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Oracle® Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal管理者ガイド
11g リリース1(11.1.1.6.0)
B72085-01
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9 WebCenter Portalアプリケーションのプロパティの設定

この章の内容は次のとおりです。

対象読者

この章の内容は、Fusion Middleware管理者(Oracle WebLogic Server管理コンソールを使用してAdminロールを付与されたユーザー)を対象としています。第1.8項「管理操作、ロールおよびツールの理解」も参照してください。

9.1 Spacesアプリケーションのアプリケーション・プロパティの設定

Spacesアプリケーションのデプロイを構成するための最初のページは、Spacesホームページ(Fusion Middleware Control内)です。他のJ2EEアプリケーションと同様に、ADF、MDS、セキュリティ・ポリシーおよびロールの構成などをここでできます。また、Spacesアプリケーションのバックエンド・サービス接続、外部アプリケーションおよびポートレット・プロデューサの構成もできます。このページにアクセスするには、第6.2項「Spacesアプリケーションのホームページへの移動」を参照してください。

さらに、SpacesワークフローおよびOracle SES検索クローリングをSpacesで構成するための、アプリケーションレベル設定もいくつかあります。アプリケーション設定は、次の各項で説明します。

9.2 Frameworkアプリケーションのアプリケーション・プロパティの設定

WebCenter Portal: Frameworkで開発されたアプリケーション・デプロイメントを構成するための最初のページは、「J2EEアプリケーションのデプロイ」ホームページ(Fusion Middleware Control内)です。他のJ2EEアプリケーションと同様に、ADF、MDS、セキュリティ・ポリシーおよびロールの構成などをここでできます。また、バックエンド・サービス接続、外部アプリケーションおよびポートレット・プロデューサの構成もできます。このページにアクセスするには、第6.3項「Frameworkアプリケーションのホームページへの移動」を参照してください。

さらに、プロキシ・サーバー、検索設定およびFrameworkアプリケーションの通知チャネルを構成するためのアプリケーションレベル設定もいくつかあります。アプリケーション設定は、次の各項で説明します。

付録A「Oracle WebCenter Portalのパフォーマンスの調整」も参照してください。

9.3 SpacesワークフローをホスティングするBPELサーバーの指定

Spacesは、Oracle SOA Suiteに付属するBPELサーバーを使用して、スペース・メンバーシップ通知やスペース・サブスクリプション・リクエストなどの内部ワークフローをホストします。Spacesアプリケーション内のワークフロー機能を有効化するには、BPELサーバーとの接続が必要です。


注意:

使用するようにSpacesが構成されているSOA管理対象サーバーにSpacesワークフローをデプロイする必要があります。Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portalインストレーション・ガイドのSpacesワークフローのバックエンド要件に関する項も参照してください。


Spacesワークフローとの接続を構成する手順は、次のとおりです。

  1. Fusion Middleware Controlにログインし、WebCenter Portal: Spacesのホームページに移動します。

    第6.2項「Spacesアプリケーションのホームページへの移動」を参照してください。

  2. 「WebCenterポータル」メニューから、「設定」→「アプリケーション構成」を選択します。

    図9-1 SpacesワークフローをデプロイするBPELサーバーの選択

    WebCenter Spacesワークフロー用のSOAインスタンスの選択
  3. 「接続名」ドロップダウンから、必要な接続名を選択します。

    選択可能な接続は、Spacesでワークリスト・サービスに対して現在構成されている接続です。

    必ず、SpacesワークフローがデプロイされているSOAインスタンスを指す接続を選択してください。その接続がリストにない場合は作成する必要があります。接続を定義するには、第23.4項「ワークリスト接続の設定」を参照してください。

  4. 「適用」をクリックします。

  5. 変更を有効にするために、Spacesアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーを再起動します。

    第8.2項「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。

9.4 検索クローラの構成

デプロイした後、管理者は、SpacesまたはそれらのFrameworkアプリケーションのための検索クローラを構成できます。SpacesおよびFrameworkのアプリケーションは、Oracle Secure Enterprise Search (SES)またはWebCenter Portal独自の検索アダプタのどちらかを使用できます。Spacesアプリケーション用の検索クローラ構成は、他のFrameworkアプリケーションとは少し異なるため、自分のアプリケーションに適したドキュメントを参照してください。

