ヘッダーをスキップ
Oracle® Fusion Middleware Oracle WebLogic Server JAX-WS Webサービスの高度な機能のプログラミング
11g リリース1(10.3.6)
B61633-04
  目次へ移動
目次

前
 
次
 

1 概要

この章では、Java API for XML Web Services(JAX-WS)を使用してWebLogic Webサービスをプログラミングするソフトウェア開発者のための高度な機能を要約した表を示します。

表1-1 JAX-WSを使用した高度な機能のプログラミング

高度な機能 説明

第2章「Web Services Addressingの使用」


Web Services Addressing(WS-Addressing)を使用してWebサービスとそれに関連付けられたメッセージをトランスポートに依存せずに指定する方法を説明します。

第3章「Webサービス・クライアントを開発する手順」


Webサービス・クライアントを開発するためのベスト・プラクティスを説明します。

第4章「Webサービスの非同期呼出し」


Webサービスを非同期的に呼び出します。

第5章「信頼性のあるWebサービスとクライアントを開発する手順」


非同期で信頼性のあるアプリケーションを開発するためのベスト・プラクティスを説明します。

第6章「Webサービスの信頼性のあるメッセージングの使用」


Webサーバーの信頼性のあるメッセージングを使用して、あるアプリケーション・サーバーで実行しているアプリケーションが別のアプリケーション・サーバーで実行しているWebサービスを確実に呼び出すことができるようにします。両方のサーバーがWS-ReliableMessaging仕様を実装している必要があります。

第7章「Webサービス永続性の管理」


Webサービスの永続性を管理します。Webサービス永続性は、長時間実行するリクエストをサポートし、サーバーの再起動があっても存続するように、高度な機能によって使用されます。

第8章「Webサービスのメッセージ・バッファリングの構成」


Webサービスのメッセージ・バッファリングを構成します。

第9章「クラスタ内のWebサービスの管理」


クラスタ内のWebサービスを使用する際のベスト・プラクティスを説明します。

第10章「Webサービス原子性トランザクションの使用」


Webサービス原子性トランザクションを使用して他の外部トランザクション処理システムとの相互運用性を実現する方法について説明します。

第11章「Webサービスのエンドポイントのパブリッシュ」


実行時に、WebサービスをデプロイせずにWebサービスのエンドポイントをパブリッシュします。

第12章「コールバックの使用」


コールバックをプログラミングしてイベントの発生をWebサービスのクライアントに通知します。

第13章「バイナリ・データ転送の最適化」


MTOM/XOPやストリーミングSOAP添付ファイルを使用してバイナリ・データを送信し、バイナリ・データの転送を最適化します。

第14章「動的プロキシ・クライアントの開発」


実行時に、clientgenを使用することなく、サービス・エンドポイント・インタフェース(SEI)に基づいてWebサービスを動的に呼び出します。

第15章「XMLカタログの使用」


XMLカタログを使用して、ローカルに格納されているバージョンに合わせてネットワーク・リソースを解決します。

第16章「SOAPフォルトを使用した例外処理」


SOAPフォルトおよび例外を処理します。

第17章「SOAPメッセージ・ハンドラの作成と使用」


WebサービスのSOAPメッセージ・ハンドラを作成および構成します。

第19章「XMLメッセージ・レベルでの操作」


XMLメッセージ・レベルで動作するWebサービス・プロバイダ・ベースのエンドポイントとディスパッチ・クライアントを開発します。

第20章「RESTfulなWebサービスのプログラミング」


RESTfulな設計原則に従ってWebサービスを作成します。

第21章「HTTPセッションを使用したステートフルJAX-WS Webサービスのプログラミング」


サービス・コール間の状態を保持するWebサービスを作成します。

第22章「UDDIを使用したWebサービスのパブリッシュと検索」


WebLogic WebサービスのUDDI機能を使用します。

付録A「Webサービスの信頼性のあるメッセージングとMake Connectionのためのあらかじめパッケージ化されたWS-Policyファイル」


信頼性のあるメッセージングをサポートするために使用できる、標準的な信頼性のあるメッセージングのアサーションを含むあらかじめパッケージ化されたWS-Policyファイルについて説明します。

付録B「信頼性のあるメッセージングのバッチ化のためのクライアント・ラッパー・クラスの例」


信頼性のあるメッセージングのバッチ化に使用できるクライアント・ラッパー・クラスの例を提供します。



注意:

Oracle WebLogic ServerのJAX-WS実装は、JAX-WS参照実装(RI)から拡張されて、Glassfish Communityによって開発されます(https://jax-ws.dev.java.net/を参照)。JAX-WS仕様(JSR-224)で定義されたすべての機能は、Oracle WebLogic Serverによって完全にサポートされます。

また、JAX-WS RIにはGlassfish寄稿者によって提供された様々な拡張があります。特にドキュメントされた限り、Oracle WebLogic Serverで使用するためのJAX-WS RI拡張はサポートされません。


WebLogic Webサービスの概要、標準、サンプルおよび関連ドキュメントについては、Webサービスの紹介を参照してください。

JAX-WSはWeb Services Security(WS-Security)1.1をサポートしています。WebLogic Webサービスのセキュリティについては、『Oracle WebLogic Server WebLogic Webサービスの保護』を参照してください。