Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal開発者ガイド 11g リリース1 (11.1.1.6.0) B72084-01 |
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Oracle WebCenter Portalでは、ピープル・コネクション・サービスをサポートするREST APIが提供されています。ピープル・コネクション・サービスREST APIを使用して、次のアクションを実行できます。
アクティビティ・ストリーム内の自身のコネクションのアクティビティのストリームの表示
プロファイルまたはコネクション・リストの参照
プロファイル・ステータス・メッセージの更新
コネクション・リストの作成および削除
コネクション・リストでのメンバーの追加および削除
メッセージの作成、読取りおよび削除
フィードバックの読取りおよび削除
この章では、ピープル・コネクション・サービスに関連するREST APIについて説明します。この章の内容は、次のとおりです。
アクティビティ・ストリームREST APIを使用して、アクティビティ・ストリームにおけるユーザーのアプリケーション・アクティビティを参照します。この項では、このアクションを実行するために使用するREST APIの情報を提供します。この項の内容は、次のとおりです。
注意: REST APIは、多様な方法で構成できるので、ユーザーのアクティビティの一部を返さずに、RESTクライアントでWebcenter Portalアプリケーションとは別にアクティビティ・ストリームがどのように動作するのかをカスタマイズできるようにすることが可能です。 |
各RESTサービスのリソース索引には、そのサービスのエントリ・ポイントを指定するリンク要素があり、ピープル・コネクション・サービスでは、各機能に独自のリンク要素があります。たとえば、ピープル・コネクション・サービスのアクティビティ・ストリーム機能のエントリ・ポイントを見つけるには、次のresourceType
を持つリンク要素を見つけます。
urn:oracle:webcenter:activities:stream
対応するhref
またはtemplate
要素によって、URIエントリ・ポイントが提供され、それによってアクティビティ・ストリームから現在のユーザーのアプリケーション・アクティビティが取得されます。クライアントは、このエントリ・ポイントにHTTPリクエストを送信し、ピープル・コネクション・サービスのアクティビティ・ストリーム機能を使用します。
クライアントがエントリ・ポイントを識別すると、リソース・タイプの分類によりナビゲートして、必要な操作を実行できます。個々のリソース・タイプの詳細は、第42.1.4項「アクティビティ・ストリーム・リソース・タイプ」の該当の項を参照してください。
ピープル・コネクション・サービスのアクティビティ・ストリーム機能のリソース・タイプの分類は、次のとおりです。
urn:oracle:webcenter:activities:stream urn:oracle:webcenter:activities:activity
ピープル・コネクションREST APIのいずれかにアクセスするには、RESTサービスにログインする必要があります。その後、基礎となるサービスにより、権限の確認などが処理されます。
この項では、各リソース・タイプについて理解する必要がある情報すべてについて説明します。この項の内容は、次のとおりです。
urn:oracle:webcenter:activities:stream
stream
レスポンスには、アクティビティ・ストリームからのアクティビティの取得に使用するURIが含まれます。
ユーザーのストリームからアクティビティを取得するか、ユーザーのコネクションのストリームからアクティビティを取得できます。どのアクティビティを取得するのかをより細かく制御するには、アクティビティ・ストリーム問合せフィルタを使用します。問合せフィルタを使用すると、次のことを実行できます。
問合せ対象のユーザーを指定します。
ユーザーのコネクションのアクティビティを結果に含めます。
結果に、ホーム・スペースなどスペースからのアクティビティを含めます。
結果を、特定のサービスからのアクティビティに限定します。
使用できるオプションは、stream
リソースにアクセスするためにたどるパスと、使用するリンクのrel
に応じて異なります。たとえば、アクティビティ・ストリーム問合せフィルタは、urn:oracle:webcenter:activities:stream
のrel
属性を持つリンクからのみ使用できます。person
リソースからアクティビティ・ストリーム問合せフィルタにアクセスする場合は、personGuid
パラメータが事前に設定されます。
表42-1は、リンクのrel
要素に応じて返されるアクティビティを示しています。
表42-1 streamによって返されるアクティビティ
rel | 戻り値 |
---|---|
|
ユーザーのストリームからのアクティビティ( |
|
ユーザーのコネクションのストリームからのアクティビティ( |
|
アクティビティ・ストリーム問合せフィルタによって決定されるアクティビティ |
|
スペース・アクティビティ・ストリームからのアクティビティ |
|
スペース・アクティビティ・リストからのアクティビティ |
脚注 1 GUID
は、任意の有効なユーザーGUIDまたは@me
です。
streamへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してリソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex stream (rel="urn:oracle:webcenter:activities:stream:person" or "urn:oracle:webcenter:activities:stream")
resourceIndex person stream (rel="urn:oracle:webcenter:activities:stream:person" or "urn:oracle:webcenter:activities:stream:connections" or "urn:oracle:webcenter:activities:stream")
resourceIndex person list stream
resourceIndex space stream
stream activity param stream (rel="urn:oracle:webcenter:activities:stream:space")
personReference stream
streamでサポートされるメソッド
次のメソッドは、stream
でサポートされています。
GET
リクエスト—パラメータ:
startIndex
、itemsPerPage
問合せフィルタURIに使用できる追加のパラメータは次のとおりです。
data
: 指定したデータのみを返します(詳細は、「共通のリクエスト問合せパラメータ」を参照してください)。streamリソースの場合、定数'data'
をdataパラメータとして指定すると、そのリソースに関する基本情報が、コメントおよびお気に入り登録のサマリーを除いてすべて返されます。コメントまたはお気に入り登録を返す場合は、data
パラメータ値'commentsSummary'
または'likesSummary'
を指定します。
注意: 複数のデータ値を、カンマ区切りリストとして指定できます。たとえば、 |
personGuid
: (必須)指定されたユーザーのストリームからアクティビティを取得します。有効な値: 任意の有効なユーザーGUIDまたは@me
。
serviceIds
: 指定されたサービスに対するアクティビティのみを返します。有効な値: アスタリスク(*)では、すべてのサービスが返されます。NULLまたは空にすると、(最上部バーの設定リンクから)サービス・フィルタのユーザー・プリファレンス設定が使用されます。
personal
: ホーム・スペース内の指定されたユーザーのアクティビティを含めます。有効な値: true
またはfalse
デフォルト値: false
connections
: 指定されたユーザーのコネクションのストリームからのアクティビティを含めます。有効な値: true
またはfalse
デフォルト値: false
groupSpaces
: 指定されたユーザーがメンバーになっているスペースすべてからのアクティビティを含めます。有効な値: true
またはfalse
デフォルト値: false
connectionListIds
: アクティビティを表示するために使用されるコネクション・リストを指定するコネクション・リスト名のカンマ区切りリスト。
groupSpaceGuids
: アクティビティを表示するために使用されるスペースGUIDのカンマ区切りリスト。
userGroupSpaceActivities
