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Oracle® Enterprise Manager for Oracle TimesTen In-Memory Databaseユーザーズ・ガイド
リリース12.1.0.3.0
E64876-01
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3 アクセス制御の操作

この章では、Oracle Enterprise Manager Cloud ControlでのTimesTenターゲットのアクセス制御に重点を置いて説明します。

内容は次のとおりです。

アクセス制御の概要

Oracle Enterprise Managerでは、ロールに割り当てられる権限を使用してターゲットとその操作を管理します。ターゲットはグループにまとめることができます。TimesTen Enterprise Manager管理者は、ロールおよびグループをユーザーに割り当てて、ユーザーがTimesTenターゲットで操作する方法および内容を決定します。


注意:

Enterprise Managerのデフォルトのスーパー管理者SYSMANは、グループに属したりロールが割り当てられていなくてもすべてのTimesTenターゲットを表示および管理できます。

グループの作成

次のグループを作成する必要があります。

  • TimesTenターゲットがある1つ以上のホストで構成されるグループ。

  • グループで表示および管理できるTimesTenターゲットで構成されるグループ。TimesTenインスタンスとTimesTenデータベースを組み合せて1つのグループにしたり、複数のグループを作成することができます。

  1. 「ターゲット」メニューから、「グループ」を選択します。

    図3-1 「グループ」の選択

    図3-1の説明が続きます
    「図3-1 「グループ」の選択」の説明

    「グループ」ページが表示されます。グループの表の上で「作成」ボタンを探します。

  2. 「作成」を開き、「グループ」を選択します。

    図3-2 グループの作成

    図3-2の説明が続きます
    「図3-2 グループの作成」の説明

    「ターゲットの追加」の「グループの作成」ページが表示されます。グループのプロパティを入力する準備をします。最初のプロパティはグループ名です。

    *「名前」テキスト・フィールドで、グループ名を定義します。わかりやすいIDとなる名前を選択します。(たとえば、datacenter1_hostsdatacenter1_databasesのように指定します。)

  3. 「権限の伝播」の右側にあるチェック・ボックスを選択します。この設定により、グループ・ユーザーは後でこのグループに追加される新しいターゲットにアクセスできるようになります。

    図3-3 権限の伝播の有効化

    図3-3の説明が続きます
    「図3-3 権限の伝播の有効化」の説明

    グループにメンバー・ターゲットを追加する準備ができました。TimesTenインスタンスおよびTimesTenデータベースのターゲットを含め、グループではどのタイプのEnterprise Managerターゲットでも組み合せることができます。ただし、ホストとTimesTenターゲットには必ず別個のグループを作成します。TimesTenターゲットの追加の詳細は、「TimesTenターゲットの構成」を参照してください。

    「メンバー」リージョンで「追加」ボタンを探します。

  4. 「追加」をクリックします。

    図3-4 メンバーの追加

    図3-4の説明が続きます
    「図3-4 メンバーの追加」の説明

    「検索と選択: ターゲット」ページが表示されます。「検索」リージョンで「ターゲット・タイプ」ドロップダウン・リストを探します。

  5. 「ターゲット・タイプ」とラベル付けされたドロップダウン・リストを開き、「ホスト」「TimesTenインスタンス」または「TimesTenデータベース」を選択します。


    注意:

    ホストとTimesTenターゲットは必ず異なるグループに分けます。

    ページが検索結果でリフレッシュされます。「名前」列で、グループに追加するターゲット名が含まれている行を探します。ステータスが緑の上矢印であることを確認します。

  6. ターゲットが含まれる行の名前を特定する行のチェック・ボックスを選択します。複数のターゲットを追加する場合は、追加するターゲットの対応するチェック・ボックスを選択します。

    図3-6 ターゲットの選択

    図3-6の説明が続きます
    「図3-6 ターゲットの選択」の説明

    「選択」ボタンを探します。

  7. 「選択」をクリックします。

    図3-7 「選択」をクリック

    図3-7の説明が続きます
    「図3-7 「選択」をクリック」の説明

    「検索と選択: ターゲット」ページが閉じ、「ターゲットの追加」の「権限伝播グループの作成」ページがリフレッシュされます。選択したターゲットが「メンバー」表に表示されます。ページの右上隅で「OK」ボタンを探します。

