すべての Sun Ray クライアントには、次の項目を操作するファームウェアモジュールが含まれています。
電源投入時自己診断 (POST)
クライアントの初期設定
認証
キーボード、マウス、およびディスプレイ情報などの低レベルの入出力
顧客の柔軟性およびセキュリティーに対する異なる要件に対応するために、Sun Ray クライアントファームウェアは 2 つの方法で使用されます。
ファームウェアが Sun Ray サーバーの .parms
ファイルによって提供される構成を使用するデフォルトモード。
ファームウェアが Sun Ray クライアントのローカル構成を使用するローカル構成モード (ユーザーは (以前はポップアップ GUI と呼ばれていた) Sun Ray ローカル構成 GUI または構成 GUI と呼ばれるグラフィカルユーザーインタフェース (GUI) ツールを使用して更新できる)。
Sun Ray クライアントのローカル構成値は Sun Ray クライアント初期構成中に最初に確認されるので、このモードではユーザーはローカルレベルで Sun Ray クライアントの動作を個別に構成できます。構成 GUI を Sun Ray クライアントで使用可能にするには、utfwadm コマンドを使用して特別に有効にする必要があります。