: ユーザーのスペース内で自身のアクティビティを表示するかどうかを指定します。有効な値: true
またはfalse
デフォルト値: false
followedObjects
: 現在のユーザーと指定されたユーザーの両方が追跡する、追跡対象オブジェクトのすべてのアクティビティを表示するかどうかを指定します。有効な値: true
またはfalse
デフォルト値: false
followedObjectsUserActivities
: 現在のユーザーと指定されたユーザーの両方が追跡する、追跡対象オブジェクトの指定されたユーザーのアクティビティを表示するかどうかを指定します。有効な値: true
またはfalse
デフォルト値: false
advancedQuery
: ストリーム・アクティビティに対するフィルタを指定します。ユーザー名、サービスIDおよびドキュメントの表示名などのオブジェクトの詳細のフィルタを作成します。
注意:
|
たとえば、次のURIでは、現在のユーザーのアクティビティ・ストリームから、そのユーザーがサービス・フィルタに対する個人プリファレンス設定で構成したサービスすべてに対して、アクティビティが返されます。これによって、ユーザーの個人スペースから、およびユーザーのコネクションのストリームからアクティビティが返されます。
http://host:port/rest/api/activites?personal=true&connections=true&personGuid=@me&token=token
次のURIでは、ユーザーの個人プロファイルおよびコネクションのアクティビティのみが返されます。
http://host:port/rest/api/activities?serviceIds=oracle.webcenter.peopleconn ections.profile,oracle.webcenter.peopleconnections.connections&personal= true&personGuid=@me&token=token
この次の例では、advancedQuery
パラメータの使用方法を示します。前述のとおり、EL式をadvancedQuery
に渡すことはできません。REST APIクライアントは、最初に実際のデータ・オブジェクト値を取得する必要があり、そして、その値をadvancedQuery
に渡すことができます。たとえば、特定のスペースのアクティビティをフィルタ処理するには、そのスペースの範囲のGUIDをadvancedQuery
に渡します。
http://host:port/rest/api/activities?personGuid=@me&advancedQuery=AE.SCOPE_ID%20%3D%20\%27s8bba98ff_4cbb_40b8_beee_296c916a23ed\%27&ttoken=token
ここでs8bba98ff_4cbb_40b8_beee_296c916a23ed
は、そのスペースのGUIDです。問合せ文字列は、適切なエスケープ・コードでエンコードする必要があります。advancedQuery
の値を取得するために使用できるEL式のリストは、第40.3項「アクティビティ・ストリームの詳細な問合せオプションに関する必要な知識」を参照してください。
レスポンス—本体: 0個以上のアクティビティ
注意:
|
streamからリンクされるリソース・タイプ
表42-2は、クライアントがstream
リソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表42-2 streamに関連するリソース・タイプ
rel | resourceType |
---|---|
self urn:oracle:webcenter:activities:stream:person |
urn:oracle:webcenter:activities:stream |
urn:oracle:webcenter:activities:activity |
urn:oracle:webcenter:activities:activity
activity
レスポンスには、アクティビティに関するデータと、アクティビティ・ストリームに含まれているアクティビティから必要とするデータをすべて取得する際に使用するURIが含まれます。
activityへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してactivity
リソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex stream activity
resourceIndex person stream activity
resourceIndex space stream activity
activityでサポートされるメソッド
activity
でサポートされているメソッドはありません。アクティビティは、現在、stream
リソース・タイプからのみ使用できます。
activityからリンクされるリソース・タイプ
表42-3は、クライアントがこのリソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表42-3 urn:oracle:webcenter:activities:activityに関連するリソース・タイプ
rel | resourceType |
---|---|
self |
|
icon |
|
activityの読取り専用要素
表42-4は、activity
リソースの読取り専用要素を示しています。
注意: アイコンが使用可能である場合は、activityによって、レスポンスのリンク・セクションのアクティビティ・アイコンへのリンクが返されます。「urn:oracle:webcenter:activities:activity:icon」を参照してください。 |
表42-4 activityの読取り専用要素
要素 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
|
String |
アクティビティ・タイプ サービス内で一意です。たとえば、ディスカッション・サービスは |
|
String |
dataパラメータに |
|
Date (String)脚注 1 |
アクティビティが作成された日付。 |
|
String |
アクティビティの説明。 |
|
String |
アクティビティの詳細情報(使用可能な場合)。 たとえば、これによって、メッセージのコンテンツ、ドキュメントのファイル名、お気に入り登録が返されます。
|
|
String |
アクティビティの詳細情報(使用可能な場合)。
|
|
String |
事前に書式設定された国際化された説明。 |
|
String |
事前に書式設定された国際化されたメッセージ(テンプレート情報は含まれません)。 |
|
|
アクティビティが実行されたスペースに関する情報 注意: この参照は、スペース内で発生しなかったアクティビティ(たとえば、ホーム・スペースで発生したアクティビティ)では存在しません。また、スペースの作成は個人スペースで発生するため、そのアクティビティにもこの要素はありません。 |
|
String |
メッセージの一意のID |
|
trueまたはfalse |
このアクティビティが他のアクティビティのサマリーであるのかどうかを示します。 |
|
String |
dataパラメータに |
|
String |
このアクティビティのローカライズ済文字列 これは、中カッコ({})内に置換文字列が含まれている場合があります。 |
|
PRIVATE SHARED PUBLIC |
このアクティビティの権限レベル |
|
String |
アクティビティの範囲 これは、ホーム・スペースなどのスペースを返すことがあります。 たとえば、スペースの場合は、次のような文字列が返されます。 s8bba98ff_4cbb_40b8_beee_296c916a23ed |
|
String |
アクティビティを作成したサービスの一意のID 注意: WebCenter PortalサービスIDのリストは、表G-7「サービスID」を参照してください。 |
|
urn:oracle:webcenter:activities:parameter |
アクティビティに関連するデータを取得する |
|
Param |
カスタム・パラメータには、 |
脚注 1 DATE
やBOOLEAN
などのデータ型は、STRING
としてAPIに格納されます。DATE
データ型によって、Java標準日付書式が返されます。たとえば、2009-08-21T14:43:11.0013-0700
で、0700
はタイムゾーンを表します。
templateParams要素の概要
Carlという名前のユーザーの最近のメッセージを表示するとします。「CarlはスペースCustomer Feedbackを作成した」のような情報を表示したいと考えています。templateParams
要素が、この問題の解決に役立ちます。