  8. 「OK」をクリックします。

    図3-8 「OK」をクリック

    図3-8の説明が続きます
    「図3-8 「OK」をクリック」の説明

    「情報」ダイアログが表示されます。情報メッセージ「グループgroup_nameが追加されました。」が表示されます。「OK」ボタンを探します。

  9. 「OK」をクリックします。

    図3-9 グループの追加

    図3-9の説明が続きます
    「図3-9 グループの追加」の説明

    「情報」ダイアログが閉じます。Enterprise Managerグループが正常に作成されました。

Enterprise Managerグループが作成されました。グループを追加作成するには、ステップ1-9を繰り返します。ホスト・グループが1つと、TimesTenターゲット・グループが1つ以上ある場合、Enterprise Managerロールを定義できます。

ロールの定義

Enterprise Managerユーザーに割り当てる権限が含まれるロールを作成します。

ホスト・グループが1つ以上とTimesTenターゲット・グループが1つあることを確認します。Enterprise Managerグループを作成する手順の詳細は、「グループの作成」を参照してください。

  1. 「設定」メニューから、「セキュリティ」「ロール」の順に選択します。

    図3-10 「ロール」の選択

    図3-10の説明が続きます
    「図3-10 「ロール」の選択」の説明

    「セキュリティ」の「ロール」ページが表示されます。「ロール」表の上で「作成」ボタンを探します。

  2. 「作成」をクリックします。

    図3-11 「作成」をクリック

    図3-11の説明が続きます
    「図3-11 「作成」をクリック」の説明

    「ロールの作成: プロパティ」ページが表示されます。Enterprise Managerロールのプロパティを入力する準備ができました。最初のプロパティはロール名です。

    *「名前」テキスト・フィールドで、ロール名を定義します。わかりやすいIDとなる名前を選択します。(たとえば、TimesTen database administratorsのように指定します。)

  3. *「名前」テキスト・フィールドに、Enterprise Managerロール名を入力します。

    ページの右上隅で「次へ」ボタンを探します。

  4. 「次へ」をクリックします。

    図3-12 「次へ」をクリック

    図3-12の説明が続きます
    「図3-12 「次へ」をクリック」の説明

    「ロールrole_nameの作成: ロール」ページが表示されます。ページの右上隅で「次へ」ボタンを探します。

  5. 「次へ」をクリックします。

    図3-13 「次へ」をクリック

    図3-13の説明が続きます
    「図3-13 「次へ」をクリック」の説明

    「ロールrole_nameの作成: ターゲット権限」ページが表示されます。ページの下部で「ターゲット権限」リージョンを探します。

  6. 「ターゲット権限」リージョンの「追加」ボタンをクリックします。

    図3-14 権限の選択

    図3-14の説明が続きます
    「図3-14 権限の選択」の説明

    「検索と追加: ターゲット」ページが表示されます。「検索」リージョンで「ターゲット・タイプ」ドロップダウン・リストを探します。

  7. 「ターゲット・タイプ」とラベル付けされたドロップダウン・リストを開き、「グループ」を選択します。

    ページが検索結果でリフレッシュされます。「名前」列で、ロールに追加するグループ名が含まれている行を探します。TimesTenターゲット・グループが1つ以上とそれぞれのホスト・グループが必要です。

  8. グループが含まれる行の名前を特定する行のチェック・ボックスを選択します。TimesTenターゲット・グループとそれぞれのホスト・グループを必ず選択します。

    図3-16 グループの選択

    図3-16の説明が続きます
    「図3-16 グループの選択」の説明

    「選択」ボタンを探します。

  9. 「選択」をクリックします。

    図3-17 「選択」をクリック

    図3-17の説明が続きます
    「図3-17 「選択」をクリック」の説明

    「検索と追加: ターゲット」ページが閉じ、「ロールrole_nameの作成: ターゲット権限」ページがリフレッシュされます。選択したグループが「ターゲット権限」表に表示されます。「ターゲット権限」表で、TimesTenターゲット・グループが含まれている行を探します。TimesTenターゲット・グループの行の「ターゲット権限付与の管理」列で、鉛筆ボタンを探します。

