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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal開発者ガイド
11g リリース1 (11.1.1.6.0)
B72084-01
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新機能

リリース11.1.1.6の新機能として、高速なパフォーマンス、シンプルな接続インタフェース、設計時エクスペリエンスの向上などがあげられます。このリリースの新機能についての概要と、詳細な情報へのリンクについては、このクイック・リファレンス・ページを参照してください。


注意:

リリース11.1.1.6.0は、パッチ・セットに含まれます。パッチ・セットとは、一度のインストールでまとめて適用することを目的とした複数のパッチのコレクションです。パッチを適用すると、既存のインストールに含まれる少数のファイルのコレクションがコピーされます。

通常、パッチはOracle製品の特定のバージョンに関連付けられていて、製品のマイナー・バージョンが、同じ製品の新しいマイナー・バージョンに(たとえば、リリース11.1.1.5.0からリリース11.1.1.6.0に)更新されます。

サポートが継続されるようにするには、すべてのユーザーがリリース11.1.1.6.0のパッチ・セットをインストールする必要があります。


リリース11.1.1.6の新機能

次の表は、このリリースの新機能のリストと説明です。この表には、このガイド内の詳細情報へのリンクも記載されています。

機能 説明 参照先

ブログ

ブログ名に使用できる特殊文字が増えました。

  • ブログの作成時には、文字と数字に加え、次の特殊文字がブログ名に使用できるようになりました。

    ? \ / : [ ] * ' " |

コメント機能が強化されました。

  • コメント機能は、ブログ・エントリ自体を表示したときのみでなく、エントリのリストを表示したときにも使用できるようになりました。

  • Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドのブログの使用に関する項

動作保証

WebCenter Portalアプリケーション・プラットフォームで動作保証されるテクノロジが増えました。

  • Microsoft Lync 2010 (IMP用)

  • WebSphere Application Server V7

  • Internet Explorer 9ブラウザ

  • Chromeブラウザ10およびChromeサポート

  • Windows XP (32ビットおよび64ビット)上のMicrosoft Office 2010

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のMicrosoft Lyncの前提条件に関する項

  • Oracle Fusion Middlewareのサポート対象システム構成のページ(http://www.oracle.com/technology/software/products/ias/files/fusion_certification.html)

  • Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドのMicrosoft OfficeとExplorerの統合の使用に関する項

ディスカッション・サービス

  • ディスカッション・タスク・フローは、簡単に使用できるように合理化されました。

  • Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドのディスカッション・サービスの使用に関する項

ドキュメント・サービス

  • より明確な手順に従って、Oracle WebCenter Contentリポジトリへ接続できます。

  • ドラッグ・アンド・ドロップで、デスクトップから複数ファイルをアップロードできます。

  • 1手順で、ドキュメント・エクスプローラから複数ファイルを選択し、アップロードできます。

  • ファイル・アップロードの進行状況を表示できます。

  • ドキュメントの共有が、一段と容易になりました。

  • コンテキスト内ワークフロー承認を実行できます。承認者は、編集モードに切り替えることなく投稿モードでリリースされていないコンテンツを表示し、承認または拒否できます。

  • ワークフローのコンテンツ(HTMLまたはSite Studio)を含むページで、投稿承認モードに切り替えることができます。編集モードに切り替えることなく投稿承認モードでリリースされていないコンテンツを表示し、承認または拒否できます。

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のコンテンツ・リポジトリの管理に関する項

  • 『Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド』のドキュメント・サービス・コンテンツ・リポジトリ接続の構成に関する項

  • Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドの新規ファイルのアップロードに関する項

  • Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドのドキュメント・サービスのタスク・フロートとドキュメント・コンポーネントの使用に関する項

  • Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドのコンテンツ・プレゼンタを使用したコンテンツの公開に関する項

  • Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドのワークフローのファイルの承認または拒否に関する項

イベント・サービス

  • ユーザビリティを向上させるために、タスク・フローが合理化されました。たとえば、ユーザーはカレンダ・ビューとリスト・ビューのどちらからでも、イベントへのリンクを表示できるようになりました。

  • Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドのイベント・サービスの使用に関する項

通知

  • サブスクリプション・メッセージは、イベントに関する通知にiCalではなく、IMIPを使用するようになりました。これにより、イベント通知はOutlookの予定表に自動的に追加されるため、通知の添付ファイルを開いて、その通知を手動で追加する必要がなくなります。

  • Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドのイベントへのサブスクライブに関する項

ページレット・プロデューサ


ページレット・プロデューサがより堅牢になりました。

  • SharePointのWebパーツを使用できます(Kerberos認証が必要なものを含む)。

  • プロキシとリソース間のHTTPトラフィックについてのロギングのサポートが含まれました。

  • 詳細なページレットのデバッグ・ロギングが追加されました。

  • 標準に準拠していないWebアプリケーションの統合プロデューサとして使用できます。

  • その他のOpenSocialコンテナ(iGoogleなど)からガジェットを利用したり、そのガジェットをページレットとして公開できます。このページレットは、WebCenter Portalのサイト、その他のOracleポータル、またはWebCenterサイトのOracle Web Content Managementで利用できます。

  • OpenSocialガジェットを作成したり、既存のあらゆるページレットをガジェットとして公開できます。

ページ

  • 新しい管理者レベルの「パーソナライズの削除」オプションにより、1手順でビジネス・ロールのページや個人用のページからすべてのユーザーのカスタマイズを削除できます。

  • アプリケーションのメトリック、スペース・メンバーシップ、スペースおよびスペース・テンプレートの表示と管理をサポートする、新しいシステム・ページを使用できます。

  • 「サブスクライブ」システム・ページは、名前を「セルフサービス・メンバーシップ」に変更して、このページのユース・ケースをより適切に反映するようになりました。

  • Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドのビジネス・ロール・ページからのすべてのユーザー・カスタマイズの削除に関する項

  • Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドの個人用ページからのすべてのユーザー・カスタマイズの削除に関する項

  • Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドのシステム・ページの使用に関する項

パフォーマンス

設計時および実行時のパフォーマンスが向上しました。

  • 初期ページ・ダウンロードの高速化を実現しました。

  • WebCenter Portal: Frameworkアプリケーションの作成時間を短縮しました。


ポートレット・プロデューサ

  • WebCenter Portalサービスのタスク・フローをポートレットとして公開するため、新しいEnterprise 2.0ポートレット・プロデューサを使用できます。ポートレットと、WebCenter Portalアプリケーション、Oracle WebLogic PortalおよびOracle WebCenter Interactionとを統合できます。

    新しいEnterprise 2.0ポートレット・プロデューサは、WebSphere、MySQL、Internet Explorer 9およびChrome 10に対して動作保証されています。

パブリッシャ

  • パブリッシャ・タスク・フローを使用して、複数のファイルを一括してアップロードできます。

  • Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドのパブリッシャ・タスク・フローによるファイルの共有に関する項

検索サービス

  • 検索のスコープを制限するためのタスク・フロー・パラメータが増強されました。管理者は、特定のスペース、サービスおよびドキュメントのタイプに検索のスコープを絞り込むことができます。さらに、検索結果の項目ごとに返される標準属性のリストに属性を追加したり、ユーザーが検索結果に使用できる標準の絞込み機能を非表示にすることもできます。

  • SESや公開検索エンジン(GoogleやBingなど)でページ・コンテンツの全文をクロールしたり、索引付けすることができるナビゲーション・モデルを使用してポータルを作成できます。

セキュリティ

  • Oracle Entitlements Server 10gとの統合によるグループ・メンバーシップの動的な決定のサポートが可能になりました。

タグ・サービス

  • ドキュメント・エクスプローラ・タスク・フローの、タグの編集ユーザー・インタフェースを更新しました。

  • 「タグ」ボタン・コンポーネントとタグの編集タスク・フローには、開発者が共有コントロールを無効にできる新しいパラメータが用意されています。

  • タグ・クラウドという名前のタスク・フローは、タグ選択タスク・フローという名前になりました。また、設計時カタログでは、新しいスタンドアロンのタグ・クラウド・タスク・フローが使用できます。

Wiki

  • 簡単に、Wiki作成機能にアクセスできます。ドキュメント・サービス・タスク・フローまたはWiki自体にある、「新規Wikiドキュメント」ボタンを使用します。

  • Wikiのロード、Wikiエディタの起動およびWikiの変更の保存におけるパフォーマンスの向上を体感できます。

  • Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドの新規Wikiドキュメント・アクションを使用したWikiドキュメントの作成に関する項