templateParams
要素は、タイプoracle:webcenter:activities:activity
のオブジェクトで返されます。この要素は、アクティビティに関連する大量のデータを取得します。たとえば、ユーザーが新しいスペースを作成する場合、そのアクティビティのtemplateParams
要素が、ユーザーに関する情報およびスペースに関する情報を取得します。そのアクティビティに関連するパラメータ化されたメッセージ文字列内での文字列の置換の実行を可能にするキーが提供されています。
たとえば、ユーザーがスペースを作成する場合、返されるアクティビティ・オブジェクトには、次のようにパラメータ化されている<message>
アイテムが含まれています。
<message>{actor[0]} has created the space {object[0]}</message>
そのアクティビティのtemplateParams
要素を解析することで、文字列の置換の実行を可能にする使用可能なキーおよび、ユーザー名やアクティビティなど、表示に適したデータを見つけることができます。
アクティビティに関する情報を表示するためのtemplateParams
を使用したUIのコーディング方法の詳細な例は、第54.13.2項「アクティビティ・ストリーム・データの表示」を参照してください。
templateParams
要素は、comments
、likes
、commentsSummary
およびlikesSummary
オブジェクトへのリンクも提供します(それらがdata
パラメータを使用してリクエストされている場合)。これらのリンクによって、オブジェクトに関するすべてのコメントまたはお気に入り登録などを問い合せたり、新しいコメントまたはお気に入り登録を投稿できます。サマリー・リンクによって、コメントまたはお気に入り登録カウントおよびいくつかの最近のコメントまたはお気に入り登録が返されます。「コメントとお気に入り登録の概要」も参照してください。
templateParams
要素で返されるリンクは、ユーザー、ドキュメント、スペース(GS)、カスタム・オブジェクトなど、どのような種類のオブジェクトが返されるのかによって異なります。詳細は、「urn:oracle:webcenter:activities:parameter」を参照してください。
注意:
|
rel
リンクがviaとマークされている場合、それは基盤となるRESTオブジェクト(たとえば、パラメータではなくドキュメント)へのリンクです。rel
リンクがalternateおよびタイプtext/htmlとマークされている場合、それはそのオブジェクトのHTMLページへのリンクです。スペース(GS)オブジェクトには、スペースのためのアクティビティ・ストリーム・リンクが含まれています。ユーザーには、アイコンおよびアクティビティ・ストリーム・リンクがあります。他のオブジェクトには、タグ付けしたアイテムおよび関連するタグ付けしたアイテムのリストへのalt
リンクを含めることができます(そのオブジェクトに対してタグ付けが有効化されている場合)。標準オブジェクトで、コメントまたはお気に入り登録がサポートされている場合、前述のとおり、それには、comments/commentsSummaryおよびlikes/likesSummaryを含めることができます。
コメントとお気に入り登録の概要
お気に入り登録およびコメントは、それらがデータparameter
を使用してリクエストされた場合にのみ表示されます。それらは、デフォルトでは表示されません。コメントは、アクティビティ自体ではなく、アクティビティによって参照されるオブジェクトと関連付けられています。たとえば、ドキュメントを編集する場合、そのコメントは、その編集アクティビティではなくそのドキュメントと関連付けられます。つまり、ドキュメントをお気に入り登録すると、その編集からのコメントも表示されます。
コメントおよびお気に入り登録と関連付けられているリンクは、次のとおりです。
comments
: comments
リンクにより、1つのオブジェクトに対するすべてのコメントを問い合せることができます。このリンクで新しいコメントをPOSTすることもできます。comments
POSTの場合、text
フィールドが必要です。
commentsSummary
: commentsSummary
リンクによって、コメント・カウントおよびいくつかの最近のコメントが返されます。
likes
:likes
リンクによって、1つのオブジェクトのすべてのお気に入り登録を問い合せることができます。このリンクで新しいお気に入り登録をPOSTすることもできます。likes
POSTに必要なフィールドはありません。
likesSummary
: likesSummary
リンクによって、お気に入り登録カウントおよび現在のユーザーのお気に入り(使用可能な場合)が返されます。
注意:
|
urn:oracle:webcenter:activities:parameter
templateParams
要素によって、一連のparam
要素が返されます。param
要素によって、返されるアクティビティ・オブジェクトのタイプに固有のデータが返されます。param要素の使用可能なタイプには、次のものがあります。
user
: displayName
、guid
、id
、key
、primaryId
およびtype
を返します。
document
: displayName
、iconUrl
、id
、key
、primaryId
およびtype
を返します。
custom
: displayName
、key
およびtype
を返し、URLを持つ場合と持たない場合があります。
paramは、変数の参照または一般的な形式{prefix[index].variable}
のキーである場合もあります。
urn:oracle:webcenter:activities:activity:icon
このリソース・タイプを使用して、アクティビティのアイコンを取得します(使用可能な場合) (GET
)。
activities:activity:iconへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してリソースにアクセスする方法を示します。
resourceindex activities activity icon
iconでサポートされるメソッド
次のメソッドは、このリソースでサポートされています。
GET
: 指定したアクティビティに使用されるアイコンを返します。
iconからリンクされるリソース・タイプ
表42-5は、クライアントがこのリソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表42-5 urn:oracle:webcenter:activities:activity:iconに関連するリソース・タイプ
rel | resourceType |
---|---|
self |
|
urn:oracle:webcenter:parent |
|
コネクションおよびプロファイルREST APIを使用して、プロファイルまたはコネクション・リストの参照、コネクション・リストの管理、コネクションの追加または削除、コネクションの招待の送信およびプロファイル・ステータス・メッセージの更新を行います。
この項では、これらのアクションを実行するために使用するREST APIの情報を提供します。この項の内容は、次のとおりです。
各RESTサービスのリソース索引には、そのサービスのエントリ・ポイントを指定するリンク要素があり、ピープル・コネクション・サービスでは、各機能に独自のリンク要素があります。たとえば、ピープル・コネクション・サービスのコネクションおよびプロファイル機能のエントリ・ポイントを見つけるには、次のresourceType
を持つリンク要素を見つけます。
urn:oracle:webcenter:people
(現在のユーザーのプロファイルを返します)
urn:oracle:webcenter:people:person
(ユーザーに対する問合せを可能にします)
urn:oracle:webcenter:people:invitations
(現在のユーザーによって送信または受信された招待を返します)
注意:
|
対応するhref
またはtemplate
要素によって、URIエントリ・ポイントが提供され、それによって人々のリスト(people
)または個々のユーザー(people:person
)が返されます。クライアントは、このエントリ・ポイントにHTTPリクエストを送信し、ピープル・コネクション・サービスのコネクションおよびプロファイル機能を使用します。
クライアントがエントリ・ポイントを識別すると、リソース・タイプの分類によりナビゲートして、必要な操作を実行できます。個々のリソース・タイプの詳細は、第42.2.4項「コネクションおよびプロファイル・リソース・タイプ」の該当の項を参照してください。
ピープル・コネクション・サービスのコネクションおよびプロファイル機能のリソース・タイプの分類は、次のとおりです。