  10. TimesTenターゲット・グループの行の「ターゲット権限付与の管理」列で、鉛筆ボタンをクリックします。

    図3-18 ターゲット権限付与の管理

    図3-18の説明が続きます
    「図3-18 ターゲット権限付与の管理」の説明

    「ロールrole_nameの作成: ターゲット権限」ページがリフレッシュされます。「ターゲット権限」表を探します。

    「ターゲット権限」表には、グループに割り当てることができる使用可能なEnterprise Manager権限がすべて表示されます。Enterprise Manager Cloud Controlには様々な権限がありますが、TimesTen操作では次の2つの権限のみが重要です。

    • 表示

      この権限は、TimesTenターゲットの表示に必要です。

    • オペレータ

      この権限は、TimesTenターゲットの制御操作に必要です。「オペレータ」権限には、「表示」権限が含まれています。

    このロールに割り当てる権限の名前を確認します。

  11. このグループに割り当てる権限の名前を特定する行のチェック・ボックスを選択します。複数の権限を追加する場合は、追加する権限の対応するチェック・ボックスを選択します。

    図3-19 権限の選択

    図3-19の説明が続きます
    「図3-19 権限の選択」の説明

    ページの右上隅で「続行」ボタンを探します。

  12. 続行」をクリックします。

    図3-20 「続行」をクリック

    図3-20の説明が続きます
    「図3-20 「続行」をクリック」の説明

    「ロールrole_nameの作成: EMリソース権限」ページが表示されます。「ターゲット権限」表で、ホスト・グループが含まれている行を探します。TimesTenターゲット・グループの行の「ターゲット権限付与の管理」列で、鉛筆ボタンを探します。

  13. ホスト・グループの行の「ターゲット権限付与の管理」列で、鉛筆ボタンをクリックします。

    図3-21 ターゲット権限付与の管理

    図3-21の説明が続きます
    「図3-21 ターゲット権限付与の管理」の説明

    「ロールrole_nameの作成: ターゲット権限」ページがリフレッシュされます。「ターゲット権限」表を探します。

    「ターゲット権限」表には、グループに割り当てることができる使用可能なEnterprise Manager権限がすべて表示されます。Enterprise Manager Cloud Controlには様々な権限がありますが、ホスト操作では次の2つの権限のみが重要です。

    • 表示

      この権限は、Enterprise Managerホストの表示に必要です。

    • コマンドの実行

      この権限は、TimesTenターゲットがオペレーティング・システム・コマンドをホストに対して実行するために必要です。「コマンドの実行」権限は、TimesTenエージェント、TimesTenデータベースおよびTimesTenサーバーの制御と、メモリーに対するTimesTenデータベースのロードおよびアンロードに必要です。

    このロールに割り当てる権限の名前を確認します。

  14. このグループに割り当てる権限の名前を特定する行のチェック・ボックスを選択します。複数の権限を追加する場合は、追加する権限の対応するチェック・ボックスを選択します。

    図3-22 権限の選択

    図3-22の説明が続きます
    「図3-22 権限の選択」の説明

    ページの右下隅で「続行」ボタンを探します。

  15. 続行」をクリックします。

    図3-23 「続行」をクリック

    図3-23の説明が続きます
    「図3-23 「続行」をクリック」の説明

    「ロールrole_nameの作成: ターゲット権限」ページが表示されます。ページの右上隅で「次へ」ボタンを探します。

  16. 「次へ」をクリックします。

    図3-24 「次へ」をクリック

    図3-24の説明が続きます
    「図3-24 「次へ」をクリック」の説明

    「ロールrole_nameの作成: EMリソース権限」ページが表示されます。リソース・タイプ・リストを探します。

  17. リソース・タイプ・リストで、「リソース・タイプ」列で特定された「ジョブ・システム」が含まれている行を探します。「権限付与の管理」列の鉛筆ボタンをクリックします。

