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Oracle® Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイド
リリース 4.1
B66450-01
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はじめに

Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドでは、Oracle Application Express開発環境を使用して、データベース集中型のWebアプリケーションを構築およびデプロイする方法について説明します。Oracle Application Expressは、複数のワークグループが別々のデータベースで実行しているように、それらのワークスペースでアプリケーションを構築し、それらにアクセスできるようにすることで、単一のOracle Databaseを共有サービスにします。

内容は次のとおりです。

トピック概要

このマニュアルは、次の章で構成されています。

タイトル 説明
新機能
Oracle Application Expressのこのリリースから使用可能になった新機能、およびこのドキュメントに対するドキュメントの更新について説明します。
クイック・スタート
Oracle Application Expressの使用方法を短時間で理解できます。
アプリケーション・ビルダーの概念
アプリケーション・ビルダーの基本概念を説明します。アプリケーション・ビルダーを使用すると、表やプロシージャなどのデータベース・オブジェクトの外観としてHTMLインタフェース(またはアプリケーション)を構築できます。
サンプル・アプリケーションの確認
Oracle Application Expressに同梱されているサンプル・アプリケーションのインストール方法および実行方法について説明します。
開発プロセスの管理
組込み開発管理ツールであるチーム開発を使用して、新機能、機能に関連しないタスク(To Doタスク)、バグおよびマイルストンを追跡することによって開発プロセスを管理する方法について説明します。
Webシート・アプリケーションについて
アプリケーション・ビルダーを使用して、Webシート・アプリケーションにコンテンツを作成および追加する方法について説明します。
アプリケーション・ビルダーの使用
動的にレンダリングされたアプリケーションを構築するためのアプリケーション・ビルダーの使用に関する重要なバックグラウンド情報を説明します。
アプリケーション・ページの操作
アプリケーション内でページを作成して管理する方法について、重要なバックグラウンド情報を説明します。
データベース・アプリケーションについて
アプリケーション・ビルダーを使用して、データベース・アプリケーションを構築し、アプリケーション・コンポーネントを管理する方法について説明します。
アプリケーション・ページの操作
アプリケーション内でページを操作する方法について、重要なバックグラウンド情報を説明します。
アプリケーション・コンポーネントの追加
アプリケーション・ビルダーを使用して、アプリケーション・コンポーネント(レポート、フォーム、カレンダ、マップ、チャート)およびページ・コントロール(ボタン、LOV、ショートカット、ツリー)を作成する方法について説明します。
ナビゲーションの追加
ナビゲーション・バー・エントリ、タブ、ブレッドクラム、リストなど、様々なタイプのナビゲーション・コントロールを使用して、アプリケーションにナビゲーションを実装する方法について説明します。
ページ・レイアウトの制御
リージョンのカスタマイズ、アイテム属性の編集およびイメージの組込みによって、アプリケーションのページ・レイアウトをカスタマイズする様々な方法について説明します。
「テーマおよびテンプレートの管理」
テーマおよびテンプレートを使用して、アプリケーションのユーザー・インタフェースおよびページ・レイアウトを変更する様々な方法について説明します。
アプリケーションのデバッグ
Oracle Application Express Advisor(アドバイザ)の実行、デバッグ・モードの表示、SQLトレースの有効化、ページ・レポートの表示など、アプリケーションのデバッグ方法について説明します。
アプリケーション・セキュリティの管理
セキュリティに関するベスト・プラクティスの理解、ファイル・アップロードの保護、認証および認可によって、アプリケーション・ビルダーのアプリケーションにセキュリティを提供する方法について説明します。
アプリケーションのデプロイ
アプリケーション・ビルダー内で構築されたアプリケーションをパッケージする方法と、アプリケーションと関連ファイルをエクスポート、インポートおよびインストールする方法について説明します。
高度なプログラミング手法
データベース・リンクの確立、コレクションの使用、バックグラウンドSQLの実行、Webサービスの使用、プラグインの実装、動的アクションの作成、スクリーン・リーダー・モードおよびハイ・コントラスト・モードの使用、データをロードするアプリケーションの作成など、高度なプログラミング手法について説明します。
アプリケーションのグローバリゼーションの管理
アプリケーション・ビルダーで構築されたアプリケーションを翻訳する方法について説明します。
付録A: アイテム・タイプについて 使用可能なアイテム・タイプおよびアイテムの動作を制御する重要なアイテム属性について説明します。
付録B: Oracle Application Expressの制限事項 Oracle Application Express開発環境およびアプリケーション・コンポーネントに関連した制限事項を示します。
付録C: 使用可能な条件 多数のアプリケーション・ビルダー条件について説明します。
付録D: 付与された権限について Oracle Application Expressで付与される権限について説明します。
付録E: Oracle Application Expressのアクセシビリティ キーボードまたはFreedom Scientific社のスクリーン・リーダーJAWSのみを使用してOracle Application Expressにアクセスするユーザーに情報を提供します。