urn:oracle:webcenter:people
urn:oracle:webcenter:people:person
urn:oracle:webcenter:people:icon
urn:oracle:webcenter:people:person:list
urn:oracle:webcenter:people:person:listNames
urn:oracle:webcenter:people:person:listName
urn:oracle:webcenter:people:person:list:member
urn:oracle:webcenter:people:person:status
urn:oracle:webcenter:people:invitations
urn:oracle:webcenter:people:invitation
ピープル・コネクションREST APIのいずれかにアクセスするには、RESTサービスにログインする必要があります。その後、基礎となるサービスにより、権限の確認などが処理されます。
この項では、各リソース・タイプについて理解する必要がある情報すべてについて説明します。この項の内容は、次のとおりです。
urn:oracle:webcenter:people
people
レスポンスには、1人以上のユーザーのプロファイルの取得に使用するURIが含まれます。
peopleへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してpeople
リソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex people
peopleでサポートされるメソッド
次のメソッドは、people
でサポートされています。
GET
リクエスト—パラメータ:
startIndex
:「共通のリクエスト問合せパラメータ」を参照してください。
itemsPerPage
:「共通のリクエスト問合せパラメータ」を参照してください。
projection
:「共通のリクエスト問合せパラメータ」を参照してください。
data
: dataパラメータは、レスポンスでどのデータが返されるのかを制御するカンマ区切りリストです。事前定義済セットbasic
は、data=guid,id,displayName
と同等です。事前定義済セットdata
は、そのユーザーのすべてのデータを返す標準セットですが、status
、manager
、reportees
またはphotos
は含まれません。使用可能な値の完全なリストには、事前定義済セットbasic
およびdata
に加えて、次の個々のデータ値が含まれます。guid
、id
、displayName
、birthday
、language
、timeZone
、name
、addresses
、organizations
、workEmail
、phoneNumbers
、manager
、reportees
、photos
およびstatus
。
data
パラメータとして定数'data'
を指定すると、リソースに対してすべての基本情報が返されます。projection
とdata
の両方の問合せ文字列パラメータが存在する場合は、data
パラメータを使用して返すデータを決定します。
data
パラメータは、次の値のカンマ区切りリスト値を取って、対応するデータを返すこともできます。guid
、id
、displayName
、birthday
、language
、timeZone
、name
、addresses
、organizations
、workEmail
、phoneNumbers
、manager
、reportees
、photos
またはstatus
、あるいはその任意の組合せ。
注意: dataパラメータは、事前定義済セット、値のコレクションまたはセットと値の組合せを受け入れることができます。たとえば、基本データおよびユーザーの生年月日を入手するには、 |
links
: linksパラメータは、レスポンスでどのリンクが返されるのかを制御するカンマ区切りリストです。このパラメータは、事前定義済セット、個々のデータ値または事前定義済セットと個々のデータ値の組合せを受け入れることができます。事前定義済セットは、basic
、data
、activitiesSet
、connectionsSet
およびfeedbackSet
です。これらの事前定義済セットについては、「linksパラメータの事前定義済セット」を参照してください。
links
パラメータの個々の値は、person
、profile
、icon
、status
、messageBoard
、activities
、personActivities
、connectionActivities
、connections
、listNames
、invitation
、givenFeedback
、receivedFeedback
、userGivenFeedback
、manager
、reportees
、member
です。
projection
とlinks
の両方の問合せ文字列パラメータが存在する場合は、links
パラメータを使用して返すリンクを決定します。
レスポンス—本体: 0個以上の個人オブジェクト。
linksパラメータの事前定義済セット
次のアイテムは、links
パラメータで返すことができる事前定義済セットです。たとえば、links=basic
を指定する場合、それはdata=person,profile,icon
を指定することと同等です。必要に応じて、追加のパラメータを指定することもできます。たとえば、data=basic,birthday
と指定できます。
注意: 現在使用できないリンクは、それらが |
basic
: プロファイルの基本情報を返し、person
、profile
およびicon
を含む標準セット。
data
: レスポンスに対してすべての基本リンクと、コネクション・リスト、ステータスおよびアクティビティ・ストリーム・テンプレートを返す標準セット。
activitiesSet
: activities
、personActivities
およびconnectionActivities
が含まれます。
connectionsSet
: connections
、listNames
およびinvitation
が含まれます。
feedbackSet
: givenFeedback
、receivedFeedback
およびuserGivenFeedback
が含まれます。
peopleからリンクされるリソース・タイプ
表42-6は、クライアントがpeople
リソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表42-6 peopleに関連するリソース・タイプ
rel | resourceType |
---|---|
urn:oracle:webcenter:people:icon |
urn:oracle:webcenter:people:person |
urn:oracle:webcenter:people:person:list:connections |
urn:oracle:webcenter:people:person:list |
urn:oracle:webcenter:activities:stream:person |
urn:oracle:webcenter:activities:stream |
urn:oracle:webcenter:activities:stream:connections |
urn:oracle:webcenter:activities:stream |
urn:oracle:webcenter:activities:stream |
urn:oracle:webcenter:activities:stream |
urn:oracle:webcenter:feedback:all-received |
urn:oracle:webcenter:feedback |
urn:oracle:webcenter:feedback:all-given |
urn:oracle:webcenter:feedback |
self |
urn:oracle:webcenter:people:person:status |
urn:oracle:webcenter:people:person:list:list |
urn:oracle:webcenter:people:person:list |
self |
urn:oracle:webcenter:people:person:listName |
urn:oracle:webcenter:activities:stream:list |
urn:oracle:webcenter:activities:stream |
urn:oracle:webcenter:people:icon
このリソース・タイプを使用して、指定したプロファイルで使用されるアイコンを取得します(GET