Spacesアプリケーション

出荷時には、Spacesアプリケーションは、Spacesコンテンツを検索して返すためにWebCenter Portal独自の検索サービスを使用します。必要に応じてOracle Secure Enterprise Search (SES)を使用すれば、ドキュメント、ディスカッション、お知らせ、スペース、リスト、ページ、WikiおよびブログなどのほとんどのSpacesリソースを検索して、統合した結果を返すことができます。Oracle SES検索を設定するには、第22.6項「Spacesアプリケーションを検索するためのOracle SESの構成」を参照してください。

Frameworkアプリケーション

デフォルトでは、Frameworkアプリケーションは、Oracle SESクローラを使用するように構成されています。Oracle SESを使用しない場合、かわりにWebCenter Portal独自の検索アダプタを使用するように指定できます。詳細は、第22.5項「Frameworkアプリケーションを検索するためのOracle SESの構成」を参照してください。

9.5 検索オプションの設定

デプロイした後、管理者は、WebCenter Portalアプリケーションに適した検索設定を詳細にチューニングできます。たとえば、適切な検索タイムアウトの設定や、検索結果を返して表示する対象の数の指定などです。


注意:

次の手順では、Fusion Middleware Controlを使用して検索オプションを設定する方法について説明します。WLSTコマンドを使用して同じオプションを設定できますが、詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のsetSearchConfigに関する項を参照してください。


Fusion Middleware Controlを使用して検索パラメータを設定する手順は、次のとおりです。

  1. Fusion Middleware Controlにログインして、WebCenter Portalアプリケーションのホームページに移動します。

    第6.2項「スペース・アプリケーションのホームページへの移動」

    第6.3項「Frameworkアプリケーションのホームページへの移動」

  2. 「WebCenterポータル」メニューから、「設定」→「アプリケーション構成」を選択します。

  3. 必要に応じて、「検索設定」を構成します。

    要素 説明

    Oracle Secure Enterprise Searchデータ・グループ

    検索するOracle SESデータ・グループを指定します。値を指定しない場合、Oracle SESインスタンス内のすべてが検索されます。

    実行タイムアウト(ミリ秒)

    サービスが検索を実行できる最大時間(ミリ秒単位)を入力します。

    実行者の準備タイムアウト(ミリ秒)

    サービスが検索を初期化できる最大時間(ミリ秒単位)を入力します。

    サービス当たりの結果数 - 保存済検索タスク・フロー

    サービスごとに保存済検索タスク・フローに表示する検索結果の数を入力します。

    サービス当たりの結果数 - 検索ページ

    メインの検索ページから送信された検索に対して、サービスごとに表示する検索結果の数を入力します。すべての結果を表示する場合、ユーザーは「すべて表示」をクリックできます。

    検索ページの保存済の検索の数

    「保存済検索」リスト(メインの検索ページ上)に表示する保存済検索の数を入力します。


  4. 「適用」をクリックします。

  5. 変更を有効にするために、Spacesアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーを再起動します。

    第8.2項「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。

9.6 通知メッセージのチャネルの選択

SpacesおよびFrameworkのアプリケーションでは、ユーザーは、特に興味のあるサービスやアプリケーションのオブジェクトをサブスクライブできます。そのため、サブスクライブしたサービスやオブジェクトに影響のある変更や更新がユーザーに通知されます。

通知メッセージは、BPELサーバーまたはメール・サーバーを使用してルーティングできます。使用されるチャネルは、システム管理者が構成します。詳細は、第19.2「通知の設定」を参照してください。

9.7 プロキシ・サーバーの設定

外部RSSニュース・フィードおよび外部リンクをWebCenter Portalアプリケーションでアクティビティ・ストリームのタスク・フローで有効化するには、プロキシ・サーバーが必要です。RSSサービスおよびアクティビティ・ストリーム・サービスは、同じプロキシ・サーバー設定を共有します。

