle Identity Management (IDM)テンプレートについて説明します。
注意: 他のIDMテンプレートの依存関係としてリストされるOracle IDM Commonテンプレートは、内部テンプレートです。構成ウィザード内の他のIDMテンプレートを選択した場合、またはWLSTスクリプトでIDMテンプレートを指定した場合、自動的に呼び出されます。このため、構成ウィザードで選択可能なコンポーネントとして表示されず、WLSTスクリプトで指定する必要はありません。 |
このテンプレートでは、JRFに存在しないIDMシェルおよび他のIDM全体の共通インフラストラクチャ・コンポーネントが提供されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
Oracle Adaptive Access Manager Admin Serverテンプレートでは、Oracle Adaptive Access Manager (OAAM)管理サーバー・アプリケーションが既存のドメインに追加されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-32 Oracle Adaptive Access Manager Admin Serverテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Adaptive Access Manager Admin Server - 11.1.1.3.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
MW_HOME/oracle_common/common/templates/applications/oracle.oaam_admin_11.1.1.3.0_template.jar |
Oracle Adaptive Access Manager - Serverテンプレートでは、Oracle Adaptive Access Manager (OAAM)サーバー・アプリケーションが既存のドメインに追加されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-33 Oracle Adaptive Access Manager - Serverテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Adaptive Access Manager - Server 11.1.1.3.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
MW_HOME/oracle_common/common/templates/applications/oracle.oaam_server_11.1.1.3.0_template.jar |
Oracle Adaptive Access Manager Offlineテンプレートでは、Oracle Adaptive Access Manager (OAAM) Offlineアプリケーションが既存ドメインに追加されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-34 Oracle Adaptive Access Manager - Serverテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Adaptive Access Manager Offline 11.1.1.3.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
MW_HOME/oracle_common/common/templates/applications/oracle.oaam_offline_11.1.1.3.0_template.jar |
Oracle Access Manager with Database Policy Storeテンプレートでは、Oracle Access Manager (OAM)サーバーが既存のドメインに追加されます。また、ドメインにOAMアプリケーションおよび認証プロバイダも追加されます。これには、JDBCデータ・ソースおよび関連JDBCコンポーネント・スキーマが含まれます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-35 Oracle Access Manager with Database Policy Storeテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Access Manager with File Policy Store 11.1.1.3.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
MW_HOME/oracle_common/common/templates/applications/oracle.oam_ds_11.1.1.3.0_template.jar |
Oracle Identity Managerテンプレートでは、Oracle Identity Management (OIM)アプリケーションとともに必要なJDBCおよびJMSリソースが既存のドメインに追加されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-36 Oracle Identity Managerテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Identity Manager - 11.1.1.3.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
MW_HOME/oracle_common/common/templates/applications/oracle.oim_11.1.1.3.0_template.jar |
Oracle Entitlements Serverテンプレートでは、Oracle Entitlements Serverがデプロイして構成されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
Apache Derby (Oracle WebLogic Serverインストールに含まれる評価データベース)を使用する場合、Oracle Authorization Policy Manager (Apache Derby)テンプレートを使用してOracle Entitlements Serverをデプロイして構成する必要があります。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
表3-38 Oracle Authorization Policy Managerテンプレートの詳細
テンプレートの詳細 | 情報 |
---|---|
テンプレート・タイプ |
拡張 |
テンプレート名とバージョン |
Oracle Entitlements Server Security Module - 11.1.1.0 |
テンプレート依存 |
|
テンプレートJARファイルと場所 |
MW_HOME/oracle_common/common/templates/applications/oracle.apm_11.1.1.3.0_template_derby.jar |
Oracle Entitlements Server WebLogic Security Moduleテンプレートでは、Oracle Entitlements Server Clientがデプロイして構成されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
Oracle Identity Navigatorテンプレートでは、Oracle Identity Navigatorアプリケーションが既存のドメインに追加されます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
この項では、次のOracle Data Integratorテンプレートについて説明します。
注意: ODI Master Datasourceテンプレート、ODI Baseテンプレート、ODI Work Datatsourceテンプレートは内部テンプレートで、その他のOracle Data Integratorテンプレート用の依存関係としてリストで表示されます。構成ウィザード内の他のODIテンプレートを選択した場合、またはWLSTスクリプトでODIテンプレートを指定した場合、自動的に呼び出されます。このため、構成ウィザードで選択可能なコンポーネントとして表示されず、WLSTスクリプトで指定する必要はありません。 |
Oracle Data Integrator Agentテンプレートでは、ライブラリとODI Masterリポジトリ・データ・ソースが必要なODIエージェント・アプリケーションがデプロイされます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
Oracle Data Integrator Agent Librariesテンプレートでは、ODIエージェントに必要な共有ライブラリがデプロイされます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
Oracle Data Integrator Consoleテンプレートでは、ODI Consoleアプリケーションがデプロイされます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
Oracle Data Integrator SDK Web Servicesテンプレートでは、ODI SDK Web Servicesアプリケーションがデプロイされます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
Oracle Data Integrator SDK Shared Libraryテンプレートでは、ODI SDK共有ライブラリがデプロイされます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
Oracle Enterprise Manager Plugin for ODIテンプレートでは、Oracle Enterprise Manager用のODIプラグインがデプロイされます。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
この項では、多くのFusion Middleware製品ドメインに必要なリソースを追加するテンプレートについて説明します。ここでは、次のテンプレートを説明します。
注意: この項で説明するテンプレートは、提供されたままの状態で使用する必要があります。それらを決して変更しないでください。そうすることにより、使用するドメインで問題が発生する可能性があります。 |
Oracle Java Required Files (JRF)テンプレートでは、WebLogic Serverのインストールに含まれないコンポーネントが構成されます。これらのコンポーネントにより、Oracleビジネス・アプリケーションおよびアプリケーション・フレームワークに共通の機能が提供されます。JRFテンプレートに依存するアプリケーションおよびフレームワークの例として、SOA SuiteおよびWebCenterがあります。
JRFテンプレートは、Oracle ADFおよび他のコア・コンポーネントを使用して開発されたアプリケーションを含むドメインを構成するため、独立で使用されることもあります。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
Oracle JRF Asynchronous Web Servicesテンプレートでは、WebLogic Serverドメインで実行されるJRF Asynchronous Webサービスに必要なデフォルトのJMSリソースが作成されます。このテンプレートでは、ドメイン内のクラスタに必要なJMS UDD (共通分散宛先)は作成されません。デフォルトのJMS UDDを作成するため、jrfws-async-createUDDs.py
という別個のWLSTスクリプトが提供されています。
このテンプレートは、ドメイン内の非クラスタ・サーバーにターゲット指定する必要があります。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。
JDeveloperをJava EEロールで起動すると、JSFDomainテンプレートは、Java EEロールでJSFアプリケーションを実行するために必要な共有ライブラリを提供します。JDeveloperがデフォルトのロールで実行されている場合(Studio Edition)、JRFによってADFFaces Richclientを実行するための共有ライブラリが提供されるので、JSFDomainテンプレートは必要ありません。
次の表には、このテンプレートの主な情報が記載されています。