)。
people:iconへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してリソースにアクセスする方法を示します。
resourceindex people icon
iconでサポートされるメソッド
次のメソッドは、このリソースでサポートされています。
GET
: 指定したプロファイルに使用されるアイコンを返します。
注意: このリソースには、使用するプロファイル・アイコンのサイズを選択できるテンプレートが含まれています。 |
iconからリンクされるリソース・タイプ
表42-7は、クライアントがこのリソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表42-7 urn:oracle:webcenter:people:iconに関連するリソース・タイプ
rel | resourceType |
---|---|
self |
|
urn:oracle:webcenter:parent |
|
urn:oracle:webcenter:people:person
person
レスポンスには、プロファイル・データおよびユーザー・プロファイルの取得に使用するURIが含まれます。
personへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してperson
リソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex people
resourceIndex people person
resourceIndex person
author person
resourceIndex activities:stream person
personでサポートされるメソッド
次のメソッドは、person
でサポートされています。
GET
リクエスト—パラメータ: q
指定した人を取得するためのq
の形式は次のとおりです。
q=[loginid:equals:username] Or q=[guid:equals:guid] Or q=[email:equals:email]
注意: パラメータ |
レスポンス—本体: message
personの読取り専用要素
表42-8は、person
リソースの読取り専用要素を示しています。
注意:
|
表42-8 personの読取り専用要素
要素 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
|
String |
人の一意のGUID |
|
String |
人の一意のログインID(つまり、ユーザー名。たとえば、pat_coi) |
|
String |
人の表示名(ユーザーの名前、たとえば、Pat Coi)。これは、リポジトリ構成に応じて、 |
|
Date (String)脚注 1 |
人の生年月日 |
|
Boolean (String)1 |
この人が現在のユーザーにコネクションを持っているかどうか |
|
String |
人の優先言語 |
|
String |
人のタイムゾーン |
|
|
人の名前情報
|
|
|
人の住所情報 addressは、ポータブル連絡先タイプです。詳細は、第54.10.2.2項「addressポータブル連絡先タイプ」を参照してください。 |
|
|
人の電子メール
|
|
|
人のプロファイル写真
|
|
|
人の電話番号
|
|
|
人の組織情報 organizationは、ポータブル連絡先タイプです。詳細は、第54.10.2.3項「organizationポータブル連絡先タイプ」を参照してください。 |
|
|
この人の上司 |
|
|
この人の直属の部下 |
|
urn:oracle:webcenter:people:person:status |
人のプロファイル・ステータス・メッセージ |
脚注 1 DATE
やBOOLEAN
などのデータ型は、STRING
としてAPIに格納されます。
personからリンクされるリソース・タイプ
表42-9は、クライアントがperson
リソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表42-9 personに関連するリソース・タイプ
rel | resourceType |
---|---|
self |
urn:oracle:webcenter:people:person |
alternate |
urn:oracle:webcenter:spaces:profile (HTML) |
urn:oracle:webcenter:people:person:list:connections |
urn:oracle:webcenter:people:person:list |
urn:oracle:webcenter:people:person:listNames |
|
urn:oracle:webcenter:people:person:status |
|
urn:oracle:webcenter:activities:stream:person |
urn:oracle:webcenter:activities:stream |
urn:oracle:webcenter:activities:stream:connections |
urn:oracle:webcenter:activities:stream |
urn:oracle:webcenter:activities:stream |
urn:oracle:webcenter:activities:stream |
urn:oracle:webcenter:messageBoard |
|
urn:oracle:webcenter:feedback:all-given |
|
urn:oracle:webcenter:feedback:all-received |
|
urn:oracle:webcenter:people:person:list
list
レスポンスには、コネクション・リスト上のすべてのプロファイルの取得(GET
)、ユーザーへのコネクションの招待の送信またはコネクション・リストへのコネクションの追加(POST
)、およびコネクション・リストの削除(DELETE
)に使用するURIが含まれます。
listへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してlist
リソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex person listNames list
resourceIndex person list (rel="urn:oracle:webcenter:people:person:list:connections")
listでサポートされるメソッド
次のメソッドは、list
リソースでサポートされています。
GET
リクエスト—パラメータ: startIndex
、itemsPerPage
、projection
レスポンス—本体: 0個以上のperson
アイテム
POST
リクエスト—本体: member
レスポンス—本体: member
DELETE
リクエスト
listからリンクされるリソース・タイプ
表42-10は、クライアントがlist
リソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表42-10 listに関連するリソース・タイプ
rel | resourceType |
---|---|
self urn:oracle:webcenter:people:person:list脚注 1 |
urn:oracle:webcenter:people:person:list |
urn:oracle:webcenter:activities:stream |
urn:oracle:webcenter:activities:stream |
脚注 1 self
rel
には、現在、urn:oracle:webcenter:people:person:list
のかわりにurn:oracle:webcenter:people:person:list:list
が含まれます。@connections
デフォルト・リストの場合、これには現在、urn:oracle:webcenter:people:person:list:connections
が含まれます。
urn:oracle:webcenter:people:person:listNames
listNames
レスポンスには、既存のコネクション・リストの名前と、リストの取得(GET)およびコネクション・リストの作成(POST
)に使用するURIが含まれます。
listNamesへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してlistNames
リソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex person listNames