対象読者

Oracle Application Expressアプリケーション・ビルダー・ユーザーズ・ガイドは、Oracle Application Expressを使用してデータベース集中型のWebアプリケーションを構築するアプリケーション開発者を対象としています。このガイドでは、Oracle Application Express開発環境を使用してアプリケーションを構築、デバッグ、管理およびデプロイする方法について説明します。

このガイドを使用するには、リレーショナル・データベースの概念、およびOracle Application Expressを実行するオペレーティング・システム環境について理解しておく必要があります。


関連項目:

『Oracle Database Application Express 2日で開発者ガイド』

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社のアクセシビリティへの取組みの詳細は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=docaccを参照してください。

Oracleサポートへのアクセス

Oracleカスタマは、My Oracle Supportから電子サポートにアクセスできます。詳細は、http://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=infoまたはhttp://www.oracle.com/pls/topic/lookup?ctx=acc&id=trs (聴覚障害者向け)を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧のみを行に記述する必要があります。しかし、一部のスクリーン・リーダーは括弧のみの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

関連ドキュメント

詳細は、次のOracleドキュメントを参照してください。

Oracle Technology Network(OTN)で入手できる追加のドキュメントについては、次のOracle Application ExpressのWebサイトにアクセスしてください。

http://www.oracle.com/technetwork/developer-tools/apex/overview/index.html

Oracleエラー・メッセージについては、Oracle Databaseエラー・メッセージを参照してください。Oracleエラー・メッセージのドキュメントはHTMLのみで提供されています。Oracle Databaseドキュメント・ライブラリにアクセスできる場合は、エラー・メッセージを範囲で検索できます。特定の範囲を検索したら、ブラウザのページ内検索機能を使用して特定のメッセージを検索します。インターネットに接続している場合、オラクル社のオンライン・ドキュメントのエラー・メッセージ検索機能を使用して特定のエラー・メッセージを検索できます。

ドキュメント・セットにある多数のマニュアルでは、Oracleをインストールするときにデフォルトでインストールされるシード・データベースのサンプル・スキーマを使用しています。スキーマの作成方法および使用方法の詳細は、Oracle Databaseサンプル・スキーマを参照してください。

追加のアプリケーション例については、Learning Libraryにアクセスしてください。Oracle by Example (OBE)、デモ、チュートリアルなど、無料のオンライン・トレーニング・コンテンツを検索します。Oracle Learning Libraryには、次のURLでアクセスできます。

http://www.oracle.com/technetwork/tutorials/index.html

印刷されたマニュアルは次のURLのOracle Storeで入手できます。

http://shop.oracle.com/

すでにOTNのユーザー名およびパスワードを取得している場合は、次のURLでOTN Webサイトのドキュメントのセクションに直接接続できます。

http://www.oracle.com/technetwork/indexes/documentation/index.html

表記規則

このマニュアルでは次の表記規則を使用します。

規則 意味
太字 太字は、操作に関連するGraphical User Interface要素、または本文中で定義されている用語および用語集に記載されている用語を示します。
イタリック体 イタリックは、ユーザーが特定の値を指定するプレースホルダ変数を示します。
固定幅フォント 固定幅フォントは、段落内のコマンド、URL、サンプル内のコード、画面に表示されるテキスト、または入力するテキストを示します。