    図3-25 鉛筆ボタンをクリック

    図3-25の説明が続きます
    「図3-25 鉛筆ボタンをクリック」の説明

    「ロールrole_nameの作成: 権限の管理: ジョブ・システム」ページが表示されます。「リソース・タイプ権限」表を探します。

  18. 「作成」権限を指定する行のチェック・ボックスを選択します。

    図3-26 チェック・ボックスの選択

    図3-26の説明が続きます
    「図3-26 チェック・ボックスの選択」の説明

    ページの右上隅で「続行」ボタンを探します。

  19. 続行」をクリックします。

    図3-27 「続行」をクリック

    図3-27の説明が続きます
    「図3-27 「続行」をクリック」の説明

    「ロールrole_nameの作成: EMリソース権限」ページが表示されます。ページの右上隅で「次へ」ボタンを探します。

  20. 「次へ」をクリックします。

    図3-28 「次へ」をクリック

    図3-28の説明が続きます
    「図3-28 「次へ」をクリック」の説明

    「ロールrole_nameの作成: 管理者」ページが表示されます。ページの右上隅で「次へ」ボタンを探します。

  21. 「次へ」をクリックします。

    図3-29 「次へ」をクリック

    図3-29の説明が続きます
    「図3-29 「次へ」をクリック」の説明

    「ロールrole_nameの作成: 確認」ページが表示されます。「プロパティ」リージョンで、ロール名が正しいことを確認します。また、正しい権限が「すべてのターゲットに適用可能な権限」表に表示されていることを確認します。ページの右上隅で「終了」ボタンを探します。

  22. 「終了」をクリックします。

    図3-30 「終了」をクリック

    図3-30の説明が続きます
    「図3-30 「終了」をクリック」の説明

    「セキュリティ」の「ロール」ページが表示され、Enterprise Managerロールが正常に作成されたことを示す確認メッセージが表示されます。

    図3-31 ロール作成の確認

    図3-31の説明が続きます
    「図3-31 ロール作成の確認」の説明

Enterprise Managerユーザーを作成する準備ができました。

ユーザーの作成

TimesTenターゲットを管理および表示できるユーザーを作成します。

  1. 「設定」から、「セキュリティ」「管理者」の順に選択します。

    図3-32 「管理者」の選択

    図3-32の説明が続きます
    「図3-32 「管理者」の選択」の説明

    「セキュリティ」の「管理者」ページが表示されます。グループの表の上で「作成」ボタンを探します。

  2. 「作成」をクリックします。

    図3-33 「作成」をクリック

    図3-33の説明が続きます
    「図3-33 「作成」をクリック」の説明

    「管理者の作成: プロパティ」ページが表示されます。Enterprise Managerユーザーのプロパティを入力する準備ができました。最初のプロパティはユーザー名です。

    *「名前」テキスト・フィールドで、ユーザー名を定義します。わかりやすいIDとなる名前を選択します。(たとえば、terryのように指定します。)

  3. *「名前」テキスト・フィールドに、ユーザー名を入力します。

  4. *「パスワード」テキスト・フィールドに、ユーザーのパスワードを入力します。

  5. *「パスワードの確認」テキスト・フィールドに、パスワードを再入力します。

    ページの右上隅で「次へ」ボタンを探します。

  6. 「次へ」をクリックします。

    図3-34 「次へ」をクリック

    図3-34の説明が続きます
    「図3-34 「次へ」をクリック」の説明

    「管理者usernameの作成: ロール」ページが表示されます。ユーザーにロールを割り当てる準備ができました。

  7. 「使用可能なロール」リストで、TimesTenロールが含まれている行を探します。ロール名をダブルクリックします。複数のロールを割り当てる場合は、追加するロールの対応するロール名をダブルクリックします。

    図3-35 ロールの割当

    図3-35の説明が続きます
    「図3-35 ロールの割当」の説明

    ページの右上隅で「次へ」ボタンを探します。

  8. 「次へ」をクリックします。

    図3-36 「次へ」をクリック

    図3-36の説明が続きます
    「図3-36 「次へ」をクリック」の説明

    「管理者usernameの作成: ターゲット権限」ページが表示されます。ページの右上隅で「次へ」ボタンを探します。

  9. 「次へ」をクリックします。

    図3-37 「次へ」をクリック

    図3-37の説明が続きます
    「図3-37 「次へ」をクリック」の説明

    「管理者usernameの作成: EMリソース権限」ページが表示されます。ページの右上隅で「次へ」ボタンを探します。

  10. 「次へ」をクリックします。

    図3-38 「次へ」をクリック

    図3-38の説明が続きます
    「図3-38 「次へ」をクリック」の説明

    「管理者usernameの作成: 確認」ページが表示されます。「プロパティ」リージョンで、ユーザー名が正しいことを確認します。また、正しいロールが「ロール」表に表示されていることを確認します。ページの右上隅で「終了」ボタンを探します。