listNamesでサポートされるメソッド
次のメソッドは、listNames
リソースでサポートされています。
GET
リクエスト
レスポンス: 本体: 0個以上のlistName
アイテム
POST
リクエスト—本体: listName
レスポンス—本体: listName
listNamesからリンクされるリソース・タイプ
表42-11は、クライアントがlistNames
リソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
urn:oracle:webcenter:people:person:listName
listName
レスポンスには、コネクション・リストの名前およびコネクション・リストへのアクセスに使用するURIが含まれます。
listNameへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してlistName
リソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex person listNames listName
listNameの書込み可能要素
表42-12は、listName
リソースの書込み可能要素を示しています。
listNameからリンクされるリソース・タイプ
表42-13は、クライアントがlistName
リソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表42-13 listNameに関連するリソース・タイプ
rel | resourceType |
---|---|
self urn:oracle:webcenter:people:person:list |
urn:oracle:webcenter:people:person:list |
urn:oracle:webcenter:activities:stream:list |
urn:oracle:webcenter:activities:stream |
urn:oracle:webcenter:people:person:list:member
member
レスポンスには、コネクション・リストからのコネクションの削除に使用するURIが含まれます。
memberへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してmember
リソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex person list member
memberでサポートされるメソッド
次のメソッドは、member
でサポートされています。
DELETE
リクエスト
memberの書込み可能要素
表42-14は、member
リソースの書込み可能要素を示しています。member
の書込み可能要素は、コネクションをリストに追加したり、ユーザーにコネクションの招待を送信する場合に使用されます。member
リソース自体は、コネクションを削除するためのものであり、書込み可能要素を使用しません。
表42-14 memberの書込み可能要素
要素 | タイプ | 必須 | 制約 | 説明 |
---|---|---|---|---|
|
String |
はい |
1文字以上の文字 |
ユーザーのGUID |
|
String |
いいえ |
0文字以上の文字 |
招待メッセージ これは、ユーザーにコネクションの招待を送信する場合(つまり、ユーザー作成のコネクション・リストではなく、 |
urn:oracle:webcenter:people:person:status
status
レスポンスには、指定したユーザーのプロファイル・ステータス・メッセージの取得(GET
)および更新(PUT
)に使用するURIが含まれます。
statusへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してstatus
リソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex people person status
statusでサポートされるメソッド
次のメソッドは、status
リソースでサポートされています。
GET
リクエスト
レスポンス—本体: status
PUT
リクエスト—本体: status
レスポンス—本体: status
statusの書込み可能要素
表42-15は、status
リソースの書込み可能要素を示しています。
statusからリンクされるリソース・タイプ
表42-16は、クライアントがstatus
リソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
urn:oracle:webcenter:people:invitations
invitations
レスポンスには、招待の取得に使用するURIが含まれます(GET
)。別のユーザーに招待を送信(POST
)することもできます。
invitationsへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してinvitations
リソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex invitations
ユーザーに対してコネクションをまだ持っていない場合、彼らにコネクションの招待を送信するために、そのユーザーのプロファイルからinvitationsリソースにナビゲートすることもできます。このパスは、POSTに対してのみ使用されます。
resourceIndex person invitations
invitationsでサポートされるメソッド
次のメソッドは、invitations
リソースでサポートされています。
GET
リクエスト—パラメータ: q
現在のユーザーに送信された招待を取得するためのq
の形式は次のとおりです。
q=[invitee:equals:@me]
現在のユーザーから送信された招待を取得するためのq
の形式は次のとおりです。
q=[invitor:equals:@me]
レスポンス—本体: 0個以上の招待
POST
リクエスト—本体: invitation
レスポンス—本体: invitation
invitationsの書込み可能要素
表42-17は、invitations
リソースの書込み可能要素を示しています。
invitationsからリンクされるリソース・タイプ
表42-18は、クライアントがinvitations
リソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
urn:oracle:webcenter:people:invitation
invitation
レスポンスには、送信した招待の削除(DELETE
)、または受信した招待の削除(DELETE
)または更新(PUT
)に使用するURIが含まれます。
invitationへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してinvitation
リソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex invitations invitation
invitationでサポートされるメソッド
次のメソッドは、invitation
リソースでサポートされています。
PUT
リクエスト—本体: invitation
レスポンス—本体: invitation
DELETE
リクエスト
invitationの書込み可能要素
表42-19は、invitation
リソースの書込み可能要素を示しています。
表42-19 invitationの書込み可能要素
要素 | タイプ | 必須 | 制約 | 説明 |
---|---|---|---|---|
|
String |
はい(PUT) |
ACCEPTED IGNORED |
招待のステータス。 注意: 招待を受け入れるか無視するときに、それが自身の招待のリストから削除されます。 |
invitationの読取り専用要素
表42-20は、invitation
リソースの読取り専用要素を示しています。
表42-20 invitationの読取り専用要素
要素 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
|
String |
招待の一意のID |
|
|
招待の送信先のユーザー |
|
|
招待の送信元のユーザー |
|
Date (String)脚注 1 |
招待が送信された日付 |
脚注 1 DATE
やBOOLEAN
などのデータ型は、STRING
としてAPIに格納されます。
invitationからリンクされるリソース・タイプ
表42-21は、クライアントがinvitation
リソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