プロキシ・サーバーは、Fusion Middleware ControlまたはWLSTを使用して設定できます。

この項の内容は次のとおりです。

9.7.1 Fusion Middleware Controlを使用したプロキシ・サーバーの設定

Fusion Middleware Controlを使用してプロキシ・サーバーを設定する手順は、次のとおりです。

  1. Fusion Middleware Controlにログインし、WebCenter Portalアプリケーションのホームページにナビゲートします。

  2. 次のいずれかを実行します。

    • Spacesアプリケーションの場合: 「WebCenterポータル」メニューから、「設定」→「アプリケーション構成」を選択します。

    • Frameworkアプリケーションの場合: 「アプリケーション・デプロイメント」メニューから、「WebCenterポータル」→「アプリケーション構成」を選択します。

  3. 「プロキシ・サーバー」セクションに、プロキシ・サーバーのホスト名とポート番号を入力します。詳細は、表9-1を参照してください。

    表9-1 RSSプロキシ・サーバーの詳細

    フィールド 説明

    プロキシ・ホスト

    プロキシ・サーバーのホスト名を入力します。

    プロキシ・ポート

    プロキシ・サーバーが実行されているポート番号を入力します。


  4. 「適用」をクリックして、この接続を保存します。

  5. WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動します。詳細は、第8.2項「WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされる管理対象サーバーの起動および停止」を参照してください。

9.7.2 WLSTを使用したプロキシ・サーバーの設定

WLSTコマンドsetRssProxyConfigを使用して、RSSニュース・フィードおよびアクティビティ・ストリーム・タスク・フローによって使用されるプロキシ・ホストおよびポート番号を指定します。コマンドの構文と例は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のsetRssProxyConfigに関する項を参照してください。

WLSTコマンドの実行方法の詳細は、第1.13.3.1項「Oracle WebLogic Scripting Tool (WLST)コマンドの実行」を参照してください。


注意:

新しいプロキシ詳細を使用して起動するには、WebCenter Portalアプリケーションがデプロイされている管理対象サーバーを再起動する必要があります。詳細は、『Oracle Fusion Middleware管理者ガイド』のコマンド・ラインを使用したWebLogic管理対象サーバーの起動および停止に関する項を参照してください。


getRssProxyConfigコマンドを使用して、RSSおよびアクティビティ・ストリーム・タスク・フローによって使用されている現在のプロキシ・ホストおよびポートを検出します。プロキシ・ホストおよびポートの現在の設定を削除する場合、unsetRssProxyConfigコマンドを使用します。詳細は、『Oracle Fusion Middleware WebLogic Scripting Toolコマンド・リファレンス』のRSSニュース・フィードに関する項を参照してください。

9.8 前のリリースからSpacesテンプレートを公開

出荷時には、Spacesアプリケーションに、「チーム・サイト」、「ポータル・サイト」、「ドキュメント交換」など、スペースを作成するための複数のテンプレートが含まれています。詳細は、Oracle Fusion Middleware Oracle WebCenter Portal: Spacesユーザーズ・ガイドのSpacesテンプレートでの作業に関する項を参照してください。

Spacesの前のリリースでは、「基本」、「関心のあるコミュニティ」および「グループ・プロジェクト」という異なるテンプレート・セットが提供されていました。これらのテンプレートの使用は非推奨ですが、次の手順を実行すると、これらを最新のSpacesバージョンで公開できます。

  1. WebCenter PortalデータベースのDBAまたは別の管理ユーザーとして、SQLPlusにログインします。

  2. 次の1つ以上のコマンドを実行します。

    • 「基本」テンプレートを公開する手順は、次のとおりです。

      insert into WC_SPACE_HEADER values 
      
      ('webcenter', 'sdfcd3cd3_8a53_4a7c_872f_74de46969cef','Basic','Basic','Template for a Space with minimal initial content',
      
      'Y','N','N','N','N','N','N','N',1,'/oracle/webcenter/space/metadata/spacetemplate/Basic/images/wc_blank_icon.png',
      
      '/oracle/webcenter/space/metadata/spacetemplate/Basic/images/wc_blank_logo.png','Blank','system','30-OCT-09 12.00.00.000000000 AM',
      