  11. 「終了」をクリックします。

    図3-39 「終了」をクリック

    図3-39の説明が続きます
    「図3-39 「終了」をクリック」の説明

    「セキュリティ」の「管理者」ページが表示され、Enterprise Managerユーザーが正常に作成されたことを示す確認メッセージが表示されます。

    図3-40 ユーザー作成の確認

    図3-40の説明が続きます
    「図3-40 ユーザー作成の確認」の説明

TimesTenターゲットを表示および管理できるEnterprise Managerユーザーが正常に作成されました。

ユーザーへの優先資格証明の付与

Enterprise Managerでは、SYSMANユーザーでターゲットに対して作成した優先資格証明へのユーザー・アクセスを付与できます。ターゲット優先資格証明は、TimesTenターゲットに対していくつかの操作を実行するために必要です。この項を続行する前に、SYSMANユーザーに優先資格証明を必ず設定しておきます。詳細は、「ターゲットの優先資格証明の設定」を参照してください。

優先資格証明へのユーザー・アクセスを付与するには、Oracle Enterprise Manager Cloud Controlのホーム・ページを開き、SYSMANユーザーとしてログインしている必要があります。

  1. 「設定」メニューから、「セキュリティ」「名前付き資格証明」の順に選択します。

    図3-41 「名前付き資格証明」の選択

    図3-41の説明が続きます
    「図3-41 「名前付き資格証明」の選択」の説明

    「セキュリティ」の「名前付き資格証明」ページが表示されます。「資格証明名」列で資格証明名を探します。

  2. 資格証明名をクリックします。

    図3-42 資格証明名の選択

    図3-42の説明が続きます
    「図3-42 資格証明名の選択」の説明

    ユーザーに優先資格証明を付与する準備ができました。「アクセスの管理」ボタンを探します。

  3. 「アクセスの管理」をクリックします。

    図3-43 「アクセスの管理」をクリック

    図3-43の説明が続きます
    「図3-43 「アクセスの管理」をクリック」の説明

    「セキュリティ」の「アクセスの管理: credential_name」ページが表示されます。「アクセス制御」リージョンで「権限の追加」ボタンを探します。

  4. 「権限の追加」をクリックします。

    図3-44 「権限の追加」をクリック

    図3-44の説明が続きます
    「図3-44 「権限の追加」をクリック」の説明

    「検索と選択 - ロール - Oracle Enterprise Manager」ダイアログが表示されます。

  5. ダイアログで、正しいユーザー名が含まれている行を探します。その行をクリックし、「選択」をクリックします。

    図3-45 ユーザー名の選択

    図3-45の説明が続きます
    「図3-45 ユーザー名の選択」の説明

    「検索と選択 - ロール - Oracle Enterprise Manager」ダイアログが閉じ、「セキュリティ」の「アクセスの管理: credential_name」ページがリフレッシュされます。選択したユーザー名が「アクセス制御」リージョンの表に表示されます。ページの右上隅で「保存」ボタンを探します。

  6. 「保存」をクリックします。

    図3-46 「保存」をクリック

    図3-46の説明が続きます
    「図3-46 「保存」をクリック」の説明

    「セキュリティ」の「名前付き資格証明」ページが表示されます。ユーザーに優先資格証明へのアクセスを追加付与するには、ステップ1-6を繰り返します。

  7. Enterprise Managerユーザー・アカウントで優先資格証明を有効にするには、ユーザー資格証明を使用してEnterprise Managerにログオンします。次に、「ターゲットの優先資格証明の設定」の指示に従い、ステップ6で述べているように既存の名前付き資格証明を割り当てます。

SYSMANユーザー・ターゲットの優先資格証明へのユーザー・アクセスが正常に付与されました。