フィードバックREST APIを使用して、フィードバックを読み取り、削除します。この項では、これらのアクションを実行するために使用するREST APIの情報を提供します。この項の内容は、次のとおりです。
各RESTサービスのリソース索引には、そのサービスのエントリ・ポイントを指定するリンク要素があり、ピープル・コネクション・サービスでは、各機能に独自のlink
要素があります。ピープル・コネクション・サービスのフィードバック機能のエントリ・ポイントを見つけるには、次のresourceType
を持つlink
要素を見つけます。
urn:oracle:webcenter:feedback
対応するhref
またはtemplate
要素によって、URIエントリ・ポイントが提供され、それによって現在のユーザーの受信したフィードバックがすべて返されます。クライアントは、このエントリ・ポイントにHTTPリクエストを送信し、ピープル・コネクション・サービスのフィードバック機能を使用します。
クライアントがエントリ・ポイントを識別すると、リソース・タイプの分類によりナビゲートして、必要な操作を実行できます。個々のリソース・タイプの詳細は、第42.3.4項「フィードバック・リソース・タイプ」の該当の項を参照してください。
ピープル・コネクション・サービスのフィードバック機能のリソース・タイプの分類は、次のとおりです。
urn:oracle:webcenter:feedback urn:oracle:webcenter:feedback:message
ピープル・コネクションREST APIのいずれかにアクセスするには、RESTサービスにログインする必要があります。その後、基礎となるサービスにより、権限の確認などが処理されます。
この項では、各リソース・タイプについて理解する必要がある情報すべてについて説明します。この項の内容は、次のとおりです。
urn:oracle:webcenter:feedback
feedback
レスポンスには、フィードバック・メッセージの読取りに使用するURIが含まれます。
feedbackへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してfeedback
リソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex feedback
resourceIndex person feedback
feedbackでサポートされるメソッド
次のメソッドは、feedback
リソースでサポートされています。
GET
リクエスト—パラメータ: startIndex
、itemsPerPage
レスポンス—本体: message
POST
: 許可されている場合は、ターゲット・ユーザーに対するフィードバックを追加できます。このメソッドは、現在のユーザーがターゲット・ユーザーへのコネクションを持っており、そのユーザーに対するフィードバックを追加する権限を持っている場合にのみ使用可能です。
リクエスト - 本体: feedback
<message resourceType="urn:oracle:webcenter:feedback:message"> <body>test from REST API</body> <receivedUser> <guid>4F16DD80393611DFBF895F177662C511</guid> </receivedUser> </message>
feedbackからリンクされるリソース・タイプ
表42-22は、クライアントがfeedback
リソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表42-22 feedbackに関連するリソース・タイプ
rel | resourceType |
---|---|
self urn:oracle:webcenter:feedback:all-received |
urn:oracle:webcenter:feedback |
self urn:oracle:webcenter:feedback:all-given |
urn:oracle:webcenter:feedback |
urn:oracle:webcenter:feedback:message |
urn:oracle:webcenter:feedback:message
message
レスポンスには、フィードバック・メッセージ・データおよびフィードバック・メッセージの削除に使用するURIが含まれます。
messageへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してmessage
リソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex feedback message
resourceIndex person feedback message
messageでサポートされるメソッド
次のメソッドは、message
でサポートされています。
DELETE
リクエスト
messageの読取り専用要素
表42-23は、message
リソースの読取り専用要素を示しています。
表42-23 messageの読取り専用要素
要素 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
|
String |
メッセージ・コンテンツ |
|
String |
メッセージの一意のID |
|
|
メッセージを作成したユーザー |
|
Date (String)脚注 1 |
リストが作成された日付 |
receivedUser |
|
フィードバックを受信したユーザーへの人の参照 |
脚注 1 DATE
やBOOLEAN
などのデータ型は、STRING
としてAPIに格納されます。
feedbackからリンクされるリソース・タイプ
表42-24は、クライアントがfeedback
リソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
メッセージ・ボードREST APIを使用して、ユーザーのメッセージ・ボードまたはスペース・メッセージ・ボードへのメッセージの投稿、読取りおよび削除を行います。
この項では、これらのアクションを実行するために使用するREST APIの情報を提供します。この項の内容は、次のとおりです。
各RESTサービスのリソース索引には、そのサービスのエントリ・ポイントを指定するlink
要素があり、ピープル・コネクション・サービスでは、各機能に独自のlink
要素があります。ピープル・コネクション・サービスのメッセージ・ボード機能のエントリ・ポイントを見つけるには、次のresourceType
を持つlink
要素を見つけます。
urn:oracle:webcenter:messageBoard
注意: リソース索引からのエントリ・ポイントに加えて、個々のユーザーのメッセージ・ボードにナビゲートするために、メッセージ・ボード機能には、スペース・メッセージ・ボードのスペース・レスポンスからのエントリ・ポイントもあります。 |
対応するhref
またはtemplate
要素によって、URIエントリ・ポイントが提供され、それによって現在のユーザーのメッセージ・ボードが返されます。クライアントは、このエントリ・ポイントにHTTPリクエストを送信し、ピープル・コネクション・サービスのメッセージ・ボード機能を使用します。
クライアントがエントリ・ポイントを識別すると、リソース・タイプの分類によりナビゲートして、必要な操作を実行できます。個々のリソース・タイプの詳細は、第42.4.4項「メッセージ・ボード・リソース・タイプ」の該当の項を参照してください。
ピープル・コネクション・サービスのメッセージ・ボード機能のリソース・タイプの分類は、次のとおりです。
urn:oracle:webcenter:messageBoard urn:oracle:webcenter:messageBoard:message
ピープル・コネクションREST APIのいずれかにアクセスするには、RESTサービスにログインする必要があります。その後、基礎となるサービスにより、権限の確認などが処理されます。
この項では、各リソース・タイプについて理解する必要がある情報すべてについて説明します。この項の内容は、次のとおりです。
urn:oracle:webcenter:messageBoard
messageBoard
レスポンスには、スペースおよび個々のユーザーのメッセージ・ボード・メッセージの読取り(GET
)および投稿(POST
)に使用するURIが含まれます。
messageBoardへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してmessageBoard
リソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex messageBoard