      'weblogic','30-OCT-09 12.00.00.000000000 AM','','','','Y',0,0,1);
    • 「関心のあるコミュニティ」テンプレートを公開する手順は、次のとおりです。

      insert into WC_SPACE_HEADER values 
      
      ('webcenter', 's5dd6d6b3_7f5f_4f1c_8ee6_ce305469f1b3','ProjectSpace','Group Project','Template for a Space based on completing a project',
      
      'Y','N','N','N','N','N','N','N',1,'/oracle/webcenter/space/metadata/spacetemplate/ProjectSpace/images/wc_prj_icon.png',
      
      '/oracle/webcenter/space/metadata/spacetemplate/ProjectSpace/images/wc_prj_logo.png','project,group,team','system','30-OCT-09 12.00.00.000000000 AM',
      
      'weblogic','30-OCT-09 12.00.00.000000000 AM','','','','Y',0,0,1);
    • 「グループ・プロジェクト」テンプレートを公開する手順は、次のとおりです。

      insert into WC_SPACE_HEADER values 
      
      ('webcenter', 'sb175bdde_4cb8_4da8_bcdb_eff13e59da2d','CommunityOfInterest','Community of Interest','Template for a Space based on a common interest',
      
      'Y','N','N','N','N','N','N','N',1,'/oracle/webcenter/space/metadata/spacetemplate/CommunityOfinterest/images/coi_icon.png',
      
      '/oracle/webcenter/space/metadata/spacetemplate/CommunityOfinterest/images/coi_logo.png','community','system','30-OCT-09 12.00.00.000000000 AM',
      
      'weblogic','30-OCT-09 12.00.00.000000000 AM','','','','Y',0,0,1);

これらのテンプレートはすぐに使用可能になります。Spacesアプリケーションを再起動する必要はありません。

9.9 Spacesアプリケーションのセッション・タイムアウトの設定

Spacesアプリケーションのデフォルトのセッション・タイムアウトは、web.xmlで指定されているHTTPセッション・タイムアウトから取得されます。出荷時のweb.xmlの<session-timeout>は、45分に設定されています。

管理者は、必要に応じて、webcenter-config.xmlのwcSessionTimeoutPeriod属性を使用してセッション・タイムアウトを増減できます。

Spacesアプリケーションのセッション・タイムアウトを変更する手順は、次のとおりです。

  1. 最新のwebcenter-config.xmlをMDSからエクスポートします。

    次に例を示します。

    exportMetadata(application='webcenter', server='WC_Spaces', toLocation='/tmp/mydata', docs='/oracle/webcenter/webcenterapp/metadata/mdssys/cust/site/webcenter/webcenter-config.xml.xml')
    

    webcenter-config.xmlファイルは、Spaces管理で「一般」設定を初めて構成したときに作成されます。付録A「webcenter-config.xml」も参照してください。


    注意:

    webcenter-config.xmlファイルは、Spaces管理で「一般」設定を初めて構成したときにMDSに作成されます。ファイルがMDSに存在しない場合、webcenter-config.xmlを直接編集できます。ファイルは、/oracle/webcenter/webcenterapp/metadata/webcenter-config.xmlにあります。


  2. MDSからエクスポートされたwebcenter-config.xml.xmlをテキスト・エディタで開き、次のスニペットを追加します。

    <mds:replace node="wcSessionTimeoutPeriod(xmlns(mds_ns1=http://xmlns.oracle.com/webcenter/webcenterapp))/mds_ns1:value"/>
    <mds:insert after="wcSessionTimeoutPeriod(xmlns(mds_ns1=http://xmlns.oracle.com/webcenter/webcenterapp))/mds_ns1:type" parent="wcSessionTimeoutPeriod">
    <value xmlns="http://xmlns.oracle.com/webcenter/webcenterapp">15</value>
    </mds:insert>
    
  3. valueに、必要なタイムアウト時間を指定します(分単位)。

  4. webcenter-config.xml.xmlを保存して閉じます。

  5. 更新したwebcenter-config.xml.xmlファイルをMDSにインポートします。

    次に例を示します。

    importMetadata(application='webcenter', server='WC_Spaces', fromLocation='/tmp/mydata', docs='/oracle/webcenter/webcenterapp/metadata/mdssys/cust/site/webcenter/webcenter-config.xml.xml')