適用対象
説明
LONGまたはLONG RAW型フィールドの全体または一部分のバイトを含む文字列を戻します。
使用方法
data_string = orafield.GetChunk(offset, numbytes) data_string = orafield.DbGetChunk(offset, numbytes)
引数
このメソッドの引数は、次のとおりです。
| 引数 | 説明 |
|---|---|
offset |
データのコピー前にスキップするフィールド内のバイト数。 |
numbytes |
コピーするバイト数。 |
備考
GetChunkメソッドは、通常、ローカル・キャッシュから指定されたバイト数を取り出します。キャッシュでデータが見つからない場合、GetChunkメソッドはそれをデータベースに要求します。ダイナセット内のすべてのフィールド(LONGまたはLONG RAW型のフィールドを除く)からデータが取り出されて、一貫性検査のためにキャッシュされている値と比較されます。最後のフェッチ後に変更があった場合、GetChunkメソッドは操作を停止し、エラーが発生してNull文字列が戻されます。
LONGまたはLONG RAW型のフィールドが65280バイト未満の場合は、GetChunkメソッドを使用せずにValueプロパティを使用すると、データを速く取り出すことができます。GetChunkメソッドは、別名を付けたLONGまたはLONG RAW型のフィールドには使用できません。
「LONG RAWからLOBまたはBFILEへの移行」を参照してください。
例
この例では、GetChunkメソッドを使用してデータベース内のLONG RAW型の列を取り出し、ファイルとして保存する方法を示します。この例では、longrawという列を含んだ表を示すOraDynasetという有効なダイナセットが存在していると想定しています。このコードをコピーして、フォームの定義セクションに貼り付けてください。このプロシージャは、有効なファイル名を使用してコールしてください。
Sub GetChunkExample (FName As String)
'Declare various variables
Dim CurSize As Integer, ChunkSize As Long
Dim I As Integer, FNum As Integer, CurChunk As String
'Set the size of each chunk
ChunkSize = 10240
frmChunk.MousePointer = HOURGLASS
'Get a free file number
FNum = FreeFile
'Open the file
Open FName For Binary As #FNum
I = 0
'Loop through all of the chunks. Oracle does not return the size of columns >
' 64KB. We should loop until the length of our block is less than we asked for.
Do
CurChunk = OraDynaset.Fields("LONGRAW").GetChunk(I * ChunkSize, ChunkSize)
CurSize = Len(CurChunk) 'Get the length of the current chunk.
Put #FNum, , CurChunk 'Write chunk to file.
I = I + 1
Loop Until CurSize < ChunkSize
'Close the file.
Close FNum
frmChunk.MousePointer = DEFAULT
End Sub