resourceIndex person messageBoard resourceIndex spaces space messageBoard
messageBoardでサポートされるメソッド
次のメソッドは、messageBoard
リソースでサポートされています。
GET
リクエスト—パラメータ: startIndex
、itemsPerPage
レスポンス—本体: message
注意: メッセージを読み取る(取得する)ためのREST |
POST
リクエスト—本体: message
メッセージのPOSTでは、メッセージへのリンクURLの組込みがサポートされています。
messageBoardの読取り専用要素
表42-25は、messageBoard
リソースの読取り専用要素を示しています。
表42-25 messageの読取り専用要素
要素 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
|
String |
メッセージにリンクがある場合、 |
|
String |
リンクとともにメッセージの次のリンク・データを含みます。 |
messageBoardからリンクされるリソース・タイプ
表42-26は、クライアントがmessageBoard
リソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
表42-26 messageBoardに関連するリソース・タイプ
rel | resourceType |
---|---|
self |
urn:oracle:webcenter:messageBoard |
urn:oracle:webcenter:messageBoard:message |
urn:oracle:webcenter:messageBoard:message
message
レスポンスには、メッセージ・ボード・メッセージ・データと、スペースまたは個々のユーザーのメッセージ・ボード・メッセージの読取り(GET
)、改訂(PUT
)および削除(DELETE
)に使用するURIが含まれます。
messageへのナビゲーション・パス
この項では、クライアントがハイパーメディアを経由してmessage
リソースにアクセスする方法を示します。
resourceIndex messageBoard message
resourceIndex person messageBoard message resourceIndex spaces space messageBoard message
messageでサポートされるメソッド
次のメソッドは、message
リソースでサポートされています。
GET
リクエスト
レスポンス—本体: message
PUT
リクエスト—本体: message
レスポンス—本体: message
DELETE
リクエスト
messageの書込み可能要素
表42-27は、message
リソースの書込み可能要素を示しています。
messageの読取り専用要素
表42-28は、message
リソースの読取り専用要素を示しています。
表42-28 messageの読取り専用要素
要素 | タイプ | 説明 |
---|---|---|
|
String |
メッセージの一意のID |
|
|
メッセージを作成したユーザー |
|
Date (String)脚注 1 |
リストが作成された日付 |
脚注 1 DATE
やBOOLEAN
などのデータ型は、STRING
としてAPIに格納されます。
messageからリンクされるリソース・タイプ
表42-29は、クライアントがmessage
リソースからリンクできるリソース・タイプを示しています。
この項では、ピープル・コネクション・サービスREST APIを使用して別のユーザーを招待してコネクション・リストに追加する方法を示します。招待が作成された後、招待を受けた人は、受け入れるか拒否するかを選択できます。この例では、招待の削除方法も示します。
この項の内容は、次のとおりです。
最初の手順は、REST APIでの通常の場合と同様に、リソース索引を取得することです。
GET http://<host:port>/rest/api/resourceIndex
次に、コネクションを持ちたい人を見つけます。これを実行するには、次のようにします。
リソース索引リストで、次のリソース・タイプを持つリンクについてスキャンします。
urn:oracle:webcenter:people:person
招待したいユーザーの検索を実行します。この例では、ユーザーの名前はMontyです。
GET http://<host:port>/rest/api/people?q=loginid:equals:monty&utoken=ASDF
図42-1に示すようにレスポンスでMontyのGUIDを見つけます。
GUIDを保存し、それを使用してそのユーザーとコネクションを持てるようにします。
招待を受ける人のGUIDを把握したら、その人を追加するリソースを見つける必要があります。この場合は、自身のconnections
にその人を追加します。
自身のconnections
リストを見つけるには、connections
についてピープル・コネクションのドキュメント(この章)をスキャンします。表42-9「personに関連するリソース・タイプ」で、person
リソースからconnections
にリンクしていることがわかります。便宜のために、この表を図42-2に示します。
connections
がperson
リソースからリンクしていることがわかったので、person
リソースを見つける必要があります。URNが示すように、次の手順に従ってpeople
リソースからperson
リソースにナビゲートします。
次のように、リソース索引に戻ります(または、前回表示したresourceIndex
のキャッシュされたバージョンを使用します)。
GET http://<host:port>/rest/api/resourceIndex
people
リソースについてスキャンして、次のものを見つけます。
urn:oracle:webcenter:people
people
リソースのリンクを使用して自身のリストにアクセスします。
GET http://<host:port>/rest/api/people/@me/lists/@self?utoken=ASDF
表42-9に示されているresourceType
およびrel
について、返されたリンクをスキャンします。
resourceType="urn:oracle:webcenter:people:person:list rel="urn:oracle:webcenter:people:person:list:connections
自身のconnections
リストのURIを使用して招待を作成し、次のようにPOST
を実行します。
POST http://<host:port>/rest/api/people/@me/lists/@connections?utoken=ASDF Headers -- Accept:application/json, Content-Type:application/json Body -- {"message":"Monty, do you want to join my connections list?","guid":"1AE5AF102E2611E09F062B573E287934"}
これで、Montyのアカウントにログインしたときに、図42-3のように、招待が追加されていることを確認できるようになります。
招待を開始した後、invitor:equals:@me
を指定することで、自身のアカウントからその招待を表示できます。次に例を示します。
GET http://<host:port>/rest/api/people/invitations?q=invitor:equals:@me&utoken=ASDF
レスポンスにリストされている各招待要素には、DELETE操作をサポートするリンクが含まれており、それは次のようなものになります。
<links>
<link resourceType="urn:oracle:webcenter:people:invitation"
rel="self"
href="http://host_name:port_name
/rest/api/people/invitations/
e9073cdb-56ab-423d-8b1f-1220c802bdd4?
utoken="FN0SEFwX42OCntwtx9a1dSbhqocO_w**"
capabilities="urn:oracle:webcenter:delete"/>
</links>
招待を受けた人は、自身のアカウントから招待を削除することもできます。招待を受けた人は、次のように指定することで自身の招待のリストを取得できます。
GET http://<host:port>/rest/api/people/invitations?q=invitee:equals:@me&utoken=ASDF
DELETEからのレスポンスは、単に204のステータス・コードです。